全5会場のうち、清泉荘は議員の西伊豆町との交流のため参加できませんでした。
他の4会場には、参加しました。
おおよその参加人数です。
11月16日 西山保育園 150人
11月17日 清泉荘 75人
11月18日 落合小学校 80人
11月20日 本郷小学校 80人
11月22日 コミュミティ・プラザ 90人
役場の職員も目立ちましたが、それでも例年になく参加者が多かったですよね。
新町長の始めての住民懇談会とあって、皆さんの関心が高かったようです。
住民懇談会では、前回の「住民懇談会」のページでお知らせした資料をパワーポイントにして、町長の説明がありました。
町長が就任してから富士見町のデーター等を分析して、これから取り組んで行きたい政策についての説明です。
これは、参加した皆さんには、新鮮に映ったようです。
参加者から、もっといろいろと慎重な意見が出るのかと創造していましたが、そうでもありませんでした。
と、言うのは、私のところにはいろいろと批判的な意見も多く寄せられていましたので
「住民懇談会でぜひ発言してください」と、お願いしていました。
「懇談会では、言わせてもらう!」
と、おっしゃる方が何人かいらっしゃいましたので、いい議論を期待していましたが、そんな方たちの発言もありませんでした。
各会場で発言なさった方より発言なさらなかった方のほうが圧倒的に多いのです。
多くの皆さんは、どのように考えられたのでしょうか・・・?

11月22日、コミプラの住民懇談会の会場です。
住民懇談会で、パノラマへの支援策として、町の貯金を使って一気に10億円の借金を返してしまう、
と言う案が提示されました。
この件に関しても、いくつかの慎重意見はありましたが、大きく取り上げられることなく終わった感じがあります。
住民懇談会で、初めて発表される施策なので、すぐに反応することが難しかったのかもしれません。
住民懇談会に参加され何人かにお聞きしましたが
「正直、数字が並んでも、よく分からなくって質問も出来なかった」と言う方も多かったです。
町長は、分かりやすく、を心がけて資料を作られたのだと思いますが、人に伝えるって難しいですね。
この、「町の貯金と借金について」は、丁度11月の議会広報で特集にしました。

11月の議会広報でお知らせした平成21年度の基金(貯金)の状況です。
上の表、ちょっと読みにくいでしょうか。
財政調整基金 :町の予算の年度間の不均衡を調整したり、災害等の発生など思わぬ支出に備えるために積み立てています。(17億6,633万円)
ふるさと創生基金 :町の特色を生かし、創意工夫を凝らした創造的・個性的な地域づくりを自主的に行うために積み立てています。(2億2,942万円)
減債基金 :町債の返済や繰り上げて町債を返済するための積み立ててです。(4億4,840万円)
ふるさとみらい基金:町内外からの寄付金で、自然保護・観光振興・子育て支援など、独自施策を進めるために積み立てています。(1,000万円)
(この他「奨学基金」「義務教育施設整備基金」「社会福祉基金」「むらおこし基金」「地域福祉基金」等20ほどの基金がありますが、それぞれの目的以外には使えません。)
基金一般会計合計 34億4975万円
基金の中で、使うことに自由度の高いものは、
「財政調整基金」(およそ17.7億円)
「ふるさと創生基金」(およそ3億円)
「減債基金」(およそ4.5億円)
「ふるさとみらい基金」(およそ1,000万円)
合計で、およそ25億円です。
後の基金は、議会広報でもお知らせしたように、目的を持って積み立てているものなので、他の目的のためには使えません。
私も前町長の時に
「毎年払う利子がどのくらいなのか? 一気に借金を返してしまう選択肢もあるのではないか」と、聞いたこともあります。
基金を積んでいても利率がよくないので、パノラマの借金だけでもまとめて返してしまうことで、
・払う利子の軽減、
・民間への移行の可能性、が高くなるなら、私はそれもありだと思います。
ただ、町長案では、パノラマを民間へ移行することは考えていません。
借金分に加えて、投資分の支援して立て直す考えです。
企業人ですので、先行投資がなければならないと言う考え方は、同然と言えば同然です。
万が一の話ですが、パノラマ(開発公社)の15億円の借金のうち、10億円を返したら、後の5億円は債権放棄してもらえる可能性があるのでしょうか?
トップ交渉で、そんなことが可能なら、10億をつぎ込むメリットは大いにありますよね。
あるいは、15億円をつぎ込んだとしても、それで民間へ移行できるなら、私はそれもありかな、とも考えます。
10億円と言う町民の税金を使うなら、住民にとってどんなメリットがあるのか示されなければいけませんよね。
大多数の町民が、「それなら10億円をつぎ込むことも仕方ない」と、思えるような計画が示せるかと言うことが問題です。
住民懇談会の会場では、それほどの議論にはならなかったのですが、後から聞こえてくるのは
「町民が、いままで積み立ててきた貯金を、パノラマにつぎ込むなんて・・・」
「同じ10億の金を使うなら、福祉や教育に使って欲しい」
「町にあるスキー場は一つじゃないし、厳しいのはパノラマだけじゃない」
などの、意見が私には多く耳に入ってきます。
懇談会で説明された資料に対する意見をすぐに言うことは難しいのでしょうか・・・
大勢の人の前で発言をする難しさもあるのでしょう・・・
でも、どんなにいい意見でも、それが行政に伝わらなければ何の役にもたちません。
「町長への手紙」でも、意見の募集は随時行っています。
議員も皆さんの意見を行政に届け、最終的な判断を多数決で決定するわけですが、
なんと言っても多くの町民の意見が町を動かすのだと思います。
この、パノラマの支援策については、1月くらいにはもっと具体的な案が皆さんには示されるはずです。
その時には、もう少し議論されることを期待します。
私も皆さんから、どういった意見が出されるのかを参考にさせていただき、
来年度の予算についても、判断しようと思います。