大町市のモンキードックの取り組みを見学に行ってきました。
まず、役場に行って、担当の職員の方にお話を伺いきました。
大町市では、サルの被害対策に向けて大きく4つの事業があります
1.防止柵設置事業
①電気柵設置補助
電気柵設置に要する費用(人件費を除く)の1/2以内で、1世帯あたり20何円を限度。
②電気柵以外の防除柵の設置に要する費用(人件費を除く)の1/3以内で、1世帯につき5万円を上限として補助
→これは主に猿落君(えんらくくん)と言う、奈良県果樹振興センター鳥獣害対策チームで開発された物です。
奈良県果樹振興センターは、「鳥獣害の対策」では有名なところです。
参考にHPのアドレス
http://www.pref.nara.jp/nogyos/nousou/fruit/html/research.html
大町市では、富士見町のように町を囲うと言う方法ではなく、個人のお宅で自分の畑を守るための柵に補助を出しているんですね。
でも、毎年冬に撤去しないといけないので、手間はかかるそうです。
2.テレメーターを利用した猿の追い払い
大町ではサルの群れは9郡。H17年度では600頭ほどいると思われています。
その群れの中の一頭ずつを捕獲して、発信機を取り付けています。(4歳以上のメス)
臨時職員を雇用して、車で監視、及び追い払いをしています。
また、サルの被害の多い集落には受信機を貸し出して、監視に役立てています。

又、ロケット花火を安全に飛ばす道具を奈良県のものを改良して、職員が作り年間120本ほど配布しているそうです。
1本もらってきたので、富士見町の役場の担当に持って行きました。
3.捕獲による被害防止
猟友会により、檻、及び銃器による捕獲(H17年度実績 214頭
4.モンキードッグ事業
モンキードックは、9群ある中の1地区のみで実施。
H17年どは3頭を訓練。
訓練内容は
①人に危害を加えない
②サルを見たら追い払いをする
③追い払いを終了したら戻ってくる。
訓練費用は1頭1ヶ月5万円 ×3頭分
万が一追い払いの時に第3車者へ被害を与えた場合への対応に
損害賠償保険 1頭 2,000円
モンキードックを飼育しているお宅にお邪魔しました。

昨年訓練を受けた3頭のうち、現在活躍中は、残念ながらこのクロちゃん1頭。
1頭は川で事故にあい死亡。もう1頭も入院中だそうです。
モンキードッグ事業を取り入れているこの地区は、すぐ後ろに山を抱えています。
クロちゃんは普段、外でつながれて飼われています。
サルの加配を感じるとクロちゃんが反応するので、放してサルを追わせます。
追い払いが終わるとクロは自分で帰ってきます。当初は心配で探しに行ったりもしたそうです。
写真の後ろにあるのが畑。以前は奥さんが畑で仕事をしていると山際でサルが見ていて、家の中に入るのを待っていて、畑を荒らしたそうです。
でも、クロを飼うようになってからは被害は無いとの事です。
また、クロのいる1km範囲内はサルの被害は無いとの事でした。
問題点としては、
・被害地区に住んでいる飼犬を訓練するために、犬の選定が難しい
・山の中に入るので、ダニなどの害虫対策が必要
・犬が嫌いな人もいるので、普通の飼い犬との区別をつける必要がある。
・飼い主がいないと、解放す事ができない。
・サルが木に登ってしまうと犬のみでの対応はできない
・犬のいる近くではサルの出没が減るが、離れたところでは効果が期待できない。
今後は、犬のいる場所の「点」を頭数を増やす事によって「線」にして行きたいとの事です。
そのために11月から7頭を募集して訓練する予定だそうです。
現在入院中のモンキードックのすんでいる地区でも、犬の姿が見えなくなってから2週間くらいでサルの出没があったそうです。
犬がサルの出没に大きな抑止の役割を果たすことは間違いないようですが、いない地区での対応も考えなければいけませんね。
柵にしろ、駆除にしろ、「これで100%」のものはありません。
それらをうまく組み合わせる事によって、かなりの効果が得られるのではないでしょうか?
富士見町でも、昨年は秋からほとんど被害の報告が無く、冬に頭数制限をすれば効果があるのではないかと思われていましたが、今年も地区によっては、大変な被害がありました。
私は、我が家でも実際に犬で追ってみて効果があると確信しています。
http://www.angelchiyoko.net/mt/archives/000213.html
http://www.angelchiyoko.net/mt/archives/000223.html
http://www.angelchiyoko.net/mt/archives/000266.html
富士見の役場では、「事故なども考えると、費用対効果が低い」と言われました。
でも、根本的な原因を考えてると、とにかく出没したら追う事が基本だと思います。
昔のように、人と野生動物がきちんと住み分けができるようにするためには、犬の力も必要不可欠だと思います。
出没の多い地区で、訓練された犬がいればサルはそこを避けます。
つまり、サルの安心できる環境をどれだけ減らせるかと言う事ではないでしょうか?
お年寄りがサルを見かけても、なかなか追い払うことはできません。
「もう、畑はあきらめた」と言わせないために、どんな取り組みをすべきなのでしょうか?
同時に犬を正しく飼う事によって、どれだけの癒し効果が、また子供には教育になるか、計り知れない物があります。
そう言った事も含めて考えると、なんとかこのモンキードック事業が富士見町でも実現したいものです。
地質調査の2回目。
信州大学の小坂教授が、再度の調査のために富士見町に足を運んでくださいました。
今回は、しっかり付いて行くぞ。
かなりの覚悟で望んだ調査でしたが、川の対岸から手招きする先生にすぐには反応できない!!!
この日はまず処理場の下の道路沿いを歩き、武智川を下から登って行きました。

必死で付いて行っています。
でも、すでに膝から下はびしょびしょです。

前回のように、斜面を軽快に登って、ハンマーで砕き詳しく調査を重ねます。
調査のための小道具が、あちこちのポケットから出てきます。
前回お供した時に、先生のまねをしてファイルに地図を挟んで持って歩きました。
でも、地図を見ても自分がどこにいるのか分からない!!
しかも、付いていくのに必死なので先生のように手に持って歩けない。
毎回リックに出し入れしていると、ダダでさえ付いていけないのに時間がもったいない。
今回は、地図は最初からあきらめ、這い上がったり茂みを掻き分けて進みやすいように皮の手袋をしました。
小坂先生に
「ほう・・・少しはおりこうになったじゃない」と、お褒めの言葉を頂戴しました。

断層を見つけると、その境を明らかにしてからこのオレンジ色のカードのような物を当て、方位や角度を測り、地図に書き込んで行きます。
先生はよく独り言をおっしゃっているのですが、先生にマイクでもつけてなにをおっしゃっているのか聞けるようにしておけばよかったと思いました。
まあ・・聞いても全部理解できるわけではないのですが・・・
先生は地図を見ながらこうおっしゃいます。
「ほらね。どうしてここの等高線がこうやってなっているのか不思議だな・・って思う訳。地図だけでもいろんな情報が詰まっているんだよ」
なるほど。
地図を見ては周りの地形を眺める。
次の場所に移る時にはすでに先生の頭の中にはその場所の予測がしっかりと描かれている訳です。

川沿いや、川の中を軽快に歩いていく先生の後を必死で付いていると、急にどこを探しても先生の姿が見当たらない!
「見失ってしまった!!」
と、思ったら、ちょっとそれて山道に入り
「ここでお昼にしよう!」と、待っていらっしゃいました。 ^^;
一緒に行った仲間の一人は、釣竿持参。やおら昼食のおかずに、と釣りを始めました。

もうちょっと調査をするはずだったのですが、関口先生も急きょ駆けつけてくださったので切り上げる事になりました。
近くの温泉に行って宿舎の会場に帰ってから少しゆっくりして頂こうと思ったら、着くなり地図を広げて整理が始まりました。
地質学は、体力だけじゃだめだった。
ここで又、先生の七つ道具の登場。色鉛筆やはさみ、ノリ、定規などが入った箱が取り出されました。
周りで、わいわいがやがや騒いでいるのにも関わらず、お一人でただ黙々と作業なさっていました。
「この時間が一番楽しいんだ」
へえ~。ちょっと意外。現場の調査が一番お好きなのかと思っていました。
歩いて調査した結果から、どんな原因でその地形が形成されているのか、豊富な知識を元に分析をされていきます。
たくさんの点を結べば、線になる。そう言う事は私にも理解できます。
同じような方向を示すいくつかの断層が見つかれば、それらの点は線としてつながる可能性が高いわけです。
先生の中では、建設予定地周辺の地質図が、ある程度描かれたのでしょうか。
いずれにせよ、到底、一日半の調査では不十分です。
現在調査の結果としてはっきり言えることは、建設予定地付近にはいくつかの断層が確認され、充分な調査をする必要があると言う事です。
地質なんて、まったく興味が無く今回初めて地質図や断層図などを調べました。
「断層」と言うので、よく考えもせずに一本の断層がずっと続いているのかと思っていましたが、実際はいくつものたくさんの断層と言う線の集まりだと言う事を知りました。
断層は地下の深いところでは一本のものでも、地上に上がるに従って扇状に広がり、たくさんの割れ目となって現れるのだそうです。
有名な糸魚川静岡活断層も、私は実際に先生のように歩いて調査をしたのかと思ったら、ほとんどの部分は航空写真等から地形を分析した結果だと言う事です。
現在は小坂教授のように、実際に現場を歩いて調査をする人間がめっきり少なくなってしまったそうです。
でも、写真や地図やボーリングなどで得られる情報は、あくまでも補助の資料なんじゃないでしょうか。
基本は、実際に小坂教授のように現場を歩いて分析し、その結果必要な地点のボーリング調査なりをするのが、素人の私が考えても正論だと思います。
組合では、建設予定地の下のボーリング調査はしています。
でも、建物を建てる真下だけ調査をしてもその回りの調査をしなくては不充分ではないですか?
特に建設予定地は、すぐ近くに活断層が走っている事は周知の事実なのですから・・・。
今回、主に程久保川と武智川を川に沿って歩いたのですが、たった一日半の調査でも多くの発見がありました。
土石流の堆積した地質や、八ヶ岳からだと思われる火山岩。断層部分に見られる強いエネルギーがかかったときにできる粘土質など。
炭化した木材も見つかりました。
先生によると「土石流と一緒に混ざって流れて来た、まだ生々しい時代のもの」と、言う事です。
「生々しい時代ってどのくらいだろう・・・???」と考えていたら
「およそ20万年から30万年くらい」だそうです。
程久保側から、建設予定地を見上げると、本当に切り立った崖の上に作ろうとしていることがよく見て取れました。
本当に素朴な疑問です。あの場所が唯一の建設予定地としてふさわしいのでしょうか?
自らの調査で、「・・・災害を起こしやすい地形となっている。・・』と言っているのに、未だに詳しい調査もしないなんて、みなさんはどう思われますか?
優秀な会の仲間が、調査の結果をまとめてくれました。
そちらの方もどうぞご覧下さい。
http://fujimi.mond.jp/suigen.htm
引き続き、ゼロウエストアカデミーの事務局長松岡さんのおはなし。
上勝町長笠松さんが職員を全国公募した事を、デンマークの国際大学の学生だった時にHPを見て応募したそうです。
とても素敵なお嬢さんです。いい経験をなさっていますよね。
ゼロウエストアカデミーの事務局長松岡さん

●上勝町を見学に来た人が「小さい町だからできる」と言うが、小さく分けることがいいやり方ではない。 それぞれの町にはそれぞれののやり方がある。上勝の方法が参考になればいい。
●アカデミーの仕事は
ゼロ・ウエスト推進のための普及・啓発
ゼロ・ウエストの調査・研究
ゼロ・ウエストスクールの設立・運営
ゼロ・ウエスト商品の開発・普及
理事が11名 3名のスタッフ
●ごみステーションでは・・・
ごみは、「燃やせるか燃やせないか」ではなく、「リサイクルできるごみか、できないごみか」を考える
・ごみはごみステーションに自分の車でごみを運んでくる。生ごみはすべて自家処理
・生ごみがないと紙やトレーがくしゃくしゃにならず、大体2週間に一回くらいステーションに来るだけでいい。
・できるだけ回収するために工夫している
・コンテナごとに分ける。スーパーで買うのと逆の発想
・34分別は面倒くらいが、ステーションで分ければいいので分かりやすい。
・金属製のキャップなど、リサイクル品として扱ってくれる物を、できるだけ分別する
・分別の意味が分かっていないと意欲がわかない。それが何に利用されるかコンテナに書いてある。
・コンテナでステーションに運ぶ人が多く、ごみ袋を買わなくなった。
・どこに入れたらいいのか分からない時でも、常時職員がいるてアドバイスしている。
・分別表は配っているが読まない。ステーションに来て理解する。
・職員もこういう分別にしたほうがいいと学んでいる。意見を聞いてどんどん分別が増えている
・紙の中でも迷ってしまうものがある。トイレットペーパーの芯が燃えるごみに入っている→トイレットペーパ用の置き場所を作る。
・トイレットペーパーの中にサランラップの芯が混ざっている。でもサランラップの芯は硬く糊をたくさん使っているのでリサイクルできない。→ サランラップの芯用の箱が増える
・実際に分ける住民にとって分かりやすい方法。より多くの人に参加してもらえる方法。
・そのものの名前を使ったほうが分別しやすい
・ごみステーションに来れないお年寄り100人に個別収集を行っている。これには町長の認定が必要。
・ごみステーションにこれない高齢者対象の見学会を開き、理解を深めている。
・ライター・ボールペン・・・分別が増えていく。
・環境教育で小学生5年生の描いた絵・「ごみってなにを思い浮かべるか」
ごみ袋じゃなく、半数近い子供が一つ一つのものを書いている。子供に対する影響の強さを感じている。
●現在の上勝でも2割が焼却・埋め立てしている。8割がリサイクル・・・横ばい状態
●ごみセロに向けての取り組み
・粗大ごみは大きい・・・
・おばあちゃんがこいのぼりでバックを作る。
・自分にとっての資源としてもちの中に在る者を使うのは町づくりとしても意味が大きい。

・次々にアイデェアが生まれ、こいのぼりの金太郎で抱き枕を作るお年寄り。
・高齢者に支えられている
●リユースを進める。ステーションの一部屋でまだ使えるものを置いて「くるくるショップ」を立ち上げた。
・ステーションがごみを持ってくる場所だけではなく、なにかいいものがないかとのぞく場所になった。
・買い物の楽しみ・町内の情報が回るなど、場所の意味合いが変わって来た。
・祭り会場でもごみの出ない取り組みやリユース食器を使う
●取り組みを住民に誇りに思って欲しい。小冊子「くるくる」を作り全戸配布。外部にも配布
・飲料容器が多い。企画を統一してくれればごみがずっと少なくなる。
・苦にならない分別方法もあるはず
・プリンターのインクカートリッジは、送料もメーカー持ちで回収してくれている
●子供の教育にもとってもいい・・・ごみの絵を描かせるといろんな種類のごみの絵を書く
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★上勝のごみの34分別も、そんなに大変な物ではありません。
http://www.kamikatsu.jp/zero-waste/frame.htmごみを分別する時になにが一番大変かと言うと、家庭の中で分別して置く場所を作ることです。
分別する場所さえ作ってしまえば、捨てる時にその中に入れればいいのですから面倒くさい事はありません。
でも、狭いうちの中で所定の場所を作るのって結構大変です。
上勝町は、それをごみステーションでやれるのが便利ですね。
家庭ではある程度分けておけば、ステーションで細分化すればいいわけです。
この方法は富士見町でも、各集落で分別回収するときに生かせるのではないでしょうか。
また、自分が分別した物が、どうやって生かされるのか知る事によって、意欲がわきます。
↓こんな、お知らせも大切ですね。


小学生の書いたごみの絵には説得力があります。
「ごみ」と言ってこう言った絵を描く子供たちが、今の日本の中にどれくらいいるでしょうか?
教育って大事です。
10月はなんだか忙しくってHPがおろそかになっています。m(_ _)m
ゼロウエスト宣言をした町・徳島県上勝町の町長の講演会が御代田町であると聞き、思い切って夫婦で出かけて行きました。
以前、上勝のHPでゼロウエスト宣言を読んだ時に、胸が熱くなりました。
人を感動させる事のできる宣言をできる町なんて、本当に素敵ですよね。
はるばる御代田まで行って、良かったです。
話をお聞きしていて、いつも私が考えている事が更に明確になって来ました。
はっきりあれだけ言っていただけると、気持ちがすっきりします!
町長の講演をまとめて見ました。
上勝町はおよそ人口2000人 高齢化率48%の町です。
その、お年寄りがとにかく元気!
彩事業と言って、料理に添えるツマモノをお年寄りが出荷しています。
以前、生活クラブの雑誌で記事を読んだのですが、町の職員が都会の料亭で食事をしたときに添えられているもみじや笹の葉を見て
「こんなのなら、上勝にたくさんある」と目をつけた事が始まりとか・・・
そのほかにも
・CO2削減・森林の再生の取り組みとして
木質バイオマスを導入。木材チップのボイラーで重油から木質エネルギーでに変換
・ワーキングホリデー事業で、都会からの移住者も出てきている
・棚田のオーナー制度
ごみ問題に留まらず、町づくりの取り組みは、多岐に渡っています。
笠松町長の講演会は、「当たり前のことがしたい」と言うことから始まりました。
●「本当の事・よい事・美しい事を追い求めていく」のが政治理念
●上勝町の21世紀の基本構想は≪持続可能な地域づくり≫
「将来世代の公平性」・・・今、大きな借金をすれば将来につけを追わせる事になる。又、環境を壊してしまったら将来の人に申し訳ない
「生物と人間の共生」・・・私たちに課せられた大きな課題
「安定した経済と雇用」
「情報発信と直接交流」
「すべての活動を町づくりに生かす」
●21世紀の最大の課題は地球環境の保全・地球の温暖化防止。環境は一度破壊されると元に戻す事は難しい
環境への配慮
・エコホテルでは夏の冷房を金を掛けずに工夫している(話がいろいろあって、具体的にどうしたのか忘れました!^^;)
・チップボイラーと破砕機を導入して、売れないような木材・枝を破砕して利用。機械はオーストリアから輸入
・森林の管理・職場の確保として、国産材を使って3日間で立ち上げられる住宅を開発している。木製で壁も作る。一部特許も取っている
●地域の事は地域の人に考えてもらう。
≪いっきゅう運動会≫(1Q運動)
・「ひとつの問題を一九さんのように知恵を使って解決しよう」
・どんな地域にするかは地域の人が考えいる。町はお手伝いをする。
・勉強会を2ヶ月に一回くらい、町が主催する。
・「地域づくりの運動会」として、みんなで競って考えて実行する。
・たとえば、道路標識をみんなで作る。町がやると全地域やる事はできない。でも、一箇所が始めると広がって行く。地域によってはやらないところがあってもいい。
・事務局に役場の職員を張り付けている。
●彩(いろどり)事業
・つまの生産の全国の8割を占めている
・軽いからお年寄りでも無理が無い。
・日本には年間たくさんの行事があり、桃の花やススキなども合わせ、現在320種類ある・高齢者と女性が中心で出荷している
・行政防災無線を使っている。松山郵政局を農協が開発した。無線を町が使わない時間帯に使っている。このシステムがなかったらうまくいかなかった。
・もう一つはパソコンの開発。94才が最高齢。高齢者が使いやすいパソコンを開発。カラーでデーターが見える、売り上げなども分かりいい意味で競争心がわく。
・お陰で医療費も安い
●究極の環境・身近な環境ってなんだろう?
・自分以外のものはすべて環境。目に見えないものが一番恐ろしい。
焼却すると環境を汚染して、孫やひ孫に大変な付けを残す。「こんな事をしていいんかい」と思っている。空気は世界レベルで考えないといけない。
●H5年まで上勝も野焼きをやっていた。
・リサイクル計画を作り、町内のごみの性質。量などを調査した
・その結果、まず生ごみに着手。1万円の個人負担で処理機の導入を図る。大量に購入したのでメーカーに負けてもらい、5~ 6万ほどで購入。98%の普及
・H15年の9月議会でゼロウエスト宣言をした
≪ゼロウエスト≫は、ごみをゼロにする運動ではない。
「地球をよごさない人づくりに勤める」
「ごみの再利用・再資源に勤め、2020年までに埋め立て処分・焼却をなくす最善の努力をする」
「地球環境を良くするために世界中の仲間を作る」
このことは町ではできないので、役場の臨時職員を全国に募集して、6ヶ月臨時で、その後、昨年NPO法人を作った。
・経費は基金を作っている。町のごみの処理や住民の指導をお願いしている
・ごみステーションは四国電力の宿舎をそのまま利用。
・去年の3月までは町がやっていたが法人ができて今はそっちでやっている
・収集は毎日7:30~2時まで 粗大ごみは毎週日曜日
・ごみ収集車の走らない町。みんながごみを持ってきて、その場で分別する。
・収集ステーションにいけないお年寄りは、リサイクルボランティアが集めに回ってくれている。
●ごみはゼロにできる。法律が変わればできる。
・廃棄物処理法リサイクル方は悪法。見つからないように捨てたら得をする。
・逆にごみを持って行ったら500円くれたらどうか。ごみを拾ったら得したらどうか。
・資源回収法を作ればいい。「すべての商品は製造企業は有価で回収しなければならない」
・もとは高くてもみんな持っているからごみにならない。
・資源回収に関する法律を作ったら、ごみはゼロになる。
●上勝町ではお年寄りがスター
住民本位でやる事が大切

笠松町長とNPOセロ・ウエアストアカデミーの松岡事務局長
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最後に上勝笠松町長から、御代田の町長に「彩の本」のプレゼントがありました。
上勝のおじいちゃんやおばあちゃんの写真や、元気な取り組について書かれているそうです。
これもしゃれていて素敵でした。
★町長ははっきりした政治理念を持っていらっしゃって話を聞いていて、気持ちが良かったです。
「将来につけを残してそれでいいんかい!?」 その通りです。
私たちは、今のこの環境を、できるだけ壊さずに次の世代に引き継ぐ責任があるとはずです。
皆さんも、是非一度上勝町のゼロ・ウエスト宣言を読んで見てください。
http://www.kamikatsu.jp/zero-waste/frame.htm
でも、この宣言を満場一致で可決する議会もうらやましい・・・
灰溶融炉建設については、知れば知るほど疑問が増えていきます。
その一つが、生活環境影響調査にある
『・・・また、富士見町の南西側は赤石山脈の北端で、この山脈の東側を糸魚川・静岡構造線 といわれる大きな断層が走り断層崖を作っているため、山腹の傾斜は大変急で平坦地が少なくなっている。また建設予定地のある富士見町の西山方面は、地質が脆弱なうえ急傾斜地のため、ここを流れる河川は激しい洗掘により崖状の侵食谷を形成しており、災害を起こしやすい地形となっている。・・』
この休戸が、建設予定地としてふさわしいのかどうかと言う事です。
たとえ、どんなに頑丈な建物を立てたとしても、その地盤が適していないなら意味が無いんじゃないでしょうか?
大雨の時に土石流の危険もあると指摘する人もいます。
なんで、建物を建てる地質の事が重要視されず、検討もされないのか不思議でなりません。
そこで、専門家の意見が聞きたく、信州大学の副学長でもいらっしゃる小坂教授に資料と一緒にお手紙を差し上げました。
小坂教授は、以前富士見町でゴルフ場の裁判にも関わってくださり、調査が基本のすごい方だと伺っていました。
裁判の時には、相手の学者は一回しか調査に入っていないのに、小坂教授は20回以上実際に現場の山や川を実際に歩き、調査をなさったそうです。
今回も、その裁判を戦ったおばあさんに「だめでもともと、相談してみましょう」と、言ってもらい手紙を出す事になりました。
数日後にお電話を差し上げると「一度会いに来なさい」と言っていただき、大学の方に知人3人で出かけていきました。
かなりの緊張モードで出かけて行ったのですが、ぶしつけな話にも関わらず、気さくに話を聞いていただき、
「一回、現場を見てみるか・・・」と、おっしゃっていただきました。\(^.^)/
その場ですぐに、予定を決めて頂くなど、なんとお礼を申し上げてよいのか分かりません。
さてさて・・・
調査当日ですが・・・
とてつもなく、大変な調査でした。
地質調査は、まず体力です。
小坂教授は、足場の悪い急斜面をカモシカ(?とび職かな・・???)のように駆け上り、登っては軽快に下りてきます。
川の中の石の上を軽くぽんぽんと跳び越し進みます。
私も、同じように飛び、しっかりと滑ってしりもちをつきました。
先生の頭の中が、私たち凡人には読めないので、先生が次にどう動くのかが分からない。
先生は「これは」と思う場所を見つけるとハンマーで砕いて観察します。
それから地図に書き込み、地図や周りを見回し次に進みます。
私がようやく斜面を這い上がった事には、先生は下りてどんどん先を歩いていく。
先生が川の向こう側に行くので(しかも、軽く、難なく・・・)きつい川の流れに足を取られないように注意しながらようやく渡り終えると、もう川の反対側に渡ってしまう・・・
濡れて足に張り付くジーパンで先生の後を追い、息も絶え絶えになりながら、それでも「地質学って楽しいねぇ~」と、おっしゃる先生の後を付いて行くのは確かに楽しかったです。
正直、地質調査に同行したのではなく、サバイバルをやって終わってしまったと言う感じでした。
付いて行くのがやっと・・・お昼の準備を理由に途中で抜けさせていただ来ました。^^;
現地調査の後で、小坂先生の第一声は
「今日は、ウォーミングアップにもならないなぁ~」
昼食後の説明では
「ここは誰かのリタイア地点」とか「「ここは精鋭部隊が断層を見つけた地点」
など、富士見の地図に新しい名前をつけていただきました。
そして、一度の調査では不十分再調査が必要と、再度富士見町に足を運んでくださる事になりました。
今回は、先生の都合で午前中のみでしたが、「次回は一日掛けて、じっくり調査をしよう」との事。
どこまで付いて行けるのか・・・・とっても心配・・・・
それにしても、こんな先生とめぐり合えたのは、本当にラッキーでした。感謝です。

足場の悪い斜面を駆け上がり、岩盤や地質をハンマーで砕き、入念に観察します。

川底の石や崖も丹念に観察をします。

調査結果を地図に、1mmほどの字で書き込んで行きます。私にはなんと書いてあるのか分かりませんでした。