再生された古民家の見学会があるという記事をみて、出かけて行きました。
我が家も、お隣の原村から移築した古民家です。
日本の美しい原風景を作り出してきた、日本の家屋。
段々少なくなってしまう事は、寂しいことです・・・。
長野日報 2010_4_24
よみがえる古民家 富士見町高森に築90年の農家移築
信州の原風景を残したい-と、古民家再生を手掛ける諏訪市上諏訪の「田空間工作所」(關謙二所長)は、
富士見町瀬沢新田の築90年の農家を解体し、同町高森に移築し、新築家屋のようによみがえらせた。
初の古民家見学会を25日まで実施する。改築後の姿を見てもらうことで、
まだ諏訪地方に残る古民家を廃棄せず、適した環境の場所で復活させたいという。
移築した古民家は家屋内に馬小屋、土間などがあり「明治時代、町内の農家としては典型的な形」と關さん(57)。
所有者が解体した柱や梁などの部材を引き取り、保管していた。
移築した場所は桜の名所として有名な高森観音堂の隣。桜見物に訪れる2本のシダレザクラの中間にある。
高森地区はかやぶき屋根の建物が数軒あり、日本の古き時代の香りを醸し出している。
地主が403平方メートルの宅地を売却する意向であることを知り、
「観音堂の前にプレハブ造りの住宅が建築されては景観が台無し。この場所にふさわしい建物を建てたい」
と土地を取得。
保管していた部材の3分の2を使い、古民家を再生した。
建物の土台や大引きは新しくし、現代の建築基準法に適合させた。
間取りは台所、ダイニングのほか和室2部屋、洋間2部屋の4LDK。
木造2階建て延べ床面積は129平方メートル。
まきストーブも備え、コンセプトは「団塊の世代の夫婦が第二の人生を送る場所」とした。
敷地内の2本のシダレザクラも生かした。
年間に約5軒の古民家再生を手掛ける關さんは「町内の古民家様式を町内に残した。
ふさわしい場所に移築することで古民家の良さは発揮される。
設計、施工をトータルで行ったモデルケースとして、参考にしてほしい」と話し、
古い建物の廃棄を考えている人にも見てほしいという。
問い合わせは同社(電話0266・58・6602)へ。
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上記の新聞記事を読んで、高森のお堂の桜を見がてら、再生された古民家を見学に行きました。

高森のお堂の桜も、丁度、見頃。
たくさんの人が、カメラを担いで訪れていました。

お堂のそばに建った再生古民家です。
外見からは、古民家って感じはしないですね。

中に入って、まずびっくりしたのは、窓越しに見える、この景色。
お堂が目の前で、一番いい位置から、桜見物ができます。
なんと、贅沢な!?

2階から、玄関のある一階を眺めたところです。
玄関、帯び戸、畳にまあるい光り・・・
素敵な雰囲気です。

お風呂も凝ってますね。

2階に上る階段。

こんな収納スペースになっています。

2階の壁から、暖かい空気を取り込んで・・・

1階の床下から出しているそうです。
これで、家全体を暖めています。
ひとつひとつの部屋はこじんまりとしていますが、夫婦2人なら十分なスペース。
こうして、古民家が、再び息を吹き込まれて生かされるのは、本当にうれしいことです。
ちなみにこの家は、オープンハウスの初日で売れてしまったそうです。

お堂の桜の前で、着物姿の長女の記念撮影。

お堂の屋根。
年月を感じますね。
高森地区のこの周辺は、お堂があり、真板さんの茅葺の家があり・・・
その他にも、何軒かの茅葺の家が残っています。
富士見町の中でも、私の大好きな場所のひとつです。
その価値を認めて、「この景色の場所には、ぜひ古民家を!」と、古民家再生をした施工業者の完成に、大拍手です!
貼り主: chiyoko 日時: 2010年04月30日 21:29