2004年01月22日

合併・後日談

去年の暮れ、合併反対の議員主催の下諏訪町での勉強会にお誘いを受けた事がありました
富士見町の運動状況などを話して欲しい。との事で、お話出来るほどの物を自分が持っている訳ではなかったのですが、
「富士見町の中だけで動いていて周りが見えなくなってしまってはいけない。他の市町村から富士見町を見ることも必要かもしれない」と、お受けしました。
でも、参加させていただき、私にとっては本当に貴重な体験となりました。

下諏訪のある地区の公民館。ほとんどの参加者が女性でした。
6市町村合併の問題点などの話の後、富士見での合併に付いての話を求められました。
私は「!ちょっと待てヤイこの合併ネットワーク」の立ち上げの話
「合併反対」と、運動しているのが、いわゆるよそ者が多く、なかなか地元の皆さんを巻き込めない事。
皆さんの関心がイマイチ、薄いような気がする。事などをお話しました。
その後で、自由に質問や意見の時間になりました。
そこで出された意見が、私には感動的だったのです。

「私たちは、今、『合併するかしないか』右に行くのか左に行くのか?って選択を迫られているような気がしてるけど、違う気がする。
本当は今までのままでいいのか?合併に一歩踏み出すのか?の選択で、迷っていて分からないんだったら、踏み出さなくってもいいんじゃないかと思う」
「前は下諏訪の役場って言うと評判が悪くって恥ずかしかった。でも、高橋さんが町長になって、『おいでなして町長室』が始まって役場が変ったわよね。」
「気軽に町長と話が出来るようになったし、町長と話していて、すぐにできるような事だと、課長を呼んで対応してくれたりするし・・・」
「そう、町づくり100人委員会に入ってるんだけど、みんなで町を変えようって言う風が吹いていると思う。今、せっかく吹いている風を合併で止めたくないよね。」

なんと!なんと! こんな言い方は失礼なのですが、普通のおばさんたちが、
「町長が変って町が変った。役場も変った」
「町が変ろうと風が吹いている今、何とかこのままの下諏訪町でやって行きたい」
と、自分たちの町の事を自分たちでも変えて行こう!と話していらっしゃるのです。
恐らく、このように感じていらっしゃるのはその場にいらっしゃった方たちだけではないでしょう。
この日は「でも、高橋さんが町長になったお陰で・・・」と言う 後ろ向きの話は出てこなかったのですが、当然そんな意見の方もいらっしゃるでしょうね。
ただ、普通の奥さんたちが
「自分たちの町に今、風が吹いている」
「この、下諏訪の町を何とか活性させたい」
と、真剣に話されている姿は、私には感動的でもありうらやましくもありました。

そうだ、私はこんな会を富士見町でたくさん持つ事が一番の目標だった。と、改めて足元を見つめ直す機会になりました。
ついつい、なにか目標に向かっている時、夢中になってしまうのですが、時々我に立ち返り客観的に見つめ直す事が必要だった。と、反省させられた会でした。

貼り主: chiyoko 日時: 08:31 | Comments (0)

2004年01月21日

住民投票に向け『合併』に迷っている人向けに作ったチラシ

町民の皆さんの反応を見ても、「迷っている」「分からない」方が本当に多いと感じました。
「もし、分からない、迷っている」なら、それは合併に踏み切るだけの理由がないと言う事ではないですか?と訴えようと考えました。

 「・・・もしあなたが迷っているなら合併反対に○」
 迷っているのに結婚しないよね。
  急がなくってもいいんじゃない?
  ゆっくりじっくり考えようよ!
 

そして裏面にいろんな方の意見を寄せ書き風に載せました。

★富士見町は、湖周の自治体とはやっぱり違う。かけがえのない農村地帯の里山は日本の宝。可能性が詰まった地域を次の世代に譲りたい。(小林 市子)

★たった15年先しか考えない利己的集団に 
これからの富士見町の未来を手渡してはいけない。
(M.I)                    
★1/2プラスワンの法則 
力が均衡した時、あなたの選択が富士見町の末来を決めるのです。住民投票に行きましょう!(青沼武宏)

★役場の駐車場で同級生らしい乙事と立沢の人が立ち話をしていた。「合併反対の声をおらの部落や新聞、テレビ、あっちこっちで耳にするがおめえはどっちだ。おらあ、ずーと富士見がいいなあ」「おらもそう思うようになってきた。合併必要ねえもん。」
「『役場のえらい衆も合併しなきゃーとえらいむきになっているようだが、おらとーがうなずける町づくりを頼みていもんだなー!』と、家の孫がよく云うが、いろいろ云っても残すべきもんは残さなきゃ!!」  その通り。それが住民自治だ!                      
(平出 奉行)

★ますます、高齢化社会になるよね。その為にも富士見町は自律していた方が、よりきめ細かなことが出来るし、富士見町くらいの大きさが丁度いいよね。一人当たりの交付税も自律の方が多いし、
だから合併反対。     (山近 一代)   

★今すぐに合併しなくても良いのでは?乗り遅れたら、今度は「吸収」だと言っても、今回だって事実上「吸収合併」だし、借金だって、よそは富士見以上ある。それに富士見こそが6市町村合併の目玉商品だ。今回加わらなくても、幸か不幸かラブコールが止むわけではなかろう。取り返しのつかない事になる前に、やっぱりもう一度、富士見の町民にとってのメリットを考えるべきだと思う。                    (S.H)

★ナンバーワンよりオンリーワン!
日本に冠たる富士見の花を咲かせましょう
「あなたの力が欲しい!」と言う、
町の声が聞こえませんか? (和田 可澄)

★富士見町を売ってしまって何をしようとするのですか? 先ずは住民投票であなたの意思を示しましょう!           (KAZUSA))

★「分権型合併」と言うのは、本当は「分業型合併」。  町長も議会もない合併後の富士見町は何の権限もなくなる。        (織田 邦子)                   

★町の説明がこれだけ偏っていいんだろうか?合併推進一色の町側が都合の悪い話を避けたいのは当然だが、公平な情報提供をせずに「はい、判断してください」とはちっと虫が良すぎる気がする。キツネにつままれた気がしている町民は多いのでは?
(H.A)

★日本中を合併によって「市」にして町村を切り捨てる事は、日本の土台である食糧生産の場をなくす事。
(池上洋道氏 講演より)

★「分権合併」とは首長と議会を捨てる事(T.O)

★町長は合併しなければ数年後の財政が厳しくなると言っています。しかし、合併すれば、一人当たりの地方交付税はさらに減らされ、合併しても財政の苦しさは同じです。また諏訪湖周辺と、富士見町では、暮らしも環境も違います。合併しなければ議員は千人に一人、合併すれば議員は五千人に一人、私たちの声が届きにくくなります。また諏訪湖周辺については理解できる議員が多く、富士見町について理解できる議員は少なくなるでしょう。信濃境駅前から薬局まで消えたように、合併すれば、富士見町が寂れないという保障はありません。     (名取 武一)

★住民一人当たりの税収は、富士見町が諏訪6市町村で最高額です。「合併」で財政が豊かにはなりません。富士見町の良いところをさらに発展させるには、
「合併」よりも「自立」が大切です。
(大橋 利彦)

★自分たちで富士見町をいい町にしていきたい。
大きな市より小さな町の方が住民の声が届きやすい。だから、合併反対。  (石井 慎太郎)


★国のおしきせでなく、自分たちで考えたい。
合併するのも、しないのも、今きめるのでなく、
今から考えたい。だから、今は合併反対(S.H)

★市町村合併の賛成か反対かは、住民投票の一票が決めること。
 投票の結果が例え一票差であっても二分の一以上になればそれを尊重する。絶対多数の三分の二に強引に持っていこうとするやり方では住民投票に行く人は反対する人だけで賛成の人は結果が分かっているのでいく必要がない。もっともっと議論が必要。
26回行われた懇談会の参加者が約950名、町内世帯の18%と言う低調の原因は一体何か。それは町長の賛成の意思表示が早過ぎ、住民を白けさせた結果と私は思う。町当局の判断を聞きたい。
                   (小池 一市)

★自分たちの町のことを決める権利を手放してはいけない。でも、何よりも大切な事は「私たちの町の将来を私たちで決めること」そして、その結果を尊重してみんなで力を合わせて町づくりをしていく事!
みんなで住民投票に行こう!それが住民自治のはじまり!(エンジェル千代子)

★「分権型だから合併に賛成した」と町長がずっと言っているので、やっぱり反対するしかないと思う。だって、「分権型」は合併に矛盾した変な発想で、長生きするはずがないし、「分権型じゃなければ賛成できない」とは、要するに富士見町の町民にとってこの合併にはメリットよりも、デメリットの方が大きいと言うわけですね。だったら、反対するのが富士見町の町民としての責任だと思う。
                 (ジェルミ・エンジェル )
 
★新市全体で議員の定員が38人となり、富士見からは2人ほどしか出られません。
農家、酪農家の皆さん、主な産業が農業、酪農の所は富士見、原だけです。都市部に乳牛はいません。2対36の議会に生活、生命を任せられますか。誰が農家、酪農家の声を聞いてくれるのでしょうか。なお原村はそこをよく分かっているので、合併に加わらないでしょう。
ほんとうにいいのですか。農業を知らない議員だけになっても。               (小林 光)

★「がっぺーがっぺーと騒いでいれば 
ガッポと儲かるやつがいる ペケペン♪」
(byしもだいら)

貼り主: chiyoko 日時: 10:10 | Comments (0)

住民投票に向け若者向けに出したチラシです。

住民投票の投票資格を18才からにした事に意味があると思います。若者にも是非、興味を持って自分の判断で登用して欲しいと思いました。
富士見町の若者の知り合いに頼み、メールで携帯とPCに意見を寄せてもらいました。
その意見を紹介して同じ世代の若者にも興味を持ってもらいためにチラシを作りました。
本当は「賛成」「反対」と、同じくらいのバランスの取れたチラシにしたかったのですが、集まったメールも少なかったので、そのまま全部を載せることにしました。

12月7日は合併についての住民投票です。
君たちも有権者!
『行くよね!投票』
《若者の意見を聞いてみました。》
君はどう思う?

メールで意見を寄せてくれました。そのまま紹介します。

★反対ですよ。合併したら富士見や原村には多く自然があるんだけとそれがどんどん切り開かれて都市化していくんじゃないかと思う。諏訪湖周辺にはもう開発する土地が無いから。多くの自然の中で育ってきたから自然が好きだし、そういった中にいるととても落ち着くことのできるとこなので、そういう自然がなくなってほしくない。原村は独立していこうというのが強いから富士見町もなんとかしていけるんじゃないかと思う。他のとこの合併した後の事を聞いても悪くなった例のほうが多いと思う。(18才)

★反対ですね!自分の生まれた町の名前じゃなくなるかもしれないから(18)

★賛成。(18才)

★イマイチ勉強不足で今は大した理由も、意見も言えないけど、心情的には反対です。
やっぱり今個々で独立して運営してるそれぞれの地域を一つにされるっていうのは…どうも必要性があるように思えなくて。
一番の理由は、メリットを感じ取ることが出来ないからです。つまり、合併事態に意味がないと思っているからです。お金がないから合併をする。次にお金がなくなったら、また合併でもする気なんでしょうかね。「今度は松本だ。」とか言いながら。冗談はさておき、合併特例債を利用することで、果たして、諏訪圏が生き残っていくために必要な新たな事業等を立ち上げていく事ができるでしょうか?現状維持のままではいずれ底を尽きます。それでは元の木阿弥です。
 福祉の向上、公共機関,施設等のサービスの向上が言われていますが、明確な(または見通しの)数字を出していないですよね。「一部向上だが、全てを向上することは出来ないであろう。」程度に意見をまとめていますが、まだ足りないです。ある程度は予想出来るはずですから、それを出していかないと。合併はこれからにとって重要な事柄ですから、多分~きっと~などと曖昧な説明では納得いきません。
 分権型の合併についてふれたいと思います。方針としては、細かいところは地域で解決、大きいところは全員で解決。といったところでしょうか。ここで問題になるのもやはりお金でしょう。地域ごとの問題を各々で解決できるような費用があれば、そもそも合併をする必要がありません。それができないからこそ、合併するんですから。
しかし、財布は一つです。みんなが一つの財布から、やれこっちで足りないで使うだ~こっちはあれが足りないだー。という事態にきっとなるでしょう。  そのうち苦しくなってきて、少数意見は除外され始めるでしょう。すると富士見、原など人数でかなうはずもありません。となると、解決策は、各市町村から代表を3名程度出し(無作為抽出)、議論する以外にないと思います。そんな解決策
が町から提案されていますか?そんなことにはならない程度のことしか言っていないでしょう。
 そもそも、解決策は考えればたくさんあるはずなのに、安易に合併に走る町が信用できません。思慮に欠けていると思います。町長曰く色々考えた結果だそうですが、解決策を本当に考えていたのでしょうか?提示してきた解決策が全てダメだったらもしくは住民に拒否されたら)、合併の道をとる以外に方法はないでしょう。しかし、なんらアクションは起こしていない。したがって、初めから合併しか頭になかったということです。よって、町長も信用できませんね。(19才)

★どちらといえば賛成。地方財政が良くなるならね。(18才)

★しなくていい。合併してもお偉いさんだけが得をして、俺たちふつうの市民はむしろ市のサービスが悪くなるから(18才)

★それぞれにいいところがあるし、今のままがいいから、反対です!(18才)

★ぇ…合併してもいいと思いますが。少しは活気着くかもね!(19才)

★おれはんたい~(18才)

★どちらかと言うと反対。理由はやっぱり自分の育った町だから愛着があるというか、名前やなんかが変わるのは嫌だから。 反対しきれない理由は、合併することで予算が増えて、福祉やその他サービスが今より充実するのではないか?と思うから。                   
           
★反対。 今まで生まれ育ってきたこの町の名前が変わってしまうのには、抵抗を感じます。合併した場合、今まで通りに行かないものなのか・・・という不安を持っています。なぜ合併などするのかも、学生である僕には全くわかりません。合併したらどうなるの?そんな気分です。何かの利益があるなら教えてもらいたいです。(19才)

★反対。境駅からの電車は、一時間に一本。富士見に不便は感じるけど、苦にはならない。(18才)

★離れて暮らしていると、ここの田んぼが懐かしくなる。富士見は暮らすのにやさしい町だと思う。今のままの富士見であって欲しい。だから反対。(20才)

★合併の話しですが、反対です!専門の友達で千葉人の子がいるんだけど町が合併しちゃって、淋しいって言ってたのを聞いて、やっぱり自分の町がなくなるのはイヤだなぁ~って思いました〓それに、合併した事によって富士見の借金の問題とか、他の地域に迷惑だし合併してもうまくいくのか〓ってかなり疑問〓実際、富士見には戻らないし戻らない奴が何言ってんだって感なんですけど、淋しいもんはさみしい〓って思うのです〓(19才)


お隣の「原村」の若者の意見も参考に・・・

★ 合併するにしてもしないにしてもどっちにもデメリットはある。どっちにしたってデメリットがあるなら原村は原村のままで原村と言うブランドを大切にしていきたい。原村は、小さいから皆で話会いもできるし、助け合いもできる。すっごい暖かくてそんな原村を誇りに思う。大学で村から出ても、自分にはそんな誇れる故郷があるということが凄く嬉しい。もし、今後原村が合併して諏訪の一部みたいな地域になったら今のような気持ちで原村を誇れるか自信がない。残念ながら地域愛は薄れてしまうと思う。

☆ Subject: 合併賛成します。・・・・
私は合併賛成です。 これからの時代、小さな村だけでは何もできないと思います。村だけでやっていこうとしても、住民税は上がり、諏訪広域連合からのけ者にされ、とても住みにくい所になってしまいます。過疎化になりかねません。今はとても良い村です。福祉はどこにも負けません。ですが、十年先、二十年先も、このまま永遠に長続きするのでしょうか。私は詳しい事はわかりませんが、少なくとも今の村政には期待できません。将来の事を真剣に考えると、やはり合併しなければならないと思います。目先の事よりも、長い目でみれば、必然的


☆彡 合併の事、一つ考えてもいろんな見方が出来るよね。
正直に言って「合併したらこうなる」「合併しなかったらこうなる」なんて確実な事は誰にもいえない。
だからこそ、みんなで考えて決める事が大切なんじゃない?
君たちが生きる時代の、君たちの町の将来の事だから・・・

貼り主: chiyoko 日時: 10:08 | Comments (0)

2004年01月19日

富士見町の合併を問う住民投票について

住民投票までは『合併』で頭が一杯。
住民投票が終わると今度は12月の定例議会。一般質問
議会が終了後、冬休みを頂き家族旅行。旅行から帰るなりひどい風邪で寝込みました。
と、言うわけでホームページからすっかりご無沙汰してしまっていたので、すこしずづ書き込んで行きたいと思います。

富士見町の将来を決める「6市町村合併に反対する」と言う目的のため、私たちは「ちょっと待てヤイ! この合併ネットワーク」をを立ち上げ、活動をしてきました。

「6市町村合併に反対」でもそれぞれ思いは違います。あくまでも富士見町の自律を目指す人、茅野・原・富士見の合併を目指している人、等・・・。でも、せめて「6市町村合併に反対」と言うことでは目的を一つに行動して行こう。
個人ですでにチラシを作って配っている人もいましたし、共産党のように組織を持っているところもあります。
それぞれの活動は続けながら、ネットとして共通して活動できる部分、或いは誰かの活動の呼びかけに賛同できる人は協力してやって行こう。と言う事でネットに位置づけは決まりました。
ネットとしても3回ほど新聞折込でチラシを入れたのですが、チラシ一つ作るにも、「どんな内容にすれば読んでもらえるのか?」「いや、詳しく書いても読んでもらえない。心に訴えるよう内容にしよう」
いろいろな思いや意見があるので、まとめるのは大変な作業でした。

こんな事で人の心が動かせるんだろうか・・・?
疑問に思いつつ、「それでも何かしなくちゃ!」と、もう二度とやらない!と誓って
いた選挙カーも出したし、街頭に立って手を振る事もしてきました。
疑問に思いながらも、選挙カーで走っていて、手を振ったり○のサインを出して下さる方がいると「やっぱりやるしかない!」と、背中を後押されている気がしました。

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日を追うごとに反応はあったものの、それでも私たちの目標は「最低住民投票を成功させて、有効投票の過半数を取る」と言う事でした。

 12月7日住民投票の当日、夜 主人や仲間と共に会場に行って、開票作業を見学していました。
各会場から持ち込まれた投票箱の中身を机の上に開け、不在投票の分も一緒にして混ぜます。
それから、「反対」「賛成」に分け、プラスッチクのかごに入れ、それをある程度の束にして,ずらりと並ぶ職員に何重にも確認が繰り返されます。
その「ある程度,束にされる時」にどちらが多いのか一生懸命見ているのですが、「反対」が多いような気がします。
でも、それが確かにそうなのではなく、望んでいるからそう見えるのかもしれない。「反対票が50%は超えたかもしれない」と言う思いはあったのですが、それでもままさか町長を拘束する「3分の2」を超えたとはみじんも考えていませんでした。
結果を聞いた時は信じられず、頭の中が空白状態でした。

まさかの結果。
開票当日はあまりのうれしさに「万歳」でしたが・・・
翌日の長野日報の写真は顰蹙もんだったので、ここで載せるのは止めておきます。

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☆彡 今回の住民投票は18才からと永住外国人にも投票権を与えられました。
いつも「ちゃんと税金は払ってるし、せめて町の選挙権くらいは欲しい!」
と、言っている主人も始めて投票権を得た訳です。
その、記念すべき瞬間です。

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貼り主: chiyoko 日時: 22:06 | Comments (0)

2003年12月10日

富士見町の6市町村合併の賛否を問う住民投票の結果

12月7日 諏訪6市町村の賛否を問う住民投票が富士見町で行われました。
その結果です。

賛成 2、805(32.64%)
反対 5,790(67.36%)
 無効93票。  有資格者12,924人。  投票率67.22%

これは富士見町の条例で規定した
「町長が住民の意思を尊重する有効投票数の3分の2」を上回りました。
この結果を受けて矢嶋町長は諏訪6市町村合併に「参加しない」と表明しました。
「合併に踏み切る」と表明した町長を“拘束”する事になり、町長は議会に「法定合併協に進む」と言う提案を出来なくなりました。
これで、事実上「6市町村合併」はなくなりました。


同じく住民投票の行われた下諏訪町では
賛成6,202(57.98%)
反対4,495(42.02%)
 無効124票。 有資格者19、491人。 投票率55,51%

町長が尊重する基準としている「3分の2」には満たなかった場合、自らの判断で法定合併協議会設置を議会に諮るとしていましたが、高橋町長は「結果を吟味して決定する」と、今後の明言は避けています。

貼り主: chiyoko 日時: 09:33 | Comments (0)

2003年11月25日

原村の若者たち

原村の知り合いからメールが届きました。

若者たちの声。本当に感動モノです。
ぜひ、ご覧下さい。

『原村の原村合併のアンケートに先駆け若者のメールアンケート実施しました。
驚く事に全ての方が賛成 あるいは反対と自からの考え述べてくれた事です。
HPに載せましたので是非見てください。
下記アドレスにてご覧ください。
http://www.yatsugatake.com/seeds/

貼り主: chiyoko 日時: 15:00 | Comments (0)

2003年11月14日

11月13日・合併についての住民懇談会・神戸

地区を回る懇談会の最終日もあってか、40人に近い参加者がありました。
質問も活発に出され、みなさんの関心の高さが伺えました。

Q:住民投票の結果、反対が2/3を超えると町長を拘束すると言うのはどう言うことか?
A:「法定合併協に進む」と言う議案を議会に提案できなくなる、と言う事。
Q:提案できなくなると、その後はどんな経過になるのか?
A:何も起こらない。
Q:静かに消えてしまうと言う事か?
A:町長から発議する事は出来ない。

Q:18才以上今回新たに投票できる人はどのくらいいるのか?
A:18才~20才  527人   外国人が27人で あわせて554人

Q:何回聞いてもなぜ今合併なのか分からない。
  分権型合併と言うが、今がいい形の分権型合併じゃないのか?
  広域もうまく言っていると思う。国が進めている分権型の考えを諏訪は先取りしてやっていると思う。
  なぜ今、合併なのか 納得させて欲しい。
A:答を持ち合わせていない。
  今、連合を組んで、それぞれの事業所を持ってやっている。連合とは統一したものではない。
  毎月一回の組長会が行われるがなかなか形になっていかない。
  いろいろ意見が尊重されると言う事もあるが一つの組織体ではないので思ったようには行かない。

Q:①広域行政が今までうまく行っているのか?
   6市町村合併した時にどのようにしたらいいとか、今までの評価、或いは合併した時の課題は何か?
  ②10年くらいをめどに特例債を使って新市庁舎を建てると言っているが、箱物行政になってしまうのではないか?
   それよりもどこかの庁舎を使った方が効率的じゃないのか?特例債を箱物ではなく、人間として暖かい行政のために使ったらどうか?
A:①広域連合では責任の所在がはっきりしない。迅速性に欠ける。
   合併すると一つの組織になるので、うまく行く。
Q:今まで、責任問題が生じるような事はなかったのか?
A:ボツボツできる所からやってきたと言うこと。
Q:やりようによっては出来る、と言う事?
A:広域で行って入るのは行政の中の一部のについてのみ。行政にはたくさんの仕事がある。
Q:②特例債は新たな借金。10年間他のところを借りるんだったらそのままでいいんじゃないか?と言う人もいるだろう。
  今までは要らないものも作ってきた。そのことが合併の要因にもなっている。中央の庁舎はぜひ必要なもの。

Q:原、茅野、富士見は農業の町。農業委員は人口割で決めるようにして欲しい。
A:考えとして人数割りでは行かない。もともと40人は耕地面積で決めている。これからもそのようになると思う。

Q:先日、原村に田中知事が来て話を聞きに行った。
 「行政のスリム化と言っているが、今は『いい机を買ってくれたら勉強します』と言っているようなもの」とか
 「狼少年は『合併しないと、交付税は減らされます』と言っている」
 「合併すれば、町村は『骨粗しょう症』になる」
 「できうる限り、合併はしない方がいい」と言っていた。
 町長は「国が怖い」と言っていたが知事は後三年したら換わるかもしれないが、知事の行っている事についてどう考えるか?
A:知事の発言を無視もしない。総務省と知事の上下関係についてはコメントしない。
 住基ネットの時も総務省はヤレ!と言って知事はやらなくていいと言った。
 独自の考えをお持ちで共感できる部分もある。しかし知事の言うこと全部に両手を叩くものではない。 
 言われた事の中で責任者として選ばれた者として、一番現実性のある方向に手を染めたい。

Q:任協の資料の中に「・・・高度なサービスを受けられるようになる」、と書いてあるが富士見の住民は今、高度なサービスを受けていないと言う事か?
A:そうは言っていない。小さな町はいろいろな仕事をあわせてやっていると言う事。
Q:富士見のような所の職員はあらゆる仕事を出来るようになる。多能効果こそ今の社会のニーズに合っている。
A:きわめて専門的な分野については出来ない、と言う事。

Q:職員の人数を減らせばいいように聞こえるが、富士見町民が全部役場の職員になるのが一番いいんじゃないか?
A:雇用が減ると、減った分は皆さんの負担が減ると言う事。役場の職員の給料は地域の人が背負っている。
 これからどんな町づくりをするのか、最低の枠組みだけは残して行く。その中にどんな暮らしを入れて行くのかはそこに住む人たちが決めていくことが大切。

Q:茅野市では景気が悪いのに建物を作っている。合併するのにマイナスを増やしているのではないか?
A:富士見町でもやっている。茅野市も10年計画でやってきた事。それがたまたま今になった。 
 富士見町も町民にぜひ、必要だからやっている事

Q:分権型と議会の関係は?
 将来のリーダーが分権型を否定したらどうなるのか?枠組みを作っておいてもそれが守られるのか?
 分権が実際どんな機能を持つのか?
A:それぞれ今の役場が執行機関として残る。決議機関は議会。
Q:将来、人数の多い所が分権型の力を有利に使おうと思えば、より集中的に力を注ぐ事が可能になるんじゃないのか・
A:可能になる。
Q:分権型が生まれた過程でどのような議論がされてきたのか?
A:議論をしてきた一人として、その事がなされなければ合併しても仕方ない。
 強力なリーダーが現れた時に崩れる可能性はある。しかし、地域に差の付くような政治をしたら今の形は残っていないだろう。そう言う人をリーダーに選ばないで下さい。
Q:それは地域が小さいから見えるんじゃないか?そんな事の分かるような人はリーダーにはならない。
A:そう偏った事は出来ないだろう。今までの議論の中でも強いのもが勝つと言う事はなかった。大きい市の言うことが通るかと言うと逆で、小さい所の言うことの方が通ってきた。
 信用してもらわないと先に進めない。
Q:それは51人の中ではできるかも知れない。
 一般的には議論の過程は分からない。決まった事として数字だけが出てくる。
 町長はその点、どう考えるか?
A:大丈夫だと思う。諏訪の人が突っ走るのを食い止められると考えている。

Q:金の使い道として、具体的に予算付けするのにどのようなステップを踏むのか?
A:当面の基礎となるのは今までの実績だろう。向上的なものに使われているものだろう。
Q:「富士見町には総額このくらいの予算」と言う風に決まってくるのか?
A:それはしないと思う。一つ一つの事業を積み重ねていく事になると思う。それを本庁に申請して最終的には議会の議決。
Q:審議会との関係は?
A:審議会は直接中央とは接しない。審議会は住民から上がる地域の課題を、どれを要望するかを決める所になると思う。
 予算を決まるような所ではない。
Q:事業を実現する為には予算が必要じゃないか?
A:行政の予算の方向付けは組長がする。

Q:今の合併論議のベースにあるのは経済。まちづくりは工業的発想にある。でも、そんな考え方はもう行き詰っている。
 今までの価値感にすがりつくのは時代に逆行している。前回の合併の話が流産したのは富士見は富士見で行くと言ういい判断で先見性があった。
 富士見町には自給自足の循環型の町づくりのできる可能性がある。富士見が循環型町づくりのモデルとなるいいチャンスじゃないか?

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☆彡今日で各部落を回る住民懇談会が最後だったせいか、私が参加した懇談会の中では一番活発な意見や質問が多くの方から出されました。
 どの会場でもこのくらい活発な意見交換が出来ていたらよかったのですが・・・

貼り主: chiyoko 日時: 08:45 | Comments (0)

2003年11月13日

私が合併に反対する理由

8月に私の広報紙を新聞折込で出した時に「私は6市町村合併に反対です」と、私の考えをお知らせしました。
基本的な考えは変っていませんが、あれから任意協議会での協議も進み、「分権型合併」も打ち出されてきました。
最近考えている事を少し整理して行こうと思います。

分権型合併について 
★町長が合併に踏み切ると判断した重要な理由であるように諏訪6市町村合併の特徴で『売り』でもあります。
 合併しても地域解決型の司令塔があることはとても大切な事です。
 でも、究極の分権型とは合併しない事ではありませんか?
 「地域局まで残して合併するのなら合併しなくってもいいんじゃないの?」と思うのは私だけではないようです。懇談会でも何人かの方から同じような意見が出されていました。
★地域局にどの程度の権限を残すのか?これから法定合併協議会で詳しく決められていくと言っています。
 でも、新しく合併して「諏訪市」となれば、その決定機関は新市の議会です。そこで大切にされるのは新市全体の一体感であるとか「新市」としての利益です。
 もし、合併するなら私もそうでなければならないと思います。
 勿論、今 議論なされている事がすべて信じられないと言うつもりはありません。 でも、将来の事は その時の人々が責任を持って決めていくことです。
 当然、現在の考え方が何時までも続くものではないでしょう。
 「地域局は半永久的に残る」と言っても、その形であるとか、或いはその存在そのものも 判断するのはその時代の人たちだと言う事です。
 その事をきちっと分かった上でそれでも尚、「合併」なのでしょうか?

合併しなかったら富士見町は本当にやって行けないの?
★住民懇談会で町長がこんな話をされた事があります。
「私が町長として出た時に 他の首長に言われました。『いやぁ~ 大変な時に出てきたな。昔はお金が使えて面白くて仕方なかった』」
 行政もお金のあった時はいろいろな事業に自由に使えて、財政が肥大化してしまったのですね。
 その為に「合併」と言われていますが、合併しない方が真剣に見つめ直すチャンスとなるのではないでしょうか?
 「小さくても輝く自治体フォーラム」でもご紹介したように 今、自律を決めた自治体では本当に細かな事業、一つ一つを見つめ直す作業が進められています。
 もし、富士見町でも町長が「自律」を選択し、町の職員に 現在より20或いは30%減の財政シミュレーションを作るように指示したとしたら・・・?
 私はその作業を今、する事が大切だと思います。
★「合併しないとやって行けなくなる」この言葉には本当に不安をあおられます。
 この言葉に対抗できるようなインパクトのある言葉はないものかと随分考えたのですが見つかりません。
 でも、私には行政が「やって行けなくなる」と言う事がどう言うことなのか良く分からないのです。
 町長も「国にお金がなくなるので我慢するかお金を余計に出すか選択は2つしかない」と説明なさいます。
 話がお上手で、この前の懇談会ではこんな風におっしゃっていました。
 「昔は食べ物がなくてオレも苦労した。人間食い物を食えないと体にぼつぼつが出来てくるんだね」(^_^;?
 ・・・だからって合併しなかったらぼつぼつが出来るほど食べるのを我慢しなくちゃいけないわけじゃありませんよね。
 
 私が「富士見町が好きだ」と言うと「たかだか12年ここに住んだくらいで偉そうなことを言うな」と、お叱りを受ける事もあります。 
 ・・・犬の散歩に良く行く先達の林の中に、美しい水の流れがあります。それが我が部落の先人たちが葛窪から池袋まで水を引くために作ったものだと知った時は全身鳥肌が立つ思いでした。
 武藤盈さんの写真を拝見しても、つい40年前の暮らしの厳しさが伺えます。でも、どの写真もあたたかく、笑顔があふれているのはなぜでしょうか?
 皆さんが苦労して築き上げてきた富士見だからこそ、私はこの富士見町を大切にしたいと思います。
 「よそから来たものに・・」は十分真摯に受け止めますが、よそから来たからこそ、地元の方が気が付かないここのよさが見えると言う事もあると思うのです。

特例債
★これって本当においしい話ですよね。
 でも、町長も言っているように「借金には変わりなく、なるべく使わない方がいい。使うとしたら新市の新しい本部の庁舎を建てるときのように前向きに使う」
 もともと国の財政が厳しく、それが合併の理由の一つです。なのに合併したところがみんなで特例債を使ったら、余計に国の財政を圧迫する事になりませんか?
 しかも、ある勉強会で「利子などを考えると結局50%ほど返さなければならない」と試算なさっていました。30%と50%では随分違います。
 「なるべく使わない方がいい」と言っても結局は使いますよね。実際、新庁舎建設には使うと言っています。 
 合併しておいしい話は10~15年。その後はその時代の人たちが決めること。って言うのは 私には無責任に聞こえるのですが・・・


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(2003年8月3日発行の第1号議員活動広報より)

先日、合併をめぐる講演会で「結婚相手の悪口は決して言ってはならない」と言っていました。その通り! ただ、結婚する相手がどんな人なのか、結婚して幸せになれるのか、そもそも自分は結婚したいのか、見極めることが今、大切です。なぜ“6市町村”と言う枠組みなのか?「時間がない」と急いで決めてしまっていいのでしょうか?

理由①富士見町の自然と文化が好きだから!  
私は千葉市の出身ですが、もし千葉で合併の話があっても反対はしなかったと思います。この富士見町だからこそ、今回の話をきちんと受け止め判断したいと思います。富士見町には他の地区ではすでに失われてしまった豊かな自然、伝統文化がまだたくさん残っています。私たちはその財産を,今後いかに後世に伝えるべきなのか。そんな町づくりの議論がなされるために、この合併問題は本当にいいチャンスだと思っています。合併推進の背景には、都市部で票の取れない政治的な判断があるとも言われています。これからの日本、農山村を大切にしていかなければならないはずです。今回、その事が話題に上っているでしょうか。富士見町の将来には明るい夢がたくさん抱けると思います。この先、いずれにしろ財政は厳しいのです。
この町の将来を決める権限は残したいものです。

理由②小さな町のフットワークのよさを大切にしたいから!
合併してもきめ細やかなサービスを提供するため、地域局が設置されると言われていますが、10年、15年後はどうなるのでしょうか? 45年前の富士見町合併の際に最初はどう言う約束だったのかと言う事を考えれば、分かると思います。
任意協議会では、サービスは一番高い所に、料金は低い所にすり合わせ作業が進んでいます。でも、もともと財政のきびしい中、本当にそんな事ができるのでしょうか。実際、議員で視察に行った岐阜の東濃西部合併協議会では、「サービスは落とさないように、しかし、料金を一番低い所にするには無理がある。合併後、料金を上げれば市民を裏切る事になる」と言っていました。その時になって反対しても大方の事は手遅れでしょう。
それよりも小さな単位だからできることを大切にしたい。情報公開制度など、今までも小さな自治体が独創的な発想を全国に向けて発信してきました。合併しなくても、広域ですべき事は、広域で進める事は可能です。

理由③合併しても財政問題の解決にはならないから(ピンチをチャンスに!)
富士見町にはパノラマの大きな借金があります。でも、本来、自分たちのつけは自分たちで払うべきです。スキー場のために富士見町をなくしてしまっていいのでしょうか。確かに合併後15年ほどは特例措置で一息つけるかもしれません。でも特例債で借金が返せる訳ではないのです。特例債は新市建設計画の為に借りられるお金で、何に使えるかは細かく決まっています。特例債と言う飴のために新しい箱物を作り、新しい借金を作る事になるのではないでしょうか。しかも、合併すれば大きな市となり、作る箱物も大きくなります。地元の業者が潤うならともかく、結局大きな業者に仕事を持っていかれたという話を耳にします。合併は現在の財政問題の先送りと新しい借金をつくる事になるのではないでしょうか。借金を持ち寄って合併しても借金はなくなりません。

一番言いたい事
私は6市町村合併には反対です。でも、だからと言って賛成の意見を否定するつもりはありません。賛成の意見を聞いていて「おっしゃる通り!」と思うこともたくさんあります。
同じ“合併”について考えても、価値観や信念が違うのですから出てくる結論も違うはずです。でも、富士見町を愛する気持の強さに変りはないと思います。決して感情的にならずに大人としての議論を深めて行く事が大切だと思うのです。
 みなさんもどうか合併に関心を持ってください。そして、賛成でも反対でも自分の意見をもって住民投票に臨んでください。それが自分たちの決めた事に責任を持ち、失敗しても決して他人のせいにしない大人の選択ではないでしょうか?

あまりにも大きく、なかなか分かりにくい合併の話ですが、町でも「出前講座」と言う啓蒙事業をやっています。五人くらい集まれば「こんな事について説明して」とか「初歩から教えて」でもOKです。小さな集まりで、お茶のみ感覚で呼んでみられてはいかがですか?
この合併問題に関わらずこれからは住民参加の町づくりが大切になって来ます。住民からの発案や役場と一緒にまちづくりに積極的に参加して行くことが大切だと思います。
私もできる限り、皆さんにそんな機会を提供していきたいと思っています。

貼り主: chiyoko 日時: 09:59 | Comments (0)

2003年11月12日

合併についての地区懇談会・原の茶屋

11月10日は、松目集落センターと原の茶屋公民館の2会場で懇談会がありました。
町長は最初松目集落センターに出席していたので原の茶屋公民館では 町長の到着まで、企画の課長が質問を受けてくれました。
雨の降る中でしたが、原の茶屋公民館では23人の出席がありました。
今までとちょっと違うかな、と思われるものをまとめてみました。 

町長が来る前の質疑応答
Q:地域助役と呼ばれる人はどのように選出するのか?
A:今考えられているのは特別職。はっきりと決定していないが町の助役、収入役と同じ。議会の同意を得て選任する。
Q:そうすると、ある程度富士見の事が分かっている人を選任してもらわないと困る。
A:当然考慮されるべきこと。任協ではそこまで具体的になっていないが法定合併協できちんと決める。

Q:分権型合併と言っても議員の数など考えると何年か先には吸収合併と同じじゃないか?
A:基本的に新市の議員は新市全体を考える議員でなければならない。
 現在の富士見町の中を見ても地域でかなりの差はあるが町全体を考えている。
 地域局、地域審議会任意協議会について昭和の合併のようになるんではないかと言う心配もある。
  しかし、任意合併協議会には、各市町村から出て51人でやっている。
 その51人の人がみんなで確認をしたり、条例の中に盛り込んでいくような話も出ている。
 地域審議会については設置の方法として特例法と自治法の2つある。
 特例法では期限を定めなければいけない。
 自治法だと期限がない。現在は自治法で定めて行きたいと進められている。

Q:ビデオの中で分権型、自立型と言っていたが国からの分権、自律と言う事か?
A:国からではなく、新市の機能からの分権、自律と言う事。
Q:そこら辺の所がうつくしく聞こえたが、いちいち上諏訪に行くんじゃ大変。地域にあるのは当然のこと。じゃあ、自立型とはどう言うことか?
A:地域のことは地域で解決すると言うこと。
Q:議会との関係は?
A:地域局での局長の権限がまだ決まっていない。あくまでも地域のことは地域でと言うための地域局である。
 予算の権限もある程度、地域局へと言う話もある。現地解決型

町長との質疑応答
住民投票について
50%の投票率で開票、2/3で町長を拘束すると言う数はそんなにたくさんではない。
現在有権者が13,000人いる。1/2で6,500人。
その2/3だと大体4,700人になる。4,700人で町長をチェック出来るのでそう大変な数字ではない。

Q:富士見役場で働く人たちの人事権は誰にあるのか?
A:新市長にある。
Q:各市庁舎の職員の交流は?地域ごとの職員のレベルを揃える教育とか方策はあるのか?
A:具体的にはない。
 中央に出て行く職員の質が違うのは確か。均一の職員の質であることは必要と認識している。
 確かに市部の教育の方が進んでいるのは確か。富士見町でも合併とは関係なく教育はしている。成果は上がっている。 
 公務員は身分や給料の保証がある代わりに町民の皆さんにきちんとしたものを提供しなければいけない。
Q:職員はどこに行っても同じレベルであることが大切。
A:その通りだと思う。

Q:町長に言うのは筋違いかも知れないが、住民投票しても最終的に決めるのは議会。
 議会の人たちの考え方、意見を町民に知らせるのはどんなもんか?
A:議長のほうにそのような意見があったと言っておく。

Q:地縁団体を組織したが、合併の時に各集落の財産として持ち込みたい。
  地縁団体と言うと課税対象になるのか?
A:地縁団体は合併とは関係なく課税対象になる。

Q:人件費削減の効果と言うのは聞いたが、民間人だったら給料を削減されたりリストラと言う事があるが、そんな事はシュミレーションの中には反映されていないのか?
A:公務員には身分の保障がされている。所以なしに給料の削減や退職させる事は出来ない。ここ5年ほどは給料を下げている。人事院勧告に従う。

Q:町長が賛成と言ってから反対の組織はあるのか?
 具体的にどうして反対なのか?
 合併した方がこうだからいいよ。とか、合併しないとこうなると、町民にちょっと分かりやすく説明してくれないか?
A:先ほどの説明より分かりやすく説明しろと言われてもむずかしい。
数字で説明すると分からない。私のように大つかみに言うとでたらめになってしまう。国がどのくらい減らしてくるのか分からない。
 反対の運動している人はいる。

貼り主: chiyoko 日時: 10:11 | Comments (0)

2003年11月11日

富士見町女性懇話会

11月10日 PM1:30~
『富士見町女性団体連絡会』主催による合併について懇話会がありました。
お誘いを頂きましたので、ちょっとは意見を言わせて頂く機会があるのかと期待しておりましたが「町の出前講座」と言うことでもあり、残念ながら発言は出来ませんでした。

こんな質問ご意見がありました。

Q:不在者投票は出来るのか?
A:できる。

Q:あちらこちらで反対の話がある。原村もなんで反対なのか知りたい。
A:原の事を私が言うわけにはいかない。

Q:富士見らしさは残るのか?
A:合併と自然を残す事は関係ない。

・説明会の参加者が少ない。若者の関心がうすい。

・町長が意思表明をした理由が分かり、よくよく考えてのこと、話を聞いて納得した。

・富士見町に住んで9年になるが、富士見町は遅れていると感じていた。諏訪市の施設を使わせてもらう時など、文化面でも富士見は遅れている。合併すれば良くなっていい。

・町長の話を聞けてよかった。老人大学に旅費をかけて通っていた。庁舎が遠くなると心配していたが、地域で結構出来るようで安心した。

・分権型は賛成。合併に反対の人の意見を聞いてみたい。

・分権型の合併の説明を聞いて安心した。胸に落ちた。

・いつも不安に思っていた。以前の合併では境がさびれた。今日の話ではそんな事はない。町長が十分に研究して決断した事なので安心した。

・家族に話しても関心がない。若い人たちも鼻で笑って関心がない。こんな資料を貰ってもはじから見る人はまずいないだろう。でも、今日はうちに帰ったら家族に話そうと思う。

・この土地に生まれて育って70年。最近この富士見町の自然にあこがれて引っ越してくる人たちは自然を美化している。冬の厳しさ、夏の厳しさを生きてきた人間には自然を美化できない。
 そこに住む人たちが足を地に付けて考えて欲しい。

・今まで、心が乱れ飛んでいた。賛成の話を聞けばそうだと思うし、反対のを件を聞けばそうかなと、思っていた。
 今日、町長の話を聞いて吹っ切れた思いだ。

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皆さん、町長の説明をお聞きになってすっかり納得され安心なさったようでした。
町長の笑顔が印象的な会でした。
内心、本当にこれでいいのか?ととても心配です。
どなたかに「町長!?合併すればこれからは安心なんだね。ばら色なんだね」と、聞いていただきたかったです。
分権型にしろ任意協議会で詰めに詰めて話し合われてきた事です。確かに町長の言うように「それを信用できないと言われれば、勘弁してくれ」なのかも知れません。
ただ、あくまでも新市になった時の決定機関は新市の議会であり、その議会の役目は新市としての発展であり利益であるはずです。
今、決まっている事項も確かなものではない。と言う事をみなさんが本当に理解なさっていらっしゃるのか・・・
ああ、よかったよかった。で合併してしまい「こんなはずではなかった」と言うことにはならないでしょうか?

貼り主: chiyoko 日時: 11:06 | Comments (0)

2003年10月30日

10月28日 合併問題についての講演会

合併について
『これだけの疑問』と題して
 池上 洋道先生 の講演会がありました。   自治体問題研究所 主任研究員 
                             千葉大学教育学部 非常勤講師


住民有志で立ち上げた「ちょっと待てヤイ!この合併ネットワーク」主催によるものです。
講演会のはじまる5分前まで10人を数えるほどの参加者しかいなくドキドキしたのですが、110人(新聞発表)ほどの参加がありました。
講演をお聞きしてやはり今一番大切なのは、この町をどんな町にするんだと言う町づくりについて考える事だと改めて考えさせられました。

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・市町村の大きさはどう言う風に考えるべきものか?
住民が責任を持てる範囲。責任を持つと言うのはどう言うことか?『村八分』と言う言葉からも分かるように、日本の社会の中で地域の共同体の基本にあったのは最低限『お葬式』と『火事』であった。
地域社会で運営できる責任の持てる範囲、地方自治はそこからすべて始まる。
一人一人がどう考えているかを問われている住民投票はとても大切。
 
市町村は大きくする事も小さくする事もできる。
 分割ー自治体を廃止して分割する。
 分立ーある地域の人たちが別の自治体として独立できる。
 合体ー対等合併と言うもの
 編入ー吸収合併と言うもの
一人一人がこの大きさでいいのかを詰めて考えなでればいけない。
たとえば目の見えない人が安心して歩ける道路がどのくらいあるだろうか?目の見えない人も一人の住民として、町の一員として責任を果たさなければならない。
自由に歩ける道路もないのにその人たちはどうやって活動する事が出来るのだろうか?
目の見えない人は保護されているだけではない。一人一人の責任を果たそうとしている。
関東一円の視覚障害者に「視覚障害者と都市計画」と言うタイトルでアンケートをとったことがある。その中の項目に「鉄道のホームから転倒した経験があるかどうか?」と言うものがあったが、転落の経験ありと言う視覚障害者が62.5%に及んだ。
大多数の目の見える人たちは自分の事だとは思っていない。それで町の中で一緒住んでいると言えるのだろうか?
これから高齢者が増える社会の中で、そう言う人たちが一緒に暮らしていける社会、誰もが生きていて良かったと思える社会を作る事が大切。

市町村は何のためにあるのだろうか?
地方自治法第1条の2「地方自治体は住民の福祉の増進を図る事を基本として、地域における行政を自主的活総合的に実施する役割を広く担うのもとする」とある。
憲法、地方自治法、さまざまな法律を含めて「地方自治体は何のためにあるのか?」を書いてあるのはここの部分だけ。
富士見町は何のためにあるのかと言うと、「住民の福祉の増進を図るため」にある。
それは「『すべての住民の幸福』が自治体の目的でそれ以外はない」と言うこと。
日本中の合併協議会でそう言う角度で今合併を検討しているところは一つもない。おかしくありませんか?

「市町村合併の必要性」と言われるものについて
①地方分権の推進のために合併は必要か
 「人口規模が小さいと能力が低いので合併をして人口規模を大きくして能力を高めてから権限を渡したい。」と中央政府は言っている。
人口規模が小さいと能力が低いのか?
長野県の売木村人口規模は720人。720人の村で役場主催で合併推進派と慎重派の学者を呼んで住民に公平な資料を提供するために討論会を主催した。その会に180人の参加者があった。
その後で村の居酒屋で課長さんが「自分の給料が半分になっても村の名前が消えるよりもいい」とおっしゃった。
みんなで力を合わせる村のあり方の方が まともな地方自治だと思いませんか?

愛知県の富山村204人の村。その村政要覧の村長さんの挨拶には「我が村は日本一小さなミニ村である事に誇りを抱き・・・」とある。
この村の姉妹都市はアメリカのケンタッキー州のある町で村の中学生の修学旅行はケンタッキー。
権利ばかりを要求しない。誰かに任せるのではなく、自分たちが責任を持ってやる本当の地方自治の姿がそこにある。

北海道の真狩村、人口2500人北海道にはもっとも優れた村立の農業高校がある。
一学年40人、3学年120人の子供たちが学んでいる。
曰く、「私たちの村は21世紀も22世紀の農業でやって行きます。その農業の担い手を自らの手で育てるべし。それがこの村の生き方」
この農業高校を卒業してもこの村で農業をやらないかもしれない。或いは会社勤めをするかもしれない。でも
「どこで農業をやっても日本の農業にとって担い手を育てる事は大きな意味がある。仮に会社に務めるようなことがあっても 今、日本にとって正しく農業を理解する人が増える事がこの国にとって必要だと確信を持っている。」
北大の農学部と提携してその土地にあった農作物の研究を高校生がやっている。
腰が引けてない。正面から打って出ている。
人口規模が小さいと本当に駄目なのか?

しかし現実問題としてこの考え方は力を持っている。
たとえば「町」が「市」になると「昇格した」と言う。変じゃないか?

②広域的な行政需要のために合併は必要か
先ほど目の見えない人のお話をしましたね。

③少子・高齢化に対応するために合併は必要か
日本で高齢者が増えてきたことは世界に誇れることのはず。
これからの課題は高齢者が「生きていて良かった」「富士見に住んでいて良かった」と思えるようにするにはどうしたらいいか?
高齢者が増えた事を「問題だ」と言うのは筋が違う。
問題は子供が減って来た事。なぜ子供を生まなくなったのか?
ここ5年~10年ほどの理由はリストラや失業におびえていて子供を生んでも末来に展望が持てない。
しかしここ10年~20年の理由は何か?「子育ての不安。子供をきちんと育てられるか分からない」から
子育ての不安をもっとも端的に表しているのが児童虐待。
厚生労働省に寄せられた相談が
1994年は1961件
2000年には17700件  
その中で実母34.2%。実父が22%
その背景にあるのは子育てを相談する相手がいない。血縁関係があてにならなくなった、ことにある。
地域社会が人間関係を弱めてしまった。兄弟が11人、従兄弟が40人もいた時代は相談できる相手がそばにいた。
醤油やお米を貸し借りできる時代はどこのうちの子も我が子のように叱った。子供の集団があった。
現在の子供たちは、歴史上一番小さい人間関係しか与えられていない。
地域社会に力のあった時代は集団的認識を持つ機会がいくらでもあった。
本当に高齢者対策、少子化対策を考える気があるのなら、合併をして都市化を進めるのは愚かな事。
地域の小さな単位の人間関係を豊かのものに作り変える努力を今しなければならない。

財政危機と市町村合併
1)市町村の規模と財政危機は無関係。
現在の財政危機の基本的な原因は
①長期的な経済不況による税収入の落ち込み
②無謀な公共事業計画の実施による国債、地方債の膨大な累積
 今の財政危機は市町村の規模が小さいからではない。だったら合併しても財政危機なおらない。頭痛の時に虫下しを飲むようなもの。

2)地方財政の困難の根本原因は地域産業・地域経済の衰退
①農林水産業の衰退と食料自給率の極端な低下
日本の食糧自給率の中で穀物自給率を見ると先進国サミットの参加7カ国(ロシアをのぞく)の中で100%でないのはイタリアと日本だけ。
しかもイタリアは97%、日本は27%
②地域経済に対する大企業支配と地域商工業の衰退
大きな企業で買い物をすればその利益は企業に行き、地元には落ちない。皆さんの着ている物は地元で買ったものですか?
たとえばイタリアでパーティを開いた時に出てくるもの物は全部地元のもの。
自分の町の物を使おう。
米どころの地域の学校の給食がパンなのはおかしい。
公立の建物をなんで鉄筋で建てるのか?日本の地元の木造建築は優秀じゃないですか!
私たちの行き方を見直さなければいけない。
自動車も同じ。今日本では7500万台の自動車が走っている。その車にタイヤが3億本。そのタイヤが3年に一回づつ取り替えられている。毎年1億本のタイヤをごみになっている。
私たちの暮らしは変じゃないですか?

3)市町村合併は財政危機克服にはならない
①職員の定数削減は町村地域の雇用力を落とし、地域経済をさらに衰退させる。
人口1万人以下の町村で役場は確実に一番大きな雇用力を持っている。若者の働く場もなくなる。財政力と言うのはどれだけの税金を払う能力があるかと言うこと。
②やっていけないから合併する。
つまり貧乏だから合併すると言っている。貧乏+貧乏+貧乏+・・・は貧乏連合
③面積の拡大による行財政の不合理化と住民サービスの低下
4)現在計画されている通りのパターンで全国すべての地域で合併しても国・地方の財政危機は解決しない。
今のパターンで全部が合併しても節約できるのはおよそ5兆円。この5兆円のお金を節約して700兆円の借金を返すのに140年かかる。
市町村合併が財政再建の道を開くというのは夢のまた夢の話。

質問
Q:合併しなかった時に他の市町村の事業の計画さまざまな決定権をもつことができるか?
A:たとえば川の事を考えれば物凄く大きな町にならなければならない。それは県・国の仕事。県の仕事に参加すると言う考え方。広域行政、或いは一部事務組合という制度がある。

Q:政権が変ったら合併はどうなるのだろうか?
A:民主党中心の政権に変ったとしても合併や道州制制に関しては積極推進である。

Q:日本の経済を活性化させるにはどうすればいいのか?
A:それぞれの国の国内総生産(GTP)、207ヶ国を世界銀行が計算している。世界の経済の規模はおおよそ一年間で総額30兆ドル
  アメリカ 30%    9兆ドル    1215兆円
  日本   15%
  ドイツ  7~8%
  フランス 5%
  イギリス 5%
 この5ヶ国で62%

日本国民の個人貯蓄は1400兆円。これはアメリカの一年の経済力に匹敵する。。
何でそんなに貯蓄を持っているのか?

どこに貯蓄しているのか?
 通貨性預金(財布代わり)  11%
 定期預金
 生命保険          32%
 株式
経済で回るのは11%だけ。

一体なんで貯金をするのか?
 いざと言う時のために備えている。
 *一番の不安は1.自分の病気
        2.老後の生活
        3.家族の病気
        4.今後の収入資産 
        5.家族の進学、就職、結婚       上位3位は社会保障

スエーデン人は年金制度が確立しているので貯金はしない。
高等学校で授業料をとっているのは先進国では日本だけ。発展途上国を含め、すでに110カ国は授業料は無料。国公立の大学で授業料を取っているのも日本だけ。
社会保障制度を確立すれば貯金の理由がなくなる。
世界の最高の額の個人貯蓄は憲法に反して社会保障制度をきちっと確立してこなかったから。本当の豊かさがない。
安心してお金を使えれば 1400兆円の経済循環が起こる。
具体的に中小企業の事を考えればよく分かる。町の中でお金を使わなければ町の商店はもたない。
地方自治体のやる仕事を励ましあいながら「寝たきりになっても大丈夫」「おかあさんがんがれ」とみんなでやる様な事があるならば貯金は必要ですか?
私も社会的な力を出そうという流れになっていくはず。
理想的なことを言っているようだが、40年50年前の日本にはお金がなくっても子供をたくさん育てられる環境があった。
それは「人間関係」というかけがえのない財産があったから。
地域社会とは何か?地方自治とは何か?
誰もが明るく安心して暮らせる町を作ることが一番大切。

先日旅行に行ってきたイタリアではいたる所、町々、家々に虹の旗が掲げられていた。イタリアで虹は平和のシンボル。
その旗はイラク戦争に反対するために掲げられている。
「平和がなければ私たちはない。」「平和のない教育はない」と、学校の意思で虹の旗を掲げている。
イタリアの政権はイラク戦争を賛成している。
しかし地方自治体は自分の意思で自己決定して自分たちの方向を決める。学校も学校で自己決定する。
ゆっくりでいいので本当に正しいと考える道を考えるべき。

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先生に「そうじゃぁ ありませんか? みなさん?」
と、問いかけられると思わず「その通りです」と返事をしたくなります。
お話がお上手だと思ったら、劇の脚本を書いたりもなさっていたようです。

講演の後先生の宿泊先にお邪魔してお話を伺う機会がありました。
各地を回られた折のお話などを本当に楽しく聞かせていただきました。
その中で印象に残ったのは幼稚園の話です。
いい養育を受けている保育園・幼稚園で子供たちに夢を語らせると「あれがしたい! これがしたい!」になるけれど、駄目な養育をしている保育園・幼稚園では『あれが欲しい! これが欲しい!」になるのだそうです。
そしてご自身で作詞なさった歌をご披露してくださいました。「・・この町が好き・・」

翌朝、お帰りになる先生に駅までご一緒したのですが、電車を待つわずかな時間にも宗教、文学、教育など、さまざまな分野に話が広がり、本当に知識の豊富な方だと感心いたしました。
先生とお話していて出た結論は、何やカンや言ってもこうしていろいろな方と知り合う機会を与えてくれて、今回のこの合併の話も「ありがとう」って事でした。


貼り主: chiyoko 日時: 20:45 | Comments (0)

2003年10月24日

10月23日・地区懇談会・富原

23日は南原山と富原の2地区で懇談会があった為、町長は最初 南原山の会場へ。町長が来るまでの間 富原の会場では企画の説明の後、収入役と企画の課長が質問の対応をしてくれました。
やはり、地域局とはどんなものになるのか、負債の問題、合併の枠組みについての質問はどこの会場でも上がる話題のようです。

Q:地域局の局長はどう言う立場の人がなるのか?
A:今の6市町村の役場がすべて地域局になる。そこの地域助役は特別職。今の町で言うと助役、収入役。議会の同意を求めて決める。地域のまとめ役。

Q:地域局の職員は?
A:本庁は管理部門で総務、企画、税務、地区全体を総括してみるような産業として244名と考えている。現在、6市町村でそれらに携わっている人を足すと530人くらいいる。
 富士見から何人本庁に行くかは分からない。皆さんから見たらほとんど変らない。
Q:将来的にも対応されていかなければいけない。地域の職員はその地域から採用されていくのか?
A:採用は全市的になると思う。ただ、合併した時に富士見にいる人を中心に富士見に残す。
Q:採用に関して各地区から均等に対応する事はないのか?
A:それはない。

Q:たとえば原村の雪かき富士見町の雪かきでは、はっきりと差がある。それを均一にやった時、原の住民は文句を言うだろう。そう言った住民感情の部分が資料の中には出てきていないが?
 また、岡谷の人の中には「合併は必要だが、富士見は入らなくていい」と言う人もいる。逆に私たちにも複雑な住民感情がある。
A:特に調査はしていない。どんな市を望むかのアンケートはとった。

Q:ひとつの案として岳麓もあると聞いているがその資料はないのか?
A:6市町村だけ考えている。
Q:アンケートを取ったときに「こう言う合併はどうですか」と言う項目が入る可能性は?
A:これからアンケートは取らない。住民投票は6市町村の合併に賛成か反対かの○か×だけ。

Q:富士見の環境、生活形態は岡谷、諏訪あたりとはまるで違う。何でもかんでも6市町村と言うのは疑問。
A:今回は初めから6市町村で始まっている。町の中にそう言う考えがなかったとは言えない。

Q:住民投票するのは富士見だけか?
A:富士見、下諏訪が12月7日に住民投票。
 諏訪、岡谷、原はアンケート
 茅野はすべての結果が出た後にアンケートを取ると言っているがはっきりしない。
 アンケートと住民投票はまったく違う。
 アンケートは拘束力がない。2月にやる議会の参考になる。
 各市町村の考え方。

Q:資料には合併しなかった時の財政シュミレーションはあるが、合併した場合のシュミレーションはない。比べるものがない。
A:町で作ったものと比較できるようなものはない。
Q:合併した時に予算はこうやって行くと言うものが見えない。地域の利益とかがまったく分からない。
A:任協のホームペジにあるか確認してみる。

Q:今までは道が悪くなった。と言えば役場がすぐに対応してくれたが、合併したら上の方と相談してから、など対応が遅れる事などはないのか?
A:地域のことは地域で処理していくシステム

町長登場!(町長が合併に踏み切ると判断した理由の説明)
 国に金がなくなったと時にどうするか?我慢をする。金を出すかどちらかしかない。
 分権型でほとんどの事が役場で解決できるような形の約束が取れた。
 中央に作るものには200人~250人入る物を作る。

今まであった質問について
Q1:岳麓の考え方については?
A:今まで6でやって来た。これがつぶれた時に出てくる話。
 最初からちらほらあった。小淵沢との話も真剣にあった。
Q2:地域局については?
A:一番心配していたこと。場所はどこでもいいが、行政のはじは困る。
  今の行政の保障があったから踏み切る事に決めた。

Q:負債の償還の目安はあるのか?
A:借りる時に償還の計画を立てて借りている。同じ事を6市町村やっている。お互いが償還計画のあるものを持ち寄ると言う事。
Q:それじゃ、合併の意味がない。合併してみんな持ち寄って均等割りにするのが合併の趣旨じゃないのか?
A:一つにまとめて返して行くが、それぞれに段取りがある。それは一般会計分でその他に第3セクターの分もある。 
 岡谷は毎年2億くらい一般会計から出している。原村も2700万ほど樅ノ木荘に一般会計から出している。茅野市も出している。
 富士見のパノラマには50億借金があるが公社が返していく。
 それはそれぞれの市町村の考え方の違い。
Q:それは旧市町村で返すのか?
A:一緒にする。

Q:特例法で出てくるお金はどう言うものに使うのか?借金の財源にするんじゃなくていろいろな制約があるのか?
A:特例債は借金。借りない方がいい。
Q:合併に特例債を出すのは「特例を与えて なお合併しろ」って言うのはどう言うことか?
A:合併の障害になる事はこの借金で消しなさいと言う事。
 特例債を何に使うかと言うと中央の市役所。そう言う使い方が前向き。
 借金を特例債で借り替える方法もある。
 その金があるから合併するんじゃなくて合併するために消していかなければいけないものがあればこれで消しなさいと言う事。
 金がなくて国が合併を進めているのにまだ金を出すのもおかしな話。
 有利な事に間違いはないが、借金に違いない。

Q:反対派と賛成派が公に議論しあう場はないのか?
A:任意協議会では公開で月一回くらいはやっている。その中には反対の委員も入っている。

Q:田中知事は合併反対の姿勢のようだが?
A:県は人口一万以下、財政力指数が0.3以下のところ(富士見は0.59)は手助けをすると言っている。その中に富士見町は入らない。栄村や泰阜村、
 平谷村は住民投票したら70%が合併に賛成だった。どこと合併するかを決めなかった。今合併する相手がいない。
 田中さんが言うのは合併の無理なようなところまで合併する事はない。そう言うことだと思う。

Q:第3セクターまで入れたら平等な借金になるのか?
A:ならない。
Q:それを返還していくための予算は一つになる。分配はどのようにするのか?
A:その詰めまではしていない。法定合併協に行って協議する。
  
Q:スケールメリットを出すために公共事業をやろうとした時、どう頑張っても向こうに行くんじゃないのか?
A:可能性としてはその考えが自然。
 今、富士見町に何が必要かは全部出した。
 本郷保育園。清泉荘。有線、(光ファイバーで繋ぐ)南中学校の改修。そして落合と境保育園をどうするかについても顔だけは出しておきたい。
 当面何を言われても富士見は困らない。

Q:どこも老朽化していて全部が補修の段階になった時は?
A:偏りが出てくる事については抵抗している。実際に生活に関わる事はきちんといくらにすると決めている。諏訪の議員がいくら威勢が良くてもその数字を動かす事は出来ない。

Q:時間的に長く見ても合併が有利であると判断したのか?
A:3~5年は税収など見てもやっていける自信はある。その先ご負担を余計お願いする、辛抱をお願いしなければいけない時、今の人は割合辛抱していただけない。
 弱い所に力を出せなかったら行政ではないと思っている。

Q:合併すれば現在より楽になる、税金が安くなるとかメリットがあると町長は考えるのか?
A:これから暮らしが良くなるとは一回も言っていない。悪くなるのを避けたいと言う事。今のレベルを維持するため。
 下がるのを止められるのがメリット

Q:今、町長が言った事と逆の内容にならないか?町長の言葉に「より高い福祉と快適な生活環境を確実に住民に提供するためには」とある。「快適な生活」と言う文章は「とてもよくなる」と皆思うと思うが?
 原資も必要になると思うが具体的には?
A:減っていくものを平らにするため。

Q:今まで4回あった合併の話がどうして出来なかったのか?その問題はクリアしたのか?
A:姿を見せていただかなかったと言う事だと思う。今回のように時間を掛けて議論を重ねる事はなかった。
 国の動きもそうなっている。今回は去年の10月から話を詰めてきている。今回は本腰を入れている。

貼り主: chiyoko 日時: 14:13 | Comments (0)

2003年10月21日

合併についての地区懇談会

10月10日・小六(出席24名)と20日の塚平(出席10名)質問の中で今までになかったようなものを抜き出して見ました。

Q:他市町村の首長の考えはどんなものか?
A:岡谷・諏訪・茅野は推進。
 下諏訪は出馬する時は賛成だった。その後、少し考えたようだが分権が担保されるなら賛成と言っている。
 原は反対。

Q:今まで、各部落を回った感触は?
A:事態は分かっていただいていると思う。

Q:住民に悪い事はしないんだろうな・・・ お金がないなら仕方ないんだろうな・・と思う。
 でも、もし諏訪市になったら住所も変っちゃうのかな?
 看板なんかも全部変えるのかな・・・
 今まで歴史の中から出来た来たものがなくなってしまうのは寂しいな、と思う。
A:「小六」と言う地名は残る。

Q:長年時が経って慣れが出てくればサービスが落ちるんじゃないのか?

Q:各市町村で独自にやっているものは?たとえば茅野市のソーラーシステムの補助など。
A:全市的に統一する。予算はどうなるのか分からない。
 やっているものはやって行く方向。

Q選挙の場所については?
A:現行維持。

Q:塚平の公民館の土地は町から借りているがどうなるのか?
A:合併した場合は契約先が町から新市に変わる。

Q:懇談会に出席者が少ない。他もそうか?もうすぐ住民投票なのに心配。
A:各集落によって出席状況は違う。
  懇談会も半分終わったところなので、これからの事は検討したい。有線を流すとか、若者向けに企画も予定している。

Q:私たちが生活するのに不便になる事はないのか?
A:今のところない、と思ったので判断した。


 

貼り主: chiyoko 日時: 11:18 | Comments (0)

2003年10月11日

10月7日 合併についての懇談会・新田集落センター

出席者は26名。

重複もあるかもしれませんが、今までなかったような質問を紹介します。

町長への質問

Q:湖周辺は家がびっしり建っている。線路の複線も出来ていない。
 最初から21万都市を目指すのではなく13万、8万で都市を作ったらどうだ。
 他は小さく合併をしているのにここだけは随分大きい。合併は賛成だが、最初から「諏訪は一つ」ではなく、がくろくで考えたらいいんじゃないか?
A:そう言う考え方もある。ただ。、段取りとしてやっていない。まるっきり0の視点からだったら、その方が自然ですね、と言う人もいる。
 総務省の言うH17年の3月31日までの段取りとしてやっていると間に合わない。
そう言う考え方があるのは確かです。

Q:今朝の新聞に町会議員4名が反対でこれから反対の運動をすると出ていた。
町としてはこういうに対策をしていくのか?
 町会議員が反対と言えば、どっちが正しいのか今のところ分からない。早まってしまったら元には戻せない。
 住民が分からないうちに『賛成』だったとなると何かつまずいた時にあれは失敗だったと言う事にならないように考えてもらいたい。
A:合併反対の運動をされる方について私が申し上げる事はできない。私は賛成と言う意見を申し上げた。
 町会議員の中に反対の意見をされた方もいるが賛成の組織が新聞に出ていないだけ。
 役場の職員は中立の資料で説明する。私は賛成の立場で皆さんにお話申し上げていく。
 結局どちらの考えが住民の皆さんを説得できるかの問題だと思っている。

Q:合併しなくても何とかやって行けそうか?
 都市と農村がうまくやって行けるのか?
 合併した時諏訪で交通の面などうまくやっていけそうか?
A:合併しなくてもやっていける。ただしご負担はたくさんになる。
 バスの話については必要な人が使えているか。前日に登録しておけばそこにバスが止まるというようなシステムをぜひ作りたいと言うアンケートをしている。
諏訪自動車に毎年2千万ほど出しているがいて本当に有効に使っているかどうかを考えてみたい。

Q:今、富士見の債務が町民あたりどれくらいあるのか?合併した時に新市になった時に合算して一人当たりどのくらいになるのか?
A:富士見町で概ね70億ほど。一人あたりでは50万ちょっと。
 諏訪中で一般会計だけで、880億ほど。一人当たりにすると40万ちょっと。
 富士見町には70億の借金もあるが39億の積み立てもある。
 特別に富士見町が恥ずかしいような財政状況ではない。
 合併特例債は諏訪としてはなるべく使わないようにしましょうと言っている。結局は借金。

Q:町長の挨拶文しついて問題なのは意思を表明した事ではなくは「町長は・・・・・合併に踏み切ると判断した」と言う表現が問題だったと思う。
A:町長は町の責任者なので合併をするのが選択肢として正しいと町長が考えた。
Q:町長としては「町は・・・」と言う表現に問題はないと言う認識か?
A:そうです。

Q:交付税は自治体の規模で決まる。今度合併してできる新市の規模は松本市と同じくらい。今年の松本の地方交付税は61億だった。
 それに比べ6市町村合計の地方交付税の合計は129億。合併16年後は合併しない方が結局交付税は多くなる。
 その事が資料にないのはなぜか?
A:必ず15年後には逆転すると言う事は言い切れない。その後の程度がどのように変るのか大変難しいので暫定的に説明しなかったと言う事。

Q:町長は6月の議会で「他の市町村の負の資産も大切な判断材料と言っていたが、説明の資料になぜ載っていないのか?
A:どの事も大きな判断材料。全部は載せられない。
Q:住民の多くが「パノラマに多くの借金があるから合併しても仕方ない」と言っている。重要な判断材料なのに資料にないのはおかしい。
A:どこでも同じようなものは省いて説明していない。特徴のあるものは説明している。

貼り主: chiyoko 日時: 11:21 | Comments (1)

2003年10月09日

ほんとうは「合併などしないで自律をめざしたい」と思っている人のために!

新市建設計画案 概要版 『解説マニュアル』Ver.6

任意合併協議会の作成した「新市建設計画案 概要版」を読むにあたって、「諏訪はひとつづつ」自律をめざす6市町村住民グループ(富士見・原協同)が
『解説マニュアル』を作成しました。

拝見してうなずく所がたくさんありました。皆さんにも問題提起の意味も込め、参考にしていただきたいので載せてみます。

ほんとうは
「合併などしないで自律をめざしたい」 と
思っている人のために!

新市建設計画案 概要版

解説マニュアル
Ver.6

「諏訪はひとつづつ」自律をめざす6市町村住民グループ 作成
連絡先:原村0266-79-6977 富士見0266-64-2269

**********************************************************
6市町村任意合併協議会より出されました
新市建設計画案 概要版を
できることなら合併などせずに
「自律をめざしたい人」や「合併問題が良く分からない人」
向けに解説してみました。
複製・配信・内容追加・活用は自由です。

■お願いとして!■
もしも内容を追加した場合は
表紙のVer.の数字を一つ足した数字に変えて配信してください。
メール配信の場合はそのまま転送せずに必ず自分のメールとして
この文章を張り付けコピーして配信してください。

みなさんの知恵でさらに進化させながら
この解説マニュアルが未来の子供たちのために役立つことを願います。
********************************************************************

P1
・ 新市建設計画案とは
・ 歴史的経過からみる諏訪地方の市町村合併
「諏訪はひとつ~20万都市実現」→日本の将来や未来の子供たちのことを考えた場合、諏訪はひとつづつ自律をめざすべきである
その時々につくり出された合併気運の盛り上がりは…・→過去3回の合併運動が示すのは、むしろその枠組みが無理であると言う事。なぜ受け入れられなかったかの検証はない。
住民と行政との協働のまちづくり→顔のみえる小さな自治体でないとうまく機能しないことが多い
●大きいな都市ほど住民の行政に対する関心が低く、投票率も低い。さいたま市は30%台?
●人口30万人以上の都市では住民による署名運動で何も実現された事がない。(都留文科大学教授 中西啓之の「市町村合併-まちの将来は住民がきめる」より)
個性あふれる豊かな地域づくり→小さな自治体に良い意味での差が生じ、互いに個性を競い合ってこそ豊かな地域づくりが可能となる
●大きな都市ほど、隣の大きな都市の事も関係なくなる。ほとんど行く事はないし。
P2~3
・ 合併の必要性
* 時代潮流からみた場合は?
<地方分権の推進と行財政能力の強化のために>
地方分権を推進するため、合併によって財源の確保を図る必要がある→合併が財源確保にどうつながるのか?
●財政が苦しいから合併しようとは、頭痛のために下剤を飲むようなもの
増え続けていく国と地方の借入金→なぜ借入金が増えたのか?
●依存体質から自律をめざす必要性
●日本の町村が全部なくなったとしても地方交付税は2兆円しか節約しない(5兆と言うのは町村分の地方交付税。でも市は大きくなるので、その分交付税が増え、5兆は2兆へ)
●合併は国の借金を減らすための根本的解決策とはならない
<少子・高齢化への対応等、高度化、多様化する行政ニーズに対応するために住民の自治能力を強化し、協働のまちづくりを一層推進するために>
これまで進めてきた住民と行政との協働のまちづくりを一層推進するため合併→住民と協働のまちづくりは顔の見える関係、つまりは小さな自治体ほど行いやすい
●自治能力を強化するためには小さな自治体を残すこと
●「協働作業にも色々と参加してきたが、今後、茅野や諏訪(遠く)まで出かけなければ参加できないなら、参加しないよ。無理だ」(富士見町の方より)
合併によって、政策立案能力の向上と住民自治能力のさらなる強化…・→下諏訪町や茅野市の住民参加による政策立案は能力的に低いとは思わないし、むしろ小さい自治体だからこそ出来ていることのように思う
●合併で増えるのは住民参加ではなく、無力感と無関心
●小さな自治体は住民の意見がすぐに反映されやすい
●原村の場合いくつもの開発を住民の力によって止めてきた
●大きな自治体ほど首長に直接合って話をする機会が少なくなる
●市長がどのぐらいで会ってくれる?翌日?1週間?1ヵ月後?
* 地域特性からみた場合は?
<諏訪地域住民の実際の生活圏・経済圏に即した一体的・効率的なまちづくりのために>
→人口の多いところに施設が多いのは当然、合併してもこれは同じこと
<全国有数の産業集積を活用し、自立度の高い中核的産業都市を築くために>
合併により連携・一体化して…・→企業は自治体が合併しなくても自由に連携も一体化も可能
●外から見るとセイコ-エプソンは諏訪の会社
P4
・ 諏訪地域の人口などは?
* 人口と世帯
新市の総人口は、平成17年をピークに減少…・→なぜ人口が減るか
●人口が減るということは何を意味するか?
経済発展を目指すあまりに住み難い環境が都市にはあることを忘れてはならない
●現に岡谷、下諏訪、は人口が減少し始めている
●ちなみに原村、富士見町は将来も人口が減少しにくい地域。現在も人口が増えているし、しばらくは増え続ける
* 就業構造
* 位置及び面積
P5~6
・ 合併した場合の効果について
1.財政基盤の強化
① 財政規模の拡大と効率的な財政運営の推進
合併により財政規模は拡大し…・→対象エリアも拡大するので同じこと
●貧乏+貧乏=金持ち、と言っているようなものだ。でも貧乏+貧乏=貧乏。合併で解決できるものではない
広域的な視点から重点的投資が可能となり…・→何に投資するのか?
●無駄の公共事業がむしろ増えるのでは?借金が増えるだけ?
●過去に重点投資をしたところは今その返済に追われている
② 経費の削減と財政支援措置の活用
長期的には職員の数を減らすことができ…・→サービスの向上を考えたとき人口一人当たりの職員数は重要な要素
●失業者が増え続ける中で役場は地域にとって大切な雇用先
●職員の数を減らす移行期間中に空洞化と高齢化現象が起こる
●アメリカは日本の2倍、フランスは3倍の公務員数
2.行政能力の強化とサービスの向上
① 総合行政の充実・強化
専門の組織や職員の増強など…・→各分野の専門家は必要な時に県や他から派遣してもらう方が効率的
●地域に必要なのは顔の見える地元の専門家である
●松本では救急車の運転手が家がわからずどこへ行けば良いか迷った例がある。
●原案のp。23を参照。今専門的なことは全部外注
② 行政組織の再編成によるサービスの高度化・多様化
高度かつきめ細かなサービスを提供…・→きめ細かなサービスをするためには地元のことを良く知った人 が必要
③ 窓口サービスの充実など住民の利便性の向上
合併により公共施設もより多くの施設の利用が可能…・→合併に関係なく現在でも利用可能
●今だって茅野のプールを他市町村の人でも茅野の市民と同じ料金で使っている
3.広域的視点に立った一体的・効果的なまちづくりの推進
① 効果的な環境施策の推進
地球環境の保全に関わる施策を地域が一体となって…・→合併に関係なく今でも実際にやっている
●下水道処理、ゴミ処理しかり
② 一体的な都市基盤の整備等による整合性のあるまちづくりの推進
整合性のあるまちづくりが推進できる…・→最低限必要な整合性は行政枠に関係なく出来るし現在でも行っている
●近くに施設があることは住民にとってはありがたいこと。大きなものが必要なわけではない
●同じモノを6つ作らなくて良いということ?じゃ、どうして茅野市はいま市民会館を作ろうとしている?
③ 総合的な産業振興施策の推進
④ 住民参画・協働の促進
多くの事業や行事に参画・協働することが可能に…・→参画する場合、距離の問題は大きく影響する
●近いから足を運ぶ気にもなる。高齢者の参画を考えればなおさら距離は大切な要素●地元のことを良く知っていないとまず興味を持たない。興味が薄れると協働が進みにくい
●顔の見える関係こそ協働、参画の必要条件
4.地域のイメージの向上と総合的なまちづくりの期待
① 地域のイメージアップ
→今や人口が多いということではアピールできない
●人口が少ない地域から発信されることに人々は注目する
●小さな自治体で個性ある地域づくりを発信することが光ること
●輝く地域になることがイメージアップにつながること
●大きくボヤーと照らしても全国まで光は届かない
●「市」が格好いいのはニ昔前の発想。今や「村」こそが都市部住民の憧れ
●しかも諏訪は人口2番目の市にはなれない(21万都市では長野県で3番目、松本が回りの村をかき集めているから)
●新宿でアンケートを取ったら、原村の方が岡谷より知られていた。(岡谷市が行ったアンケート)
② 特例市への移行など総合的なまちづくりの期待
住民の意向に添った総合的なまちづくり…・→どの地域の住民の意向に添うかによって結果が大きく変わる
P7~8
・ 合併した場合の心配とその対応について
*住民の意見が反映されにくくなるのではないか?
現地解決型の行政を行う事務所としての「地域局」→中央から仕事だけ押し付けられて決定権のない下請的機関となる可能性が大きい
●住民のための地域局ではなく、住民を抑えるための地域局
「地域審議会」→予算決定権や課税権がない
●補助金を各地区の審議会で奪い合うこととなる
●新市建設計画の円滑な遂行のために地域審議会を設ける(千曲市)つまり建設計画終了と同時になくなる
●公選で選べない
*中心部だけが発展し、周辺部が取り残されるのではないか?
周辺部の地域住民の意向を十分に反映させる仕組づくり…・→これはかなり難しいこと
●これって対応策といえるかい?
●具体的にどういう仕組なのか?
*行政サービスが低下したり、住民負担が増大するのではないか?
サービスは高い方に、負担は低い方に…・→自治体の特徴として小規模自治体では優先順位の融通をきかせ少ない負担で高いサービスを実現出来るが、大規模自治体では成立しなくなる
*役所が遠くなり、不便になるのではないか?
ほとんどの住民向けサービスは、「地域局」で十分対応できます→役場で受けるサービスは窓口サービスだけではない
●協働による地域づくりを考えた場合、職員と専門的な会話をする機会が増える。この場合周辺部の人々にとっては遠くの庁舎まで出向くことは距離的に負担が大きくなり、しいては足が遠のくことになる。つまりは周辺部の地域の人々との協働作業は成立し難くなる
●高齢者にとっては尚のこと
●どこかの新市では部署を各地域の役所に分散した。住民はあっちこっち行く必要が出てくる
●地域局ではその場ですぐに答えが出ないことが多い
* 各地域の歴史や文化、伝統などの個性が失われたり、地域のコミュニティが衰退したりするのではないか?
それぞれのコミュニティーを保障する仕組みを築いていきます→具体的にどういう仕組み?
●財産区は?
*行財政の効率化に関わる問題は?
10~15年は地方交付税が確保されていますが…・→表現に誤りあり
●正しくは地方交付税措置が確保
●合併してもしなくても地方交付税が減少することに変わりはない
●特例措置によって行うべき改革は先延ばしになるでしょう
長期的には減少が予測されます→特例債を全額使った場合返済しなければならない地元負担額は利子を入れると約5割367.9億円になる(自治労試算)
●原本をみて。p。31合併だけでは解決しないと書いてある
*<まとめ>
「地域局」と「地域審議会」を設置し、地域の自立的運営を保障・促進する仕組みを築く「分権型合併」…・→自立するためには予算権(課税権)や都市計画権などの決定権がないと不可能
●自立(自律)的運営とは、つまりは予算と権限を持った合併しない地域でしか成立しないこと
●新市建設計画終了後(10年後)なくなる可能性が高い
不安や心配は、今後の取組み次第で解消していくことができます。→…・ことができます。と閉めたところ、つまりできない場合もあると言うこと

P9~10
・ 諏訪地域の合併は分権型合併により進めます
* 分権型合併の趣旨
<真の地方自治に向けて(地域主権のまちづくり)>
→今の地方自治は真の地方自治ではないの?
●合併しないことこそ真の地方自治
住民自らが自らの地域のことを考え、自らの手で治めていく、個性あふれる豊かな地域づくり…・→自らの地域のことをきちんと考えるためには距離的範囲というものがある
●顔の見える範囲が地域のことを考えられる範囲
●個性あふれる豊かな地域づくりのためには合併は不合理
* 分権型合併のめざすまちづくり
<大きくしながら小さくする>
→大きくしながら小さくすることの矛盾
●大きくなるということは小さいことを合理化して行くこと、つまり小さいことが成立し難くくなること
●それよりは、むしろ小さく決めて大きく運営する自律の道こそ時代に合っている
住民自治・地域主権のまちづくり→これって小さい自治体のこと
●分権型合併の究極は今の自治体
* 分権型合併の基本的事項
基本事項1
基本事項2
地域局への権限、財源の移譲→権限と財源は移譲するはずがない
●もし移譲した場合、今の自治体と変わらなくなり合併の意味がない
●現在の自治区がもらっている権限と財源を参考に!(雀の涙…・)
●分権=市長の権限を少し分け与えるだけ。住民に権利を与えているわけではない
基本事項3
現地解決型行政→予算権もなく仕事だけ押し付けられて何を解決するのか?
基本事項4
基本事項5
機構を段階的に再編し…・→つまりは地域局を廃止すること
整備充実を図ります。→これは市役所の新築のこと?でしょう
●ところてん方式で、特例債で借金を返す(例えばパノラマの公営企業債)

P11~12
・ 新市のめざす将来像
* 6市町村住民が考える新市の将来イメージ
→注目すべき点はワースト4項目
●これらの項目は置き去りにされ新市が出来上がって行く可能性が大きい
●このアンケートの結果は、都市部の人たちの意見が一番になっている
●つまりは、都市部の人たちの意見で市はつくられていく
* 新市の明日に生かす地域の特性

P13~16
・ 新市のまちづくりの目標
基本項目1 地球にやさしい快適環境都市
基本項目2 人にやさしい健康福祉都市
基本項目3 創造性あふれる生涯学習・文化都市
基本項目4 世界へ羽ばたく中核的産業都市
基本項目5 未来を拓く交流拠点都市
基本項目6 ともにつくる市民参画・協働・自立都市
→全部最後に都市がつく
●やはり都市を目指すのか?

P17~24
・ 合併後の私たちのくらし
* サービスと負担
* 基本的な4項目
→新市の事務所の位置はどうして決まらない。1年間も協議している癖に。非常に無責任。一番肝心な事を懇談会前に決めなければいけないのに
●一番大切なことを決められない自治体同志での合併がはたしてうまくいくのか疑問
* 新市の基本的なしくみはどうなるの?
<財産>
→債務とは、つまり借金のことです
●各市町村がどれだけの債務を抱えているか把握してますか?
●土地開発公社に隠れた借金が…・
●原村には財産区がない。つまりは全部新市のものになる(他の市町では財産区を残す。資料編の19ページ)
●合併が始まると各市町村は争って土地を区へ払い下げるだろう(新市はもぬけの殻?)
<議会の議員の定数及び任期>
<農業委員会の委員の定数及び任期>
→現在88人の委員が合併1年後には40人に減る
●農業政策は確実に後退するし手薄になる
<消防団>
<地域審議会>
→具体的な中身については現状では何も決まっていない(絵に描いた餅)●当て職中心?
●しかも「組織、任務、委員攻勢などの具体的内容は今後調整します」とあるが、原本では、「組織、任務、委員、期間など」となっている。「期間」を外した理由は、経過措置であることを隠したいからではないでしょうか?
<行政区>
→現在の市町村が今の行政区になる
●現在の行政区に回される予算は先細りやがては…・
* 住民の負担はどうなるの?
<地方税>
<各種料金>
* 各種の住民サービスはどうなるの?
<保健福祉関係>
→原村と富士見の高齢者福祉は低下する(5年後)
●原本p。128 概要版では原村の現在の制度を書いていない。富士見の高齢者福祉制度も
●原村は乳幼児医療が所得制限なしに低下する(3年後)
●負担は低くサービスは高くは3年後に早くも崩壊
<住民生活関係>
→現、南信交通共催(富士見、原)は、掛金350円/年 補償額120万円から合併後は、掛け金500円/年 補償額100万円の県交通共催にサービスが後退する(都市部は事故が多いから)
<産業振興関係>

P.25
・ 厳しさを増す市町村財政
* 国、地方の経済・財政状況
* 諏訪地域6市町村の地方税、地方交付税、国庫補助金の推移
* 合併にともなう人件費の削減効果
特別職及び議員→地域局長の人件費が含まれていない
●議員の給料、市長の給料は現在の基準ではありえない
* 合併にともなう国・県の財政支援措置
→特例債を全額(735.8億円)使った場合、返済しなければならない地元負担額は利子分を含めて計算すると約5割367.9億円となる(自治労試算)
●これは未来の子供たちへの悲しい贈り物となるだろう
●しかも特例債の財源がない。15年経って地方交付税が浮くはずだと言う予測で金を前倒しするだけ。タコが自分の足を食っているようなもの
●やがて増税へ…・

* 普通交付税算定の特例
→グラフの示し方が適切ではない
●正しくは右下がりに傾斜させるべき
●合併してもしなくても交付税は同じ割合で減少する
●実はすでに減っている。資料編101ページで減っている。どうして概要版で違う

貼り主: chiyoko 日時: 21:58 | Comments (0)

2003年10月06日

10月6日・合併についての住民懇談会・富里公民館

富里公民館にて。参加者32人

聞き取りにくい方がいらっしゃったり、今まですでにあった 同じような質問は はずしてまとめてみました。

町長への質問
Q:説明を聞いているとばら色に聞こえるがそんなにばら色の市が出来るのか?
 マイナスになる事はないのか?
 どこに中心の建物を持っていくのか?それによって随分違う。
A:ばら色とお聞きになったなら、私の説明がおかしい。
 これからばら色になるなんてことはない。
 国が動いた時に自分たちの生活を守るか、と言う事。ばら色どころかバラ線だと思っていてください。(☆彡 うまい!町長に座布団一枚!!エンジェル)
 本庁をどこに置くかはそんなに問題じゃない。中央には150人~200人入るのもだけを建てる。総務、企画、建設の大枠の計画を建てるもの。
 場所は距離的に言って中川原のあたり、人口の偏りでは沖田のあたり。実際は沖田のあたりから限りなく茅野に近くなるだろう。
 それまではどうするか?諏訪か茅野の市役所になる。多分茅野になるだろう。
 諏訪は古くて狭い。茅野には議会棟がある。そこを中央のものに使ってて議会を岡谷に持って行けばいい。

Q:財政基盤が大きくなるとどういうものが作れるようになるのか?。具体的に。
A:20万人以上の都市になると都市計画事業の認可関係の仕事が出来るようになる。
 たとえば下水道の変更、街路の変更、ごみ処理。
 自分の所の審議会で計画変更が可能になる。県の審議会にかけなくてよくなる。
 20万以上になり特例市の申請をして指定を受けた団体でそう言った事が可能になる。申請しない場合もある。
Q:申請しない場合もある、と言うのは何かデメリットもあるのか?
A:組長や議会の意思だと思う。。
Q:20万都市になった時のいわゆるセールスポイントのように紹介されていたが申請しない市もあると言うのはデメリットもあるのか?
A:デメリットは、そこまで研究していなくて申し訳ないが、ないと思う。
 ただ、審議会を持たなければならないと言う義務が生じる。
Q:せっかく利点があるのに申請しないところがある事が分からない。
A:事務局を持って審議会の人集めをしたり、賃金を払ったりともろもろの義務が生じる。
Q:住民にとってメリットがあるから20万都市をなろうとしているのに、特例市の指定を受けないところがあるのはどうしてなのか理解できない。
 そんなところは合併して出来たところではないのかもしれないが、怠慢だと言う事なのだろうか?
A:合併した場合は特例市の指定を受ける事が出来ると言うメリット。
 自分達の考えた開発の許可などがある程度地域の実情にあったものが出せる。
 後は、「あそこは特例市だ」というイメージアップ。
Q:と言う事は一番のメリットは財政規模の拡大と言う事か?
A:そうです。

Q:外国人として今回の住民投票で初めて投票権を得て大変ありがたく思っている。
 投票には責任も伴う。勉強すればするほど疑問が沸いてくる。
 資料に「協働」と言う言葉が良く出てくる。
 自分は今までいろいろな審議会に住民として参加してきたが、それは役場が近いから。
 もし、合併して役場が遠くなれば多分いかない。合併で住民参加、協働は衰えていくんじゃないか?
 大きな都市ほど無関心、無力感になる。投票率も下がる。規模が小さいほど物理的にも心理的にも参加しやすい。
 本当に住民参加は合併によって促進されるだろうか?町長はの意見は?
A:いくらかマイナスになるものがあると思う。
 住民参加だけが自治体ではない。お金がないと出来ないこともある。どこで折り合いをつけるか、だと思う。
 住民参加をうんとして、金がなくても満足だと言う考えが一つ。住民参加は少し我慢してお金を持ってきて具体的に福祉なら福祉を住民に提供する義務も行政にはある。
A:投票率の低さはどう思うか?
Q:可能性としてはそういうことも出てくると思う。どこまでも大きくなればいいかと言うとそうではない。
 一人の人間として綱を引っ張り合える距離がいいと思う。

Qイメージの向上がメリットに挙げられているが、大きいのがいいのは2昔前の発想。 実際、岡谷市が新宿の駅でアンケートを取ったら岡谷よりも原村の方が知られていたと聞いた。市よりも村の方がカッコイイ。村の方がイメージアップになる。
A:都会から来た人はそう言う。絶対量はは岡谷の方が知名度はあると思う。
 いなかに住んでいるもんは都会にあこがれる。それは止められない。
 実際に住む時は大きい市の中でお金を取らないと暮らせない。頭脳で金をとっている人はインテリで原村にあこがれるということ。
 富士見高原で生きてきたもんは生きていくのが精一杯。
 そう言ういろんな人に応援をしてもらおうとは思うが、富士見の規模、原の規模がいいかと言う議論がちょっと違うと思う。

Q:富士見町の社会福祉協議会はどうなるのか?
A:統合はされるが単位単位は残る。消防団も単位で残る。
Q:資料の中にない。
A:資料は膨大でその中のダイジェストをお渡ししてある。

Q:交付金が減り、人件費も圧縮しなければ行かない。そんな事が可能なのか?
A:そんなに簡単には減らせない。自然減、5人定年退職したら2人採用するような形。希望退職を取るとか。
Q:人件費を圧縮するなら人の首を切らなくても賃金をカットすればいい。
A:それは出来ない。
Q:それだけ人を減らしてやっていけるのか?
A:可能な限り減らすと言う事。
Q:今、6市町村で何人いるのか?
A:1,600人を15年間に1,100に減らす。
   組長3役→2億6千万
   議員   3億8千万
   職員   38億   減らす。3役、議員はいっぺんに減るが職員の38億は15年に減る。
Q:若い職員は入れていくのか?
A:先ほどの方法で入れて行く。
Q:平均年齢は上がっていく。若い発想は減っていくんじゃないか。
A:他に減らしようがない。

Q:人口推計を見ると何年か先には20万人は切るだろう。メリットの一つが消える。町長が「当面富士見は大丈夫」といった時期と重なるような気がするが?
A:その点は担保されていない。
子供を生んでも育てられるような環境づくりは行政がやっていかないといけないと思っている。

Q:町長として意思表明をしたが、ある程度中枢に入ってやって行くつもりはあるか?
A:その行く末だけは見届けようと思っている。私でない場合は同じ考えを持ったものを入れて行く。
 何も担保されていないが、数の少ないところが迷惑施設を持ってこられるかと言うとそうではない。たとえば南諏衛生組合はし尿処理とごみの始末をしている。
 議員の数が富士見が6人、原が3人。施設は富士見にある。
 諏訪南は火葬場、込み処理施設。諏訪議員5人、茅野5人、富士見3人、原2人。 一番議員の少ない原には何もない。議員の数が少ないところに迷惑施設が来ると言う事はない。数で押されると言う事はない。
以上

☆彡 実は「議員は質問しないように」と言われてはいるのですが、最後の町長の「議員が少ないからといって迷惑施設が来るわけではない。6市町村の中で一番数の少ない原村には何にもない」といった言い方がとっても気になり、発言をさせて頂きました。
「原に迷惑施設がないのは、原村が『嫌だ』と言ったからではなく他の市町が『自分の所でいい』と言った結果ではないか?今の言い方では皆さんに誤解を与えると思う」
でも、町長に「誰がそんな事を言ったのですか?そんな事はありませんよ」
と、あっさり返されてしまいました。
確かに自分で調べた事ではないのではっきりと言葉を返す事が出来ませんでした。
でも、いずれにせよ、この合併問題を他市町村の悪口で論議するのは間違っていると思います。

貼り主: chiyoko 日時: 21:47 | Comments (1)

2003年10月05日

小さくても輝く自治体フォーラム・パート2

泰阜村、松島村長のお話

泰阜村の財政自律(立)計画
基本的な考え 『入るを量りて、出を制す』と言う財政の基本原則に立ち返り、収入のあるだけで運営していく覚悟を決めることが「自律(立)」への道であり、まずは歳入の見通しを立てた上で、それに見合う歳出の削減策を検討する。

 泰阜村は地図で見ると周辺部でもなく「十分合併できるじゃないか」と言われるかもしれないが、後ろは山、前は天竜川、横は谷と言う所にあり、地図だけでは分からない山村である。
H11年から段階補正が始まったのでH10の交付税が一番多い。
普通交付税だけを単純に比較するとH15比では33%減っている。
臨時財政対策債の約1億5千万を入れてもすでに地方交付税は12%は減っている。
総務省の交付税課長が来年度以降の見通しとして
「まず、国が方針を決めなければ私どもでも先のことは分からない。勿論地方財政計画の歳入、歳出はバランスさせなければならず、収支不足になるような交付税額にしたり穴が開いたような財源対策にする訳にはいかない」と言っている。
これは多分市町村の事を考えている総務省の心ある皆さんの見解だと思う。

泰阜村ではH15年を基準にして17%の減を見込んでいる。根拠はないが逆に言えばこのくらいが限度だろうと言うのが根拠である。

支出の削減方法(その1) 
★役場機構・事務体制の見直し
①「民間に委託できるものは民間に」→委託による活性化
  *村営バスの運行、やまどり館・若者センターの運営の民間委託(△5,232千円)
「民間に委託できるものは民間に」はキャッチフレーズで、過疎の山村と言うのは公共交通を初めとしてあらゆる公共的なサービスが消えて行ったところである。
 もう社会主義的なことをやらないと過疎の山村の弱者は救えない。
 従って「民間委託したような形で公がやる事を想定したい」と思っていいる。
②年功序列賃金に合わない職務の委嘱化
  *学校用務員、学校、保育所の料理員の委嘱化(△14,960千円)
③職員の守備範囲の見直し(「住民にできる事は住民に」)→住民参加の促進

★職員等における人件費削減
 H15年度予算で3億7千万余の人件費を20年度には3億円程度に圧縮する。
  *特別職給与:H16年度から、村長20%カット、収入役・教育長5%削減(△3,766千円)
  *委員等報酬費:教育委員・農業委員会委員の定数削減、月額・日額等の非常勤特別職報酬の見直し(△1,897千円)
  *一般職職員給与:職員数をH25年度までに8人減少させる。(△42,610千円)

職員については8人減は自然減で、給料カットは文書には入れたが歳出計画の金額の中には入れていない。
これ以上地方交付税が減った時に最後の手段で職員給料カットはやろうと思っている。

支出の削減方法(その2)
★事業・補助金の見直し
  ・住民サービスに関わる事業や補助金に関しては、事業費の20%削減を原則とするが、事業の必要性を精査の上、事業によって
 ①継続・現状維持
 ②30%以上の削減
 ③廃止
など、メリハリをつけた見直しを行った。
しかし、たとえば区会長さんが一日役場にきてくれたら5千円払っていたものを2割カットで4千円にしても、確かに効果はあるが大型にはならない。

★事業等の見直しによる削減
 一般ベースの中の人件費が中心にならざるを得ない。
 民間的な公務員になってもらう。
 特別擁護老人ホーム、広域連合の施設だが運営を民営化しようと言う話がある。
新たに作る社会福祉法人に委託しようと思っている。いままでは村の職員の身分だった。嫌な事は村長が自らがやらなければいけない。
全員の皆さんに「来年の3月31日で止めて欲頂きたい」と言った。民間に身分を落としてもらう。
右肩上がりの賃金ではなく民間並の給与体系に移行してもらうとお話した。
所長、係長、事務家は役場からの派遣だが、所長が「そういうことなら私も辞めます」とありがたい事を言ってくれた。

保育園は2つあり、運営8千万かかっている。補助金で2,700万あるので5千万くらい村が持ち出している。
これも社会福祉法人に委託しようと思ってる。
保育園の園長の給料の見直しも考え、一回辞めていただく事も考えている。

たとえば、給食センターに委託する方法でなく、給食の調理員の皆さんを民間と同じくらいの給与で働いてもらう。と言う考え方でいいんじゃないか。

これが今わが村で出来る最大限。
住民負担は求めずに、我々の内部改革でしよう、と言う案。

歳出の中で何が大変かと言うと公債費が普通会計の歳出の2割を超える状況。
ここを解決できれば少しは楽になる。
仮に元本残高の多い過疎債を「長野県市町村振興資金」で借りかえることができれば、償還額の一時的な緩和を図ることが出来る。

簡易水道事業をH2年~6年に行った。一番金利の高い時であり5~6%利子を払っている。
今のところ国が認めてくれないが何とか「借り換え」と言う道を開いていただけないかということも考えている。
起債償還を先送り先送りする事や3年間据え置きなどして、一番苦しい4~5年を乗り越えれれば一定のめどがつくんではないかと思っている。
これでできなくなった時に県のお金や連合などを考えて行きたいと思っている。

本当にこれで自律できるのか?
臨時財政対策債、あるいはそれに近いものはたぶん今後3年間は継続せざるを得ないだろう。
人件費もH9年からH14年までに4億8千万から3億8千万に減らした。これも大変な努力なのだ。
朝日新聞に私の意見が出た時に、励ましのお便りもたくさん頂いたがいろんな批判も頂いた。
「そんな事は当たり前のことでいい気になるな」
「都市の税金を一円も使わずにやるならいいが、都市の税金を使って生意気言うな」
と言う意見もあった。
                                                                     以上
☆彡 最後のお話は本当に残念な話です。
「都会の税金を使うな」と言い始めたら、農山村で守っている水を飲むな。空気を吸うな。って話になりかねませんよね。
今回の勉強会の中でもありました。国土の47%を占める農山村を、人口で言うとわずか7%の人々が支えているのだそうです。
国中が都市化されてしまったら・・・?
そんな事、考えたくもありません。
主人は車を走らせていると、時々ため息をつきます。
「本当に日本は美しい国だね」と。

松島村長の書かれた「安心の村は自律の村」と言う本で村長は次のように書かれています。本の中で泰阜村の歴史満州移民に付いての文章ですが、
『いつの時代も国策に左右されながら、犠牲となるのは、国策を決めた人たちではなく一般庶民であることに深い怒りを覚える。国策を選んだゆえなる不幸を抱えたこの史実をどうかんがえたらいいのだろうか。』

貼り主: chiyoko 日時: 10:32 | Comments (0)

2003年10月01日

『小さくでも輝く自治体フォーラム』  9月27日~28日

9月27日~28日長野県の阿智村で「小さくでも輝く自治体フォーラム」が開催されました。
心に響くお話がたくさんあったのですがその中で栄村、高橋村長の話をまとめてみました。

栄村で2月、第一回の「小さくても輝く自治体フォーラム」を開催した後の経過の報告でした。

高橋村長のお話

実務的に住民に良く分かるようにする必要があるので、3月の終わりに“栄村は合併問題にどう取り組んでいくか”
「他の市町村と合併に付いての話し合いをして行くか?」
「栄村の将来像についてもっと研究するか?」
の住民アンケートを取った。
その結果、80%が「自分たちの村の事をまず自分たちでやろう」と言う意見だった。
そこで5月に「栄村将来像モデル」をつくる作業を職員に始めさせた。
私のモデルの理念は
「地方自治の憲法理念を堅持し新しい時代の栄村の構えを創設する」と言う事。
 新しい時代の新しい家を建てるんだ。

その為に具体的に条件設定をした。
1.政治経済、社会的な条件を考慮する。
2.目標年度を5年先に置く。あんまり先に置いても事実上出来ないだろう。
3.財政規模を30%削減。栄村の財政規模を20億に設定する。
  現在の栄村の財政規模が大体30億(公債費を含めて)。それを約三分の二にする。
  ・段階補正は1万人で止まると想定する。
  ・作業の手順として人件費、広域行政、一部事務組合の負担金、交付金など、逐一審査をし評価をする。
  ・一般職員のリストラは原則しない。(特別職は減らす)
   給料を3割カットしたら時間も3割カットする。農村にはそんな暮らし方もある。選択性にすれが「オレは3割りカットされても早く帰りたい」と言う職員もいるだろう。
  ・負担金、補助金、事務的なもの住民の生活に必要なもの、産業政策上必要なものを見直す。
4.行政組織を見直す。6課1室1委員会(教育委員会)を3課1委員会にする。
  6課あったものを3課に統合するのではない。機能同一性の視点で進める。
  住民から見ると皆同じものがたくさんある。今までの係りよりも小さなチームをたくさん作って行く。
  ・一人親方を止める。役場の事務を詳細に見ると最後に名目上はんこを貰って終わり、と言うのがかなりある。とことん詰めてみると一人でやっている。
   チームで合議をする。もっと動く行政にして行く。
  ・集落機能をもう一回見直す。自治組織を強化して役場とタイアップして行く姿を作って行く。
5.農業の生産を上げていく。10億円と言う産業が減るのでこれをどう取り戻していくのか。5月から商品開発チームが発足している。
   すでに長野県から女性が一人派遣され、彼女を中心に始まっている。
  ・都市に向かって農芸化学者「栄村を応援をする人」を呼びかけたら11人の学者が手を挙げた。
   皆さんシルバー、「農芸化学を村で実学でやるんだ」と言うところに意気を感じた人が手を挙げてくれた。ただ、これからが難しいと思う。
   そういう人たちの力を借りていく。
   都市にはいくらでもこういう支援者がいるがそれを、どうコーディネート出来るかがこれからの山村の力量だと思っている。
                                                                        以上


☆彡 お話をうかがっていて本当にすごいと思いました。
「財政的に苦しくなるからどうしよう」なんて話はみじんもありませんでした。
「30億の村の財政を20億にする」なんて本当に出来るのだろうか?と、思ってしまいそうです。
でも「絶対にやる」と言う目標として置いて実際に作業を進めているのですからすごいです。
いま、これだけのことをやっておけば、この先何があっても怖くないだろうな。と思いました。
 もし、富士見町でも町長が「3割カットの財政シュミレーションを建てろ」と支持を出せば、職員は一つ一つの事業に対して無駄はないか?
徹底的に研究してシュミレーションを作成するはずです。
その時に「富士見町は福祉のここのところは絶対に削らない」など限られたお金をどのように配分していくのかの検討がなされるはずです。
その事こそが、今一番必要な事ではないのでしょうか?

その他の方々のお話も、時間は掛かりそうですが 少しづつ紹介していきたいと思っています。

貼り主: chiyoko 日時: 16:11 | Comments (0)

2003年09月29日

合併についての地区懇談会の富士見町の資料

合併についての各区で行われる資料が全戸配布されました。
その資料の中で、どうしても納得のいかない部分があります。

町が作成した「市町村合併を考える」と言う冊子の裏表紙に町長のページがあります。
その、見出しが大きく「合併に踏み切る」である事。
文章の中で、「町は・・・・・合併に踏み切ると判断しました。」と、ある事です。

この冊子は町を通じて全戸配布されたものです。
その中に町長の見解としながらも、「合併に踏み切る」と大きく書かれていたのでは誤解を招きかねません。
ここでは、はっきりと「町長は・・・」と、主語を入れるべきです。

文中の「町は・・・・」は完全に変です。
町はまだ合併について何も決めていません。
その為の住民投票です。
ここも又、はっきりと「町長は・・・」とするべきところです。

住民のみなさんの中には当然「もう、合併って決まったのか」と誤解をされる方もいらっしゃるでしょう。
だったら、一体何のための住民投票なんだ!」と言うことですよね!

この事については議員の中でも問題になり、文章の全文撤回を求める事で半数の議員の署名が集まりました。
全員協議会の席で「町長がこの事については各部落を回る時に住民の皆さんにきちんと説明をして行く」と言う事になりました。
でも、懇談会に出席なさるのは住民の中のほんのわずかな人達です。
「懇談会に出席しない人たちにはどういうふうに説明責任を果たすのか?」と言う質問には、
「広報にこれからの手順をきちんと説明する」と言うことでした。

果たして懇談会の席できちんとそのことについても説明がされるのか?
なるべく出席して見届けたいと思っています。

この件について主人が長野日報に投稿をして取り上げられましたので、その文も紹介したいと思います。


***************************


合併懇談会資料と町長あいさつ文への疑問
                    ジェルミ・エンジェル

 今月四日に富士見町の矢嶋町長は六市町村合併への富士見町の参加を推進すると表明した。その判断に踏み切った主な理由として、新市の周辺部が損を受ける心配は分権型合併によって払拭できたとしている。
 町は二十四日から三十七の集落で行う懇談会や十二月七日に行う住民投票のための三つの資料を配布した。その中身は(一)富士見町の名前が表紙に付いているものの、元々総務省が作った「市町村合併について考えよう」と言う資料と、(二)諏訪地域六市町村合併任意協議会が作った、「新市建設計画案概要版」と、(三)町作成の「『市町村合併を考える』住民懇談会資料」だ。
 (一)と(二)は当然合併推進の資料だ。資料(一)では、合併のメリットとデメリットが書かれているが、メリットについてそれぞれの見出しの下にさらに細かい説明がついている。一方でデメリットの方は、デメリットは見出しだけで、後に続く細かい文章は「しかしこうすればそう言う心配は払拭できる」と言う調子。資料(二)もこれと同じような内容が入っていて、両方とも大いに合併推進の方に偏っている。
 町作成の(三)の内容は大きく分けて、合併しない場合の行財政の運営シミュレーション三通りと、任意合併協議会の協議結果と町の現行制度との比較。ちなみに一番厳しくて、どちらかと言うと多分ありえないシミュレーション以外の「片山プラン」を含める二通りでは、富士見町は合併をしなくても、収支が途中でマイナスになっても、そのうちプラスになる。
 さて、富士見町の町民はこの資料を判断材料として、十二月七日に合併を問う住民投票を行う。その住民投票条例の第一二条は「住民投票の適正な執行を確保するため、富士見町の合併問題について、住民が意思を明確にするために必要な情報の提供に努めなければならない」とある。
 町が提供する上記の資料は果たして「意思を明確にするために必要な情報」であろうか?合併、自律両方のメリット、デメリットを客観的に説明する資料が「意思を明確にするために必要な情報」であろと思われるが、そうだとすれば、町が提供する資料は合併のメリットだけを強調し、デメリットを軽んじ、そして数多くある自律のメリットに触れようとしないバランスの取れていないものだ。
 しかも合併するかしないかは住民が投票によって決めるとしながらも、資料(三)の冒頭に、矢嶋町長は「合併に踏み切る」と題した自筆の文書を載せている。私はかねてから町長が自分の意見を表明することを望んでいた一人だが、住民投票を行う以上、町が作成する資料は中立の立場に基づいたものでなければならない。よって、その中には町長の意見を含めるべきではないと思う。
 さらに、町長はその文書の中に「町は将来に向けてより高い福祉と快適な生活環境を確実に住民に提供するには、合併に踏み切る、と判断しました」と書いている。このくだりの主語は「私」ではなく、「町」となっている。「町は」合併に踏み切ると判断したなら、われわれ町民は一体何のために住民投票をするのだろうか。資料(一)の冒頭に「住民のみなさんが主役です」とあるが、町長の文書は住民投票を事実上否定する、町民の決める権利を意図的に奪い取ろうとしている世論操作だと思われても言い訳ができない。
 ちなみに町が懇談会や住民投票に向けて配布する資料をあらかじめ検証するために九月四日に行われた富士見町諏訪地方合併調査研究委員会の会合の席では、町長の文書が入るページはまだ白紙だったようだ。もしも上記の文書がその段階で載っていたら、町の各団体の代表や町議会議員で構成されているこの委員会から、抗議の声が上がったはずで、少なくとも「町は・・・合併に踏み切ると判断した」あたりの記述は差し替えられたに違いない。
 合併についての住民懇談会での町の説明は、どこまでも中立な立場でなければならないはずで、こういう文書が出たことに危ぐする。私が強調したいのは、合併するかしないかは、私たち町民が決めることで、あたかもそれがもう決まったかのような町長の文書に私たちが惑わされてはいけない、ということだ。「住民が主役」ということを、住民投票で示そうではないか。そして六市町村合併という話をいったん白紙に戻してから、今度こそ、その枠組みの是非も含め、合併の必要性を住民本意で根本的に再検討しようではないか。     (富士見町池袋、翻訳業52歳)
                  原本 長野日報 2003年9月22日版

貼り主: chiyoko 日時: 16:13 | Comments (1)

9月25日  合併についての懇談会・池の袋

昨日に引き続き、私の部落でもある池の袋での説明会に行きました。

会の進行は昨日の先達と同じです。
気のついた点だけメモをとってみました。

「町民のための説明会なので、議員は説明会の席で発言しないように」とのお達しが出ています。
でも、あんまり意見や質問が出ないようだったら、問題を提起したり共有するために必要だと、思うのですが・・・

町長の話

町の意思を決定するまでの順序の説明
 1)町長の意思の表明 
   「個人的な事を言うな」という意見があるが、個人的な意見を言うという事はない。
   町長の職にあるものが何をするのかを申し上げる。
 「 この事はこうしたいけれど、どうですか?」と言う問いかけをする。
 2)住人投票
   町長の行動を規制するもの5割の投票率を超えた時に開票。
   三分の二以上の意見が町長を拘束する。
 3)議会の議決

・分権型合併について
  今の役場を全部残す。今、総務・企画で6つあるが、それが合併すれば一つになる。
  残すと言う分権型合併を編み出した、と言う事。
  10年くらいの間に中央に市役所を作る。距離を考えると茅野の中川のあたり。人間の偏りで言うと沖田のあたりが中心になる。(総務程度・150人~200人規模)
  作るまではどうするか?新しいものは作らない。よそのものは借りない。茅野か諏訪の市役所を使う事になる。

町長との質疑応答 

Q:「町は合併に踏み切ると判断した」と言う発言について。非常に分かりづらい。実際に混乱している町民が多い。
懇談会に出席する町民はごく一部。他の住民に対する説明責任は?
A:次の広報で住民投票までの順序について説明する。

Q:前の時にも同じようなことが言われたが、結局境から支所はなくなった。
A:中央に作るものは総務・企画程度しか入らないような小さいものを作るので、そこに持っていくということは出来ない。

Q:引き上げないと言っても最終的に議会が決める。時代が変れば議会で縮小する事になるだろう。富士見の場合もそうだった。
A:その事に懸念は持っている。私の力の及ぶ範囲ではその事の出来ないような鋲は留めていくつもり。
 10年15年先の責任を私が取れるかと言うと明らかに言って取れない。
 よく、境の支所が引き上げた話は言われるが、境の地区が行政から遠いとは感じていない。境には相当大きな物金額を組んでいる。

Q:地域審議会に付いてはこれからか?
A:これから法定合併協議会の中で決めていく。
 

事務局との質疑応答
Q:もし、原村が合併しなかったら?
A:今まではなかなか話題にし難かったが、今日仮に5になってもやって行こうと非公式に6組長の中で話が出た。


Q:合併したらその日に職員は何人減るのですか?
A:職員がすぐ減ると言う事はない。15年で500人38億減らす。自然減、不補充
 

Q:富士見町にはパノラマの負債をあるが他の市町村はどうなのか?
A:負債の件は6市町村合わせて概ね800億の負債。その中で富士見町は70億がある。
 土地開発公社についてはどこもバブル時期に大きな土地を買った。現在極端なものは半分の価値しかない。そう言う物は出てきていない。どこも持っている。
 6市町村あわせると200億から300億くらいの土地を持っているだろう。そう言った隠れた不の財産があると言う事もご承知いただきたい。

 
Q:介護保険などはどうなるのか?
A:現在6市町村共同の事務事業は消防、恋月荘、介護保険が大きなもの。
もし一市町村が合併しない場合、大きな問題になるだろう。
たぶん共同事務はやってもらえるだろう。
 しかし、今は議員が会議に出て運営に対して意見が言えるが、発言権がなくなる心配はある。

Q:市域審議会へ法人格を持たせる話については? 
A:地方制度審議会で、地域審議会に法人化を認める議論がある。
 しかし、そのことに付いて富士見町が意見交換をしたと言う事はない。

Q:新諏訪市と同じ位の規模とされる松本市のH13の地方交付税は82億。同じ時の6市町村合計の地方交付税のは180億くらい。合併しない方が15年以後は交付税は多くなる?
A:その通りである。

貼り主: chiyoko 日時: 14:43 | Comments (0)

2003年09月25日

9月24日 合併についての懇談会。先達

富士見町、37集落を回る合併についての説明会が始まりました。

まずは、新市建設計画案をビデオにまとめたものを15分間上映。
その後、富士見町の作成した資料をもとに説明があります。
・合併しないと財政的にどんな事が予測されるか。
・町が存続する場合の行政改革への取り組み
・合併した場合と現在では制度にどんな事違いが出てくるか。


24日は先達と葛窪の2会場で説明会が行われたので、町長が途中会場の移動をしなければなりません。
その為、先達の会場では企画課の説明の後、30分間町長に対する質問の時間がもたれました。

町長のあいさつ  

冊子の中の「富士見町は将来に向かって合併に踏み切ると判断いたしました」この通りである。
町長が個人として物を言うことはない。町長の職にあるものとしてこういう風に判断したとお考え頂きたい。

どうして合併に踏み切ると判断したか?
★3~5年富士見町はこのまま行っても財政的に困る事はない。
しかし、それから先が分からない。
明らかなことは国にお金がなくなって、交付税を下げてきている事。
その中でどうしてもやらなければいけない事、お年寄りの生活の安定、子供の教育、これはお金を削る事は出来ない。
自分たちで負担を多くしていかなければ今までの生活は出来ない。相当な覚悟が必要。
判断の一つとして、少なくても今の福祉の水準を保つためにはそれが確実に行われると言う判断、合併が必要。
大きな財布の中で決められたものを確実に行政として、福祉、教育、生活環境に使っていく。

★合併して事務所の位置はまだ決まっていない。

★私が合併に踏み切った大きな要素の一つは分権型合併である事。
 今の庁舎は全部残す。
 本部には最低限のものだけで、今の生活に必要なものは全部今の庁舎に行けば間に合う。庁舎は半永久的に残す。
★10年後くらいには新しい本部の建物、100人~150人くらい入るのもを建てなければならない。
それが建った時に富士見の庁舎がなくなるというものではない。それがいらないと言う判断は後の人たちがする事。


町長への質問
Q:町長の表明と住民投票の関係は?
A:町をあずかる町長がこう判断したがよろしいでしょうか?と言う判断を頂くのが住民投票。
 
Q:もし、反対、と言う結論が出た時は町長はどうするのか?
A:条例により有効投票の三分の二を超える意見に町長は従う。これを議会にかける。
  最終的に町の方向は議会が決める。

Q:合併しても富士見の持つ良さを残した町づくりが本当に出来るのか?
A:可能だと思う。その為に一つ一つの項目を詰めて来た。
Q:合併当初はいい。どこまでその形が残るのか?孫子の代までも富士見の良さが残せるのか?
  特色ある地域づくりを町が発展させていくような取り組みが今も出来ていないのに新しいところで力が発揮できるのか?
A:境にも十分行政の力は届いている。

Q:原村が抜けた時にも合併するのか?
A:その通り。原が抜けても合併はする。

Q:富士見が合併しても飲み込まれないためにどうしたらいいか。
  町長は新市の市長になる為の策はあるのか?
A:他の5人に負けない意気込みは持っている。


事務局との質疑応答
Q:地域審議会は?
A:地域審議会は住民と地域局をつなぐもの。住民代表が地域局の仕事に対して地域局と共に町づくりをして行く。
Q:今後条例などで、きちんと位置付けをして欲しい。絵に描いたもちにならないように。
A:今後、新市の条例の中で定めていく。

Q:地域審議会は経過措置に過ぎない。半永久的と言うといつかはなくなるもの。
  合併するなら地域局は必要ないんじゃないか?
  P8の地方交付税は合併すると減っていかないと言うような言い方は変じゃないか?
A:合併しても合併しなかった時と同じだけの額は保障されると言う意味。
  指摘されれば言葉足らずだったかもしれない。

Q:地域のよさを行かせる仕組みが行政として出来るかどうかが大切。先達は東京から入ってくる時に玄関口になる。
  先達を東の拠点として町づくりをしよう.と考えた事があるか?
A:特に先達が。と言う事ではなく均衡ある地域の発展と言う事でやっている。最近は境方面に投資的な計画が多い。

Q:議員の定数について、数を同等まで持って行けないか?
A:議員数の率で決めた。

Q:地域にやさしいと言うことで、先達地区では夏休みに子供たちが困るので町の図書館に巡回バスを出してくれと言ったら「検討しましょう」で終わった。
  この小さな富士見町でもそんな事が前に向かない。
  合併して大きな市になった途端に耳を貸せるわけがない。
  合併は仕方なくても町づくりの体制を今から作っておかなければいけない。
A:地域らしさを残すため、地域局に相当な権限を与える。
  バスの件については町では全体の検討会を立ち上げできれば15年度中には試行したいと考えている。
  福祉バスについても検討していく。

Q:今まで3回も合併の話が失敗している。失敗の検証されているのか?
A:今までの情勢と今回の情勢では大きな違いがある。
  全国的に合併が時代の流れである。

Q:貧乏たす貧乏は金持ちにはならない
A:財政的には支出を減らし、より効率化な運営ができる。たとえば人件費

Q:地方局を置くとそれだけお金がかかる。お金がないから合併すると言うのとは逆行する。
A:700億~800億の経費の中のしめる地方局の経費はわずかなもの。
Q:それなら合併しないで今のままでいいんじゃないか?
A:権限を残す担保として地域局を残す。

Q:町長は絶対に富士見らしさを残すと言っているが、それは富士見町と言う自主的な組織の町長だからいえる事。
  合併後、最初だけ議員の数が富士見から5人になるがその後は変る。
  過半数で負けるのならまだいいが、意見さえいえないような組織になってしまうのではないか?
A:議員の数はその通り。しかし、地域で行政の差をつける事は出来ない。
  ただ、建設的の投資の選択の時にきちんと守れるとは言えない。
→長野市の周りの4町村が対等合併と言う事で合併を申し込んだ時、議員の数が1人づつでいいなら合併してもいい。と言われたそうだ。

Q:財産や開発公社はどうなるのか?
A:富士見町が大諏訪市になるだけで開発公社も財産区もそのまま同じ事。

Q:20万人を超えた時の特例市になった時のメリットは?
A:今、手元に資料がない。

Q:各庁舎が残ると経費が増えるのではないか?
A:15年をかけて、1,600人を1,100人にして行く。職員の人件費が増えるわけではない。

Q:合併で中央集権をやろうとしているのようだ。権力は中央に持っていく。出先機関は於くけれど住民の気持ちを捉える事の出来るサービスが出来るのか?
  合併しなくても地域をのばす、行き残これるだけのプラン作りは合併に関わらず必要。
A:地方分権で国・県の権限を地域に下ろし、住民本位の町づくりが出来る。

貼り主: chiyoko 日時: 10:04 | Comments (0)

2003年08月30日

「原村の村長に話を聞いてみよう!」 8月29日(金)  PM 7:00~    原村役場にて

若者11人と(16~20才)原村の村長のお話を伺いに行ってきました。
6市町村合併で話が進められている中、一貫して「自立する原村」を主張なさっている村長に「なぜ自立なのか?」を中心にうかがって来ました。
最初は6人の予定が、急に11人と増えてしまったのですが、快く承諾いただきました。

なぜ、自立の道を選ぶのか?
合併すれば村は21万人の中のたった7500人になり、数の力に勝てなくなる。
村の良さが失われ、特徴の持てない一地域となってしまう。
合併した時のメリット(意識調査から)として
 ・行政経費の節減
 ・公共料金の軽減
 ・合理化し浮いたお金で工業、研究、観光などの活性化
などが上げられるが、そんな事は合併しなくても出来ると私は思う。

合併のデメリットとしては
 ・住民の声が行政に届きにくくなる。
 ・周辺部がさびれる。
 ・地元に精通した職員がいなくなる。
 ・役所が遠くなる。
「デメリットは工夫によって解決されるがメリットは合併しないと得られない」と言うが、私はそうは思わない。たとえば経費削減、人件費は削減できなくても他でムダを省けばいい。財政は政治の意思が大切。
合併しても財政強化とならず16年目からはかえって苦しくなる。
それよりも住民の声が届いた方がいい。
20世紀は「都市を大きくしコンクリートの箱が田舎の野山より価値がある」でやってきた。21世紀は違う。田舎でののびのびとした暮らし、人間の精神が癒される充実した人生が望まれている。そんな時、村が村らしさを留めるために“合併はしない”と考える。
(財政シュミレーションの数字を上げて原村の説明)
→数字は理屈っぽくて難しいが、やはり、たいしていいものではない。
シュミレーションにこだわり過ぎて正しい判断が出来なくなると考えている。

それから合併した時に「どんな市を望むか」のアンケート
 ・高齢者福祉の充実
 ・医療の整備
 ・道路、自然環境の保全
しかし、高齢者福祉の医療費無料化、富士見、原のやり方をするのは新市では無理。今の茅野市のやり方をやろうとしている。
これは県の標準で、「進んだ福祉」ではない。
又、乳幼児医療無料化も原村は小学校3年まで。
しかし、新市では小学校入学前、原村は逆に福祉が後退する。

「原村のような小さい村がずっとやっていけるのか」と言う人もいる。
自治体の存続は人口の多少ではなく住民の地域自治の意識。住民の議論と気概の中でやっていけると思う。

任意協議会では51人の委員で協議されているので住民の論議にかけられない。住民の期待どおりには行かない。

私はその土地の住民が選んだ首長がその土地のことを考えるのが良いと思う。
大きい市ほど選挙投票率が低い。大きい自治体ほど無関心。
さいたま市は30%くらい。そんな数で自治体の方向が決まる。
時代が進み行政システムがこのままじゃうまくいかなくなった時に考えればいい。今はその時期ではない。

質問:2年前のシンポジウムで「合併して産業の振興を」と言っていた。それについては?
村長:浮いたお金で産業に投資するのは一見もっとも。でも、なかなか浮いてこない。産業振興に持って行くぞ。と思えば合併しなくても出来る。

質問:6月の勉強会の時「原、富士見のような農村が都市化される」と言う話があった。
村長:なり易い要素はある。諏訪湖周辺は土地がない。八ヶ岳山麓の方が住むのに良いと思う人が増える。
   ただ、合併したからだけとも言えない。合併により弾みはつくかもしれないが、必ずしも合併の狙いはそうではないと思う。

質問:村の合併に対する意識が高いのはなぜ?
村長:足掛け3年くらい住民と合併の勉強会をやって来た。小さい村だから有線やサラダチャンネルで知らせると皆が「どうする?」「どうなるの?」と思いが広がっていく。

質問:自治体に住民に情報を与える責務はあるの?
村長:ある。どの程度やるかは個々に任されている。

質問:原村独自のサラダチャンネル、すごいと思う。
担当:富士見と同じ有線だった。老朽化した時にいろいろ考え、LCVと村とで同軸ケーブルを整備した。
   今ではインターネットで世界に流れている。言葉で伝え難いものも映像で伝える事が出来る。
村長:実は予算は大変。年間4,000万円ばか掛かっている。視聴率はいい。知り合いが出るのは楽しみ。
質問:議会放映もしていますよね。
村長:「百聞は一見に如かず」映像の訴える力は大きいよ。

質問:ぼくは合併反対です。市町村の事業は赤字が多い。不景気だし、合併する事で良い方向に向かうのか?21万都市になりその辺がうやむやになってしまうのでは?
村長:原村でも もみの湯、自然文化園も赤字が出る事も。自治体は商売が上手ではなく誰の経営責任かがあいまい。
   長も変ってしまい前の長の責任にもならず自治体の責任。経営体質も変らなれればいけない。
   パノラマのゴンドラもすごく良いものだよね。地域住民がそういう物を大切に思っていないとうまくいかない。 
  「顔の見える範囲」が血の通った行政となる、私の持論です。

質問:「顔が見える」反面、知り合いばかりで物が言い難いのでは?
村長:気に入らなければ怒鳴りこんでくる人もいるけど、一般的にはそうかな?匿名って方法もあるけど、月に一度村長と話す日を設けている。
   顔を見て話せば分かり合える。

質問:もし、茅野、原、富士見の枠組みだったらどうなる?
村長:そうなれば連帯感が強く反対の意見が逆転する可能性もある。茅野のやまうらあたりの人は原、富士見不参加の合併は考えられないと言う人が多い。
   1か6か?で始まったけど「どことどこがする?」で始まっていればちがったね。

質問:合併したらどこが一番得をする?
村長:ものすごい事きくね! 個人の見解です。
   (こんな答え辛い質問にも「個人の見解」として村長はきちんと答えて下さいました。)

質問:市町村の規模が大きいほどモチベーションが小さく、原のようにやる気のあるところが一緒になるとやる気のなさに飲み込まれてしまうと聞いた。 
村長:他の市町について言う立場にないので、原村について。原にやる気があっても数の力でどうにもならない事が出てくる。 
   地域の特色を持ち続けていくには、同じ規模の自治体ならうまくいくが相手が大きいと対等とは行かない。平成17年以降も新しい法律を作って合併を勧めて行くだろう。地域局にも法人格を認めていくだろう。そうすれば独立性が保てる。その時考えればいい。原は相当ひとりでもやっていけると自信を持っている。今の合併騒ぎにあわてて乗ることはない。

質問:地域局の話は「合併の効率化」を考えると矛盾してますよね。
村長:そう、今日の協議会でもその話は出た。住民にとって現状に近く違和感はないが人件費は減らないし、新市の一体感は出にくく“新市誕生”の印象も薄い。
合併で期待される人件費の削減も、地域局に局長が一人づつ必要となり効果がうすれる。

*終了は9時を予定していたのだが、終わりの方になって質問が出てきて終了が9時30になってしまった。
村長は次のように会を閉められました。


村長:勉強すればするほど疑問が沸いてくるね。原村でも又「考える会」をやるので富士見からも来てくれればいいと思う。
熱心な若者に刺激されて目覚める人も増えますよ。
 
「日本一元気な村。原村」をやっています。各市町村が切磋琢磨することも大事。
合併してお隣さんが松本ではあまりにも遠すぎる。近くに目標があることが大切

貼り主: chiyoko 日時: 18:41 | Comments (0)

2003年08月13日

私は6市町村合併には反対です。

2003年8月3日発行の第1号議員活動広報より

*******************************************************

先日、合併をめぐる講演会で「結婚相手の悪口は決して言ってはならない」と言っていました。その通り! ただ、結婚する相手がどんな人なのか、結婚して幸せになれるのか、そもそも自分は結婚したいのか、見極めることが今、大切です。なぜ“6市町村”と言う枠組みなのか?「時間がない」と急いで決めてしまっていいのでしょうか?

理由①富士見町の自然と文化が好きだから!  
私は千葉市の出身ですが、もし千葉で合併の話があっても反対はしなかったと思います。この富士見町だからこそ、今回の話をきちんと受け止め判断したいと思います。富士見町には他の地区ではすでに失われてしまった豊かな自然、伝統文化がまだたくさん残っています。私たちはその財産を,今後いかに後世に伝えるべきなのか。そんな町づくりの議論がなされるために、この合併問題は本当にいいチャンスだと思っています。合併推進の背景には、都市部で票の取れない政治的な判断があるとも言われています。これからの日本、農山村を大切にしていかなければならないはずです。今回、その事が話題に上っているでしょうか。富士見町の将来には明るい夢がたくさん抱けると思います。この先、いずれにしろ財政は厳しいのです。
この町の将来を決める権限は残したいものです。

理由②小さな町のフットワークのよさを大切にしたいから!
合併してもきめ細やかなサービスを提供するため、地域局が設置されると言われていますが、10年、15年後はどうなるのでしょうか? 45年前の富士見町合併の際に最初はどう言う約束だったのかと言う事を考えれば、分かると思います。
任意協議会では、サービスは一番高い所に、料金は低い所にすり合わせ作業が進んでいます。でも、もともと財政のきびしい中、本当にそんな事ができるのでしょうか。実際、議員で視察に行った岐阜の東濃西部合併協議会では、「サービスは落とさないように、しかし、料金を一番低い所にするには無理がある。合併後、料金を上げれば市民を裏切る事になる」と言っていました。その時になって反対しても大方の事は手遅れでしょう。
それよりも小さな単位だからできることを大切にしたい。情報公開制度など、今までも小さな自治体が独創的な発想を全国に向けて発信してきました。合併しなくても、広域ですべき事は、広域で進める事は可能です。

理由③合併しても財政問題の解決にはならないから(ピンチをチャンスに!)
富士見町にはパノラマの大きな借金があります。でも、本来、自分たちのつけは自分たちで払うべきです。スキー場のために富士見町をなくしてしまっていいのでしょうか。確かに合併後15年ほどは特例措置で一息つけるかもしれません。でも特例債で借金が返せる訳ではないのです。特例債は新市建設計画の為に借りられるお金で、何に使えるかは細かく決まっています。特例債と言う飴のために新しい箱物を作り、新しい借金を作る事になるのではないでしょうか。しかも、合併すれば大きな市となり、作る箱物も大きくなります。地元の業者が潤うならともかく、結局大きな業者に仕事を持っていかれたという話を耳にします。合併は現在の財政問題の先送りと新しい借金をつくる事になるのではないでしょうか。借金を持ち寄って合併しても借金はなくなりません。

一番言いたい事
私は6市町村合併には反対です。でも、だからと言って賛成の意見を否定するつもりはありません。賛成の意見を聞いていて「おっしゃる通り!」と思うこともたくさんあります。
同じ“合併”について考えても、価値観や信念が違うのですから出てくる結論も違うはずです。でも、富士見町を愛する気持の強さに変りはないと思います。決して感情的にならずに大人としての議論を深めて行く事が大切だと思うのです。
 みなさんもどうか合併に関心を持ってください。そして、賛成でも反対でも自分の意見をもって住民投票に臨んでください。それが自分たちの決めた事に責任を持ち、失敗しても決して他人のせいにしない大人の選択ではないでしょうか?

あまりにも大きく、なかなか分かりにくい合併の話ですが、町でも「出前講座」と言う啓蒙事業をやっています。五人くらい集まれば「こんな事について説明して」とか「初歩から教えて」でもOKです。小さな集まりで、お茶のみ感覚で呼んでみられてはいかがですか?
この合併問題に関わらずこれからは住民参加の町づくりが大切になって来ます。住民からの発案や役場と一緒にまちづくりに積極的に参加して行くことが大切だと思います。
私もできる限り、皆さんにそんな機会を提供していきたいと思っています。

貼り主: chiyoko 日時: 15:19 | Comments (0)

2003年08月07日

合併の勉強:今までとこれから

今まで仲間と一緒にこんな勉強会をやってきました。

出前講座 
5/20(コミプラ)←若者向けに税金の話からしていただきました。「又、これからも勉強していきたい」の言葉に感激! 
5/28(コミプラ)
6/13(清泉荘

「反対の意見も聞いてみよう」 
6/28(コミプラ)←原村長の出席には主催者もびっくり!
7/15(清泉荘)←「富士見と境は車の両輪のように発展していくはずだった」との意見も。

「みんなで語ろう富士見の未来」 
7/12(コミプラ)。←参加してくれた6人若者に「合併したほうがいい」と言う意見が出ないのには、正直驚きました。「富士見町に不便は感じるけど、苦にはならない」と言う、高校生の言葉が印象的でした。

「合併問題講演会」のビデオ上映会
7/16(コミプラ)(推進派,関西学院大学小西教授)
7/31(コミプラ)(反対派,都留文化大学中西教授)

これからの予定
*「合併問題講演会」のビデオ上映会 8/20(コミプラ)(「地方分権について」太平洋セメント諸井氏)
コミプラで行ったビデオ上映を清泉荘でも計画していますが、日程はまだ未定です。
*尚、これらのビデオは富士見町の図書館の“合併コーナー”にて貸し出しも可能です。
(原村サラダチャンネル、町企画課にご協力いただきました。)
こんな活動に「参加して一緒にやろう!」とおっしゃって下さる町民の方々、どしどしご連絡下さい。

貼り主: chiyoko 日時: 19:23 | Comments (0)

2003年08月06日

私は6市町村合併には反対です。

(2003年8月3日発行の第1号議員活動広報より)

先日、合併をめぐる講演会で「結婚相手の悪口は決して言ってはならない」と言っていました。その通り! ただ、結婚する相手がどんな人なのか、結婚して幸せになれるのか、そもそも自分は結婚したいのか、見極めることが今、大切です。なぜ“6市町村”と言う枠組みなのか?「時間がない」と急いで決めてしまっていいのでしょうか?

理由①富士見町の自然と文化が好きだから!  
私は千葉市の出身ですが、もし千葉で合併の話があっても反対はしなかったと思います。この富士見町だからこそ、今回の話をきちんと受け止め判断したいと思います。富士見町には他の地区ではすでに失われてしまった豊かな自然、伝統文化がまだたくさん残っています。私たちはその財産を,今後いかに後世に伝えるべきなのか。そんな町づくりの議論がなされるために、この合併問題は本当にいいチャンスだと思っています。合併推進の背景には、都市部で票の取れない政治的な判断があるとも言われています。これからの日本、農山村を大切にしていかなければならないはずです。今回、その事が話題に上っているでしょうか。富士見町の将来には明るい夢がたくさん抱けると思います。この先、いずれにしろ財政は厳しいのです。
この町の将来を決める権限は残したいものです。

理由②小さな町のフットワークのよさを大切にしたいから!
合併してもきめ細やかなサービスを提供するため、地域局が設置されると言われていますが、10年、15年後はどうなるのでしょうか? 45年前の富士見町合併の際に最初はどう言う約束だったのかと言う事を考えれば、分かると思います。
任意協議会では、サービスは一番高い所に、料金は低い所にすり合わせ作業が進んでいます。でも、もともと財政のきびしい中、本当にそんな事ができるのでしょうか。実際、議員で視察に行った岐阜の東濃西部合併協議会では、「サービスは落とさないように、しかし、料金を一番低い所にするには無理がある。合併後、料金を上げれば市民を裏切る事になる」と言っていました。その時になって反対しても大方の事は手遅れでしょう。
それよりも小さな単位だからできることを大切にしたい。情報公開制度など、今までも小さな自治体が独創的な発想を全国に向けて発信してきました。合併しなくても、広域ですべき事は、広域で進める事は可能です。

理由③合併しても財政問題の解決にはならないから(ピンチをチャンスに!)
富士見町にはパノラマの大きな借金があります。でも、本来、自分たちのつけは自分たちで払うべきです。スキー場のために富士見町をなくしてしまっていいのでしょうか。確かに合併後15年ほどは特例措置で一息つけるかもしれません。でも特例債で借金が返せる訳ではないのです。特例債は新市建設計画の為に借りられるお金で、何に使えるかは細かく決まっています。特例債と言う飴のために新しい箱物を作り、新しい借金を作る事になるのではないでしょうか。しかも、合併すれば大きな市となり、作る箱物も大きくなります。地元の業者が潤うならともかく、結局大きな業者に仕事を持っていかれたという話を耳にします。合併は現在の財政問題の先送りと新しい借金をつくる事になるのではないでしょうか。借金を持ち寄って合併しても借金はなくなりません。

一番言いたい事
私は6市町村合併には反対です。でも、だからと言って賛成の意見を否定するつもりはありません。賛成の意見を聞いていて「おっしゃる通り!」と思うこともたくさんあります。
同じ“合併”について考えても、価値観や信念が違うのですから出てくる結論も違うはずです。でも、富士見町を愛する気持の強さに変りはないと思います。決して感情的にならずに大人としての議論を深めて行く事が大切だと思うのです。
 みなさんもどうか合併に関心を持ってください。そして、賛成でも反対でも自分の意見をもって住民投票に臨んでください。それが自分たちの決めた事に責任を持ち、失敗しても決して他人のせいにしない大人の選択ではないでしょうか?

あまりにも大きく、なかなか分かりにくい合併の話ですが、町でも「出前講座」と言う啓蒙事業をやっています。五人くらい集まれば「こんな事について説明して」とか「初歩から教えて」でもOKです。小さな集まりで、お茶のみ感覚で呼んでみられてはいかがですか?
この合併問題に関わらずこれからは住民参加の町づくりが大切になって来ます。住民からの発案や役場と一緒にまちづくりに積極的に参加して行くことが大切だと思います。
私もできる限り、皆さんにそんな機会を提供していきたいと思っています。

貼り主: chiyoko 日時: 19:11 | Comments (1)

2003年07月12日

「みんなで語ろう!富士見の末来」

合併問題を語る前に、そこに住む人々がまず、どんな町にしたいのかを語り合う事が大切ではないでしょうか・・・?そして、その為にどんな事をすればいいのか?なにが可能になるのか。実現のために合併が必要なのか。しない方がいいのかを考えて行くべきだと思うのです。
合併問題の勉強と平行して、「夢を語る会」もやって行こうと思います。
今回の夢を語る会に、18才になる次女が小学校の同級生にお誘いの葉書を出しました。忙しい高校3年生が参加してくれました。

13人の出席者のうち10代の若者が7人。その若者の意見です。
「合併すると小さいところに目が届かなくなるので合併しないほうがいい」
「外国に留学していると、ここら辺の田んぼが恋しくなる」
「境駅からの電車は一時間に一本。富士見にいろいろ不便は感じるが、苦にはならない」
「合併は住民から見るとデメリットが多い」
「合併してもいい結果があまりない。あきる野市では合併して新しい市庁舎を建てる時にでかい借金をして、今、やばいらしい」「合併して結局役場がなくなり、受付で意見を聞くだけになってしまっているところもある」「公務員の専門職がいるのはいいが、給料が上がる」
「ここは、落ち着いて育ったところって感じがする」
いやはや、「みんな合併の事には無関心だろう。」なんて思っていたのは大間違い。
6ヶ月も準備をして「合併」についてのディベートまでやった事のある高校生もいて、私なんかよりずっと知識が豊富だったようです。

大人からは・・
「富士見で育って、都会に出た。田舎もいいが都会もすきだ。都会ではいろんな人との出会いがある。いろいろ見てきたほうが、富士見のよさが見えるのでは?」
「スエーデンでは、夜の議会で議員はボランティア。政策をたてるのは他に専門職がいる」
「これからは、他にない顔がいい」
「若いころは、近所づきあいなど、田舎の暮らしに息苦しさを感じた」
「宮崎県の綾町では当時の町長が頑張って照葉樹林の森をつくった。その森の木を電力会社が切ろうとした時に住民がみんなで町のことを勉強した。それがすごくいい!」

などの意見が出されました。
せっかく若者が来てくれたのに、こっちがなかなかうまく聞き出す事ができずに反省!
でも、若い子たちは茅野や諏訪の便利さを富士見にも求めているのかと思っていたので、そんな意見が一つも出てこなかったのには少々驚きました。
もう少し、主催者も勉強して、夢を活発に語れるような会を今後も企画していきたいと思いました。

貼り主: chiyoko 日時: 11:07 | Comments (0)

2003年07月11日

次女が小学校の同級生に出したお誘いの葉書です。

合併問題の勉強会の一つとして企画した「みんなで語ろう!富士見の末来」に、今年18才になる次女が小学校の同級生に参加を呼びかける葉書を出しました。親ばかで恐縮ですが、なかなかいい文章だと思うので紹介させていただきます。

みんなお久しぶりです。
今回は突然ですが、みんなに合併問題について考えてもらいたくてこうしてはがきを出しました。あまり興味がなくて知らない人もいるかもしれないけど、合併問題は、うちらの将来にすごく関係しています。富士見町では合併するかどうかを、18歳から参加の住民投票で決めることになりました。めんどいとか、どうせ自分には何もできないとか思ってるかもしれないけど、それはちがうよ!みんなはもう有権者です。町はみんなの意見を求めています。これは大変!自分の将来について興味がない、では済まされないのです。
そこで、みんながよく理解して上で投票できるように、私たちは7月12日にコミプラのAVホールで7:00時から、お茶でも飲みながら、富士見町の将来や合併問題についての話し合いをしたいと思っています。ただ言いたいことを言ってくれていいんだよ。当日来る大人たちに問題や質問をしてもらってかまいません。この話し合いの目的は、うちらが自分たちの故郷がどうなっていくのか、どうしたいのかを討論するためです。富士見から出る人も、残る人も、ここはうちらの故郷じゃない?みんなが将来子供をココに連れてきたとき、借金だらけや、自然や地域の寂しくなった町の姿を見せたいですか?そんなわけがない!私も合併についての勉強会に親に連れて行かれるまで、まだ17歳だしどうしようもない、と思ってたけど、ちがうよ、やっぱ。投票できる歳に達してないとしても、考え始めなくちゃいけない。わしはインドに1年留学していて帰ってきて、田んぼや、山や、宮崎駿がほれたほどの、このうちらの田舎の故郷を見た時、「ココは自分の帰る場所で、こんないいところはない。だからココは守らなきゃいけない!」と強く思った。みんなはそう思う時ないかな?そう思う時がくるよ。
この話し合いはうちらのため。お堅いのじゃなくて、わいわい同窓会気分、学校の討論会気分でいいからさ!みんなが来るのを待ってます!
 
エンジェル 幸
貼り主: chiyoko 日時: 10:58 | Comments (0)

2003年07月03日

原村・小林峰一さん: 合併勉強会の資料

役場の合併に関しての「出前講座」を聞いた皆さんの「今度は反対の意見も聞いてみたい」とのご意見を受け、原村の小林さんをお招きし、勉強会を開きました。その時の資料を紹介いたします。

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原村の小林峰一さん

合併問題は地域を見つめ直す良い機会
-これからの地域のあり方を考える-

まず、合併について考える時に、次のようなプロセスで考えるべきだろう、と小林さんはフローチャート方式を使って説明してくれた:
030628_minekazu_flowchart.jpg
たぶん大半の有権者はまだ[A]の流れ、つまりまだ合併についてあまり深く考えたことがなく、「何だかよく分からないが、今のままだと財政的にやっていけないようだ」と思っている。
しかし住民投票で合併するかしないかを決めるのは私たちだから、[A]だけは禁物だと思う。
小林さんは「Bに進んで初めて『合併について考えた』と言えるでしょう」と言う。
[B]に進んでしっかり考えましょう!

次に小林さんは人口推移などのグラフを描きながら、次のような点を展開して話した:

1. はじめに
・ 合併は地域づくりを考える選択肢の一つ
・ 考え方の基本

2. 合併問題での視点
・ 合併問題を議論することは、地域を見つめ直す良い機会。選択はゴールではなく、スタート。
・ 合併した場合、新市で受けられる地方交付税は、合併しなかった場合、各市町村で受けられる合計額より少なくなる。
・ 合併は本来最後の手段のはず。それがなぜか合併ありきで動いている。
・ 合併しても、しなくても財政規模は小さくなる。自分たちで決める権限を残すのと、人任せにするのとどちらを選択しますか?
・ 依存体質からの脱却と新たな仕組づくりが求められる
・ 効率化より、税金を効果的に必要なところに使う仕組づくりが大切
・ 自治体とは、地域に必要な仕組を作り機能させることができる最小単位のコミュニティ。役場はその指令塔
・ 合併しなかった場合、改革は確実に行われる。しかも自主的に。合併した場合は??
・ 合併で職員が減り効率化されるというのは、短期的には?。長期的に見ても問題あり。
・ 小さな自治体における、大きな問題は、大きくなった自治体にとっては、ある地区の小さな問題となる。
・ 人は身近な事にしか関心を持たないし、真剣になれない。
・ 業務の専門家より、地域の専門家
・ 地域の活気が日本の再生を促す

3. 豊かさとは
・ 豊かさの源は人にある。絆で結ばれた地域コミュニティの大切さ
・ 住民参加型社会の構築は、人々の新たな生きがいや喜び、豊かさにつながる。
・ 生活圏の中に複数の自治体があるからこそ、自治体間での知恵競争がおこり、それが住民サービスの向上へとつながる。
・ 旅に出かけた時、各地域で多様な特色あるまちづくりがされていた方が遥かに楽しいし、新たな刺激を受ける。

4. 合併の本当のねらいとは…
・権限をなくした後、地域に起こることは何か

5. 未来の子供たちに
・ 私たちは未来の子供世代に対して、700兆円もの借金を作った。この上、地域づくりを自由に行う事のできる権限すら奪おうとしている。
・ 地域を設計し、デザインできる権限を残す必要性
・ 地域に育てられた
・ 郷土、ふるさとを愛する心


貼り主: chiyoko 日時: 13:02 | Comments (0)

合併の問題点も勉強

6月28日 コミュニティープラザ、において「住民の何でもトークの会」主催による市町村合併を考える勉強会が開かれた。
これは、先に行った「出前講座」を聞いた皆さんの、「次は合併反対の意見を聞きたい」と言う意見を受けての開催だった。
 原村で「合併反対」の立場で意欲的に活動なさっている小林峰一さんをお呼びして、「合併問題は地域を見つめ直すいい機会」と題し、ご自身の合併に対する考えをうかがった。
 小林さんは原村、中新田で農業を営まれながら、合併反対の勉強会を開いたり、先の村議戦の時には[合同立会演説会]を企画なさってもいる。
 勉強会の出席者は数人の若者を含め、なんと40人だった!予想以上の反響に感激しました。

030628_minekazu_005_s.jpg
6月28日のコミプラでの「何でもトークの会」。若者の出席は特に嬉しかった^^

小林さんはフローチャートを作り合併についての考え方を分かりやすく説明してくださった。( 資料:フローチャート、要点

小林さんは、フローチャートで合併問題を考えることを提案して、またはグラフを使い、諏訪地方の人口推移や地方交付税の今後の流れなどを 大変分かりやすく説明してくださった。
「人は身近なことにしか関心を持たない」と言う小林さんの意見に
「都市計画など、小淵沢なども含め、周りの市町村との協力の大切さを強く感じている」との意見もありました。

主催者側もびっくりしたのだが、この会には原村の村長もひょっこり顔をお見せになった。伺うと「今日は一聴衆で来ました」との事だった。

勉強会、参加者の意見をいくつか紹介。
・良く、「やっていける。やっていけない」と言われるが、それは行政側の視点であ る。やっていけなくなる、なんて事は絶対にない。
・合併したら、まず、特別職、議員の報酬で5億減らせるだろう。しかし、その結果 自治力を失うことになる。しかも、5億は大金に聞こえるが、合併が成立した場合の新市の予算の1%にも満たない金額で、スズメの涙。
・職員に関しては、毎年70人くらいやめて30人くらい入れることになるだろう。 最終的に500人減らす事が目標なので、年間40人減るとして500人減らすの には12~13年はかかる。その間、合併の効果は出ない事になる。
・有利な起債だから借りる、と言うのはいかがなものでしょうか?
・合併を考える上で、地域局は効率が悪いのではないか。
・特例債を貰う事は結局、国に大きな負担をかける事になるんじゃないか。つまり国の財政を考えても、合併しない方が思いやりのある選択肢のでは?

最後に小林さんは
「自分たちで地域を変えて行く。その権限は持っていないといけない。地域から国を変えていくことが可能だ」と力強く締めくくってくださった。


今後の計画
7月12日、「みんなで語ろう、富士見の未来!」と、題して
富士見町の将来の町づくりについてざっくばらんに話し合いたいと思います。
皆さんが思い描いている富士見はどんな姿をしているのか?
その、夢の実現のためにどんなことが考えられるのか?
その為に合併は必要なのか?それともしないほうがいいのか?
何回か会を重ね、そんな議論を深める事が出来たらいいと思います。
 
境の清泉荘で7月15日、再び小林さんをお呼びして昼に勉強会。
7月16日にコミュプラで合併推進派、関西学園の小西教授の講演のビデオの上映。
その後、二週間おきくらいに
反対の意見として都留文化大学の中西教授。
地方分権の話を太平洋セメント相談役諸井さん。
それぞれ、講演のビデオをコミプラと清泉荘で上映の予定です。

貼り主: chiyoko 日時: 12:09 | Comments (0)

2003年07月01日

『諏訪地域の新しいまちづくりを考えるシンポジウム 』

6月29日  茅野市「諏訪東京理科大学」に於いて
『 諏訪地域の新しいまちづくりを考えるシンポジウム 』が開催され、
大森 彌氏(千葉大学法経学部教授・東京大学名誉教授)の基調講演がありました。

その中で、私の印象に残った言葉を紹介します。

「合併とは自分たちで新しい自治体をつくること」
「今回の合併は政治が強い意志を持ってすすめている」
「合併しても生命の営み、大地の恵みを支える農山村地域を大切にせよ。農山村地域が滅びれば都市部も滅びる」
「地方議会のあり方を改革すべき。外の人間に媚びるような議会ではだめだ。関心のある住民が参加できるようパブリックコメントを導入すべき」
「職員も、人事システムを見直し、身分保障をして能力を十分発揮できるようにすべき」
「結婚しようとする相手の悪口は決して言ってはならない」

議員として耳の痛い話もありました。
「議会だけで決めていればいいのか。」
先日「アメリカ・バークレー市の住民参加のまちづくり」のビデオを見ました。毎 回、議会で住民が自分の提案や意見を言う機会があります。大人だけでなく、子供も自分の要望を提案できるのです。それがパブリックコメントです。考えてみるとこれほどいい住民参画のかたちってないですよね。
今日もそのことが大森先生から提案があったので、心に響きました。
 今の議会の制度って本当に中途半端だなあと、思います。
もっと若い人達もどんどん参加できるように、議員の定数を下げて議員のだけでも生活出来るくらいに報酬を上げればいいんじゃないかな?
これから、真剣に考えて行きたい事です。


 そして「生命の営み、大地の恵みを支える農山村地域を大切にせよ」
私もそこのところがとっても大切だと思っています。
都会で暮らしていると「本当にこれでいいのか?」と始終、疑問を感じます。
特に夏になるとアスファルトに蓄積された熱で夜でさえ熱く、眠れずに冷房をかける。それで又外の気温が上がる。その悪循環。今でも、20号から富士見地区に入ると緑が多く、すっと空気が変るのが分かりますよね。

今回の合併問題で、農山村部こそが宝と思っているものを安心させる言葉はまったくと言って良いほど聞こえてこないのです。富士見町の将来のあり方をみんなで考え、語っていく事の必要性をつくづく感じます。

貼り主: chiyoko 日時: 12:29 | Comments (0)

2003年06月15日

合併という流行

「市町村単位の空洞化や過疎化現象をオプラートで包むには、合併はよいかもしれない。だが、かつて大合併が明治以降二回ほどあった経過を知るにつけ、地域の歴史や連帯意識が喪失したことを忘れてはなるまいと思う」
岩波書店の「世界」と言う月刊誌の2003年6月号に掲載された合併についての投稿文を。。。
 

 6月12日の境での勉強会の最後に、Oさんが読み上げて下さった。ぜひともホームページで紹介したいと思い、図々しくOさんお願いし、雑誌の編集部を通して、許可を取っていただいた。貴重な文章を引用させていただく事が出来た。Oさんも、ありがとう!

合併という流行 


 統一地方選のなかで、多くの候補者が市町村合併に必ずしも賛成だとはしていなかった。合併することで、地方議員たちは自分の首を自分て絞めることになるからだ。
 これまで国会議員を頂点として県会、市町村会議員という選挙ビラミッドができていた。それは政治資金の流れとしてであり、その時、票には一票いくらとの商品的価値があった。合併によって、その商品に値崩れが起き出した。市町村議員たちは上納できるほどの票を持ち得なくなったのだ。
 住民にとっても、合併によって自分たちの生活がどのように変わっていくのかがつかみにくい。行政の説明責任が抽象化しているのではないか。人口が増えることによって、住民負担が減るわけではない。確かに市街地を形成しやすくはなるが、そのために地域によっては過疎化のスビードがより速くなる。合併とは、端的に言えぱ「リトル・東京」を全国に千力所作ることだ。財政破綻した国家運営を地方へ分散化する。権限委譲としての地方分権化という美名は、住民への責任を地方行政に押しつける仕組み作りなのだ。
 期限を切って合併をすれば、地方交付金の上積みとか、建設債の国家保証だとかいう「飴」が与えられる。だが、それらはすぺて税金で賄われている。住民にとって、国税だろうが地方税だろうが負担からすれば同じなのに、妙な色づけでごまかしているだけだ。
 かつて、村は村なりに、町は町なりに、自分たちの個性を発揮しようと頑張ってきた。少子高齢化というテーマを、住民参加で克服した地方もある。リストラするのが当たり前となっている企業同士が合併して防衛するのと、市町村が合併して人口規模が大きくなるのとは別問題であることを、合併推進論者たちは手品師よろしく隠している。
 中核市は合併して、政令市を目指す。町村が合併して市になる。何か、受験勉強に励む子どものような上昇志向がある。だが、政令市になって赤字が減ったかといえばそうではなく、規模が大きくなるほど負担が増えたことを推進論者たちは黙っている。市町村単位の空洞化や過疎化現象をオプラートで包むには、合併はよいかもしれない。だが、かつて大合併が明治以降二回ほどあった経過を知るにつけ、地域の歴史や連帯意識が喪失したことを忘れてはなるまいと思う。
 経済優先社会の申し子たちが、今の社会を牛耳っている。だが、彼らの親たちの住所が町から市に変わったとして、生活のありようは、逆に心の過疎化を産む。簡素化とか、合理化といった言葉が口にされる社会とは、人間の本質を機械へと転用させたものだ。
 合併という流行に乗って、行政のスリム化だと喜んている住民は、ある意味では正しいのかもしれない。だが、自分の生まれた故郷が消えた時、老いた者たちは心の流浪を味わうのではないか。市町村合併は企業合併とは違うのだ。(岐阜県・50歳)

貼り主: chiyoko 日時: 10:54 | Comments (0)

2003年06月13日

境で合併問題を話し合う

「どうして、今、市町村合併なの?」
と、題して、今まで町から提供された情報、広報や任意協議会だよりなども読んだ事のない人たち向けに、分かりやすい説明会を「出前講座」と、言う形で町の企画課にお願いした。

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PM7:00からの始まりの予定だったが、集まりが悪く7:15頃から始める。
最終的には20人が集まってくれたが、PM7:00に集まると言う設定にむりがあったようだ。

質問として・・・
「一番サービスのいい所に揃えるってどういうこと?」
「なぜ、6市町村と言う枠組みで話が進められているの?」
「町長が立場を示さないような状態で協議会に出ている職員がきちんと交渉できるのか?」
「地方分権は財源委譲がないと意味がない」
「今の制度では規模を小さい方が多くの地方交付税が来る。大きくなったら交付税は減らされる。だったら小さいままの方がいいんじゃないの?」
「18歳位の人達は何にも分からない。住民投票が18歳から、と言う事も知らなかった。
学校などで教えられないの?」

などの質問があった。
説明会の雰囲気として、役場の方はなる何とか分かりやすく説明をしてくれているのだが、それでも、やっぱりよく分からない、と、言った感じだった。
感激したのは若者が2人来てくれたこと。

参加してくれた若者にどうしたらこれから若者たちにも関心を持ってもらえるか?意見を聞いてみた。実は彼も友だちの何人か誘ってくれたらしいが
「行かなきゃ行けないの?」
って言われれば、勿論「いいや、別に・・」って事だったらしい。
「どんな事が知りたい?」
「「だって、何にも分からないじゃん!全部『期待される』とか『懸念される』で確かな事なんて何もないじゃん!
「どんな事したら集まってくれるかな?」
「そうだな?言いたい事と言わせてくれたらいい!」


確かに関心のない人の心をつかむのは本当に難しい。でも、35人にはがきを出して一人でも自ら関心を持って来てくれたのはうれしかった。(もう一人の若者は彼の弟)
ゴーグルに帽子で、最初見たときに誰だか分からなかっが、許してもらえるなら彼を抱きしめたいほど感激した。

 勉強会の最後に、岩波書店の「世界」と言う月刊誌の2003年6月号に掲載された「合併と言う流行」と題した投稿文をOさんが読み上げて下さった。ぜひともホームページで紹介したいと思い、図々しくOさんお願いし、雑誌の編集部を通して、許可を取っていただいた。貴重な文章を引用させていただく事が出来た。Oさんも、ありがとう!

貼り主: chiyoko 日時: 23:13 | Comments (0)

今年20才になる君たちへ

6月13日に行われる勉強会に、何とか若者たちにも「合併問題」に興味を持ってもらおうと、長女の小学校の同級生にお誘いの葉書を出してみました。

今年20才になる君たちへ

突然のお便りで驚かれたことと思います。
驚かせてごめんね m(_ _)m
実は君たちに考えて欲しい事があります。
ご存知の事と思いますが,富士見町では今年秋に 岡谷、下諏訪、諏訪、茅野、原と合併するかしないかを決める住民投票を行います。この投票は18歳から参加できます。
富士見町の将来を決める大事な投票です。
それなのになかなか住民の中で論議が盛り上がってきません。
中には「仕方ないさ。6市町村合併はもう決まったようなもんだ」と言う人もいます。
でも、本当はまだ何も決まっていないんです。
君たちは富士見町をどんな町にしたいですか?
それを考えるいいチャンスだと思います。
自分たちの町の将来の事、みんなで考えて決めようよ!

そこで、今まで合併についてあまり関心のなかった人の為に
町にお願いして出前講座を開いてもらう事にしました。
どんな質問でもOK!君たちのストレートな視点に大人たちが気づかされる事も多いのでは、と思っています。
ちょっとだけ勇気を出して、来てくれるとうれしいです。
もちろん君の家族や友達、誰でも大歓迎です!

(時間の都合で夕飯を食べ損なっちゃった人なんかは自前で食べたり飲んだりしながらでもOK!です。)

貼り主: chiyoko 日時: 10:30 | Comments (0)

2003年05月27日

岡谷市役所、下諏訪役場、LCVへ

まず、土地開発公社の決算書が開示されるので岡谷市役所へ行った。

今回で三回目。開発公社課長のO氏の机は4階にあり、前回は辺りを見回す余裕もなかったのだろう、その部屋からは岡谷市から諏訪湖まで一望できることに改めて気がついた。
思わず、
「本当にいい景色の所でお仕事をなさってますね。」と言うと、なんと
「上に行かれたことがないなら、ご案内しましょう」と、お忙しいところ、わざわざ、7階(?だったと思う)に案内してくださり、建物の広い窓から、岡谷市を説明してくださった。三方をぐるりと山に囲まれ、その中心部は住宅などがぎっしりと立ち並び、山の裾野から少しずつ住宅地に開発されている様子がよく分かった。
「Oさんには本当に感謝しています。議員になったばかりで自分がどんな立場で、どんな態度を取るべきなのかも、まだよく分かっていませんでした。お叱りを受けたこと、そしていろいろ教えていただき、本当に勉強になりました。ありがとうございました。」
と、帰りがけに申し上げると
「お叱りしたつもりはありません。どうぞお手柔らかに」と言われてしまった。
私は本当に感謝しているので、お礼を言ったつもりなのだが、皮肉と取られてしまったのだろうか? まあ、それも仕方ないのかなあ・・・
でも、ようやく、議員ってどんな立場なのかが、分かりかけてきた。って感じがする。・・・
力士が仕切り前によく、自分の顔や体を叩いて士気を高めていますが、なるほど、自分の顔をたたかないまでも、「よし、行くぞ!」と、自分を振るい欠かせるような事も時には必要だという事だと思う。
 とにかく、私にとっての初めての壁を打ち破る事が出来て、ホッとした。

次は下諏訪町だ。
当然公文書開示請求をしなければいけないだろう、と思っていたが、
 「いいですよ」と、
あまりにもあっさり言われ拍子抜けしてしまった。
「でも、今、担当がいないので、確認しないと。たぶん問題はないと思うのですが、確認が取れたら後でFAXしましょうか?」
「えっ!? そんな文章をFAXして頂いていいんですか?」
各市町でこんなにも対応が違う事にびっくりした。
FAXをお願いして役場を後にした。

次に、諏訪のあるLCVの本社へ。
議会のLCV放映が可能なのかどうかを調べに行った。
予め訪問の趣旨をお電話して予約をいれておいたとは言え、先方で資料作りまでしていて下さったのには感激してしまった。
結論は残念ながら、「実施できない」という事だ。

ケーブルテレビ利用の実態として、現在LCVの総合チャンネルで8自治体を扱っており、すでに許容オーバーで,限りある編成時間との状況から実施できないし、8自治体が一斉に同時期、同時間に本会議が行われ、その際、審議が深夜まで及ぶ場合もあり、予知しがたい時間で推移する、とのことた。


「でも、住民投票を受けての議会の議決は、住民にとっても大変重要な事なので、その時くらい議会の中継が出来ないものか?」とお尋ねしたところ、
「重大性は絶大で、地域に関わる重大事は当然放送する」との、お返事を頂いた。
そして、又、その他の「議会中継」の可能性としていろいろ調べてくださってありました。
原村の「サラダチャンネル」、辰野町の「ほたるチャンネル」。
インターネットによる議会中継
本来なら、私が調べるべき事まで調べて頂いてあってちょっと恥ずかしい思いをした。

「お茶の間にいながらにして、議会の傍聴が出来る」という意味では、LCV放映が一番。と、そこまでしか考えていなかったのだが、他の可能性を考えて行く必要があるよう
だ。
いずれにせよ、今後IT化は時代の流れとして避けられず、インターネットを通じての議会中継が財政的に考えても一番近いかもしれない。
ただ、どれくらいの人がパソコンを使い、又、インターネットを接続しているか・・など
実態調査なども必要になってくるのかもしれない・・・?

家に帰るとすでに下諏訪町役場からFAXが届いていた。

「土地開発公社の総会が終わるまで待って欲しい。しかし、総会で承認されれば、町のホームページに載りますが・・」との内容だった。
すぐに「ホームページの方で拝見します」とFAXをした。

一緒に資料集めしていたH氏によると茅野市、諏訪市は、尋ねると問題なく資料を出してくれたらしい。
各、市町村で、情報開示、一つ取ってみても随分考え方が違う。
これにはびっくりした。富士見町はどうだろう?
今回、資料集めで、他の市を尋ねる事になったのだが、私にとっては本当にいい勉強になった。
今回合併の相手となる各市町村のホームページを比べるのも面白いかもしれない。

貼り主: chiyoko 日時: 17:37 | Comments (0)

2003年05月16日

資料集め

今回、町議に立候補しようと決心するまで、実はあまり真剣に合併に付いて考えていなかったのです。私自身「だって、国が進めている事だし、反対したってどうにもならない」と思っていました。

でも、原村で若者たちが真剣に自分たちの村の事を考えているのに出会い、「私たちの富士見町もこのまま住民投票をしていいのだろうか?」と、考えるようになりました。そして、たまたま知り合った原村の友達が行っている{合併の勉強会}に参加させて貰うようになったのです。
勉強会の中で「富士見町は今回、パノラマの問題が公になってしまったけど、他の市町村だって3セクや開発公社の問題はきっとあるはずだ」と言うことが話題に上がりました。そこでその勉強会のメンバーでもある原村の新人議員H氏と私が担当となり、その資料集めをする事になりました。

 二人でまず諏訪にある任意合併協議会の事務所に出向いてみました。
任意合併協議会での協議がもうすでに80%くらい終わっているという事は、議会でも再三言われています。もうすでに3セクの資料も揃っているはずだ、と思っていましたので、「資料はない」と言われた時には、正直言ってびっくりしました。合併を協議する上で3セクの状況は肝心な要素の一つではないでしょうか?
「どうすればいいのか?」とたずねると、
「各市町村を回るしかない」との答えでした。
そこで、私が岡谷、下諏訪。H氏が諏訪、茅野を回る事にしました。

 岡谷市役所に行って「新人議員で合併の勉強会をしています。その資料として3セク、開発公社の資料を頂けないでしょうか?」と相談すると地域振興課と土地開発公社と振興公社とあるので、各課を回るように、との事でした。
地域振興課は担当のものがいないので後で電話をする事になりました。
カノラホールにある振興公社では、お話しすると本当に好意的な対応でありがたかった。
「5月の末には議会を通るのでそれに付いては出せますよ」という事で、6月の頭にもう一度伺う約束をしました。
土地開発公社では3回目にやっと課長にお会いできたのですが、私が勉強不足で富士見の開発公社の事で答え詰まったもので、
「まず、自分の町の事を勉強するべきじゃないですか」と言われてしまいました。
「パノラマの事は別として、これからもし合併した後で本当はこんなに負債があったなんてことはないのか知りたい」
と、お話したのですが、
「任意協議会の中でも開発公社のことは出てきてないはずですよね」
「他の市町村は調べたんですか?」
「あなたが岡谷市民でないので出すべきかどうか検討させてもらう必要があります」
などなど・・・
後で岡谷市の情報公開条例をインターネットで調べたところ、請求できるのは「何人」で、岡谷市民であるかどうかは関係ないことなどが分かりました。そういうことを知っていたらもっと強く押せたのですが、次の来客を待たせての話、こっちも勉強不足を指摘され押しが弱くなってしまいました。

「勉強し直して出直しだーーーー!」
「ああ、こんな事じゃ、議員なんかやってられないぞ!」
ドロドロに溶けて車のシートにへばりついているような重---い気持ちで帰路についたのでした。

貼り主: chiyoko 日時: 17:55 | Comments (0)

2003年05月01日

 原村「行政初心者マーク講座」

「原村で初心者のための合併の説明会がありますが、来て見ませんか?」と、誘いを受けた。

3月24日  

村の説明会に出席した二十歳の若者が、「難しくってよく分からない。僕たちにも分かる、やさしい説明会を開いてください。」と、村長に頼んだらしい。
「よし、分かった。でも、やるからには少しは人を集めろよ。」と、村長。
そこで、そのH君たちは身近な相談者の助言も受け、自分の学年と一つ上の学年に思いを綴ってはがきを出したそうだ。
 そうして開かれた講座が私の誘われた勉強会だった。
役場に着くと、およそ役場には似つかわしくない若者が何人か玄関でたむろしていた。
ミニスカートの女の子たちが携帯を打っていたり、茶髪の若者たちが仲間を待っているようだった。
 二階の会場で、謙虚に中ごろの端の席に着いた。
時間が迫ってくると、若者たちがきちんと前の席から座って行った。
こんな会の時には、一番前の席が空きそうなものだが、そうではないのに、まず、びっくりした。
 まずは、役場の職員の説明。
  ◎合併を考えるにあたってとりあえず知っておきたい事
    ・行政の仕事の内容
    ・村の収入ってどんなものがあるの?   
    ・ちょっとむずかしいけど、交付税の計算方法
    ・村の財政状況はどうなってるの?     などなど・・・

それから村長の合併に対する考え「日本一元気の村・原村」をめざして。
 村長のお話は非常に印象的だった。ご自身が合併反対と思っていらっしゃるから当然と言えば当然だろう。
「原村の税だけでは、役場の職員の給料だけで消えてしまう。じゃあ、原村はどうするんだ。『苦しくても原村でやって行こう!』と言う村民の誇りと自身が一番大切だ」
「原村の農業、化学肥料や農協に頼っていていいのか?土を大切にする農業に変わって行くべきだ。自分の作ったものに責任を持って消費者に届けなければいけない」
「ウヒャー!」 聞いていて、なんだか気持ちがよかった。
 その後の、若者の質問にもググっと来た。
 「僕は生まれた時からすでに十分満たされている。これ以上何が必要なのか?便利な生活がよければ都会に行けばいいんじゃないのか?」
その他にも、若者からいろいろと質問が出た。
「吸収合併だとどうして悪いの?」
「合併してから又、村として独立できるの?」
「合併した後、本当に税金が対等に使われるの?」
「原村にみんなの目が行き届かなくなるんじゃないの?」
「もし、合併したら、ゴミの処分はどうなるの?」     などなど・・・

役場の職員の一生懸命に分かってもらおうと言う気持ちも、若者たちの大好きな原村の事を真剣に考えようと言う気持ちも伝わって来る、なんだか感動的な説明会だった。

「富士見町はこのまま住民投票をしてしまっていいのだろうか・・・?」
そんな気持ちが家に近づくほどに強くなっていった。

貼り主: chiyoko 日時: 14:58 | Comments (0)