11月8日の朝日新聞、声の欄に「社会を冷静に観察する中学生」と言う投稿がありました。
中学3年生の国語のテストで、「鳩山政権の政策を1つ取り上げ、自分の考えを200字以内の文章にまとめる」と言う課題を投稿者の先生が出題しました。
「88人の子供たちが様々な意見を提示してくれた」そうです。
88人の意見の中で、トップだったのが、「子供手当てはなくしてほしい」で36人。
その理由が笑ってしまいます。
「親は何に使ってしまうか分からない」 ^^;
しかし、
「その場しのぎに過ぎない」
「保育所を増やすなど支援を目に見え形にしないと、安心して子供を産めない」などとごもっともな意見がそれに続きます。
子供たちってよく見えてますよね。おっしゃるとおりだもの・・・
反して言えば、中学生でさえも素朴に疑問に感じるようなことを、政権がやろうとしているって、おかしくないのかな?
「効率高校無料化に反対」についても24人の生徒から厳しい意見が続きます。
「中学を卒業したらすぐに働きたい人や職人に出し入りしたい人もいるかも」
「誰もが高校へ行きたがるという考えを前提にしているのはおかしい」
親の立場で考えると、無料化はうれしい話です。
でも、そうか・・・対象の子供たちにしてみればこういう意見もあるんですよね。
こういった意見を聞いて、現政権がどう感じるのだろう。
高校進学率が高い時代に、無料化はうれしいことだと思っていたのですが、進学を選択する子供だけに支援されるのは確かにおかしい。
そんな本当は当たり前のことに、この投稿は気づかせてくれました。
投稿した先生も最後にこう結んでいます。
「私は感心した。子供たちは親や社会を冷静に見ている。″いい大学“を出れば”いい仕事“に就けるとも思っていない。
学歴偏重への批判とも取れる。
閉塞感あふれる世の中で、人生はもっと様々な選択肢があるはずだ、と言いたいのかもしれない。」