2005年12月22日

キューバがあるじゃないか

11月13日に吉田 太郎(よしだ たろう)さんの講演会がありました。
吉田さんは、現在長野県の農政部農政課で、自然と共生する農業や県の農政施策の調整を行っていらっしゃいます。 
東京杉並生まれ。筑波大学大学院地球科学研究科を中退後、東京都庁へ入庁。都職員をしながら、埼玉県秩父の山林を開墾。そこに山小屋を立て、週末は有機農業を営んでいらっしゃいました。
また、有給休暇を利用し、何度もキューバを訪問。
「有機農業が国を変えた」 「200万都市が有機農業で自給できるわけ」などの著作をお持ちです。
キューバの有機農業の第一人者です。


日本では、あまり知られていないキューバの話。すごい事をやってる! 本当に面白かったです。

話の導入は「緑の革命」からでした。
  「緑の革命」。なんとなく言葉は耳にした事はあったのですが、ここでインターネットを活用して、まずはおさらい。
  「緑の革命」とは、高収量品種の作物の導入や化学肥料の大量投入などによって、穀物の生産性を向上させ、大量増産を達成したこと。
  高収量品種は在来種に比べてると、米粒の量は2倍ほど多いのだそうですが、その分大量の養分や水が必要になります。
  そのために、大量の化学肥料や農薬、灌漑用水を使うようになりました。
この緑の革命以後の農業の弊害がその後、各国で問題になるのですね。

これから吉田さんのお話
・江戸時代の農業は100%投入すると250%の収益が上げられた。
現在の農業は  100%投入しても35パーセントの収益しか上げる事ができない。石油に浮かんだ農業である。
・スイスでは9割が環境保全型の農業。守ればお金を直接支払すると言う。
・インドネシアでコミニュティをベースに環境型の農業を進めた例。
 田んぼに入って天敵はなにか、 害虫はなにか、をまずよく観察する。その結果、いつ農薬が本当に必要でまけばいいのかが自分で判断できる農家を作る。
  →その結果、農薬の使用量を90パーセント削減する事ができた。
・古代の知恵に学ぶ例。 2500年ほど前のインカ帝国の、海抜4000mで行われていた「ワルワルス農法」。何列もの畝を作るようにして、高台と高台との間に水を引く場所を作る。すると水は夜でも4℃よりも下がらない。水の温かさで農地の温度を上げ、しかも洪水も避ける事も出来た方式。
 この方式は、現在の農法でも敵わないそうです。古代人の知恵ってすごい!!!
・マダガスカルでのSRI農法 
 ★一本で植える。
 ★水をぎりぎりにする。
 ★間隔をあける。
 ★幼い苗を植える
 以前は、1ヘクタール当たり2トンしか収穫できなかったのに、このSRI農法で植えた田からは 14トンの収穫があったそうです。(この数字、ちょっとすごすぎません!?)

キューバの話
・革命前、キューバではサトウキビ・柑橘類・コーヒーなど換金作物を作って輸出、ソ連から小麦粉を輸入してパンを焼くような生活をしていた。
 自給率は40%。化学肥料や農薬を大量に輸入して農業が成り立っていた。
・ソ連が崩壊して石油などが入ってこなくなる、その上にアメリカの経済封鎖で未曾有の経済危機を迎える。
 その結果、外貨に頼らず、自然に付加を掛けない生活に変化して行った。(せざるを得なかった)
・石油が入らなくなり、トラクターが牛に変わった。
・外貨が外から入らないので、農業に雇用の場を作った。
 例えば、ミミズを使って堆肥を作る。
     害虫に忌避効果のあるニームの木を100何本単位で植える。
     畑にフェロモンをしみこませたスポンジを置き害虫を集め、その虫をボウベリア菌で感染させ、死ぬまでに動き回る一週間ほどの間に他の虫にも感染させる。
     サツマイモに被害を及ぼすアリモドキゾウ虫には、天敵の蟻の巣ごとサツマイモ畑に運んでしまう。
・山奥の学校でもソーラーパネルでパソコンが使える。学ぶ力を引き出す教育に力を入れている。「国の底力は教育」である。

★キューバってすごい事やってるんだ! 知らなかったです。
これだけ情報化社会が進んでいて、世界の隅で起こったことが瞬時に伝わる世の中なのに!?
物やお金がなかったら人間いろいろな努力をする。
そしてそう言った生活がこれからの人類が進むべき道だという事を、キューバで起こっていることは明確に伝えていると思いました。

あまり面白かったので、吉田さんの 「200万都市が有機野菜で自給できるわけ」と言う著書を買って読んでます。
ソ連崩壊後のキューバ国内の混乱は大変なものだったようです。
でも、それをまさしくチャンスにしたんですね。

また、吉田さんの話にあったSRI農法。
たまたま長女が9月に一ヶ月間インドネシアで研修してきた農法でした。
これもすごく興味深い話です。
富士見町の多くは農村地域。富士見町の元気な農村女性たちと農業の活性化をじっくりと考えて行きたいです。

貼り主: chiyoko 日時: 10:27 | コメント (0)

2005年12月19日

12月議会・一般質問 

12月議会が20日で終了しました。

12月の一般質問では次の内容で質問をしました。

1、行政一般について
①協働の町づくりをするにあったって、今までの反省と今後の課題は。     
②職員の配置換えについてそのメリットとデメリットは。各課に専門が一人くらいいるべきではないか。
③都会からの転入者に、事前に集落でのくらしとの違いなどを知らせることをシステム化できないか
④行政評価には住民の評価が不可欠と考えるが  
2、子供が育つ環境について
①児童クラブについてのアンケート結果は。その結果が今後の政策にどのように生かされるのか

1、 行政一般について
① 協同の町づくりをするにあたって、今までの反省と今後の課題は。
一回目
今まで、行政として住民の意見をどのように把握しているのでしょうか。その方法が上手く行っていないならその理由は一体どこにあるのか検証が必要だと思います。

なぜ、町民懇談会の参加が少ないのでしょうか。
前回の町政懇談会の出席は
10/18・コミプラ19名
10/19・ふれあいセンター21名(公社4、社協9)
10/21・蔦木宿19名
10/25・本郷保育園13名(託児10名)
10/30・清泉荘13名
(ちなみに、この町政懇談会の内容は富士見町のHPに載っています。すごく進歩していると感心)
この中でも、本郷保育園の託児はとてもいい企画だと思いました。普段小さな子供連れでは参加できない若いお母さんたちの参加がありました。

町として、今までの反省と課題をどう捉えているのでしょうか。

       町長の答弁は自分のメモしかないので、大体の主旨はこうだったと、思います。
        ・参加、参画、協働と関わりも変化してきている。
        ・情報を公開・共有するためにホームページや広報を活用している。
        ・多くの住民の関わりが必要だが、いつも同じ人しか手を挙げてもらえないのが課題。

2回目
*今まで実施されてきた審議会・運営委員会などが一体どうだったのでしょうか。
参加した経験のある方からよく耳にするのは「もうすでに決まっている事について話し合っても仕方ない」
「折角時間を割いて会に出席して意見を言っても、その意見が事業に反映されない」「自分たちの出した意見が、その後どのように反映されているのか、していないのかまったく分からない」

また、先日のサル専門対策委員会は、出席された皆さんから現在の問題点から具体的な今後の方向として「役場が住民からの情報を収集して、それを把握し分析して、また住民に返す」という事も会の中で決まりました。
でも、12月の広報に 「有害鳥獣の被害をなくすために」と住民への協力を呼びかけているのに、情報提供については何も書かれていませんでした。
行政は、折角持っている広報手段を生かすべきではないでしょうか。広報を読んでがっかりしてしまいました。

都市計画マスタープランや景観形成計画も、具体的にどのように実行されているのかわかりません。
作成に参加者した方から「結局絵に描いたもち。」「参加したことに一体何の意味があったか」と言うご意見を何人にも頂いています。

★どうしたら、住民の皆さんに行政のやっていることに関心を持っていただけるのでしょうか。
*たとえば、その地区地区で身近な問題を具体的に取り上げて意見を聞きたいと広報する。
*事前に説明資料を提示しておいて、それについて意見を聞きたいと広報する。
*区長に有線放送の協力を求める。                 
など工夫はできると思います。町の強い取り組む姿勢を見せて行き続ける事が大切だと思います。


*パノラマについても住民の意見を取り入れる、と言うような話がありましたが、その後どうなったのでしょうか。
現実味帯びてきた町費負担についても、前回9月の質問の時に確認させてもらえなかったのですが、現時点での町民の認識は「町民に負担はかけない」と言う説明の上に成り立っている事です。
たとえ事業が生き物でそれに対応して行くとしても、 もし、町費投入をするなら、それは大きな方向転換であり、町民に説明せずに進めるわけには行かないはずです。

私の周りの人が特別なのかでしょうか? ほとんどの方が、パノラマ存続に疑問を抱いていらっしゃいます。先日の野球部の納会の二次会の席でも「パノラマはもうやめるべきだ」と言う意見を数人の方に言われました。
町長の周りにそう言った意見の方を言う人がいないのでしょうか。万が一そうだとしても、町長としてそう言った意見があることも十分考慮する必要があるはずです。町民の意見を聞かずに、前回のように強引に進めるのは間違いです。

私はここで「町費投入」についてを問題にしたいのではないのです。それ以前の話として、方法が間違っているんじゃないですか、と言いたいのです。
町は町民の意見をどのように把握していると考えているのでしょうか?

3回目
町としては万が一、町民の意見を聞いたときに、「パノラマは止めるべきだ」という選択をしたらどうするんだ。と言うことだろうと思います。
でも、町長の言うように「一度に大きな負担が一編に掛かる事は絶対に避けなければいけない」「パノラマをつぶしたらすぐに現金が必要になる」だとするなら尚の事、情報提供は重要です。
町民には「もしつぶれたらこういう方法で、○○日後には、○○円徴収する事になる」と言うような具体的な細かな情報を提供・説明すべきです。
それでも、「一人30万の負担を背負ってもパノラマを止めろ」と大多数の住民が選択するなら、それが富士見町として進むべき道ではないでしょうか?それは将来に責任を送らない住民の選択の一つです。

「パノラマをつぶす選択もあり」と、そのくらい腹を決めないと、本当に住民に町の誠意は伝わりません。
初めから、「つぶす選択肢はありません」と言ってしまうからなおさら、町民の反感を買うような事になるのではないでしょうか。
今のままで、 町民一丸となって」だとか「1万5千人が一人、3人の客を連れてくれば・・」なんて言っても、無理です。
なぜって、町が説明しているのは「町民に負担はありません」と言う計画のはずなのですから・・・

なぜ、私が前回の説明にどこまでも拘るのかと言うと、H14年に各会場を回り、町が計画の資料を説明した時に 
「できるはずがない。町費を投入する事になるんだろう」と言う町民に対して 
「そんな事は絶対にない」と町長はあくまでも言い張ったのです。
それは、町長と町民との約束ではないのですか?


パノラマが協働の町づくりの先進的な事例となるようにするためには、先ずは説明責任を果たすべきです。
私は、パノラマの問題が大きいだけに、町民に興味を持ってもらい町づくりに生かすべきだと思います。


前日の小林市子議員の答弁の中で、町長は 「いちいち住民に意見を聞いては、住民の代表としてここにいる議員に失礼じゃないか」と、言うような答弁をしました。
私は、その議会制民主主義の中のどこに住民の意見が反映されるのかを疑問に思い、議員になりました。
議会のあり方については、他の議員とは見方がちょっと違うかもしれませんし、私たち議員で議会改革についても話し合ってかなければいけない事なので、町長と議論するつもりはありません。
でも、私は、16人の議員が15,000人の町民の意見をすべて集約する事は不可能だと思います。
たとえば、16人の議員の誰も知らないことが、突然全員協議会で説明されて議員は「町民にとってもいいこと」と判断しても、直接関わっている住民には別のおもいがあるかもしれません。
しかも、これから議員の削減になり、11人となります。声を上げられない人の声をどう拾っていくのか。議会のあり方も変わらざるを得ない時代になっていると思います。

私は、そう言う意見を持った住民の代表だと思っています。
いろいろな意見はあるでしょうが、町民と議会と行政が力を結集してやっていかなければならないことだけは事実だと思います。
「議員に諮ればそれでいいと」では、これからの「協働の町づくり」は難しいと思います。

*と、言ったら「議員が議場でそんな事を言ってもらっては困る」と町長に言われました。
議員としての立場はわかっています。でも、その事にずっと疑問を抱いています。
批判される事は承知で、一度議場ではっきりと自分の考えを言っておきたかった。これも確かにわがままな話かも知れません。


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②職員の配置換えについてそのメリットとデメリットは。各課に専門が一人くらいいるべきではないか。
一回目
これは、議員になる前からずっと疑問に思っていたことで、議員になってさらに強く疑問に思っていることです。
・条例などの作成途中で担当が変わる。
・プランが出来上がり、実行と言う時に担当が変わる。
・住民が担当職員と相談をしていて、担当が変わったと途端に「聞いてないので分からない」と言われる。

今までに「引き続き担当がやっていてくれていたら、もっとスムーズに事業が進むのに、と私自身が何回か感じたし、町民からも意見を頂戴しています。
せめて各課に一人くらい、長期にわたってその課に関われる人材が必要でしょうか。
       
      

二回目
これからは職員が削減され、今までよりも少ない人数で同じ量の仕事をこなす事になります。その状況の中で職員の配置換えが今までのようにあると、弊害が多くなると私は思います。
職員はプロであると言っても、初めて入った事業の内容を熟知するまでには時間が掛かるし、細部に渡っての引継ぎは無理です。
とは言っても、私も配置換えで得られるメリットを感じ、「なるほど」と納得した事もあります。どんな事がメリットでデメリットはどんな事なのか整理してみました。

配置換えで得られるメリットとして考えられる事として、
・一人の職員が福祉も税金も広く役場の仕事を分かっていて、富士見町全体がどう言う状態にあり、向かっているのかを知っている。
→でも、現在は速いスピードで改革が進んでいるので、あまりメリットにならないんじゃないでしょうか。
・業者との癒着を防ぐ。
→これも現在の状況では考え難いし、これこそ、後で言う行政評価の中でチェックできると思います。

配置換えをしないで得られるメリットとして考えられること
・職員が担当を持つことにより、事業に腰をすえて取り組む事が可能になり、自分の仕事に、今以上の愛着や自信や誇りを持つことが期待できる。
・「5年先には自分は担当ではないから、分からない」と言うことはなくなる。計画への責任感も深まる。


      
       町長:
        職員数は減るが、役場の仕事も減らしていく。
        配置換えをしても役場の中で、遠くに行くわけではない。
        全員を同時に動かす事もない。
       
        配置換えのメリットは、知識や情報を身に付け、広い住民サービスが可能になる。
        デメリットは、一時期事務の停滞を招く
        専門職は必要な部署には配置している。
        専門家を置く事で、その職員の言動に左右される可能性がある。また、マンネリ化や型にはまり、柔軟性にかける。


とにかく、サービスを受ける側の町民にとってどうなのかと言う事を一番に考えて欲しいと言う事です。
顧客は住民です。役場はサービス産業です。この自覚が現実あまりにも無いと思います

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③都会からの転入者に、事前に集落でのくらしとの違いなどを知らせることをシステム化できないか。
一回目
富士見町の豊な暮らしに惹かれ、団塊の世代が定年期を迎えることもあり、これからも都会からの転入者が見込まれます。
ところが残念なことに、そんな転入者と地元の方々との間で、認識の違いから摩擦が起こっています。
実際にどんな内容かと言うと、
・法的根拠がないと言って、別荘扱いの負担金を払わない。
・区費が高い
・町道を直すのに区の負担金がある。
・出払いに出ない
・区費の徴収を各集落ですることの疑問
・お葬式のあり方
・区のさまざまの行事への参加
都会から転入してきてまず驚くのは、集落と言う組織のあり方です。学校に通う子供たちの活動にも深く関わってきます。
トラブルを避けるために、町としての考えを聞きました。


       町長:
        システム化することが難しい。
        「こんな違いがある」とお知らせする事で、来る事を拒むように受け取られかねない。
        転入を決めた時に相談をして欲しい

二回目
たとえば、転入者が一番初めに町と関わりを持つのは「確認申請」の時です。
その時ではもう遅いとも言えるのですが、都会と集落でも暮らしの違いが、その時点で分かっていれば、それを知って納得して引っ越してくるのと、何も知らずに引っ越してくるのとではまったく違うと思います。
そのほかにも、町のHPに引っ越してびっくりした事、その前向きな解決など書いてもらうのもいいのではないでしょうか。

ちょっと思いつくだけでも具体的に0予算ですぐにできることがいくつかあります。知恵を出し合えばもっといい考えが出てくるのではないでしょうか。

違いに戸惑いがあったとしても、その違いを「よさ」と受けとめてもらえるように、そして「富士見に引っ越してきてよかった」と誰もが思えるようにしたいものです。
引っ越してくる人の中には、非常に前向きな姿勢で区の行事に参加する方々もいます。そういうの良さを求めてやってくる人もいるので、違いをプラスに考えるような案内があったらいいと思います。

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④行政評価には住民の評価が不可欠と考えるが
一回目
行政の仕事は、住民に対するサービス業です。
どんなお店でも、先ず知ろうとするのはお客様のニーズ・要望です。その為によくアンケート用紙が設置されています。
各種団体の補助金などにしても、受け手側の必要があって補助が出るはずです。
「町が苦しくって町長は給与の削減しているんだから、自分たちも協力しよう」と、言ってくれるかもしれません。
それを行政側だけで評価、判断していたのでは本当の行政評価にはならないと考えます。


       町長:
        現在は自己点検型。
        将来は外部評価や住民の評価を受ける必要があると考える。検討していく。


二回目
現在のシステムのように担当、係長、課長だけで評価するのではなく、サービスの受けて側である住民の声を反映させすべきではないでしょうか。
受けて側から見るとおそらく違った評価もあるかもしれません。
いままで、サービス業界の中でも部内評価が一般的だったようですが、どんどんお客さんのニーズを取り入れる方向に転換しているそうです。

たとえば、
*前日の金興議員の例にあった保育園の通園補助。私が息子を保育園に通わせていた、13年前から「不公平感がある」と言う話がありました。特に今のようにどの保育園でも通園可能な体制になっているなら、それについて受けて側の意見はどうなのかと言う評価が必要ではありませんか
*役場の窓口に来た人を対象に「職員の対応はどう得あったか。事業に対する満足度はどうか・・など、簡単なアンケート用紙を設置するような方法ならすぐに実行できます。
*広報で「行政評価をしていると協力を呼びかける。
*どれけの住民がその恩恵を受ける事ができるかなどいろいろ議論はあると思いますが、インターネットは一番導入しやすい方法だと思います。
 ・たとえば、楽天の予約サービスを使うと、泊まった後、メールが来て、宿泊客が評価とコメントを提供できます。そして、そのコメントを誰でも、インターネット上で読むことができます。 オークションも同様に、何か商品を買った後、買った人は売った人の評価ができます。商品は大丈夫だったか、すぐに送られたのか、丁寧だったのかなど。また、同時に売った人は、代金をすぐに振り込んだかどうかなど、買った人の評価もすすシステムです。
 ・アメリカやカナダなどでは、(大学の先生評価)のウェブサイトがあるそうです。娘もこ先日、そこで評価を見ながらコースを選んでいました。
具体的にどんな事が書かれているかと言うと
   ★つまらない授業! でも天井に137枚タイルがあることは学んだ。
   ★この先生の家族についてのテストだったら100点とれたのに・・・
   ☆とても良い先生。自分の専門にとても情熱的で、よく理解している。厳しいけれども、公平な先生。努力をすれば、この先生から学ぶことはたくさんある。
 このサイトで、評価の低い先生は学生を呼ぶことはできないので、職を失う事にもなりかねないでしょう。生徒の評価によって、教えることのうまい先生は評価され、給料も上がる訳です。怠けていられないけれど、一生懸命やっていれば、それだけ評価される。これはやる気も出ると言う物ではないでしょうか。

民間では競争相手がたくさんある中でサービスの向上を目指しています。
役場は言ってみれば独占企業で、もっと住民の声に敏感に反応する姿勢が必要です。
今やお客の評価を受けるのは当然のことです。サービスを提供する側にしては厳しい世界になってきていますが、役所も買い手市場の洗礼を受ける時代になってきたと思います。


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2子供が育つ環境について
①児童クラブについてのアンケート結果は。その結果が今後の政策にどのように生かされるのか
現在、富士見町では富士見小学校だけで放課後の「児童クラブ」が実施されています。
教育委員会では、今年の夏に「富士見町児童クラブに関する意向調査」を実施しました。その結果は、傍聴に行った9月の定例教育委員会での速報として頂いていました。
その結果については、12月の教育委員会便りに載せられています。境小学校の保護者からの方々が多い結果を受け、来年度から境小学校に児童クラブを開設する予定で進められているそうです。

私が今回ここで強調したかったのは、「教育委員会が住民の要望を知る意向調査をした」と言うことです。
私が前教育長に同じ内容のアンケートをお願いした時に 「行政は実施予定のない事業についてアンケートは取らない。アンケートを取ることによって住民に期待感を持たせては困る」との事でした。

今回、実態を知る意向調査をしていただいた事に本当に感謝しています。
実施予定のない事業に行政が意向調査をする事が大変に勇気のいる事だと言うことは、今回の事でもよくわかりました。
当然の事ながら住民からの要望が多く、その事が多くの住民の同意を得られるような事なら、行政は動かざるを得ないと言う事です。
こんな事、私は当たり前だと思うのですが、先ずは住民が何を必要としているのか、要望の調査が大切だと思います。

今回の「児童クラブ」はその事をきちんと実行した結果です。
質問をして、何とかそのことを皆さんにお知らせしたいと思いました。

貼り主: chiyoko 日時: 13:33 | コメント (0)

2005年12月01日

子育て指導者養成講座

長野県の教育委員会・子供支援課が主催の「H17年度・子育て指導者養成講座」に出席していました。
6月10日から10月28日までの全6回の講座で、毎回、講義・事例発表・研究協議などのほかにグループワークや分散会がありました。
参加者は、子育て支援のグループ・行政関係者・幼児教育関係者・民生児童委員・社会教育委員・子育て経験者などなど・・・さまざまな立場からの参加でした。

最後のグループワークで出会った、すごい活動を皆さんにもご紹介。

毎回の講義も興味深い内容の物だったのですが、分散会やグループワークの時にそれぞれの立場で活躍なさっている方の話が聞けた事も収穫でした。
富士見の中だけでやっていると、つい周りが見えなくなってしまいます。アンテナを高くして、時々外から富士見町を見たり、町以外の方と話をするのも刺激になりました。

講座の内容をざっと紹介します。

第1回
・オリエンテーション
・グループワーク
・講義 「人間になれない子どもたち」 ~メディア漬けと子どもの危機~  NHK放送文化研究所  清川輝基氏
・グループワーク

第2回
・事例発表 「地域での取り組み」
   「南木曽町における性教育体系づくりの取り組みについて」  南木曽町役場住民課保健婦  
   「地域との協働による学校づくりの推進 」  岡谷市立小井川小学校校長
・研究協議 「家庭・学校・地域・行政の連携で子どものためにできること」
・講義   「子どもの発信をうけとめる」  前臼田町立臼田小学校長・臨床心理士   東城久夫氏

第3回
・講義 「今後の保育行政のあり方」
  講義Ⅰ 「豊な心を育む」 立教女学院短期大学教授 川邊貴子氏
  講義Ⅱ 「軽度発達障害幼児の理解と対応」 総合教育センター 自律教育部専門主事 大和田康子氏

第4回
・見地研修(見学、説明) ・・・いずれか希望の会場
  こどもの森幼稚園 グリーンヒルズ小学校
  岡谷市子育て支援館  こどもの国
  篠ノ井子ども広場  この指とまれ
  東御市 子育て支援センター
・演習 「コミニュケーション力を高めるアイスブレイク」
・グループワーク 

第5回
・事例発表 「上田市子育て支援グループ」  上田市の取り組み
・グループワーク  「地域でできる子育て支援について」
・講義  「子育て支援 新たな第一歩」  東京大学大学院教育研究科 教育学部教授 汐見稔幸氏
・研修のまとめ
・閉会式


と、ちょっと長くなりました。
でも、子育て支援に興味のある人には,専門的なことから他の地域でも先進的な事例発表など、とってもためになる講義なのでおすすめです。
県も財政の厳しい中、予算削減で来年度もこの事業ができるかどうかはわからないそうですが、(ちょっと悲しい・・・)
もし来年度もこの講座があったら、教職員・行政の方も参加されるととっても勉強になると思いました。


・・・そこで、最後の日のグループワークで出会ったすごい人たちの活動の紹介・・・・・・・

おばあさんたちが放課後の児童クラブをボランティアでやっていた活動。(なんと、地域をメモるのを忘れました!)
あるお母さんの出産がきっかけで、時間のあるおばあさんたちに「保育ボランティアをして見ませんか?」と声が掛かり始まった活動。
3~4年前から、6人のおばあさんがグループを作り、PM3:00~PM6:00まで学校の一部屋を使って、児童の放課後保育をしている。
6人が2人組みになり、一日大体12~13人の子どもを交代で見ている。
今年になり、事業として認められ行政から補助金が来るようになった。

★このおばあさんの話を聞いて、これが子育て支援の原点じゃないのかと思いました。
このおばあさんも本当にうれしそうに話してくださいました。
こどもたちにとっても、学校でもない、家庭でもない地域のおばあちゃんたちと過ごす時間は居心地のいいものでしょうね。
富士見町境の清泉荘でも、こんな物を目指しているのですが・・・  本当に一歩づつです。
  

もう一つは、伊那で始まったばかりの例
今年の4月から 「山のあそび家はらぺこ」 無認可の保育園をお母さんたちが立ち上げて運営している。
園のメンバーの自宅の敷地内にある道場を借りて、山と畑の活動が中心
現在は11家族。こどもが13人。こんな活動に賛同してくれた、専門の保育士さんを専任で一人やっとっている。
それに加え、毎日交代で親が一人参加して、昼の食事の用意をしたりする。(まだ小さな子供がいる人は考慮している。)
運営資金は、すべて参加している11家族で負担している。その中から専任の保育士の給料13万円も出している。

★発想は、「自分たちの欲しい物がないなら作ってしまおう!」
すごいなぁ~と、すっかりグループになったみんなでただただ感心してしまいました。
ただ、何でもそうなのですが、活動を立ち上げる時は関心のある人たちが集まって、その力が集結するからすごい事でもできてしまう。
どんなにいい活動でも、それを同じ思いでつなげていく人がいるかどうかって難しいですよね。
このお母さんも、そこのところが一番の課題だとおっしゃっていました。
でも、このおかあさんのなんと生き生きとして輝いて話されていたことか・・・

富士見町でも、子育て中の若いお母さんたちが、自分たちで子育て中のお母さんの会まとめて、支援する側も巻き込み、場を設けて活動をしようと言う動きがあります。
「こんな物が欲しい」と思っている人たちが中心になって立ち上げていけば、きっといいものができるのではないかと思います。
それを行政がうまく支援して立ち上がれば、「協働の町づくり」の本当にいい前例となると期待しています。

貼り主: chiyoko 日時: 09:13 | コメント (0)