5月4日「諏訪地方憲法集会を成功させる会」主催で、「生かそう日本憲法! 日本に、世界に!」が開催され、
記念講演で、ジャーナリストの堤未果さんの「アメリカの民衆から見た日本国憲法」がありました。
堤さんは、小学校、中学、高校生活を日本で過ごし、その後米国の大学へ。
その後、国連アムネスティインターナショナルニューヨーク支局員を経て、米国野村證券に勤務。
9・11を、被害にあった隣のビルで体験した。
その後、変貌するアメリカにショックを受けて日本に帰国。
大好きだったアメリカが、9.11以降豹変して行く。
テレビからは2つの報道しか流れない。
煙を上げるタワーの映像と、こぶしをふりあげながら泣く大統領の映像。
メディアが不安をあおり、不安に駆られた人々は銃を買いに走る。
ごく普通の主婦までが、スーパーへ行って銃を買った。
やられたら、やり返すしかないとアフガニスタンへの攻撃が始まった。
恐怖が国中を支配して、市民が武装した。
帰国後日本でのアルバイトで、イラク戦争の被害者や医師が来日した時の通訳をした。
「なぜ、わざわざ日本に来たのか」と言う未果さんの問いに
「日本は唯一の被爆国で、被爆治療が進んでいる。」
「日本には9条がある。」
「日本人に訴えたなら、この戦争を武力ではなく、話し合いで解決してくれる」と答えた。
この時、日本には憲法9条があったから平和が守られてきたんだと気づいた。
未果さんは2004年にアメリカに戻って、イラク戦争についてのインタビューを始める。
9.11以降、アメリカは3つの政策を強行に進めた。
①社会保障を弱者・貧困層まで、徹底的に削減。
②個人情報の一元化・・・テロとの戦いをキーワードに政府が国民を守る事ためにと言って情報を握った。
③医療・労働・教育など幅広い分野で民営化を進めた。
・個人情報の一元化について
高校は軍に個人情報を提出しなければならなくなった。
提出しなければ、助成金がカットされる。
カットされても困らない高校ならいいが、貧困地域の高校は助成金をカットされると困る。
高校生の携帯電話にいたるまでの詳細な情報が軍へ提供された。
軍は、貧困層のなるべく将来のない子を選び出して軍へ勧誘する。
「君は将来の夢をあきらめてはいけない」
「もし、お金が問題なら軍へ入れば大学の入学費用を5万ドルまで出す」
「予備兵なら、戦地へは送られない」
「90以内なら取り消しがきく」
などなど、おいしい話をするが、実際の話はまったく違う。
大学の費用も1.8万ドルくらいしか出ないし、授業料も上がっている。
実際にすでに30万人の予備兵が戦地に送られている。
入隊の取り消しも、軍事裁判にかけられ、その裁判中でも戦地に送られる可能性はあり、裁判中の兵士は武器をもてない。
しかし、リクルーターになれば、戦地に行かずにすむ。
町の中の仕事で、しかも9時から5時の仕事になる。
ここでもきびしい制約があって、一ヶ月に3人の新兵を確保できないと、戦地に送られる。
国の中の格差が、生存権と引き換えに入隊する制度を作ってしまう。
これは経済的な徴兵制である。
ほとんどの帰還兵がホームレスになっている。
また、派遣社員として民間人がイラク戦争を支えている。
アフリカ・インド・ネパールなどの国から、「すばらしい仕事がある」と言ってイラクに送られている。
この人たちは民間人なので戦死者には数えられない。
すでに10万人。180の民間企業が参入している。
教育について。
2002年の春に「落ちこぼれゼロ法案」が可決された。
教育の現場に競争原理が入れられた。
全国一斉学力テストが始まり、先生たちが締め付けられる。
先生たちは、平均点を上げるためにいんちきをはじめ、子どもたちは「大人は自分たちのことを考えていない」と勉強が嫌いになった。
アメリカ国民は、どうやって戦争を止められるのか?
メディアは大資本に抑えられている。
怒りの声を上げて、システムを変えなければ同じ事が起こる。
憲法で国民がブレーキをかけられる。
憲法は国民の武器であり義務である。
あきらめずに、システムがおかしいと訴えなければいけない。
世界は9条を評価している。
南米のボリビアの大統領が来日した時に当時の安部総理との対談で言った。
「私のあなたと同じように、任期中に憲法を改憲したい。
9条を加えようと思っている」
★と言うような内容の講演でした。
最後のボリビア大統領の話は、最高でした。
足で歩いて取材を元にした話なので、説得力がありました。
先日の「Sicko」と同様、アメリカのすごく衝撃的な話でした。
若者が、だまされて入隊して戦地に送られているなんて、恐ろしい話です。
社会に格差は生じて、貧困層を作ることで、戦争へ兵士を送っている。
でも、日本でも若者の貧困層が増えている事が問題になっています。
教育問題にしても、日本は恐ろしいほどアメリカと同じような道を歩いていると言う事ですね。
若い人たちにも是非聞いて欲しい話でした。
マイケル・ムーア監督の「SICHO」を見に行きました。
アメリカの医療制度の問題点を丁寧に追った映画です。「今回のムーアには愛がある」の評判どおりの映画でした。
前回の「華氏911」は、アポなしで権力者人に突撃インタビューしている攻撃的な印象の映画でした。
今回の映画では、アメリカの医療制度の実情を追いながら、他の国との対比で問題を鮮明にしています。
それが、かえって観るものを深く考えさせます。
アメリカは先進国の中で、唯一国が運営する「国民健康保険」が存在しない国。
6人に1人が無保険。
毎年1万8千人が治療を受けられずに死んでいく。
映画では、アメリカ国内のおどろきの事例が次々と紹介されます。
ひざをパックリと切った男性が、自分で針と糸で縫い合わせていたり・・・
民間の保険会社に加入していた夫婦で大病を患ってしまい、自己破産したケース。
電気ノコギリで指を切断した無保険の大工が「指をくっつけるのに、薬指なら140万円、中指なら700万円」と選択を迫られ、薬指だけつなげた例。
救急車で運ばれた女性が、保険会社の請求に救急車は事前申請が必要とあり、「いつ許可を取ればいいの?乗る前?意識が戻ったとき?」と訴えている話。
入院費の払えない患者が、車で路上に置き去りにされる場面・・・・などなど。
そんなアメリカから、お隣のカナダに目を移すとこちらは国民皆保険制度。
そして、医療制度の充実しているイギリスの取材。
イギリスでは、すべての医療が無料。
しかも低所得の患者には、通院交通費が支給される窓口が病院内にあります。
フランスは医療が無料な事に加えて、子育て支援も充実しています。
子育て中の母親に対する相談や、子どもを預かり母親がゆっくり出来る時間を持てるようにする支援など。
フランス在住のアメリカ人たちの話を聞いているうちに、ムーア監督が「もうこれ以上聞きたくない」と耳をふさいでしまいます。^^;
なんだか、同じ人間なのに・・・と不公平感を感じてしまいます。
アメリカ国内で唯一医療費が無料なのがキューバのグアンタナの米軍基地。
ここに収容されているテロ容疑者たちには、高度な医療が施されています。
それに比べて、9.11で各地から駆けつけた救命員達の中には、きちんとした医療が受ける事が出来ず、苦しんでいる人がたくさんいます。
キューバに、9.11の救急活動での後遺症で苦しんでいる患者たちを、ムーア監督が何人か連れて行きます。
アメリカが経済封鎖しているキューバの病院では、外国人でも、検査から入院すべて無料です。
「アメリカで6年間も戦っているのに・・・信じられない・・・」と泣き出す女性を「大丈夫ですよ」とやさしく肩を抱く医師の姿に、思わず胸が詰まりました。
ムーア監督は、「この問題は他人事じゃない。」「みんなが行動を起こすための映画だ」と言っています。
「『華氏911』のあと考えたんだけど、観客がただ座って映画の中の人、つまりぼくをみているだけだったらダメなんだ。
彼らが立ち上がって行動を起こさない限りアメリカの状況が変わる事はない。
だから、この映画は、行動を起こす事を呼びかけている。
マイケル・ムーアではなく、みんなが行動を起こすんだ」
日本人にとっても、他人事じゃありませんよね。
私が映画の中でとっても印象的だったのは、言葉は違っていたかもしれませんが、
「フランス政府にとってフランスの国民は怖い存在」
「しかし、アメリカ国民にとって、政府が怖い存在だ」と言う国民性の違いです。
日本はアメリカよりも、もっと政府に馬鹿にされているような気がしませんか・・・?
主権は国民にある事を、一人一人が意識しないと変わらないんじゃないかと、改めて思い知らされました。
この映画。
絶対にお勧めです!!
信濃境の清泉荘で、毎週開催している「たまり場づくり」。
春一番の企画として、日地用品の交換会と、そば寿司作りの講習会を開きました。
我が家にとっては不要になったものでも、よそのお宅では価値のあるものになるかもしれません。
もし、それが地域の中でまわすことが出来れば、大切に物を使うことが出来ます。
ごみの減量にもつながりますよね!
「たまり場」の基本的な考え方は、「場」の提供です。
みんなが楽しくおしゃべりをする「場」だったり、得意なことを教えあったりする「場」だったり・・・
そんな考えの延長での日用品の交換会ですので、各家から不用品を持ち寄って交換する「場」を作ったと言う事です。
お金のやり取りはありません。
本当は物々交換が成立すれば一番良いのですが、そういう訳にも行きません。
何も持ってこない人でも、欲しいものはお持ちください、という事にしました。
《日用品の交換会》

2階の和室に持ち寄った日用品がところ狭しと並べられました。
大きな素敵なお皿があり、私は早速ゲット!

「これなんか、似合うんじゃない?」
みなさん、試着したりしてものすごく盛り上がりました!
お腹を抱えて笑うこともしばしば・・・
「高いお金を出すんなら、自分ではそんな服は買わないけど、もらえるんなら挑戦してみようかしら・・・」
今まで自分では似合わない、と思っていた色やデザインでも、みんなに勧められて持っていく人もいました。
こんな事が、また楽しいじゃないですか!
私は息子たちの古着を持っていったのですが、貰い手がなくって残念!
でも、当日持ち寄ってものの9割くらいは新たな貰い手のもと利用されることとなりました。
次回の交換会でまた現れる可能性もありますけどね・・・^^;
「灰溶融炉」にどっぷりつかりすぎていて、他の事に気が回らなかったのですが、これからはこんな活動もちゃんと続けていこうと反省いたしました。
《そば寿司作り》

そばは、心もち固めに茹でて、寿司酢・砂糖・塩・などで下味をつけます。
その分量が知りたかったのですが、「それは適当よ!自分の好きにして」目分量です。 ^^;
ちょっと置いて、そばに味がしみてたところで、のり巻きにします。

ここが私の一番知りたかったとところ!
以前、頂いたそば寿司の切口が、結構きれいにおそばが並んでいるんです。
「ちゃんと作るには、そばを縛って茹でてきれいに並べるんだけど、そんな事をしなくてもちゃんとできるわよ」
と、言われても言葉だけじゃ良く分かりません!
おそばの並べ具合と、巻き方のコツを教えて欲しかったのです。
この程度に並べて巻けばいいのだそうです。 半信半疑・・・・

ほんとだ!?
おそばを縛って茹でたりしなくっても、切り口はこんなにきれいになるんですね。
なんだか、すっごくうれしい!!

巻くのりが足りなくなって、そばが余ってしまいました。
急遽、近くの店で、味つきの揚げを買ってきて、そば稲荷にしました。

お稲荷さんの中に入れるときは、こうして指におそばを巻いて入れると、うまくまとまって食べやすい。

「近くで採ったなずなだよ」
参加のおばあちゃんが持ち寄ってくれました。
これだけのおひたしを作るナズナを採るのって、大変だったろうな・・・
感謝しながら、春の味を頂きました。

女が三人よりばなんとか・・・^^;
これだけ寄れば、それは楽しいお話で盛り上がりました。
やっぱり、ずくだしてこういう機会をもっと作らないと・・・・
富士見町男女共生フォーラム
白梅学園大学学長・汐見稔幸さんの講演「子どもはお父さんをまっている」
胸に落ちるお話でした。
これからの社会で、好きとか嫌いに関係なく、どうしてもやらなければならないことが4つある
1.資源を無駄にしない。 → 今のままの生活を続ければ人類は500年で滅びると言われている
2.市民参加型の社会 → 民主主義はすべての人が主人公になる。
3.男女共同参画型社会
→ 生活がテーマの第三次産業が盛んな現在、女性の社会参加が社会の効率もあがり、いい社会になる。
4.子育て支援型社会 → 昔は社会全体で子育てをバックアップしていた。「子ども1人育てるには、村一つが必要である」
・昭和30年代、日本の女性の平均家事時間は13時間半、すべてが肉体労働だった。
・子どもは外に放り出され、子どもの社会の中でたくさんのことを学んだ。
幼児・小学校で体を鍛えることが大切。
木登りで100%以上の集中力を発揮している。そして出来たときの達成感を味わっている。
「教えることが多ければ多いほど、子どもの学ぶことが少ない」
昔は先生から教わらなければ、誰からも教わることの出来なかった。しかし現在は先生から学ばなくても何でも知っている。
・母親が子どもにかける言葉の一番多いもの。「早くしなさい」
人とのコミュニケーションで、心が通じ合う。
「早くしなさい」と言うことで、子どもに伝わるのは「お母さん、怒っている」「あんた、いやだね」という事。
・心がはつらつとしないと、がんばろうと言う気持ちになれない。
・外で群れて遊んで、からだのしなやかさ、けんかして社会性、集中力・忍耐力を学んだ。
・家に帰ると仕事がたくさんあった(集中力・忍耐力をここでも養っていた)
・一緒に仕事をすると会話がやわらかくなる。
・人は子どもを放牧して育てていた。
・今は子どもがどこにも群れていない。体も育たないが、社会性も育たない。
・「ほめて育てなければ」と育てる事で、人の評価をすごく気にするようになる。
・子育てや教育にこれほどお金をかけない国は珍しい。
こんな社会でどうやって子どもを育てればいいのか。
「日本の歴史の中で今ほど父親が子育てに参加しろと言われた時代はない」と、言われるがそれは違う!!
江戸時代それはごく当たり前のことだった。
明治以来、上のものを敬う武士の道徳を叩き込み、庶民の伝統は覆された。
庶民の中に男尊女卑の考えはなかった。
江戸時代、子どもをあやしたりオムツを替えたりするのは父親の役割だった。
同じ時代のヨーロッパでは、子どもがなくと悪魔のせいにしてむちで打った。
それに比べ、日本は子どもにやさしい、大切に育てる国だった。
父親の子育て参加は特別なことではない。
家庭での子育ての比重が高い現在、相談役となり一言「ご苦労様」とねぎらうだけで変わる。
そんな家庭を見ている子どもは「家庭っていいな」と思って育つ。
男と女では脳の構造がちがう。男の子は欲求不満になっている。
現在100万人と言われる引きこもりのほとんどが男の子
日本は男の子をうまく育てられない社会になってしまった。
子どもに手伝いをさせよう。 こまめな人間は社会に出ても役に立つ。
子どもも家族の一員として役に立っていると言う誇りがあれば、生きている意味が分かる。
★男の子をちゃんと育てられない社会になっている、と言われドキッ!
男女の違いだろうか・・・・確かに我が子たちも女のほうが生きる力が強い気がする・・・
そんな話を、先日友人としていたら「男は成長が遅いんだ。40歳まで待っててくれ!男はそこからだ」
と、言った彼も男でした。^^;
我が子たちは、小学校1年生から、3キロほどの距離を歩いて通いました。
冬の日などは、北風に向かって歩いていく小さな背中を見るだけで、胸が熱くなりました。
学校帰りの途中で、川遊び。あたりが暗くなってあわてて帰ってくるのですから、家に付く頃はすでに真っ暗。
何度、心配して探しに行ったことか・・・
でも、今考えると毎日歩いて通ったおかげで、どれだけ心身ともに鍛えられたことか・・・
それが一番の宝かもしれない。
汐見先生の話を伺って、やっぱりここで子育てが出来て幸せだったと思うのでした・・・
岡谷市では、商店街の買い物で貯まったポイントで納税が出来るようになる、と聞き、勉強に行ってきました。
岡谷市のホームページ「公共事業におかぽんが使えます」から
岡谷市では、平成20年2月1日から岡谷スタンプ協同組合が発行する「オカヤポイントカード」【通称おかぽん】の「ポイント」で、市の公共料金のうち市税、市民課および税務課で発行する証明の手数料、上下水道料金の納付や防災ラジオ、福祉タクシー券、シルキーバスの回数券の購入の際に利用できるようになります。
===利用できる場所・利用対象=======
●諏訪バス岡谷駅前案内所(ララオカヤ内)
[シルキーバス回数券]
●岡谷市役所(本庁のみ)
○社会福祉課 [福祉タクシー券]
○市民課 [各種証明手数料]
○税務課 [市税・国民健康保険税・各種証明手数料]
○水道課 [上下水道料金]
○危機管理室・広報 [防災ラジオ]
●ロマネット [利用料]
この発想の先駆者は、自律のまちづくりで有名な矢祭町。
以前、この取り組みを紹介した放送内容をPDFにしました。↓
噂の小現場.矢祭町のスタンプで税金噂の小現場
2006年9月24日放送「 スタンプ券で税金が払える町」
Download file
近くの岡谷市でもこのシステムを導入したというので詳しいお話を伺いに行きました。
まずは、導入の目的です。
商店でのポイントが公共事業の納税で利用されることで
・組合加盟店の利用が促進され地域振興が図れる
・公共料金の納税方法の一つとして市民の利便性を高める。 ^^
平成20年2月1日から運用開始。
実際にどんな手順で行われるのかと言うと、
・利用できる公共事業の各担当窓口へ行って、納付する時にカードを提示する。
・窓口の職員は、会計課へカードを持って行って、現金と換える。
・窓口職員は、窓口へ戻って現金化されたポイントを収納して利用者にポイントを返す。
窓口の職員が、会計課と窓口を行ったりきたりしなくてはいけないのですが、大体利用者は待っても5分くらいだろうということでした。
役場は、法律で現金を持ち出せないので、スタンプ協会から預託金を預かり、それをポイントと換金するシステムをとっているんですね。
現在は、納税を振込みで行っている人も多いと思いますが、振込みとこのシステムの併用も出来るそうです。
役場まで出向かなくてはならないにしても、住民にとってはうれしいシステムですよね。
市と加盟組合は協力機関と言う位置づけ。
読み取り機械は、加盟組合所有
市の負担は、導入の時の設置工事費が 19,950円 × 2基(岡谷市役所、諏訪バス岡谷駅前案内所)
読み取り機械のリース料として 1,000円/月
通信費として 500円/月
導入初年度が、75,900円
次年度からは 36,000円で済むということです。
組合加盟店ですでに読み取り機械が導入されていたので、これだけの投資ですんだということも大きいと感じました。
岡谷市ではそのほかにも、防災情報のメール配信のシステムや市民債の発行にも取り組んでいます。
こんなことって、私も富士見町にも取り組んで欲しいと一般質問でも問題にしていることです。
2006年6月8日 パノラマスキー場に関して、協力債などの形で広く財政的支援を求めてはどうか。
19年9月に「防災・減災について 緊急情報をメールで配信してはどうか」と聞いています。
出来たらいいな、と思うようなことを、行政が積極的に取り組んでいる。
その姿勢が、一番学びたいところです!
家庭から出た生ごみを回収してくれて、その上ポイントが貯まるスーパーがある!?
小淵沢インターのすぐそばにそんなすごい取り組みをしているお店があるのをご存知でしょうか?
スーパー「やまと」は、小渕沢のインターのすぐそばです。
「家庭の生ごみを回収しているお店がある」と聞き、夫と共にお店を偵察に行きました。
さほど大きな店舗ではありませんが、食料品が揃えてあります。
富士見町は長野県。この「スーパーやまと」は我が家から車で10分程ですが山梨県。
品揃えが、長野県とでは微妙に違います。
夕張を応援するお豆腐、なんていうのを見つけました。
売上金の一部が夕張の義捐金に回るとか・・・思わず購入してしまいました。^^;
生ごみを機械に投入するには「やまとカード」が必要との事。
でも、その場ですぐにもらえるし当日から利用ができます。
第一回目の偵察は、カードを作って買い物をして帰ってきました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先日、我が家の生ごみを持って、友人と共に再び「やまと」へ。
実際に、生ごみを入れてみました。

お店の入り口の、向かって左側に生ごみ処理機が置いてあります。
先日、知り合いと話していたら、「よくやまとには買い物に行くけど、気がつかなかった」って人もいました。
もっとでっかくPRすればいいのに・・・

1.持ってきた生ごみの重量を計ります。

2.やまとカードを入れます。
カードは作ったその日から使えます。
《やまとカード》
・200円に対して1ポイントもらえます。
・500ポイントで500円の商品券と交換してくれます。
・レジ袋を辞退すると5ポイントもらえます。
消費者にとっては、お得な話じゃないですか?

私がこの日持ち込んだのは、3.325kgでした。

3.処理機のふたを開けて、ごみを投入

中は暖かいです。
生ごみのいやなにおいはまったくしません。

4.ふたを閉めると、中で機械が動き出した音がしました。
すごく簡単です。
これなら、買い物のついでに、気楽に生ごみを持って行けますね。
バケツを洗う、水道も使えます。
お話を伺いたかったのですが、店長さんが不在でした。
後日お電話をしたときも、いらっしゃらななかったのですが、今度ぜひ実際に詳しいお話を伺いに行きたいと思います。
インターネットで調べて見たところ、この機械、一日150kgの処理能力があり、300世帯の生ごみの処理が可能。
100kgの生ごみが3kgの堆肥になるのだそうです。
その堆肥を使って、野菜を生産。
その野菜を販売する、と言ったまさに「循環」の輪がしっかりと確立しています。
生ごみの持ち込みのいくつかのお約束があります。
・営業時間内。
・ポイントサービスは重量に関わらず一人一日一回。
・業者の持ち込みはお断り。
・処理機のない店舗のお客さんは、スタッフに預けられる。
もうひとつ、やまと独自のサービス
「一円玉サービス」
会計のときに一円玉がなくって困ったときに、各レジに一円玉を用意してあり、一人4円まで端数の支払いに使えるそうです。
一円玉ってないと困るけど、何回か買い物をしているうちにお財布の中が一杯になって困りますよね。
生ごみの受け入れシステムも、消費者にも利益が還元され、簡単な方法で利用できます。
この「スーパーやまと」、すごいですね。
環境に高い意識を持つこんなお店を応援することも、私たちにすぐに取り組める事のひとつです。
富士見町にも、こんな取り組みをしてくれるお店を作るためにも、私たち消費者も働きかけて行く必要がありますね。
やまとのホームペーです。 → http://www.j-gate.net/~yamato/
家庭から出た生ごみを回収してくれて、その上ポイントが貯まるスーパーがある!?
小淵沢インターのすぐそばにそんなすごい取り組みをしているお店があるのをご存知でしょうか?
スーパー「やまと」は、小渕沢のインターのすぐそばです。
「家庭の生ごみを回収しているお店がある」と聞き、夫と共にお店を偵察に行きました。
さほど大きな店舗ではありませんが、食料品が揃えてあります。
富士見町は長野県。この「スーパーやまと」は我が家から車で10分程ですが山梨県。
品揃えが、長野県とでは微妙に違います。
夕張を応援するお豆腐、なんていうのを見つけました。
売上金の一部が夕張の義捐金に回るとか・・・思わず購入してしまいました。^^;
生ごみを機械に投入するには「やまとカード」が必要との事。
でも、その場ですぐにもらえるし当日から利用ができます。
第一回目の偵察は、カードを作って買い物をして帰ってきました。
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先日、我が家の生ごみを持って、友人と共に再び「やまと」へ。
実際に、生ごみを入れてみました。

お店の入り口の、向かって左側に生ごみ処理機が置いてあります。
先日、知り合いと話していたら、「よくやまとには買い物に行くけど、気がつかなかった」って人もいました。
もっとでっかくPRすればいいのに・・・

1.持ってきた生ごみの重量を計ります。

2.やまとカードを入れます。
カードは作ったその日から使えます。
《やまとカード》
・200円に対して1ポイントもらえます。
・500ポイントで500円の商品券と交換してくれます。
・レジ袋を辞退すると5ポイントもらえます。
消費者にとっては、お得な話じゃないですか?

私がこの日持ち込んだのは、3.325kgでした。

3.処理機のふたを開けて、ごみを投入

中は暖かいです。
生ごみのいやなにおいはまったくしません。

4.ふたを閉めると、中で機械が動き出した音がしました。
すごく簡単です。
これなら、買い物のついでに、気楽に生ごみを持って行けますね。
バケツを洗う、水道も使えます。
お話を伺いたかったのですが、店長さんが不在でした。
後日お電話をしたときも、いらっしゃらななかったのですが、今度ぜひ実際に詳しいお話を伺いに行きたいと思います。
インターネットで調べて見たところ、この機械、一日150kgの処理能力があり、300世帯の生ごみの処理が可能。
100kgの生ごみが3kgの堆肥になるのだそうです。
その堆肥を使って、野菜を生産。
その野菜を販売する、と言ったまさに「循環」の輪がしっかりと確立しています。
生ごみの持ち込みのいくつかのお約束があります。
・営業時間内。
・ポイントサービスは重量に関わらず一人一日一回。
・業者の持ち込みはお断り。
・処理機のない店舗のお客さんは、スタッフに預けられる。
もうひとつ、やまと独自のサービス
「一円玉サービス」
会計のときに一円玉がなくって困ったときに、各レジに一円玉を用意してあり、一人4円まで端数の支払いに使えるそうです。
一円玉ってないと困るけど、何回か買い物をしているうちにお財布の中が一杯になって困りますよね。
生ごみの受け入れシステムも、消費者にも利益が還元され、簡単な方法で利用できます。
この「スーパーやまと」、すごいですね。
環境に高い意識を持つこんなお店を応援することも、私たちにすぐに取り組める事のひとつです。
富士見町にも、こんな取り組みをしてくれるお店を作るためにも、私たち消費者も働きかけて行く必要がありますね。
やまとのホームペーです。 → http://www.j-gate.net/~yamato/
1月7日の朝日新聞の「ポリティカにっぽん」の欄。
和解打ち切りになりそうだった薬害C型肝炎の政府の対応の変化を「自民党の懐の深さ」と書かれていました。
なぜ、この急転劇が起きたのか。
「原告団の訴えと野党の終結。内閣支持率の急落。
だが、もう一つ、自民党と言う政党の意外な懐の深さがある」と言います。
「水俣病、薬害エイズ、ハンセン病、中国残留孤児・・・そこに携わった人脈がぎりぎりのところで知恵を絞る。
野党は侮るなかれ、自民党政権が倒れそうで倒れなかったのは、そのあたりにあったかもしれない。」
なるほど・・・懐が深かったのか・・・
だったら、今回の案でも救済の対象外になる人たちについても、早急に対処して欲しいものです。
報道によると
「同じ血液製剤で肝炎に感染しても、血友病治療などで投与された患者については『治療としては有効だった』として対象外。」
「また1万人以上と推定される血液製剤による感染者のうち、法案の対象はカルテや投薬証明が残る人らに限られる。原告以外では800人程度にとどまるとみられる。
350万人前後と推定されるB型・C型肝炎患者・感染者の多くは、輸血や注射針の使い回しなど医療行為が原因とみられるが、政府は薬害と認めていない。
幅広い肝炎患者が対象の措置は、特定の肝炎治療について新年度から7年間医療費を助成する制度に限られる。」
まだまだ戦いは終わっていない。
それにしても・・・
やっぱり、人を動かすのは、「次の選挙」などの損得に関係ない、純粋な精神から生まれ出る行動なんだと改めて思いました。
以下も朝日新聞の「ポリティカにっぽん」から。
「12月19日、首相官邸前。参議院議員川田龍平は朝から日がとっぷり暮れるまで寒空の下にいた。
『福田さんに会いたいと申し込んだ。時間がないと断られた。でも原告の患者も時間がないんです』。
少年時代薬害エイズをカミングアウト、国と戦った川田は原告を支援する国会議員の先頭に立つ。
民主党の管直人、家西悟、共産党の紙智子、社民党の福島みずほ、辻清美らが次々と駆けつけて『一律救済』を求める演説をした。
昨年7月の参院選で当選したばかりの無所属議員なのに、身をもって薬害を告発する川田の存在の重さが野党結集の形を作った。」
弱者と同じ目線で戦える龍平さんの存在って、すごいと思う。
龍平さんの今までの生き方が、人の心をゆり動かすんですよね。
利権や名声などの大きな力が実際この世の中を動かしているようなその中枢部で、龍平さんの存在そのものがどれほどの価値のあるのもなのか・・・
それだけに、大変だろうなぁ・・・
10日には、厚生労働委員会で薬害肝炎関連法案について質問をする予定だそうです。
龍平さんの所属するのは、環境委員会。
所属する委員会でも、いくつもの政党から質問時間を何分かづつもらって質問していると聞いています。
国会の仕組みは良く分からないのですが、所属もしていない委員会で質問するなんてすごいことなんじゃないでしょうか?
当選当時、「無所属で一人で何が出来るんだ」と、言われたこともありました。
でも、記事にもあったように、7月に当選したばかりの無所属議員でもすごいことが出来るんですね。
12月2日 富士見町の生活展が開催されました。
「わいわいエコクラブ」で、ごみ減量化のアンケート結果の展示、油化装置の紹介・マクロビオテェック料理の紹介・試食をしました。
昨年の生活展にも「ごみの分別方法の展示」で参加したのですが、「ごみの減量化」だけがテーマでは、なかなか人が集まりません。
折角、展示するのですからなるべく多くの方に見て欲しい!
今年は、マクロビオテェックの料理の試食を取り入れ、人集めをして関心をひくことにしました。
ちょっと広報する機会を逸してしまい遅くなってしまったのですが、4月に協力いただきごみ減量化に対するアンケートの調査結果も展示しました。
このアンケート結果は、いくつかを参加型にして、ブースに立ち寄ってくれた人にもアンケートに協力願い、その場で升目を増やしていきました。

青いマジックが同日、参加いただいた方の分です。
「左の問いは「ごみ問題に関心がありますか?」 関心があるという人がかなりいらっしゃいました。
右の問いは「マイバックは持参していますか?」 いつも持参している方がダントツです。

左の問い 「レジ袋の有料化についてどう考えますか?」 これは賛成派が多数です。
右の問いは 「資源ごみを、地区ごとの回収だけでなく、どんな場所で回収されれば積極的に協力できますか」
この問いには、「大型店舗に設置して欲しい」と言う意見がトップでした。
アンケートにも思ったより大勢の方に参加していただけました。
わいわいエコライフとしては、大成功でした。

マクロビオテェックの料理の試食。
おからとじゃがいものハンバーグと長ねぎとジャガイモのスープ。
ごみの減量化がテーマなので、絶対にごみは出したくない!
試食用のマイ箸・マイ食器の持参を呼びかけてもらえるように、「生活展実行委員会」の時にお願いしたのですが、
「生活展の趣旨にそぐわない」と言う事で、反対の意見が多く受け入れていただけませんでした。
ハンバーグの方は、手でつまんでいただき、濡れふきんで拭いていただく。
スープは、お猪口や茶碗を持ち寄って対応しました。

マクロビオティックの紹介。
材料から出来るまでの写真を分かりやすく展示しました。
マクロビの料理は、後日ご紹介いたします。
私の住んでいる池袋の地区社協で、秋の紅葉の美しい「白林荘」に見学に行きました。
「白林荘」は、犬養木堂の別荘。同じ富士見町内に住んでいても、地元の皆さんが結構知らない事にびっくり!
「白林荘」は、富士見高原をこよなく愛した犬養木堂が、余生を過ごすために建てた別荘だそうです。
1万坪以上の庭はしっとりと落ち着いた雰囲気で、最高に美しい紅葉を楽しめます。
見学には予約が必要なのですが、お薦めです。

「白林荘」
地区社協の役員と、高齢者20人ほどで見学させてもらいました。
ほとんどの方が初めてだそうです。
町内に、こんなにいいところがあるのに・・・・

紅葉と並んで、やまゆりも美しいことで有名だそうです。
「今度はゆりを見に来ましょうね!」と、皆さんとお約束。

「こう言う機会じゃないと、なかなか出かけてくれない。本当に良かった」と言っていただきました。
企画した役員としてもうれしい限りです。 ^^
確かに・・・私自身も「白林荘」は聞いてはいましたが、実際に訪れたのは始めて。
個人的に予約して見学に来る・・・よっぽどのことがないと出来ないですね。
富士見町の中には、こうして地元の人があまり知らないお宝が結構あるんじゃないのかな・・・?

「白林荘」を見学後は、今度は「紅林荘」の見学に。こちらは特別養護老人施設です。
同じ富士見町にあっても、実際こうした施設を見学することってありません。
見学している皆さん、「ほぉ~」「へぇ~」の連続でした。 ^^;

施設見学の後は、社会福祉協議会のある「ふれあいセンター」で昼食。
本日も地元の元気なおばちゃんたち手作りの「母ちゃんの味」にお弁当をお願いしました。
昼食後、富士見町の高齢者サービスについて、職員にお願いしてちょっとお勉強。
福祉サービスもいろいろあってなかなか分かりにくい!
富士見町の中にそんな施設があって、どんなサービスを受けられるのか知っておく必要がありますよね。
質問の中に
「うちのおじいさんは90歳を越すけれど、元気で自分で何でも出来る。でも、そうは言ってもお風呂や廊下に手すりくらいつけたい。それには補助はつかないのか?」
と言うものがありました。
確かに!!!
元気なお年寄りが受けられるサービスってない。
介護保険だってしっかり払っているのに・・・なんだか不公平。
お年寄りに元気で暮らしてもらうことが最大の目的なんだから「転ばぬ先の杖」があってもいいはずだ。
この例については、確かに制度的には何も支援は受けられない。でも・・・
「お年がお年なので、相談していただければ要介護になるかも知れません。相談に来てください」との事でした。
実際、当事者じゃないと気がつかないことってとっても多い。
「そんな時は、どんどん役場に『こんな事はどうなっているんだ!?』って聞いてください」
と、皆さんにお願いした。

当日の資料「富士見町で利用できる」です。
富士見町の施設、サービス内容・料金(ちょっと字が小さすぎ!!!)が整理されています。

当日、お昼に食べたお弁当の容器。
リサイクルに出そうと持ち帰って洗いました。
いつも、ここで考えてしまう・・・
水を使って洗って干して・・・
燃料を使って埼玉まで運んでリサイクル。
疑問を感じつつも、燃やすごみとして出すわけには行かない。
やっぱり、地域の中でリサイクルできればそれに越したことはない・・・
茅野の新星劇場で6月24日に富士見町の小中学生は無料、富士見町民は1千円と言う上映企画がありました。
「不都合な真実」をなるべく多くの人、とりわけ子供たちに観て欲しいとの企画でした。
ご存知の方も多いと思いますが、「不都合な真実」は、元アメリカ副大統領・アル・ゴアの主演作品です。
評判を聞いてどうしても観たいと、今年の2月に環境省に要望書を提出に行ったときに、みんなで観てきました。
過去からのデーターの積み重ねや、現在との写真の対比で、どれだけ温暖化が進んでいるのか衝撃的な映像の連続です。
アル・ゴアの人生を織り交ぜながら、世界中を講演をして回っている姿に感銘を受けました。
映画の最後の、一人ひとりできる努力をしよう!と言う呼びかけには胸が熱くなりました。
でも、その後、この映画に対してもいろいろな見方や批判もあると知りました。
その事が気持ちのどこかに引っかかっていて、もう一度観て確認したいと思っていました。
丁度、夏休みで子供たちも帰ってきているので、家族で観に出かけました。
データーの積み重ねや写真の対比は、事実に基づいたものです。
それをどう分析するかは、いろいろな見方があるでしょう。
たとえば先日も触れたように、バイオエネルギーを作るために、そのエネルギーを得るよりもはるかに多くのエネルギーを使ったり、自然を破壊するようでは本末転倒です。
でも、ゴアが代替エネルギーを進めている訳でもありません。
もう一度観て、確かに批判もありうるだろうと思いました。
でも、何をしても批判はつき物です。
ある、ひとつの考え方にのめりこんでしまうのも、危険だと思います。
この映画を見た人たちが、危機感を持ち少しでも環境に関心を持つ事ができたらな、それだけでいいのではないかと思いました。
私たちが観に行った日に、丁度、原村の農業実践大学校の生徒さんたちが来ていました。
校長先生が、2日間に分けてバスに子供たちを分乗して連れて来ていたそうです。
映画の途中で、軽やかないびきも聞こえてきました。 ^^;
でも、一部でも何か心に残ればいいよね!
上映会を企画した友人と、上映会のチラシを作り、富士見町の小中高校を回ってお願いをして回りました。
対応してくださった先生方は、皆さん「これからは大切な問題です」とおっしゃってくださいました。
でも、今の子供たちは部活やなにやら結構忙しい!
いつも思うのですが、企画して子供たちを連れてくるよりも、子供たちの教育現場に出かけて行った方がはるかに効率がいい。
命の問題・農業の事・環境問題・・・何でも子供たちの教育が最大の近道、と思います。
でも、その教育現場に入って行くことはなかなか難しい。
実践大学の校長先生のように、現場の先生がいかにアンテナを高く、興味を持ってくれるかと言うことがとっても大切なことです。
蛇足ですが、茅野の新星劇場では毎年原村の自然文化園で、大空の空の下で夜の映画上映会を開いていました。
都会では、絶対に体験できないので、我が家に客が来るとよく誘って連れて行きました。
ところが、今年はその映画上映会を取り止めにするそうです。
年々、夕立が多くなり、上映してもお客さんが来ないそうです。
私たち家族も、一度上映中にものすごい夕立に会い、残念ながら途中で帰っ来たことがありました。
こんな事も、温暖化の影響でしょうか?
残念ですね。
諏訪地域輝く農村女性夏期が研修会が茅野市の青年自然の家で開催されました。
講演は諏訪理科大学教授 篠原菊紀先生の 「惚けない脳をつくる」 ~脳トレのねらいと農家の営みのすばらしさ~
篠原先生の講演は、楽しくってぞっこん笑ってしまいました。
最初は「若葉の香り」の話から
篠原教授とある事業者との行動研究によると、若者の中には「若葉の香り」の嫌いな人が結構いるそうです。
まだ、研究途中で確定ではないそうですが、子供のころに若葉の香りをかぐような体験をしていない人に嫌いな人が多いそうです。
育つ環境ってやっぱり大切ですね。
脳は年と共に衰えるのではなく、よくなるんだと言う事です。
知恵・知識・経験の総量は、年とともに増えていく。脳はメモリーマシン
ただ、引き出す力などが衰えてくる。
その後は前頭葉の話
前頭葉は人になってから大きく発達した場所
その働きは、考える・我慢する・人の気持ちを感じ取る・自分の意思を決めるなど、知・情・意の中枢。
脳を活性化させるための機能テストや前頭葉を鍛えるための脳トレーニング方法など
講演中笑いが絶えず、時間があっという間でした。
脳を鍛えるための簡単なトレーニング
後出しじゃんけんでも最初は勝つ、次には負ける。一人でも左手でグー・チョキ・パーで右手は勝つ・・・などなど
どこでもできるトレーニングを教えていただきました。
でも、前頭葉を鍛える基礎は、ウオーキング・創造的な手仕事・会話・食事だそうで、ちょっとびっくり。
だから、同時にいくつかの事をこなす家事作業や、外での農作業はとてもいい脳トレになるのだそうです。
人の名前が出てこなかったり、棚の前で何をとるのか忘れてしまったり・・・
「あるある・・・」とうなずくような話の連続でした。
中高年の脳トレの基礎は、「食事に気を使い、運動をして人と話し社会に関わって脳を鍛える」
農家の営みのすばらしさは、脳トレにもあったんですね!
みんなで、前頭葉を鍛えているところです。
講演の後は雨天のために体育館でオリエンテーリング。グループに分かれて問題を解いて回りました。
各地域から、問題を1点提出。諏訪の時の博物館・茅野市の縄文のビーナス、岡谷からは蚕についての出題。
これが結構難しかった!
それに、篠原先生からの「脳トレ問題」が加わり、みんな真剣。頭を寄せ合って考えました。「ああ・・・今、前頭葉鍛えてる」と思いながら・・・
最後に、出題された問題の答え合わせと解説を、茅野市青年自然の森の野沢先生がしてくださいました。
この研修の狙い
「諏訪盆地の自然や歴史を学び、っこの風土で長く受け継がれてきた特色ある地域の文化を次世代に伝える意義を再確認し、脳を基盤とした暮らしの大切さとその技を地域へ伝授できるようリーダーの育成を図るための研修」
豊かな自然の中で、とても楽しい研修会でした。
郵政民営化の議論の時に、確か「民営化になってもサービスは落としません」と言っていたような気がする・・・
でも、気がついてみたら、私たちの知らないうちにあっという間に近くの郵便局の仕事が縮小されていく・・・
昨年の10月に、私の住む境地区にある境郵便局から、郵便の収集・配達の業務が富士見郵便局に移った。
それで、初めてどれだけ私たちが「身近な郵便局の、配慮や好意によるサービス」を受けていたのか知った。
たとえば、不在通知が入っていても、連絡しなくても早ければその日の夜にでも配達されていた。
それが当たり前、と思っていたら、富士見郵便局に業務が移ってから不在配達通知を忘れていたら「明日までに連絡がなかったら、送り返す」と言う通知がやって来て慌ててしまった。
身近な郵便職員は、地域のことを一番良く知っている人でもあった。
どこのお宅のお年寄りが一人暮らしか、あるいは、町の中の人の流れも知っていた。
お隣の原村では郵便職員がホームヘルパーの資格を取って安否確認をしている、と言う話しも以前聞いたことがある。
当然、そんな時間も余裕もなくなってしまう。
しかも、先日富士見郵便局に行って聞いたところ、5月7日からは、その収集業務が、更に茅野に移るという・・・
わたしは、たまたま郵便局に行って知ったが、ほとんどの住民はこんな事実も知らない。
境の人が境のポストに境地区の人に郵便を送ったとしても、一度茅野市の郵便局まで行って、仕分けされてから境に配達されると言うことだ。
遠い郵便局に集めて仕分けして、ガソリンを使って車で何往復もして配達する。
本当にどっちが合理的なんだろうか・・・
業務もしっかり分けられるので、今までのように郵便配達をしながら保険の集金等もできなくなる。
土・日の時間外も、もう茅野市まで行かないと受け付けてもらえない。
でも、地方の郵便局の利用者のほとんどはお年寄りだ。
そりゃ・・そうだろう・・・
民営化の目的は、郵便貯金や簡易保険だったとしても、それでも「地方の郵便局がなくなったりしない」などと言って欲しくなかった・・・
今、境の郵便局の残っている金融部門も、利用者が少ないとそのうちになくなってしまうのだろう・・・
地方の郵便局がなくなったら、今まで担っていた日本中どこでも同じサービスと言う「公共性」はどこが補うのだろうか・・・
みんな効率よく、畑を捨てて都市部に住めとでも言うのだろうか・・・
2月3日に松本市役所で「第3回 長野県中信地区 ごみ減らし討論会」が開催されました。
これは、「中信地区のごみに関心のある住民、事業者、行政など、いろいろなみなさんと意見交換をしながら具体的にごみを減らす方法を考えよう」と言うものです。
当日は富士見町女性団体連絡会 主催の「富士見女性懇談会」もあり、そちらが終わってからの途中参加でした。
最初に、全体会として「環境都市飯田に学ぶ ~住民、事業者、行政が共に取り組む地域づくり」← これは、映像上映
その後、パネルディスカッションと討論
次に分科会として
①紙ごみ「紙はどのようにリサイクルされるのだろう?」
②レジ袋、減らしてみたら どうなるの?」
③生ゴミ「生ゴミ一人一日 164グラム! 処理のいろいろ」
私は、分科会の途中から参加したのですが、どの分科会も興味があり、梯子をしてとにかく資料だけはゲットしてきました。
①の紙ごみの分科会では、以前私たちがお話を伺いに行った塩尻市の事例発表もありました。
富士見町の「その他の紙」の分別に関しては、「分別できるのに、周知徹底が足りずに知らない町民が多すぎる」と、私もわいわいエコクラブでチラシを作ったりしています。
富士見町の共同作業所「赤とんぼ」では、紙類の収集として、牛乳パックとチラシ・広告やカタログなどのツルツルした紙を回収しています。
この事は以前もお知らせしていてしつこくて申し訳なありません。
でも、ぜひ皆さんにご協力を頂きたいのでまた書きます。
赤とんぼでは、収集した紙を整理して専用の紙紐で5kgづつ縛り、その後、富士市の製紙業者が回収します。
また、共同作業所の仕事おこしを目的として立ち上がったNPO「セルプ」を通じて、トイレットペーパーやティッシュペーパーなどの販売もしています。
売り上げの一部が皆さんの手元に入るという仕組みです。
これらの仕事が、共同作業所で働くみなさんの賃金の一部となります。(他にも薪作り、ハーブ、鉢植えの販売などなど・・・もやっています)
赤とんぼで束ねられた資源は富士市の製紙業者で、トイレットペーパーとして再生されます。
諏訪市ではこの仕組みから、諏訪の紙で諏訪のトイレットペーパーを作る仕組みを確立しているそうです。(民間で)
また、分科会の発表では、松本市と波田町では、紙類の資源回収を、行政と福祉施設が協働で行っているとの事でした。
雑誌などのノリが再資源化する時に有害で、質を落としてしまうのだそうです。
そこで、松本市などでは福祉施設で雑誌の表紙を取り、ばらして紙の付加価値を高めています。
富士見町では、その基盤となる物がすでにあります。
赤とんぼでは、牛乳パックとチラシなどの紙を回収していますし、仕事起こしとしてトイレットペーパーの販売もしています。
富士見町で回収した紙で、富士見町のトイレットペーパーを「赤とんぼ」を拠点として作る事が可能です。
私たちが出した紙類を、共同作業所の「赤とんぼ」で、整理・梱包をして、資源物としての質を高めて業者に売り、収益を得る。
それ、プラス、私たちの富士見町独自のトイレットペーパーを作るなんて、とっても楽しいじゃないですか?
リサイクルする意欲にもつながりますよね!?
この仕組み、ぜひ、実現したいと思っています。
その時は、皆さんも、ご協力お願いいたします。 m(_ _)m

「ゴミ減らし討論会」の会場に展示されていた、松本市のリサイクル。
私たちが「生活展」で展示したものより、きれいに整理されていました。 ^^;
分かりやすいですよね?


最後の全体会
中信地区では、こんな事もやっていたんですね! びっくり、感激!
住民も行政も事業者も一緒になって、こうした機会を持つこと自体が、本当にすばらしいとおもいました。
生ゴミの堆肥化についても、いろいろな方法が提案されていました。
レジ袋についても、先進事例の話など・・・
また、機会を見て随時、書いていきたいと思います。
川田龍平さんが 参院選に出馬する事を正式に表明しました。
1月12日は龍平さんの誕生日でもあり、「チーム龍平」の発足式がありました。
龍平さんとは、2年ほど前に母親の悦子さんがご近所に引っ越されてきた事がきっかけでお付き合いをしています。
当時「薬害エイズ裁判原告」として、まだ幼さの残る青年が実名公表をして、国と戦っていた事は、ニュースを通して知っていました。
あの当時の日本で、実名公表して国を相手に戦うと言うことがどんなに大変で困難な事か、私たちの想像を遥かに超えるものだったと思います。
青年も、私が出会った時には幼さがすっかり抜け、松本大学の非常勤講師となっていました。

普段はとっても穏やかでやさしい青年です。素敵な笑顔ですね!
その龍平さんが、参議院選挙に東京選挙区から無所属で立候補すると言う。
今までの生きてきた過程を考えれば、それはごく当たり前のような気がします。
でも、彼の生き方から、その道の困難さゆえ、母親の悦子さんと親しい事もあり、つい母親の立場になって見てしまいます。
彼は、現在でも毎日欠かさず薬を飲み続けています。体調の思わしくない日もあるようです。
とにかく、こま鼠のように動き回り活動をしている彼を見ると、身を削って生きているような気がしてならないのです。
死をいつも身近に感じ、自分の命を賭け戦ってきた人だからこそ、なおさら「今」を大切に人任せにはできないと言う差し迫った気持ちがあるのでしょう・・・
だから、今回の決意文も
「絶望ではなく、希望を」 ~あきらめないで生きたい~
その中で彼は次のように書いています。
「・・・一人ひとりが自分にできる事は何かを考え、行動する事で社会を変えることができます。その確信と行動が子どもたちにプレゼントできる「希望」なのです。・・・」
龍平さんが以前言っていたんですが、「留学していたドイツでは、若者が自然に政治に興味を持ち、積極的に参加している」そうです。
日本では、そう言った教育もなされていないので、若者に限らず政治を身近に感じるにはなかなか難しい環境です。
でも、龍平さんのように強い志を持った若者が立候補しようと言うのは、日本にとっても貴重な事だと思います。
彼が出馬を決めたのは、東京選挙区なので私には残念ながら一票がありません。
でも、龍平さんのような人を政治に送り出そうという動きが、全国に広がれば大変な力になります。
我が家は総力を上げて、彼の出馬を応援したいと思っています。
東京に知り合いのいらっしゃる方は、特によろしくお願いします。

「31歳の誕生日、おめでとう」
母親としては、複雑な心境・・・ですよね。
渋谷で行われた発足の会に、富士見や原から車2台に便乗して応援に出かけました。
狭い会場に200人を超える、老いも若きもが集い、龍平さんの交友の広さを実感しました。
こちらものぞいていて下さいね。龍平君の決意も載っています。
川田龍平を応援する会 HP → http://www.ryuheikawada.jp/
予防原則とは、環境と開発に関して
「人間の健康や環境に被害を及ぼすおそれのある行為について、因果関係が科学的に完全に立証されていなくても予防措置を講じるべきである」という原則のことです。
つまり、現在の日本では因果関係が証明されなければ使用が禁止にはならないけれど、その危険のあるものに関しては、できるだけ避ける努力をしましょう、と言う考え方です。
インターネットで調べたところによると
「1992年に発表された『環境と開発に関するリオ宣言 第15原則』の中で
『環境を守るために各国はその能力に応じて予防的アプローチを広く採用する。重大なあるいは回復不能な損害の脅威がある場合、十分な科学的根拠がないことを理由に費用効果の高い環境悪化防止策が先延ばしにされてはならない』」
と、謳われたそうです。
それ以降、さまざまな条例や協定に入れられるようにり、
「身の回りの化学物質はもちろん、遺伝子組み換え作物やクローン牛などリスクが科学的に解明されていない新技術、鳥インフルエンザ、SARSなどの感染症、BSE、さらには電磁界や放射線まで、予防原則を適用して対策を探ることができる。」
とあります。
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/precautionary/precautionary_master.html
「予防原則」については、以前携帯電話の電磁波の話のときに触れました。
ここで又どうして「予防原則」の話が出てくるのかと言うと、しつこく灰溶融施設に関連してきます。
1例として、灰溶融してできる「スラグ」
これは高温で溶かすために、ダイオキシンも分解され、危険な重金属類なども閉じ込められて安全な物だと言うことです。
でも、炉の中の全体が常に1000度以上を保つのは大変な技術だそうです。
「炉内のある場所は1300度を超えているかもしれないが、ある場所では800度を下回わる可能性もあるのではないのか。」
「そんな高温で物質がどんな科学変化を起こすのかは想像できない」と言っている専門家もいます。
しかも今年の7月に、スラグがJIS化されたのですが、これがまた私たちの不安を煽り立てます。
たとえば、このスラグが路盤材やコンクリートの材料として使われた時に、長い間の環境の変化に本当に耐えられるのでしょうか?
夏のアスファルトの暑さ、冬は凍結を繰り返し、塩害や酸性雨、紫外線・・・
10年、20年・・・私たちの子供や孫の代になっても、絶対に安全だと言い切れるのでしょうか。
ところが、このJISの溶出試験ではそれらの事についての検査がないのです。
国の定めた溶出試験の方法は、「土壌汚染対策法」に基ずくものです。
具体的には、大まかに言って
試験室の温度及び水温は20℃(+-5)
PH5.8~6.3
振とう幅4~5cm 毎分約200回で2~6時間振とう。
酸性雨は一般にPH5.6以下とされています。
実際に広島県保健環境センターが行った実験では、PHが5以下になるとそれに比例して鉛が溶出しています。
又、JIS化の規格の中で検査される物質の中にダイオキシンは含まれていません。
大月都留広域事務組合の灰溶融炉施設では、去年1年で稼働したのは21日間だけ。対象となる焼却灰の10%しか処理できなかった。
と言うニュースが流れました。
そのニュースを聞いて 「やっぱり・・・当然ありうる事」と思うと同時に
これからは、国が 「公共事業の〇%はスラグを使いなさい」と、規制してくるだろうと、そちらの方が恐ろしい事だと思いました。
歴史が繰り返して来たように、現在の科学が絶対ではありません。歴史によって覆される事などいくつもあります。
現在の科学でさえ 「絶対に安全」 と証明されない物が、これから全国にばら撒かれて行く事になるのです。
しかも将来問題が起こった時に(たとえば、アスベストのように・・・)どこのスラグがどこの工事に使われたのか、分かるのでしょうか?
経済産業省に電話で問い合わせたところ、
「800度以上で溶かすので、ダイオキシンが含まれる事は想定していない」
「酸性雨に関しては、審議の過程でそのような意見もあったが、今回JIS化されるものは埋め戻しとして、地面の表面に接する物ではないので、その説明で納得していただいた」
「紫外線については、今後考えなければいけないようなら検討する」
と言うような返事でした。
「今後、公共事業の〇%は使うように、と規制してくるのでしょうか?」
との質問の答えは
「そうなるでしょう」
「でも、万が一将来溶出される危険があり、心配している私たちはなにができるのでしょうか」
と聞くと、
「環境省に言ってくれ」
との事でした。
以前HPで書いた排出ガスの基準に関しても同じことです。
http://www.angelchiyoko.net/mt/archives/000332.html
そもそも国や、地方自治体とは一体何のためにあるのでしょうか・・・
私はこの答えが見出せないでいます。
同じ地域に住んでいる人間でさえ、役場に勤めてしまうとなぜか「あちらの人間」になってしまう。
(議員でも同じかもしれませんが・・・)
なぜ、行政と住民とが対立してしまわなければいけないのでしょうか?
利益や目的は同じところにあるはずなのに・・・
この地球上に生きるものの共通の一番の目的は「子孫を残す事」だと思っていました。
でも、私たち人類はその基本的な本能までも失ってしまったのでしょうか。
「予防原則」
欧州ではすでに確立されているこの考え方が、なぜ日本では浸透されないのでしょうか。
その為に、私たちに一体なにができるのでしょうか・・・
「国を変える」
「自治体の政策にNO!と言う」事は本当にしんどい。
でも、今私たちの前に立ちはだかってるこの「灰溶融炉建設」と言う問題に対して、自分たちのできる事を一つ一つやっていくしかないと思っています。
同じ志を持った仲間が一人でも多くなる事を目指して・・・
「地球村」の高木さんの講演会があると、友達からのお誘いで、アルプス市まで出かけていきました。
お恥ずかしい話ですが、泣きすぎて頭が痛くなりました。 ^^;
当日、高木さんは3日前にお父様のご葬儀があったばかりとの事
高木さんの講演は初めてだったのですが、ひょっとするといつもの講演とは少し雰囲気が違うのかな・・・と言う気がしました。
常に権力と戦ってこられたと言うお父様への想いや、いろんなものに対する怒りなどが、お話の中で強く感じられました。
お父様は医者として、問題が浮上する何十年も前から、アスベストに対する危険性を指摘なさっていたようです。
でも、それはおきな力に阻まれ、どんなお気持ちで過ごされていたのでしょうか・・・
アスベストの問題も日本を除く先進国では’70年代には使用禁止となっています。
日本では専門化が「危ない」と警告してから国が動くまでに、50年かかる。危険だから法制化しよう、と言う動きを行政がストップする。
なんともやりきれない国です。
高木さんの話は、そんなたくさんの矛盾についてから始まりました。
・ふるさとを破壊する事でふるさとが潤っている。たこが自分の足を食べるのと同じこと
・05’07’17の毎日新聞で「胸部X線」に対する疑問を投げかける記事が掲載された。→ 厚生省も有効性に疑問
でも、日本では、法によって義務付けられている。
・各国のごみの焼却所(04)OECDの調査によると
アメリカ 300
イギリス 50
ドイツ 200
日本 1715
*なぜ、圧倒的に多いのか。→ 1人あたり出すごみの量が10倍違う。焼却ごみが多い。
*どうすればいいのか。
①企業の製造責任 (作らない・売らない)
②市民のごみの有料化(買わない・持ち帰らない)
③デポジット制度 (預かり金制度)
・塩化ビニールの卵パックを家庭焼却炉で燃やすと、東京ドームの2倍に汚染が広がる。
・強者にはNOと言わないとYESと言う事。 弱者にはYESと言わないとNOと言う事。
・グリーンコンシューマが圧倒的に少ない。 ヨーロッパでは70%。日本では1%
*「グリンコンシューマ」とは・・・?
環境意識の高い人。
大切なのは関心を持つ事。
できる事から始める事
自分が変われば回りも変わる。
・市民が求める事によって行政は変わる。
・自然から遠ざかることが「進歩」である。
・ヨーロッパの一部での動き。公共道路への車の乗り入れの規制。
・今までに世界中の森の7割が消えたと言われている。50年後にはアマゾンが消える。
・普通の日本人は1年間に10本の木を切っていることになる。(10cm角の10mの木)
・金持ちは不道徳。修理した物より、新しい物のほうがいい。あらゆることが無駄。
・日本の割り箸。輸入材が97% うち中国が99% これは1年で木造住宅が2万軒相当
・「みんさんは、うちで賞味期限の新しいものと古い物とどちらを先に使いますか?」
「古いものからですよね。では、スーパーで買い物をする時に、新しいものと古いものとどちらを買われますか?」
「新しいものですよね?矛盾していませんか?賞味期限の切れたものは捨てられてしまうんですよ。もったいないじゃないですか」
★この、「賞味期限」についての同じ話を、先日の上勝の笠松町長もなさっていました。
賞味期限ぎりぎりの「半額」があればそっちを買いますけど、そうじゃなければ当然のように新し物を買いますよね。
そうやって、私たちは意識せずに「ごみ」を増やしているんですね。
デポジットの考え方も、笠松町長のおっしゃった「資源リサイクル法」と、同じ考え方です。
やっぱり、一番早い解決方法ですよね。
・地球村の理念は「非対立」 ~ 地球村のホームページから ~
「地球環境の現状は一般に知られているよりはるかに深刻です。
飢餓、貧困、戦争、環境破壊などは、多くの場合、無知、無関心、無責任によって、また現状の大量消費、経済優先によって引き起こされています。
その解決には、まず多くの人が事実を知ることだと思います。
そして何をすればいいかを理解し実際に行動することです。そしてより多くの人に広く知らせて協力(ネットワーク)することです。
でもそれは従来型の『抗議、要求、戦い、主義主張』では、実現は困難です。 なぜなら、それぞれの利害が対立するから解決できないのです。
そこで、まず働きかける方が、相手の利害を理解し、対立しない姿勢で、つまり「非対立」の姿勢で解決について話し合うことが必要です。
対立とは何か。
対立とは『自分が正しい!相手が間違っている!』と思う気持ちです。その気持ちがあれば、うまくいきません。
真の問題解決には、『みんなにとって、どうすればいいでしょうか』という気持ちが大切です。」
★高木さんはパナソニックに技術者として勤めていらっしゃる時に、フロンガスが地球温暖化に大きな影響を与えていることを知り、社長室に直談判にいかれたそうです。
その時の姿勢も 「非対立」
まずは相手の側の立場にうんと立って話を聞くことが大切。
「正義を振りかざしたら負け」だそうです。
う~ん・・・・・
耳が痛い! でも、真実を付いていると思う・・・
そして、本当に身近な自分たちのできる事から始めよう!
・車をやめて公共交通や自転車、徒歩にしよう。
・外食や飽食をやめて、1ヶ月に一回でも1日1食のアフリカデーを持とう。
・電化製品の主電源でスイッチのON/OFFで10%の節電ができる
・お酒やコーヒーを半分に
・お風呂を2日に1度に 等など・・・
全部すぐにやろうなんて思おうと大変だけど、常に心がけていて、できる事からみんなが始めれば、確かに私たちの暮らし、そのものが変わっていきますよね。
こうした事って、聞いた直後はものすごく反省して心がけるようになるんだけど、人間ってすぐに忘れて戻ってしまう。
こんな同じ思いを持った仲間を作って、時々語り合うのも大事かな・・・と思いました。
関心のある方は、ぜひ「地球村」のHPをのぞいて下さい。
そして、日本でも一人でも多くのグリーンコンシューマを増やして、「資源リサイクル法」を作りたいですね! \(^o^)/!!
http://www.chikyumura.org/
大町市のモンキードックの取り組みを見学に行ってきました。
まず、役場に行って、担当の職員の方にお話を伺いきました。
大町市では、サルの被害対策に向けて大きく4つの事業があります
1.防止柵設置事業
①電気柵設置補助
電気柵設置に要する費用(人件費を除く)の1/2以内で、1世帯あたり20何円を限度。
②電気柵以外の防除柵の設置に要する費用(人件費を除く)の1/3以内で、1世帯につき5万円を上限として補助
→これは主に猿落君(えんらくくん)と言う、奈良県果樹振興センター鳥獣害対策チームで開発された物です。
奈良県果樹振興センターは、「鳥獣害の対策」では有名なところです。
参考にHPのアドレス
http://www.pref.nara.jp/nogyos/nousou/fruit/html/research.html
大町市では、富士見町のように町を囲うと言う方法ではなく、個人のお宅で自分の畑を守るための柵に補助を出しているんですね。
でも、毎年冬に撤去しないといけないので、手間はかかるそうです。
2.テレメーターを利用した猿の追い払い
大町ではサルの群れは9郡。H17年度では600頭ほどいると思われています。
その群れの中の一頭ずつを捕獲して、発信機を取り付けています。(4歳以上のメス)
臨時職員を雇用して、車で監視、及び追い払いをしています。
また、サルの被害の多い集落には受信機を貸し出して、監視に役立てています。

又、ロケット花火を安全に飛ばす道具を奈良県のものを改良して、職員が作り年間120本ほど配布しているそうです。
1本もらってきたので、富士見町の役場の担当に持って行きました。
3.捕獲による被害防止
猟友会により、檻、及び銃器による捕獲(H17年度実績 214頭
4.モンキードッグ事業
モンキードックは、9群ある中の1地区のみで実施。
H17年どは3頭を訓練。
訓練内容は
①人に危害を加えない
②サルを見たら追い払いをする
③追い払いを終了したら戻ってくる。
訓練費用は1頭1ヶ月5万円 ×3頭分
万が一追い払いの時に第3車者へ被害を与えた場合への対応に
損害賠償保険 1頭 2,000円
モンキードックを飼育しているお宅にお邪魔しました。

昨年訓練を受けた3頭のうち、現在活躍中は、残念ながらこのクロちゃん1頭。
1頭は川で事故にあい死亡。もう1頭も入院中だそうです。
モンキードッグ事業を取り入れているこの地区は、すぐ後ろに山を抱えています。
クロちゃんは普段、外でつながれて飼われています。
サルの加配を感じるとクロちゃんが反応するので、放してサルを追わせます。
追い払いが終わるとクロは自分で帰ってきます。当初は心配で探しに行ったりもしたそうです。
写真の後ろにあるのが畑。以前は奥さんが畑で仕事をしていると山際でサルが見ていて、家の中に入るのを待っていて、畑を荒らしたそうです。
でも、クロを飼うようになってからは被害は無いとの事です。
また、クロのいる1km範囲内はサルの被害は無いとの事でした。
問題点としては、
・被害地区に住んでいる飼犬を訓練するために、犬の選定が難しい
・山の中に入るので、ダニなどの害虫対策が必要
・犬が嫌いな人もいるので、普通の飼い犬との区別をつける必要がある。
・飼い主がいないと、解放す事ができない。
・サルが木に登ってしまうと犬のみでの対応はできない
・犬のいる近くではサルの出没が減るが、離れたところでは効果が期待できない。
今後は、犬のいる場所の「点」を頭数を増やす事によって「線」にして行きたいとの事です。
そのために11月から7頭を募集して訓練する予定だそうです。
現在入院中のモンキードックのすんでいる地区でも、犬の姿が見えなくなってから2週間くらいでサルの出没があったそうです。
犬がサルの出没に大きな抑止の役割を果たすことは間違いないようですが、いない地区での対応も考えなければいけませんね。
柵にしろ、駆除にしろ、「これで100%」のものはありません。
それらをうまく組み合わせる事によって、かなりの効果が得られるのではないでしょうか?
富士見町でも、昨年は秋からほとんど被害の報告が無く、冬に頭数制限をすれば効果があるのではないかと思われていましたが、今年も地区によっては、大変な被害がありました。
私は、我が家でも実際に犬で追ってみて効果があると確信しています。
http://www.angelchiyoko.net/mt/archives/000213.html
http://www.angelchiyoko.net/mt/archives/000223.html
http://www.angelchiyoko.net/mt/archives/000266.html
富士見の役場では、「事故なども考えると、費用対効果が低い」と言われました。
でも、根本的な原因を考えてると、とにかく出没したら追う事が基本だと思います。
昔のように、人と野生動物がきちんと住み分けができるようにするためには、犬の力も必要不可欠だと思います。
出没の多い地区で、訓練された犬がいればサルはそこを避けます。
つまり、サルの安心できる環境をどれだけ減らせるかと言う事ではないでしょうか?
お年寄りがサルを見かけても、なかなか追い払うことはできません。
「もう、畑はあきらめた」と言わせないために、どんな取り組みをすべきなのでしょうか?
同時に犬を正しく飼う事によって、どれだけの癒し効果が、また子供には教育になるか、計り知れない物があります。
そう言った事も含めて考えると、なんとかこのモンキードック事業が富士見町でも実現したいものです。
5月の上旬に境保育園・保護者の友達から
「携帯の電柱を建てる工事のために、通園路の通行止めのお知らせが来たけど、突然何の説明もなく!?おかしくない?」と連絡をもらいました。
保育園を通じて手紙が来たのは金曜日で、次の週の水曜日からの通行止めの知らせでした。
今、携帯電話の電波塔が、こうやってものすごい勢いで建っていることを、皆さんご存知でしょうか?
この道路は境小学校の通学路にもなっているため、小学校に確認したところ、「聞いていない」との返事でした。
役場にも確認しましたが、通行止めの許可を取っていないとの事で(呆れた話です!)とりあえず水曜日からの工事はなくなりました。
工事のお知らせ以前に、鉄塔を立てる説明会をするべきだと役場に要望しましたが、「電柱を立てるたびに説明会を開いたりしません」との返事でした。
でも、世界的に電磁波の問題については議論されています。
日本国内でも住民と携帯電話会社間のトラブルが全国でも急増しています。(2005年3月で200件。市民団体電磁波問題市民研究会の調べ)
その事を業者側が知らないはずはなく、保護者からの要望もあり摩擦を起こさないためにも事前の説明会を開いて欲しいと、役場を通じて要望しました。
その週の土曜日の夜に境保育園の保護者を中心とした住民に説明会が開催されました。
大まかな内容は・・・
2006年 秋には番号を変えないで機種の変更ができる第3.5世代となる。
そのために急いでしまって、手順をきちんと踏まずに申し訳なかった、と言うようなことでした。
今後も2008年には 第3.9世代 スーパー3G となり、(速度がもっと速くなる)2010年 第4世代 を迎える、との事です。
何世代と言われても分からないのですが、世代が進むにつれどんどん電波を送る基地局が必要になると言うことです。
しかも、この基地局は、それぞれのメーカーによって必要になるので、そのうちに日本中、基地局だれけになってしまうんでしょうね。
その電波の届かない地域をなくすために、今回予定されている基地局はピンポイント、500~600メートルの範囲をカバーする物だそうです。
従って、富士見町の「環境審議会」の対象にもならず、どの規制にも掛かることなく建てられてしまう物だと言うことです。

説明会の時に提示された参考写真です。
注意して見ないと分かりませんよね。
「本当に安全なのか」の質問には
「総務省の定めた『電波防護指針』に基づいた基準の範囲内なので安全です。」
と繰り返しました。(最近どっかで聞いたばかりですね。どこも同じ答えです。)
実際に私も携帯は持っているし、困った事に携帯電話のない生活は今の時点では考えられません。
多くの人がその恩恵に預かっている事ですから「建てないで欲しい」とは言いにくい事です。
でも、私たち大人は自分の判断と責任で選択できるとしても、子供たちは違います。
成長過程にある子供たちにどんな影響があるのかは、未知の話です。
その小さな子供たちが日中の大半を過ごす保育園のわずか200mに中継塔を建てることが本当にいいことなのでしょうか?
お母さんたちからは
「素人で何も分からないから余計に怖い。子供は親が守るしかない。」
「何年も経って結果が出るようでは困る。」
「地図を見れば保育園がすぐそばにある事は分かるはず。小学生の通学路でもあって考えると心配で仕方ない」
と言う内容の意見がほとんどでした。
この境保育園の説明会では結局、基地局を通学路と境保育園から離す事を持ち帰って検討する事になりました。
その返答がつい最近ありました。
「・・・検討した結果、不感地帯の解消が第一条件となるため、如何しても基本エリアーを外す事ができない事から最大限努力して、現在の位置より東側に50m移動した場所しかないと判断いたしました・・・」
保護者のみなさんとの相談で、今回の基地局については、この案で承諾する事になりました。
インターネットで「電磁波 健康被害」と検索すると134,000件のヒットがあります。
電磁波が体に与える影響を調べているイギリスの専門機関紙は、2005年に「8歳未満は使わせないで」と、警告を出しています。
「3~7才の使用は「妥当でない」とし、8~14歳については、保護者の判断にゆだねるとしながらも、通話時間はできるだけ制限し、メールの使用をすすめています。
また、欧州の研究者 は「携帯の電磁波が体細胞に悪影響を及ぼし、DNAを傷つけることが示された」と 発表しています。
その他にも、
「携帯電話の使用と脳腫瘍との関係、携帯電話の電磁波が血圧に及ぼす影響、幼児期のガンと基地局との距離の関係など」
「電磁波過敏症」の科学的根拠などの検証が進められています。
実際に、頭痛や倦怠感などの症状で苦しみ、引越したと言う人の話も聞いています。
携帯電話はどんどん高い機能が盛り込まれるようになりました。
いろいろな機能を求めれば求めるほど、電波を送る基地局が必要になります。
その速度は、動画のやり取りも可能な第3世代携帯電話(3G)になり、一段と加速し続けています。
でも、私たちは本当に今以上の機能を求めているのでしょうか?
確かに、すでに手にしてしまった便利さを後退させることは難しいかもしれません。
でも、今以上の機能をメーカー側に与えられ、私たちは踊らされているのではないでしょうか?
日本ではなかなか取り入れられませんが、「予防原則」と言う考え方があります。
「予防原則」とは、「危険性が証明されるまでは安全と考える」のではなく、「深刻な影響があり得る場合は、科学的に不確実性が残っていても対策を取ろう」という考え方です。
ネットによると
『酸性雨、地球温暖化、オゾンホール、環境ホルモン(内分泌撹乱化学物質)にBSE(牛海綿状脳症)と、「後戻りができなくなるような危険」に直面した20世紀が残した貴重な教訓です。ミレニアムの2000年2月には、欧州連合(EU)委員会が「環境問題に関しては予防原則を基本とする」』との方針を決めているそうです。
最近日本で問題になっているアスベスト問題も、富士見・原・茅野市で問題になっている「灰溶融炉」の話も全く同じ事ですね。
国の基準が信用できないのは今までの歴史が証明しています。
お母さんの言うように、子供を守れるのは親しかいませんね。
今回の事で、「電磁波の影響」について皆さんが、ほとんど関心も情報もない事が良く分かりました。
わずかに「よく分からないけどなんだか心配」と、危機感を持っている人でも「私たちも携帯電話を使っているのだから仕方ない」と思っているようです。
でも、これからもどんどん携帯基地局は増えて行きます。
せめて、もう少しお母さんたちに関心を持って色々な知識を持っていて欲しいと感じました。
そして、何かあった時の判断材料として欲しいと思います。
これから、電磁波のことについても「勉強会」なり開きたいとお母さんたちと話し合っています。
2006年1月12日 の読売新聞 によると
「 送電線や家電製品などから放出される電磁波が健康に与える影響を調べている世界保健機関(WHO)は、電磁波対策の必要性や具体策を明記した「環境保健基準」の原案をまとめた。電磁波に関する初の本格的国際基準で、WHO本部は「今秋にも公表し、加盟各国に勧告する」としている。・・・科学的証明を待たず被害防止策を進める「予防原則」の考え方に立ち、対策先行への転換を促す。 」とあります。
世界は確実に「予防原則」に進んでいます。
2月11日に 環境科学・地質学がご専門で、現在 長野大学非常勤講師の関口鉄夫さんの講演会がありました。
「ごみ問題を考える」 ~最新の灰溶融炉って、なんだろう~
関口鉄夫さんは、1950年 長野県生まれ。信州大学教育学部地学科卒業、教職を経て民間企業に就職。運送会社でアルバイトをしながら河川や廃棄物問題の調査・研究。1995年 長野県廃棄物問題研究会を設立。また、1998年 若月俊一賞受賞なさっています。
「ごみ問題」についての講演ももちろん、大変に勉強になったのですが、それ以上に関口さんの人間性・生き方の惹かれてしまいました。
1998年に受賞された「若月賞」については、今回始めて知りました。
1992年に、元・厚生省医務局長大谷藤郎氏の提案により、佐久総合病院の名誉総長・若月俊一氏の永年にわたる地域医療での実践活動を記念して「若月賞」が制定されました。
全国の保健医療分野で「草の根」的に活動されている方を顕彰するために制定された賞で、毎年行われる「農村医学夏季大学講座」で表彰式が行われ、発表後には基調講演があります。そのときの受賞理由として
「長野県下の産業廃棄物問題にとりくみ、産廃問題に対応する行政のあり方に厳しい提言を行いながら、住民と一緒になって問題解決に努力された功績は大きい。・・・・ また、1995年『長野県廃棄物問題研究会』が発足すると、その調研究責任者となり、『まず、現場を見て歩き、地元の人の話を聞く」』ことを信条としてねばり強い活動を続けた。その足で蓄積したデータと地域密着型解析手法は全国的な注目を集め、高い評価を得ることとなった。との事です。
今回の講演会は講師紹介が長くて感動的でした。
「若月賞」受賞のときの講演からの引用でしたが、ぜひご紹介したいと思います。
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昨日、実は何を話そうかなと迷いました。そんな時に、ふと学生時代に読んで、非常に記憶に残った一冊の本を取り出しました。「村で病気とたたかう」という本でした。まさか、いまこうしてその本の著者の賞をいただくことになるとは夢にも思っていませんでした。 学生当時、あの本を読んで感じたことがひとつありました。それは「村で病気とたたかう」というタイトルにもかかわらず、病気とたたかう内容ではなかった。そこにあったのは、医療という実践を通して、未熟で不合理な社会と格闘する著者の姿でした。社会の在り方とたたかっていた。そこに気づいて、私もできればこういう生き方をしてみたい。そんな思いをずっと抱いていました。
(中略)
私は特別なことをしていたわけではありません。住民が廃棄物処理という公害の現場で頑張っている。それを少し専門的な面からお手伝いしただけのことなのです。だから、今回の受賞は、長野県内や全国でいろんな廃棄物の問題とたたかっている人たちの代わりにいただいたんだと思っています。
私が、廃棄物問題と取り組むようになったちょっとした理由があります。私は、かつて会社を経営していたことがあります。それがつぶれてしまったんです。家族とどうしたらいいか話合う余地もないほど借金に追い込まれた時期もありました。そのとき私は非常に弱かった。一週間ぐらい行方不明になってしまった。そう、現実から逃げてしまった。
(中略)
でも、死ぬこともできず帰っていった時、呆れて腹を立てているはずの家族は何も言わず、普通に迎えてくれました。その時、「自分の一番好きなことをやったら」というのが女房や父親の言葉でした。私は好きな地質学を生かしながら、環境問題を勉強してみようと思いました。ただ、何か希望をもっていなかったら生きていけないような気がしたから、そう思い込んだのかも知れません。
電気も水もない廃屋のようになった自分の工場で、トラックの深夜便の勤務が終わるとただひたすら本を読み続けました。日の出の遅い季節は、陽が上がるまで蝋燭をたてて読み続けました。はじめは、ただ他人に合いたくないという実にわがままで自分本位の理由でした。環境学というより、学生時代に読んだ哲学や科学論の本が主だったと思います。その中に「村で病気とたたかう」という本もありました。学生時代とは違って、一字一句が大脳の中に整然と入っていくように感じました。そんな時に、ふと「生まれ変わろう」と思ったことを鮮明に覚えています。
(中略)
そして、「河川調査のあいまに、地域住民の相談にのっていた廃棄物の問題を、本気でやってみよう」と決めました。それからは、本当に無我夢中で現場を歩いていました。時には車のハンドルを壊されたこともありましたが、しつこく業者を追い続けたりもしました。家族にも仕送りをしなければなりませんから、本当に貧乏な生活でした。ガソリンスタンドで五百円分だけ入れてもらったり、エコー(たばこ)を買うために半日部屋を掃除して、小銭を見つけていたのはこの頃です。そんな生活が三年近く続きました。
こんな惨憺たる生活の中で、「人間というのは、一度死んだってまた生きかえることができる。形を変えなくても自分の人生をやりなおせる」ということを痛切に感じました。私のような怠け者は、とことん落ちてみないと、本当に苦しい目にあって見ないとまともな人間にはなれないようです。
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詳しい《表彰理由》と《著書・意見書等》は以下のアドレスで。
http://www.valley.ne.jp/~sakuchp/gyouji/daigaku/Mr_Sekiguchi.htm
関口さんは、全国でごみの処分場に関わるさまざまな委員会や裁判などにも関わっていらっしゃいます。
★ ここ数年間にかかわった主な調査・委員会等
・上山田町環境と健康に関する影響についての学術調査団 事務局長 (平成11~13年 長野県上山田町)
・滋賀県栗東市 廃棄物処理施設調査委員会専門委員(平成13,14年 栗東市)
・沖縄県平良市 事故調査委員会委員長(平成14年 平良市)
・長野県 廃棄物処理施設検討委員会委員(平成14年~17年 長野県)
・長野県牟礼村 環境・健康調査委員会 (平成13年~16年 牟礼村)
・山梨県須玉町 処分場調査委員会専門委員(平成13年~15年須玉町)
・長野県 戦略アセスメント部会委員 (平成15年~17年 長野県)
・長野県北御牧村 環境調査委員会専門委員会座長 (平成15年 北御牧村)
・山梨県明野村 廃棄物問題検討委員会 専門委員 (平成15年 明野村)
★ 地域からの疫学調査委託 所沢市下富自治会、狭山市原自治会、神奈川県緑丘団地他
著作・共著など、
「ごみは田舎へ」(1998)、「田中県政への提言」(2001)、「県議ふしぎ発見」(2003)など
★ 調停・裁判等への関与
埼玉県所沢市焼却・破砕施設の操業停止に関する裁判、伊那市焼却施設の操業禁止に関する裁判、駒ヶ根市焼却施設の操業禁止に関する裁判、美麻村最終処分場の操業禁止に関する裁判、宮田村処分場の操業禁止に関する裁判、沖縄県平良市健康被害に関する損害賠償請求裁判、茨城県水戸市処分場の建設の禁止に関する裁判、徳島県阿波町焼却施設の操業禁止に関する裁判、千葉県海上町処分場の操業禁止に関する裁判、埼玉県所沢市の疫学調査に関する公金の違法支出に関する裁判、長野市破砕施設公害調停など
これだけでも、どれだけ精力的に活動なさっている方か、よく分かります。
今回の講演に当たっては、「現場を見ておきたい」と