6月の一般質問で、町長に一番、聞きたかったことです。
町長は昨年8月の町長選で
「中からみた富士見の魅了と外からみた富士見の魅力」の分かる人間だとPRなさいました。
私はいわゆる外から富士見町に来た人間です。
生意気な言い方になってしまいますが、
富士見町の人には見えない富士見町の魅力が、一方で見えると思っています。
先日の長女の結婚式も、その良い例です。
この町でできる、夢に見たような結婚式でした。
外から見た富士見町の魅力って一体なんでしょうか。
我が家は、こういう環境で子どもたちを育てたいと富士見町に来ました。
都市部で育つことと、こうした豊かな自然環境の広がる農村部で育つことと。
人格を形成する上で、育った環境は大きく影響を及ぼすなものだと思います。
毎週火曜日に集落の小学生の通学ボランティアをやっていますが、
きのこ博士が一緒に歩いて、道脇のきのこを見つけながら歩いたり・・・
朝の会話の中から、こども達が集落の草取りの手伝いをしてくれた事もあるそうです。
「おじいちゃんと一緒にわらび取りに行った」とか
「梅ノ木の梅でジュースを作った」なんて話も聞きます。
そういう環境で子どもを育てることができたことを、本当に幸せだったと思います。
私達家族が、どんなところに魅力を感じて引っ越してきたのかと言うと・・・
まず、頭に浮かぶのは、雄大な八ヶ岳の裾野に広がる雄大な景観。
田舎と言うと谷間にでちょっと狭いようなイメージがあるのですが、この富士見町の明るく広々とした空間があります。
富士山・八ヶ岳・駒ケ岳まで眺めることができます。
それでいて、段々畑あり、田畑の作りだす農村地帯の美しい景観がある。
こんなところは、めったにないでしょう。
しかも、東京からのアクセスのよさ。
町長の公約のなかに「富士見を豊かに!」というものがありました。
では「豊かさ」とは、一体何なのでしょうか?
ちょっと考えてみたいと思います。
私が、富士見町で住んで、「豊かな暮らしだ」と感じる時・・・
我が家の近くの段々畑の田の中に映る月を見つけたとき
山の中に、先人たちが彫ったセギを見つけて歩くとき
縄文の復元家屋の中で、4000年の時空を超えるとき
南中学校の子どもたちが磨いた床を踏みしめるとき・・・
そんな時に、私は胸が熱くなります。
そんな感情が、人の暮らしを豊かにするのではないでしょうか?
私たちは、そういう事になぜ心に響くのでしょう・・・
先人たちの暮らしぶりを思い、床を磨いてきた子どもたちの思いに至るからではないでしょうか
そういうことは、確かにすぐにお金に変わるものではありませんが、
一度失ってしまっては取り返しのつかないものです。
私は外から見た富士見の魅力は、そういったものではないかと思います。
そして、外からこの富士見町に来られた方たちを惹きつけるものの多くはそういったものではないでしょうか。
その地域のなりわい・風土・歴史が作り出したものの中に身をおいたときに感じる「癒し」
それが、富士見町の持つ魅力の一つであり、今を生きる私たちが、これから将来に引き継ぐべきもの、その責任を果たすべきものだと思います。
そういう事を考えると、
一つの例ですが、南中学校は建築物としても、子ども達が暮らした校舎としても、すごく魅力的な価値のあるものです。
しかし、町長は、「財政的に100万しか出せない。それ以上かかるなら壊してしまう」とおっしゃる。
私は、根本的に考え方が間違っていると思います。
外からみた目でみれば、南中学校跡地は、すごく魅力的なところです。
それが町長には見えないのは、残念です。
しかも、たとえば南中で地域の福祉の拠点、観光の受け皿などとしての役割を
担えるようなものになるなら、
「100万円しか出せない」ではなく、それ相応の予算を当てることができるはずです。
効率性、財政的だけを考えたら、無駄なものはたくさんあるでしょう。
しかし、この富士見町をどういう町づくりをするのかといったときに、そういうものをまったく無視した町づくりはありえないはずです。
富士見の魅力は何なのか。
私達が心を揺さぶられるような富士見町の魅了が、町長の心には響かない気がしています。
私は、今のままのやり方で町長に突っ走られるのが、とても心配です
貼り主: chiyoko 日時: 2010年07月13日 23:22千代子さんの意見に、外から見た富士見町としてコメントします。私は現在、東京住まいですが、仕事柄、地方に伺う機会が多くあります。最近は仕事を含め月に2~3回富士見町や、北杜市や小渕沢に伺っています。
富士見町は赤いルバーブで、妻、共々大変お世話になっています。先日、千代子さんのお嬢様の結婚式にご招待頂き、今までたくさんの結婚式に出席しましたが一番感動し、印象的でした。町でも始めてとの事だそうですが、あんな事ができる所が他にたくさんあるとは思えません。あの景観と取り囲む空気、そして何より参列の町の方々、長持ち保存会の方々の心から祝福されている素晴らしい演出、そして笑顔・・・
私はたくさんのイベント企画を実施してきましたが、今回のように皆さんの手作りの暖かさ、そして、脇役として最優秀助演賞を差し上げたい位に包んでくれた小雨のなかの景観!素晴らしかったです。本当におめでとうございました。
東京の街でビジネスをしている私にとって「こんな素敵な所をなぜ町はもっとアピールしないんだろう?!」といつも考えます。きっと出し惜しみしている訳ではないでしょうが、町の中には自然があり、文化があり、歴史があり、癒しがあり、食があり、農があり・・・なにより地元の方とのふれあいができる所があると思います。外にいる私たちはそんな所を探しているのです。都心からも時間的に丁度いい距離です。
さて、お話の南中学は廃校になってからご案内頂きました。この建物が100万のことで壊してしまうかも・・・との記事を見てなんともったいない!と思ったのは私だけではないと思います。学校はたくさんの生徒が学び、楽しんだ思い出がつまった場所です。その学校が壊される!・・・卒業生や親御さん、教師の方にしてみればいたたまれない事だと思います。
町長さん!(ご覧になっていらっしゃることを願って!)お金100万円の問題ではなく、南中のような建物をもっと有効に話題の場所にしようとは思われませんか?
長い間の卒業生などの気持ちが解かる“ハートのある熱い町長さん”をアピールされる絶好の機会だとも思いますが。
外から見た富士見町感覚で言いますと、アイデアはたくさんありますよ!
例えばクリエィター(デザイナー・作家・画家・工芸家・・・等)はITの時代だからこそ少し離れても自然の中で仕事がしたいと思っています。教室を1室安くスタジオとして貸し出せば、そこがアートを創り出す、文化を持ったスペースとなります。子供たちもクリエィターと触れ合うことで興味を抱き、将来に希望を持つことにもなります。お年寄りの方も色々な表現者と出会うことにより意識も違ってくると思います。そこからイベントも生まれれば、話題の商品、そのステップが映像になるかも知れません。ドラマの舞台になるかもしれません。卒業生たちと新しい夢を感じ取れるコンテンツを考えようではありませんか!企業の応援だって名乗り出る会社が出てくるかもしれません。
また、IT企業がまるごとOfficeに使いたいと思うかもしれません。町が運営権を企業等に任せる方法もあります。50万円でメディアを使い活用方法を全国から募集をして話題をつくり、優秀企画に50万円賞金を出して、その企画にのってみるのもいいかもしれません。
地元の方たちの憩いの場であったり、図書館であったりの施設になりがちだと思いますが、町民の方たちにとっては大切なことかもしれません。が、話題になり、居住者が増え、流通する人が増え、観光地として成り立つのも経済効果として期待できるものになると思います。外から見ている一人ですが、ぜひ色々な智恵を持った人たちが集って考えませんか!
MBOTTOさま
コメントをどうもありがとうございます。
「わが意を得たり!」です。
本当におっしゃるとおりで、都市部で現在活躍なさっている方だけに、説得力があります。
南中は建物の構造的に、全体を一つとしても使えますが、棟ごとに分けて使うことも可能です。
私は、福祉的な面や観光・文化・食など、色々な分野が集まった多角的な物になればいいと思っています。
そうすることで、交流も広がるし、それぞれの活動も深まると思います。
その中に企業の参加もあればいいですよね。
基本的には、地域の人にとって魅力のある空間づくり。
そうすることによって、外から見ても「訪れてみたい」場所になるのではないかと考えています。
また、いろいろなアイディアをお願いします。
私達、住民サイドでも、真剣に話しあう会を立ち上げて行きたいと思っています。
ぜひ、お知恵をお貸しください。
お願いいたします。
確かに棟ごとに展開するといいですね!
今日の1泊は「桜棟」で地元の方や料理の先生に田舎料理を学ぶ、もちろん近くの畑に行って材料の仕入れから・・・夜はできた料理とおいしいお酒を地元の方と、次の日は「緑棟」に移って農業体験。基礎知識を教わって畑へ、種まきや収穫を体験
お土産は地元の農産物・・・など。
「楽棟」では子供が楽しめるアニメ教室。カンタンなアニメが作れます。・・などなど、各棟毎に専門誌の出版社が運営、材料など企業とタイアップ、その様子が毎月誌上で取り上げられます。各棟の責任者は各誌の編集長・・など考えていると楽しくなりますね。卒業生は名誉会員で全て割り引きでもいいじゃないですか!
いろいろアイデアはあると思います。「南中・いろいろ楽しいこと考え隊」でも作ってください!
貼り主: MBOTTO 日時: 2010年07月17日 12:39豊かさって一体なんでしょうね。 高級品を周りにおいて、贅沢三昧に暮らすことが豊かなんでしょうか?
私は都会と呼ばれる所にいます。朝から晩まで忙しく、高層ビルが立ち並ぶ所で暮らしています。
時々、富士見にいき、木々の緑に触れ、新鮮な空気を吸っていると、都会の生活がどれほど味気なく殺伐としたものであるのか、嫌というほど思い知らされます。
これだけの緑と自然を、もし、自分で買い取って保護するとしたら一体いくらかかるのか・・自然の経済価値を考えると、富士見は相当豊かな所だと思います。
もしも、物質的に豊かでも、自然や、木や森をみて、気持ちを落ち着ける場所がなければ、豊かさを感じることは難しいと思います。
すでに富士見は豊かな場所のような気がします。これ以上の豊かさが本当に必要なのでしょうか? 隣の芝は青くみえるのかな?と思います。
貼り主: たま 日時: 2010年07月19日 16:33南中跡地を維持するのではなく、町の人達にとって楽しむことができる場にしてほしいです。ゆくゆくは町に訪れた人達にとっても。楽しむことってたぶん与えられても楽しさは継続も発展もしないと思います。自分で作っていかないと継続的、発展的に楽しむことってできないと思います。
ぜひ、南中跡地を町のみなさんが自ら楽しめる場にしていく事を願っています。
富士見の方に聞きました。
このたいらは“もったいない”文化だと。
なんでも大事に使い、食べることをしっかりとやってきた人達です。
このまま壊したら「もったいない」です。
みなさま
コントをありがとうございます。
人の価値観ってそれぞれ違うんで、難しいです。
結局、価値や魅力を感じている人間が動くしかないんだと思っています。
そして、具体的に行政に提示できるようなものができていけば、存続できると思います。
先日も書きましたが、一つの団体や個人で管理するのは無理だと思います。
私は福祉や文化や観光や農業や色や・・・
いろんな分野の複合的な施設になればいいと思います。
それぞれが責任を持って運営する場があり、お互いが影響しあってまた、活動の巾が広がる。
大きなビジョンを作って、賛同してくれそうな企業も募る・・・
全体としてまとめる組織が必要になってきますね。
小さな一歩から・・・
まず、動き出さないといけないですね。