2006年12月24日

デモ行進

灰溶融炉建設反対と24日に予定されていた公害防止協定の調印式への抗議のために富士見町でデモを行いました。


知らなかった!!
デモをする時には「集団示威運動許可申請書」を公安委員会に提出し、許可をもらわなければいけないそうです。
慌てて茅野署に飛んでいきました。
当日も交通整理に、警察署にはお世話になりました 。(_ _)。

富士見町でデモなんて聞いたことがない! 
参加も30人くらいかな・・・と思っていたら70人を超える参加があり、ちょっとびっくり (うれしい (^∇^)/)
  


富士見町の街中を1時間ほどかけて歩きました。
エーコープあぐり → 西友前 → 役場前 → 中村工務店前を右折 → 町民センター駐車場を抜け陸橋を渡り駅前 → 商店街 → 富里公民館で流れ解散

若者が5人で太鼓を持参で参加してくれ、俄然雰囲気が良くなりました。ありがとう  ヾ(●´∀`人´∀`●)
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「公害防止協定の調印式がこの暮れも押し迫った24日にある」、と何人かの知り合いから知らされました。
あまりにも早急すぎます。
しかもほとんど内容についての協議がなされていません。

梶山弁護士が、講演会で指摘してくださった事を念頭に、組合提示の協定書案を読むと、いくつもの疑問がわきました。
極めつけは 「細目的事項については地元委員会の意見を聞いた上で別に定める」としているところ。
本当はその細部が大切で、「協定を締結してから細目については決めましょう」と言うのはまったく論外です。
地域住民を馬鹿にしているとしか思えません。
なぜ、そんなに調印式を急がなければいけないのでしょうか?


今後の予定を組合に聞いたところ、3月の組合議会で予算の承認を得て、それから判定委員会を立ち上げます。
そこから入札にいたるまでは、最低6ヶ月くらいはかかるとの事でした。
だったら、尚の事、時間をかけて充分に納得できてから調印すべきではないでしょうか。
それこそ組合がいつも言っているように、「機種が決まらない段階では何も分からない」のですから、機種が決まってから結ぶのが筋です。

しかもほとんどの区長さんは12月で交代です。
引継ぎなどで一番忙しいこの時期に調印式を、24日と一方的に決めてくるのはおかしくありませんか!?

さすがに関係区の区長さんたちから抗議があったようで、調印式は延期になりました。
でも、こう言った進め方を見ていると、今後のやり方にも疑問を感じずにはいられません。
そこで、建設反対と調印式に対する抗議を込めて、デモを行うことになりました。


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自分の意思を公に表すことがなかなか難しい地域で、本当にたくさんの方が参加してくださいました。
デモ行進はおおよそ1時間と短い時間でしたが、思いをアピールするには充分だったと思います。


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小さなお子さん連れのお母さんや赤ちゃんを抱っこされての参加もありました。
みなさん、ご苦労様でした。

デモって結構楽しい!
次回は、皆さんもご一緒にいかがですか?  (*^-゜)v

貼り主: chiyoko 日時: 12:39 | コメント (0)

2006年12月22日

灰溶融炉建設について・12月議会一般質問

灰溶融炉建設について

①国の基準を守ることで富士見町の町民の安全・安心が守れるのか
②土質調査を行うように組合に働きかけるべきと思うが

①≪国の基準を守ることで富士見町の町民の安全・安心が守れるのか≫
前回、9月議会で排ガス基準について次のような質問をしました。
「ダイオキシンのサンプリングに関しては、年1回、国の指針としては、定められているものとしては、年1回です。ただこの年1回の検査でサンプリングして、検査に出して、結果が出るまでに2カ月、3カ月かかります。万が一そのダイオキシンが出ていたとしても、2カ月、3カ月は結果が出るまで出しっぱなしということになります。町長はこの年1回ということで、富士見町の町民の安全がしっかり守られるとお考えでしょうか。」
それについての答弁を頂いていないので、再度お伺いしました。


それに加え、今回は排ガス基準についての質問です。
排ガスの基準に関しては、基準値として温度が高くなれば気化する重金属類やダイオキシン類似物質に関しても一切基準が設けられていません
多環芳香族炭化水素、ニトロ多環芳香族炭化水素、臭素化ダイオキシン類などのダイオキシン類。
ヒ素、クロム、カドニウム、鉛などの有害な重金属も含まれていません。

廃棄物処理法で基準の定められているのは、
・硫黄酸化物
・ばいじん
・塩化水素
・窒素酸化物
・ダイオキシン類   のだった5項目だけです。

また、検査方法も
・安定した時だけ測りなさい
・基準値を超えたら図り直して低い方を報告しなさい
・何を燃やしても構わない
・誰も立ち会わなくてもいい
・測定は一年8760時間のうち、たった4時間だけに一回
・立ち上げ、立ち下げ、埋火時は測るな
・測量証明事業者であれば誰でも良い             と言ったものです。

知った時に、びっくりしました。
これだけ守っていれば、富士見町民の安全・安心が守れるなどと到底思えません。

今年の7月に、スラグがJIS化されたのですが、これについてもその基準に問題があります。
たとえば、このスラグが路盤材やコンクリートの材料として使われた時に、長い間の環境の変化に本当に耐えられるのでしょうか?
夏のアスファルトの暑さ、冬は凍結を繰り返し、塩害や酸性雨、紫外線・・・などなど
10年、20年・・・私たちの子供や孫の代になっても、絶対に安全だと言い切れるのでしょうか。

しかも、JISの溶出試験ではそれらの事についての検査がないのです。
国の定めた溶出試験の方法は、「土壌汚染対策法」に基ずくものです。
具体的には、大まかに言って
試験室の温度及び水温は20℃(+-5)
PH5.8~6.3
振とう幅4~5cm 毎分約200回で2~6時間振とう。と言うものです。

酸性雨は一般にPH5.6以下とされています。
実際に広島県保健環境センターが行った実験では、PHが5以下になるとそれに比例して鉛が溶出しています。
JISで決められた鉛の溶質量基準値は、0.01mg/l以下となっています。この値を放物線を描いて超えていきます。
しかし、すでに酸性霧が諏訪県内でも降っています。(これは県のHPでも酸性雨の状況について調査結果を見ることができます。)

今までの水俣、イタイイタイ病、エイズなど、国の基準さえ守っていれば安全などと、誰が言えるでしょうか。

経済産業省に問い合わせたところ
「酸性雨に関しては、審議の過程でそのような意見もあったが、今回JIS化されるものは埋め戻しとして地面の表面に接する物ではないので、その説明で納得していただいた」
「紫外線については、今後考えなければいけないようなら検討する」
と言うような返事でした。(★信じられない!!)

こう言った国の基準について町長は一体どう考えられるのでしょうか?

建設予定地の休戸のすぐ上部には、富士見町が町のPRのために売り出している水の水源地があります。
丁度、今朝(12月12日)の日報の記事では、下諏訪の6協の焼却施設で試行運転でダイオキシンが検出されたとの記事もありました。
このように一度でも事故が起これば、取り返しのつかない事になります。

そこで次の2つのことについて質問します。
まず第一にこのような排ガス基準で、町で売り出している水の安全・風評被害についてどのようにお考えですか
第二に、この基準で富士見町の安心安全が守れるとお考えでしょうか?


          A:国の基準は安心・安全を守るために設けられているもので、基準を守ることで町民を守れると考えている。


②≪地質調査を行うように組合に働きかけるべきと思うが≫
生活環境影響調査を読んで、私は素朴に「この土地が建設予定地としてふさわしいのだろうか」と疑問に思いました。
それで、専門家の意見をお聞きしたいと信州大学・副学長である小坂教授にご協力をお願いして、1日半の地質調査となった訳です。
その結果、地質学の第一人者と言える人が、「詳しい調査の必要がある」と言っています。
にも関わらず、なぜきちんとした地質調査をしないのでしょうか
近隣住民の不安を解決するためにも、きちんとした地質調査をするべきと思いますが、いかがでしょうか?

矢崎組合長の言うように諏訪の庁舎など、建ってしまっているところは仕方ないと思います。
しかし、これから新たに建てようという施設を何も危険な場所に建てる必要はまったくありません。

町長は富士見町を良くしたいと言う高い志を持って、町長に立候補したはずです。諏訪南の副組合長と言う立場より、富士見町の町長としての決断の方が優先されるべきではないでしょうか。

生活環境影響調査では、業者は住民の意見を聞く義務もないそうです。
こう言った調査そのものが、果たして住民の立場に立っていると言えるでしょうか?国の定めたものに不備があるなら、富士見町町長として、真に住民の立場に立った調査を求めるべきではないでしょうか?

「国の基準は最低これだけは守りなさい」と言うもの。
その施設で当然独自に基準を求めるべきことはいくらでもあるはずです。国の基準以上の物を求める事にまったく問題はありません。
地質調査・アメサ・排ガス基準・排ガスの検査方法・・・すべてに関して国の基準以上のものを設けるべきだと思います。

しかし、それ以前に、私は国の基準もこんな未整備の中で、計画を進めるべきではないと考えます。
今をチャンスと捉え、総力を上げてゴミの減量化に取り組もうと、組長が先進的な取り組みをするべきではないでしょうか?

その他の紙の分別方法の周知や今後のプラスチック類の分別にしても、裏返して言えば富士見町はまだまだやるべき事・できる事がたくさんなあります。

先日講演を聴きに行った上勝町長の話は非常に印象的でした。
「時代の公平性。それは借金や環境についても同じだが、借金は何とか返せばいい。しかし環境は一度壊したら取り戻す事はできない。環境を守らないでどうするんだ」
自治体の長がこう言った強い信念を持って政策に取り組めば、できることはいくらでもあります。

町長もいつも言うように、小さな自治体が国の政策に左右されて揺れ動かされます。
夕張市の話は本当に身につまされます。
国内で最後まで炭鉱の残った町。
国のおきなエネルギー政策の変更で取り残され、リゾート法にもとづて大きな遊園地を作った時には先進地としてもてはやされ視察が後を絶たなかったそうです。
私たち、諏訪南行政組合の3地町村ももう国に振り回されるのはごめんだと、自律を選んでは無いのでしょうか?
その中でも特に富士見町では住民投票までして出した結論です。その結果を重く受け止めるべきです。


現在、私たちが決断する事の結果が15年、30年、或いはもっと先の将来の子供たちが、つけを負うような結果になります。
特に環境は上勝町長が言うように、一度壊したらもう取り戻す事はできません。
昨日の幹人議員の答弁の中でも、町長は「環境は大事で、その事に力を尽くしていく」と言っているじゃないですか!!
自治体の長となった人間が、わが町が日本の先頭に建って国を変えて行くくらいの信念を持って一緒にやりましょうよ。

先ほどごみ減量の項目でお話したお母さんたちの動きも、この灰溶融炉建設予定のことを知り、危惧しているおかあさんたちから「私たちもごみ減量化に向けて真剣に取り組まなければいけない」と言うことから始まった事です。
今が、大きなチャンスです。

前回の質問で
「灰の処理を委託する選択肢だってあるじゃないですか」と言った時に、町長は「地元で処理するのが基本」とおっしゃいましたが、すでに現在も私たちのゴミは愛知や静岡で処理されています。
先日も申し上げたように、地域でリサイクルする仕組みを作ることで地元の雇用も生まれます。

環境省も「環境庁のスタンス」として、広域化・溶融化は過渡的措置としています。
だったら尚の事、施設に拘らず、もっと先を行く先駆的な取り組みをしようではありませんか。

昨日の答弁の中にも「環境を守っていく」とありました。
この環境はどこにも負けない富士見町の宝です。
その富士見町の宝を守るためにも、施設に頼るのではなく、子供たちに誇れる政策を住民とともに構築していこうではありませんか!

          A:改めて地質調査を行う必要があれば組合が行う。働きかけはしない。


~★自治体の長としてはこう言った答弁しかできないのかもしれませんが、ここまで不備を指摘しておいてそれでも尚、「国の基準を守っていれば町民の安全・安心を守れる」と言う答弁も悲しいですね。
上勝町長のように、スパットと「将来の子供たちのために環境を守らなくてどうするんだ!」と言い切って欲しいです。

建設課長が「組合は国の基準より厳しい値を自主基準とする」と答弁しましたが、これって質問の中にもあるように、測定するものが
・硫黄酸化物
・ばいじん
・塩化水素
・窒素酸化物
・ダイオキシン類  の5項目だけについてです。
これについていくら厳しいものにしても、検査すべき物をしていないのですから話しの論点がずれています。

今回の傍聴には大勢の方来てくださいました。 
プレッシャーになるので傍聴席は見ていないのですが、おいでくださったみなさん本当にありがとうございました。 m(_ _)m

でも、後ろで聞いていてもイライラが募るだけですよね。 ^^;

貼り主: chiyoko 日時: 10:04 | コメント (0)

2006年12月21日

女性有志で組合長に要望書を提出

矢崎組合長に、茅野市・原村・富士見町のお母さんや女性の有志12人で、要望書とあわせてごみ減量に向けての提案を提出しに行きました。

灰溶融炉建設問題から「私たちもごみ減量について真剣に考えよう」と言うお母さんたちが何人と繋がりができました。
いつも一緒に活動している仲間やそんなお母さんたちと一緒に、矢崎組合長の所に「灰溶融炉の建設をやめて欲しい」と、要望に行きました。

子供連れのお母さんもご一緒だったので、市長室はおそらくめったにないほどにぎやかで、机の下も小さな子供たちの遊び場になっていました。^^


要望書の内容は以下のものです。
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           「灰溶融炉建設にあたっての私たちの要望と提案」
             
 私たちは、富士見町休戸に建設予定の灰溶融炉について大きな不安を持っています。
・高温処理の過程で事故・トラブルが多発し、爆発事故が各地で起きていること
・排ガスによる大気・土壌・水質などの環境汚染や、それによる健康被害について
・国が設定する安全基準値、それに基づく測定方法について
・酸性雨によって有害物質が溶出すると指摘されているスラグ、その使用方法について
・建設費用が莫大というだけでなく、ランニングコストやトラブル・事故によって生じる施設の修復、部品の交換費用などが莫大であること
・有限である資源を大量に使用することで燃焼稼働する施設であること ―― など

私たちは、茅野・富士見・原という自然豊かな地域を守り、誰もが安心して暮らせる市町村として子や孫たちへと引き継いでいきたいと考えます。今年の5月以来4度にわたり組合主催の住民説明会がありましたが、回を重ねるほどに不安や心配が増し、灰溶融炉建設が最善最良の選択肢ではないとの考えに至りました。
住民の健康を第一に考え、安心して暮らせる環境を後世に引き継ぐ努力を怠らない。そして、貴重な財源を有効に活用することを最優先に考える行政であってほしいと心から願います。

そこで、次の要望をいたします。
●灰溶融炉の建設をとりやめてください

そのために、私たちは以下の提案をいたします。
●廃棄物減量(ごみゼロ)に向けて、最大限の取り組みを行政と市民のパートナーシップで行う
●当面生じる灰の処理方法について幅広く住民に呼びかけ検討する
 茅野・富士見・原の三市町村を日本一美しく暮らしやすい地域にするために、矢崎組合長の英断に大いに期待します。私たちも、この地域に暮らす住民としてゴミ減量の取り組みについて真剣に考え、要望・提案し、参加したいと考えています。
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矢崎組合長はお忙しい中、1時間ほど真摯に私たちの話を聞いてくださいました。
でも、「心配は分かりますが、安全なものを建設する。作らなければ行政責任が果たせない。」と言う返事でした。

一番の目的はこう言った女性の声を直接組合長に届けると言う事だったので、目的は達せされたと言っていいと思います。
住民説明会ではなかなかじっくりとお話ができないので、こう言った機会を持つ事も大切ではないでしょうか。

貼り主: chiyoko 日時: 09:51 | コメント (0)

2006年12月20日

ゴミ減量化政策について・12月議会一般質問

1.ゴミ減量化政策について
①H17年度の3市町村の可燃ごみ排出量の比率は
②事業者の「容器包装プラスッチック」を無料化にする事で問題の解決になると思うか
③来年度より予定されているリサイクルした プラスッチック類の行方は
④まず、富士見町の問題点は何か、町民の意見を聞くべきではないか
⑤3市町村足並みをそろえることで、富士見町にとってどんなメリットがあるのか

今年は、1年間この灰溶融炉建設からゴミ問題です。(町長の答弁はメモ程度)

12月議会・一般質問

1.ゴミ減量化政策について

①≪H17年度の3市町村の可燃ごみ排出量の比率は≫

       A:茅野市78.5% 富士見町15.5% 原村6%

②≪事業者の「容器包装プラスッチック」を無料化にする事で問題の解決になると思うか≫
廃棄物処理法の中で「事業者の責務」 第三条 には
「事業者は、その事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理しなければならない。 」 とはっきり謳われています。
それは「容器リサイクル法」でも同様のことです。
又、名古屋では事業系のゴミを受け入れない事で画期的にゴミを減らしています。
事業者からの受け入れを無料化することは、時代に逆行していると思うが町長はどう考えるのでしょうか

事業者が出すごみは、利益生むための生産活動の中で発生するゴミです。
①のH17年度の3市町村の可燃ごみ排出量の比率を見ても、茅野市の占める割合は3市町村の中でも、相変わらず大きく、事業系のリサイクルに関すれば茅野市は70%を占めています。

農業事業者もマルチなどの農業用プラスッチックを自分たちで、手間を書け乾かし束ねて、しかも処分費用は負担しています。
今でも諏訪南では、人口割り2割、均等割り8割でやっているのに、これ以上の負担を富士見町民に求めることについて不公平感を生じると思うが町長はどう考えるのでしょうか

またもし、事業者のリサイクルを無料とするなら、まずリサイクルに熱心な事業者には優遇処置として無料にする。
或いは、リサイクルを無料にすると同時にゴミとして出す場合の料金を今以上に上げるなど、リサイクルで出す業者にメリットがなければ効果がないと思います。

          A:諏訪南ごみ減量推進会議から事業所が分別した容器包装プラスッチック類の処理手数料は徴収しないいの提言を受けている。
           焼却ゴミの4割は事業系のゴミ。 協力は不可欠で有効な手段と考える。

③≪来年度より予定されているリサイクルした プラスッチック類の行方は≫
石油が将来枯渇していくことを考えるとプラスッチクはこれから大事な資源と位置づけられます。
分別したプラスッチックはどうするべきと町長は考えているのか質問しました。

と言うのは、私たちが一生懸命分別したプラスッチックを灰溶融炉で燃料として使われる可能性があります。
今回の灰溶融炉建設に当たっては検討委員会で出された答申書にも、プラスッチックを助燃材として使わない、とあります。
このことについての担保としての返事が欲しかったのですが、一回目の答弁で
「熱エネルギーとして利用するサーマルリサイクルが適当」と言う返事だったので、この事についてはそれ以上あまり時間を割くのをやめました。

          A:荒い分別で利用できる熱エネルギーとして利用するサーマルリサイクルが適当


④≪まず、富士見町の問題点は何か、町民の意見を聞くべきではないか≫
何度か、住民に分かりやすくリサイクルの分別方法を展示して欲しいと言っているのですが、「3市町村で足並みを揃えるから」との理由でやってもらえません。
行政の事情でできないなら自分たちでやるしかないので、「富士見町のリサイクルできるものの分別方法」の生活展で展示をしました。
以前から私がしつこく指摘している「その他の分別方法」もかなり意識の高い人でもほとんどの人が知りませんでした。

生活展で意見を伺って、いろいろな問題点がはっきりと見えてきました。
・月一回の収集で、しかも時間が早い。お年寄りや小さな子供がいるお母さんたちには難しい時間帯。
・折角1ヶ月ためても出しそびれた時は、燃えるゴミに出してしまう。
・具体的にどう分別すればいいのか分からないものが多い

生活展では、友達が子供向けの環境クイズを作ってくれました。
6枚の牛乳パックで1個のトイレットペーパーができます。これはリサイクルのとてもいい動機付けになります。
こんな事から、諏訪市の諏訪っ子ロールのように富士見町で集めたチラシなどの紙と牛乳パックでトイレットペーパーを作る「富士見ロール」はできないでしょうか。

若いお母さんたちを中心とした女性たちの間で、ごみ減量化について、積極的な活動が始まりつつあります。
生活展の展示のために富士見のリサイクル拠点の展示のためにJAと西友を取材に行った」お母さんを中心に、販売業者にばら売りやなどの提案をして行こうという相談も具体化しつつあります。

そう言った住民の声を聞くことで、富士見町にはできる事、やるべき事は沢山出てくるのだと思います。

          A:課題はゴミを排出する第一段階で徹底したごみ分別を行うと言う民意の定着

⑤≪3市町村足並みをそろえることで、富士見町にとってどんなメリットがあるのか≫
すでに前回の質問で、足並みをそろえることに無理があるのではないかと聞いています。
推進会議の提言を読んでも、私には富士見町にどんな利益があるのか見えて来ません。
リサイクルしたものを業者に委託する時にスケールメリットが生じて、それが足並みを揃える事での利益になるのかと想像していましたが、基準だけ揃えて、収集・委託は当分各市町村単位でやるとの事
これなら、何の意味があるのでしょうか


富士見町には富士見にあった回収方法・処理方法があります。同じように各市町村に効率のいい方法を開発していく事の方が経済的にもネリットがあるのではないでしょうか。
今、リサイクルの基準だけを先に足並みをそろえないで、将来、広域で委託するようになった時にそろえればいいと思います。
ひょっとしたら、広域化するまでもなくその前に3市町村でそれぞれにリサイクルできる仕組みが確立する可能性だってあのではないでしょうか


貼り主: chiyoko 日時: 09:14 | コメント (0)

2006年12月17日

梶山弁護士の講演会・パート3

遅くなりました!
梶山弁護士の公演 「灰溶融炉施設整備計画の何が問題なのか」
・灰溶融炉ってなんだろう
・灰溶融炉導入がもたらすもの
・これからのゴミ行政における灰溶融炉の意味
・地域住民は何をなすべきなのか(これは公害防止協定の話です。)         「公害防止協定」以外のものです。

◎灰溶融炉ってなんだろう  ~歴史経緯
1997年から広域化政策によって全国で導入が始まった。
連続年燃焼型・100t以上の広域化計画を立てるように通知があった。
考えの基本にあったのは「灰化溶融炉」。
でもエネルギーがたくさん要るので、ゴミから熱分解ガスを取り出して、それを灰溶融炉の燃料として使う方法ーガス化溶融炉を考え出した。
ゴミを燃やすのに800度くらいがいい。ストーカー炉は一番歴史もあり安定している。

スラグの重金属を減らす事は比較的簡単。
温度を上げればいいが、その分、炉の傷みが激しくなり燃料も沢山使う。スラグの重金属が減った分、溶融飛灰に行く。
諏訪南の計画では、飛灰は埋め立てるので、埋め立て処分場が危険になる。


◎灰溶融炉の導入がもたらすも
(諏訪南の)建設費・維持管理費が高くてびっくりした。
施設の耐用年数は15年だが、耐火煉瓦を張り替えながら使えば30年くらいは使える。これが一般的な考え方。
耐火煉瓦は主に、底の部分、壁の部分、スラブの出る部分に大きく分けられるが、スラグの出る部分は特に傷みが激しく、1ヶ月~1年に1回は交換する必要がある。

炉を作るメーカーは危険性を良く知らない。
通常、1/10のスケールで作ったもので試験している。メーカーは本当なら同じ規模の物で2~3年稼動してテストするべき。

ガス化溶融炉では、ゴミをガス化した燃料だけでまかなえるはずだったが、それだけでは燃料が足りないのが現実。

溶融にはいろいろな方式がある。
電気式はトラブルが多く流行らない。取り扱いが難しくエネルギーコストがかかる。
酸素式も酸素を作るのにコストかかり、根を上げている

1tあたり5000千万円が相場。日本中同じ。
他の国では、安い物は 1tあたり400万円くらいのものもあるが、日本では値下げの力が働かない。

稼働日数が250日は少なすぎる。通常はストーカー炉なら300日~320日くらいを目安とする。
計画の20t/日の炉の規模もびっくりするほど小さい。ドラム缶のたてよこ2~3倍くらいの大きさの物

ガス化溶融炉とストーカー炉を比べると
・廃棄物から発生するガスを利用していない       → ガス化溶融炉にコスト的に劣る
・灰溶融炉に投入する「灰」の品質管理が極めて困難 →  ガス化溶融炉にコスト的に劣る

・強力な発ガン物質ができ安い             → ストーカー炉に劣る
・高温燃焼のため維持管理費が高騰する       → ストーカー炉にコスト的に劣る
・重金属が揮発して外部に排出されやすい      → ストーカー炉に劣る
・技術的な成熟度が極めて低く、信頼性がない    → ストーカー炉に劣る

・たとえば水は100℃で沸騰するが、0℃でも揮発している。重金属も同じこと。
気体になった重金属をバグフィルターは捕捉できない。

メモリーファクト:一度気体になった金属が内壁にへばりつき、又気化すると外に出やすくなる現象

◎排ガス基準のぎまん制
・安定した時だけ測る
・1年8760時間のうち、たった4時間だけ
・立ち上げ、立ち下げ・埋め火は測らない
・基準値を超えたら測りなおして低い方を報告
・なにを燃やしても構わない(その時だけ石油を燃やしたっていい)
・誰も立ち会わなくても良い
・計画証明事業者であれば誰でもいい


廃棄物焼却炉の排ガス基準はたったこれだけ!?
・硫黄酸化物
・ばいじん
・塩化水素
・窒素酸化物
・ダイオキシン類

水銀、ヒ素 鉛 クロムなど、排ガス基準がない    ・・・   重金属には何も基準がない!!!
ダイオキシン類似物質も全部、野放し状態

日本人にとって、特別気をつけるべきもの。
→ カドニウムと鉛・・・日本人の体内蓄積量が多い。
ニトロ化多核  分解されずに高温で喜んで出る。 強い発がん性を持つ物質
 

・排ガスの大気拡散シュミレーションは、国の基準では平坦地とされている
山があっても建物があっても、すべて平坦地で予測されている。
実際に建設予定地の地形に合わせてシュミレーションすれば、大気の動きはまったく別。


◎これからのゴミ行政における灰溶融炉の意味
・諏訪南のゴミの原単位がなぜこれほど多いのか!?(H17年度 茅野市:947 富士見町:688 原村:556 組合:860)
東京都でも一人当たり 440くらい
家庭系ごみだけだったら 400いかにできる
名古屋市は事業系のゴミを受け入れないとして、劇的に減らした。


・現在の性能のいいストーカー炉なら溶融炉と同じくらいの減容効果がある
最終処分場 埋め立て施設も問題がある。
即日覆度土・中間覆土・最終覆土はどれ位しているのか。泥の量はどれくらいあるのか
それが分からないと計画は立てられない


・500tのゴミを投入してどれくらい減るのか?
掘り起こし灰 → 不燃残渣などの不適物 → 埋め立て(最終処分場)
        → 溶融してスラグ      → 売却できるのか?
        → メタル(金属類)     → 引き取り?
        → 飛灰(重金属たっぷり) → 埋め立て(最終処分場)

溶融炉から出るメタルは微量の銅が含まれている→ おもりくらいにしかならない
茅野市の処分場は硫黄分が多い。硫化物ができるがバクフィルターでは取れない

スラグは除冷スラグが一番重金属が溶け出しにくい



◎地域住民は何をなすべきなのか
 
ゴミは確実に減る
現在ある施設を有効に使う
ゴミが増える事を前提で建てた処分場でゴミが足りなくなっている
年間100日くらいしか動いていない施設ざらにある。

貼り主: chiyoko 日時: 09:49 | コメント (0)

2006年12月15日

焼却溶融施設計画に疑問・ジェルミエンジェル

夫のジェルミが長野日報に投稿したものです。

≪焼却溶融施設計画に疑問≫

 茅野、富士見、原の三市町村でつくる諏訪南行政事務組合が富士見町の休戸を予定地として進めている焼却灰溶融施設の建設計画に多くの疑問を感じる。
 
まず予定地の地質だ。組合自らの生活環境影響調査では、その地質が「脆弱」で「山地災害を起こしやすい地形」だとされているにもかかわらず、組合は詳しい地質調査もせずに「安全だ」と一点張りだ。
地質の第一人者である信州大学の小坂共栄教授と共に有志で行った調査では、数多くの断層が見つかり、活断層である可能性も高いことが分かった。
大地震が起きた場合、灰溶融施設は周囲地域に大きな被害を起こしかねない。
候補地の選定からして住民の安全を無視した、極めて無責任な計画だと言わざるを得ない。
 
さらに心配なのはダイオキシンや重金属などの有害物質による環境汚染だ。
組合は施設の排ガスについて「国よりも大変厳しい自主基準を設定した」としながらも、排出される危険性が大である重金属類や、ダイオキシンよりも毒性が強いダイオキシン類似物質は基準に含めていない。
肝心のダイオキシン測定法に関しても、年一回、わずか四時間という国の極めて不十分な測定法に従うという。
はるかに信頼性の高い測定技術がドイツやベルギーで義務化され、日本にもすでに導入例があるが、採用意向を聞いたところ、祖合はその存在すら知らなかった。
 
灰溶融施設の「成果物」であるスラクも、道路工事の路盤材や埋め戻し材などに使い、「リサイクル時代」に貢献するというが、アスベストの二の舞いになりかねない危険性がある。
なぜならスラクは鉛やヒ素など、多くの有毒な重金属を含んでおり、それが現在も日本に降り注ぐ酸性雨によって溶出することは公共機関の試験で証明済みだ。
スラクによる土壌汚染、地下水汚染は地域住民の健康をむしばみ、財産である土地をも台無しにする可能性がある。
しかし、ここでも組合は国の基準を盾に公共工事でのスラク利用をもくろんでいる。
  
「それでも必要だ」と言う声を聞くが、四年間でわずか亘二十六日間しか稼働していない山梨県大月市の灰溶融炉に似た例が全国にたくさんあり、灰の減量効果もあまり期待できない。事故や故障も頻繁に起こり、財政面でも多くの問題を有している。
 
今、最も必要なのは製造者責任制度の導入によるごみの発生抑制と、生ごみ分別・堆肥 (たいひ)化など、ごみを「資源」とする徹底した有効利用の確立だ。
これが次世代への私たちの義務である。灰溶融炉はその義務を果たすのではなく、多くの危険と無駄をも含めた、時代に逆行する施設だ。

組合が「何か何でも休戸に作るんだ」という強行な姿勢を改め、私たちの子どもや子孫のための本質的な解決策に取り組むなら、住民は協力を惜しまないだろう。

(富士見町境、ジェルミ・エンジェル)

貼り主: chiyoko 日時: 08:56 | コメント (0)

2006年12月07日

ふじみドラマスクール

信濃境の清泉荘下のディサービスに「ふじみドラマスクール」の劇がやってきました。
主催の星野さんに「すごくいい劇なんだ」とは伺っていましたが、ほんとうに心温まるいい劇でした。

登場人物は4人だけ。
20分ほどの短い劇で、しかも舞台装置は後ろに下がっている幕だけでOKです。
この幕に書かれてある絵も劇団の子供たちが書いた物だそうです。水墨画みたいで、すごくいいでしょ?

ふじみドラマスクールではこうやって自作の落語や寄席を届けたりもしてくれます。
敬老会の集まりや、ちょっと人が集まる時の催しにお勧めです。
実はこの日も「二人は代役なんだ」そうです。
時間の都合さえ合えば、気軽にお呼び応えてくれそうですよ。

毎年、保育園の園児から大人まで参加できるような劇を作り上げています。小道具から衣装ももみんなで手作りです。
そんなふじドラだから、おのずとお年寄りに劇のお届けを始める事も、ごく自然な成り行きだったんでしょうね。

すごくいい活動をしているなあ・・・っていつも感心します。
たまに、本当の劇を目の前で楽しむのも、人生得をしたって気分になりますよ ^^
デイの利用者のお年寄りと、たまり場の参加者で、暖かい時間をいただきました。
061202tamariba fujidora2.jpg

貼り主: chiyoko 日時: 09:28 | コメント (0)

2006年12月06日

梶山弁護士の講演会・パート2

梶山弁護士の講演会・最後の質疑応答の内容です。
ここでもやはり、「公害防止協定」についての質問がいくつかありました。
抜粋して載せます。

質疑応答
Q:協定を結んで、安全性の担保できるものはないかと話し合いをしている
  ポイントは教えてもらったが、具体的なサンプルなど教えていただきたい。
A:協定は次善の策。次善の策の中で最善を尽くしたいと言う事であれば、きちんとした協定作る必要がある
 まず、地域住民の主導でいつでも施設を停止できる実効制を持たせる事。また、立ち入りできるようにする。これが一番大切
 住民として直接当事者となる。
 私が一つのシステムとして推奨するのが「運営管理協議会」を作り、誰でも入れる経営管理のシステムを作る。
 (「誰でも」ではなく、「住民代表」だと住民を裏切る事があるからだめ)すべてのデーターをオープンにする事と、施設の一時停止の権限を「運営管理協議会」にゆだねる。
 これが最低限必要

 実際に私が頼まれて作ったものはかなり膨大。A4で40ページほどになる。
 どういう場合にも対処できる宮廷を作るにはそのくらいの能力が必要

Q:生活環境影響調査の内容で計画がひっくり返った計画はあるのか
A:生活影響影響調査と環境影響調査は違う。
 環境影響調査はいわゆる環境アセスメント。法令・条例・要綱に基づくもの3つある。
 生活環境影響調査は廃棄物処理法に基づくもの。
 従来の環境アセスと一番違うのは、住民からどう言った意見が出ても一切答える必要がない。事業者は見解を出す必要もない。
 住民から出た意見を尊重する義務も一切ない。 法廷効力はまったくない。形だけの制度。
 この調査でひっくり返った話は知らない。

Q:ゴミの減量について企業系のゴミを扱わなければ即座に減る話は、名古屋での実証の話もあったが、現実に首長の判断でできるのか?法的には問題がないのか
A:法的に問題がないかどうかは、昔から議論になっている。
 廃棄物処理法の条項を読むとその点矛盾している。30条では事業者は自分の責任で処理しなければいけないと書いてある。
 6条では市町村は管内での一般廃棄物についての処理する責任を負うと書いてある。
 事業系一般廃棄物はどうなのかという話になる。
 私の解釈としての結論は、事業系の一般廃棄物は受け入れる必要はないと考えている。

 名古屋市が事業系一般廃棄物を受け入れないと言う英断をやった時に、注目すべき事は、事業者が協力したこと。名古屋市のやり方を肯定している。名古屋市はいい先例を作ってくれた。
 今まで行政がが安くゴミを引き受けていた。本来のコストはその5倍くらいかかる。事業者で処理をしなければならなくなったらそれなりに工夫しなければならない。
 これは社会全体でごみ減量に取り組む重要な動機付けになるだろう


Q:名古屋市で行政に出せなくなった事業者はどうしているのか
A:そんなに難しくない。民間の処理業者に委託している。急にやると混乱を招くが 今はうまく行っている。

貼り主: chiyoko 日時: 08:21 | コメント (0)

2006年12月04日

梶山弁護士の講演会

「灰溶融炉導入がもたらすもの  ~危険性と財政負担~  」 と題して、梶山弁護士による講演会が開催されました。
梶山正三弁護士は、「たたかう市民とともにゴミ問題の解決を目指す100人の弁護士の会」(ゴミ弁連)の会長。理学博士でもあります。

HPに載せるのが遅くなりましたが、まず先生のお話の中から「公害防止協定」についてまとめてみました。
「公害防止協定」を結ぼうと考えている方には、ぜひ参考にしていただきたい内容です。

   〔公害防止協定の危険性とぎまん性〕

◎「役にも立たない危険性の大きい施設を作らされ、そのために住民が税金という形でその多額の負担を背負う。」それがそもそもおかしいと言う問題意識が必要。 
◎ まず自分たちの手でごみ処理計画をもう一度見直し、将来こういう形で自分の地域のごみ処理をこうやっていく、という計画を本当は市民の手で作るべき。
◎ 公害防止協定は大変危険なものである。協定は今回の場合、逃げ道。むしろ作らないほうがいい。当分作らないのがベスト。
◎ 残された時間がどのくらいあるのか。その前に地域の皆さんでごみ処理計画をみなさんで見直して、ある程度長期的なビジョンなり計画的を作る時間があるのか。当面の計画を一時停止させるという事が可能なのかどうか、というのがまさに地域のみなさん方の課題。

≪環境保全協定(案)の概要≫

事集団の責務 :モデル廃棄物処理施設の整備
県の責務       :事業団の指導監督及び施設に対する連帯責任
生活環境等の保全 : 市、事業団の役割を規定
施設の運営管理 :施設運営管理検討委員会の設置(地域住民の代表、関係自治体、事業団等)
事故発生時の措置 :即時停止→ 調査・応急措置→ 報告→ 住民周知
報告       : 水質、大気等の検査結果を報告
立入調査       :市・市が認める者による立入調査の実施
損害賠償       :事業団は、将来にわたり損害を賠償し、県はこれを保証
協議・改訂      :協議事項への疑義、改訂の必要が生じたときの措置


これらは、いかにもいい制度に見えますけれど現実はぜんぜん違います。
これだけやってくれりゃあいいんじゃないの?と考える人が結構いると思いますが、こんな協定結んでも、大体役に立たないと思ってください。


≪公害防止協定のポイント≫
◎市町村だけを協定当事者としない
一部事務組合とどこが協定を結んだかということがひとつのポイント。
その地元の自治体だけが協定当事者となると、大変よくトラブルがある。
協定違反の事実に対して、協定当事者に住民が入っていないと、市町村がその協定違反の事実をついて、事業者に対して的確な対応をしない限り、住民自身は協定の当事者じゃないので何も物が言えない。
基本的に市町村だけを協定当事者とする協定はやるべきではない。むしろ住民と事業者だけでやるのが本則。

◎信頼できない相手は必ず協定破りをする
東京都日出町で、26市1町を構成団体とする一部事務組合を相手に12年間裁判をやっている。彼らの言うことは嘘だらけ。協定破りをしても、協定破りをしていないと常に言い張る。
公共だから嘘をつかない、悪いことをしないと思うのはだいぶ間違いで、ある面では民間事業者よりもたちが悪いと言うものはたくさんある。

◎住民の立入調査権に条件を付けない
住民が立ち入り調査をしようとした時によくあるのは、
「地元の市町村の担当者と一緒じゃないとダメだ」 
「事業者の業務に差支えがないように、前もって必ず言ってからでなきゃ立ち入りさせない」
それだと立ち入り調査としての効力がまったくない。
また、「市が認める者による立ち入り調査」などとすると、市と仲良くやってない人、市の方針が気に食わない人に対しては市がやだよって言うとその人は立ち入りができない。

◎協定違反事実の認定方法を必ず入れる
東京都日出町の協定は、協定の部分だけ見ると大変精密に、かつ細かく出来ている。
例えば風速5メートル以上の風が10分以上続いた時には、その日は搬入を停止すると、こう書いてある。しかし、台風が何回来ても、彼らは風速5メートルを超えないと言い張る。
そうするとそこで水掛け論になり、違反しているのかどうかと言う入り口でつまずいてしまう。
両者の意見が一致しない場合に、認定方法を必ず入れなければならない。
あるいは仲裁規定と言うが、認定できる第3者機関を必ず作る。第3者機関の認定には必ず従う、という事を入れなければならない。

◎協定違反判断の基準を「基準値」に求めない
例えば悪臭の問題。悪臭は人間がものすごく臭いと思う物でも、臭気測定あるいは臭気判定するとこれは全部クリアになる。人間のほうがずっと敏感。基準値というのはそれぐらいいい加減。
ほとんどの有害物質について基準値がないので基準値を守っていたって言うだけでは意味がないので、そう意味で言うと、違反に、協定違反基準値の基準を「基準値」にしてはいけない。

◎違反に対する措置に強制力を持たせる
紳士協定というのはでたらめ 協定の作り方が悪い。協定を作った時に違反事実を第三者機関に認定させる項目を入れる。
後で裁判所に行っても、紳士協定だとは言わせないことができる。

◎報告義務、データ開示義務は必須事項
「水質・大気等の報告では意味がない」アメリカ軍の代理人で産廃業者と裁判をやったときの話。アメリカ軍は数十億円をかけて2ヶ月間、毎日連続してダイオキシンを測った。
60日間で、一番高い時と一番低い時で、600倍の変動があった。
大気はその時の気象条件、風向き、煙の上がり方で常に変動する。月に一度測ってその時よかったでは話にならない。
単純に測った結果を報告させても意味がない。
 
◎業務日誌備置と随時閲覧
業務日誌を備えおいていつ誰でも見れるようにする。

◎定期協議、随時協議の規定を入れる
業者と少なくとも二週間に一度、顔をつき合わせて管理運営の方法、住民の被害を2時間ぐらいは話し合いの機会を設ける。
随時協議とは必要に応じてどちらかが求めた場合、もう一方は必ずそれに応じなければならない。

◎協定締結前に必ず専門家のチェックを
協定を作って後で泣くのは、協定に実効性、効力がないから。その気で作れば実効性のある協定は出来る。
実効性のある協定は相手が嫌がる。相手が嫌がるくらいの物も出ないと意味が無い。
協定は危険なもの。つくるなら徹底的に吟味して作らないと、後で後悔するのは皆さん。

貼り主: chiyoko 日時: 08:56 | コメント (0)

2006年12月01日

ルバーブ・富士見の特産物への道

地元紙の長野日報がルバーブを塩崎製パンで製品化してくれていることを11月28日の記事に載せてくれました。

例年なら、11月の初旬頃までで収穫が終わるのですが、今年はいつまでも暖かく11月の下旬まで収穫ができました。
最後は、本当に真っ赤なきれいな色でした。
折角新聞記事になったのですが、残念ながら、さすがにもう収穫できません。

又、来年の春からのお楽しみです。

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長野日報の記事にリンク

貼り主: chiyoko 日時: 23:11 | コメント (0)