2005年09月23日

ルバーブ・特産品化への道

私たち家族は、平成4年に富士見町に引っ越してきました。
イギリス人である夫の「子供は田舎で育てなくっちゃ」と言う強い希望に、私も大賛成だったんです。
4人の子供を、この富士見町で育てましたが、ここで子育てできた事を本当に感謝しています。
思い描いていたような子育てが出来たなぁ~と、思います。
まあ・・・子供たちにはそれぞれ、言い分はあるでしょうが・・・
これって、すっごい事だと、自我自賛しております・・・

我が家は、緩やかな段々畑のそば、そして富士山と八ヶ岳を眺めて暮らせる場所にあります。
この環境は、外国人の夫から見ると、世界に誇るべき日本の宝です。

四季折々、本当にうつくしいのです。
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冬の我が家です。
右奥に見えるのは、甲斐駒ケ岳です。

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春は後ろの公園の桜が、花吹雪になって舞い落ちます。

贅沢ですよね・・・


ところが!
日本中抱えている問題は同じだと思いますが、地元でも農業従事者の高齢化が進み、年々不耕作地が増えて来ています。
私は消費者の立場から、これからは絶対に安全・安心な農作物が注目されると思ってきました。
でも、「無農薬」とか「有機栽培」と言う話をするたびに、農業経営をしている方からは、「それで食って行けるのか」「俺たちは遊びじゃない」と、言われ続けてきました。

折角育ててきた、作物が、この薬を使わなければ病気や害虫でだめになってしまうかもしれない・・・「遊びじゃない」「生活が掛かっている」と言われると、言葉を呑むしか出来ませんでした。


さて、一方、夫はイギリス人でルバーブと言う植物のジャムやクランブルが大好きです。
何時、とははっきり覚えていないのですが、こちらへ住むようになってからすぐ、友人から頂いた苗を大切に育てて、毎年ジャムを作り一年中楽しんで今に至っています。

この、ルバーブは、シベリア原産、ダテ科の植物で、茎を主にお菓子などに使います。
株分けで容易に増やす事が出来ます。
見た目はフキのようなものなのですが、酸味が強く、熱を加えるとすぐに煮崩れます。
外見からは想像できないような、フルーティーな味です。
一株が大きくなり、葉が育つと、1mくらいの株になります。


種類は多く、茎の太いものから細いもの、緑色のもの、下の部分だけが緑で上は赤いものなどがあるます。
我が家で育てていたものは、茎が細く赤いものです。
この赤い茎のルバーブが、まだ日本では少なく、これを富士見町の特産品として売り出すことは出来ないだろうか、と考えました。

荒れた田畑にするくらいなら、ルバーブを植えてちょっとしたおこづかいくらいになればいいと思いました。
シベリア原産だけあって、ルバーブは寒さにはめっぽう強い植物です。
この富士見町の気候に合っていました。
だから、我が家でも何年も大した手入れをしなくっても育てて凝れたんですね。

しかも、春先一番最初に元気に育ち、秋寒くなると、この赤が一段と際立ってきます。
農薬などを使わずに育てる事ができると思いました。

そこで、地元の皆さんに’少しずつ、普及を目的に株分けを始めました。
株をお分けするに当って、2点お願いをしました。
「科学的な農薬や肥料を使わずに育ててください」と言うこと。
富士見町の特産品にしたいので、ある程度、富士見町で普及するまでは、富士見町以外には株分けをしないでください、と言う2点です。

これが、「富士見町の真っ赤なルバーブ特産品化への道」の始まりです。
これからも、こつこつと地元にしっかりと根付くような活動をしていきたいと思っています。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

貼り主: chiyoko 日時: 2005年09月23日 17:15
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