2009年05月31日

し尿処理場の抱える問題

5月は議員の4年任期の半分、2年が終わり各委員会の改正があります。
それに伴って、一部事務組合の構成員も変わり、臨時議会がありました。
私は、引き続き社会文教委員になり、諏訪南行政事務組合と南諏衛生施設組合の議員になりました。

灰溶融炉建設反対の旗を掲げ、前期の諏訪南行政事務組合の議員で(おそらく)うるさい存在だったと思います。
もう絶対に諏訪南の議員にはなれないとあきらめていたのですが、意外と問題なく選出されました。
良かった!

5月は、新しい議員構成になってそれぞれの一部事務組合の議長・副議長を決める臨時議会がありました。
原村・富士見町の南諏衛生施設組合では、し尿処理・粗大ごみの処理・一般廃棄物埋め立て処理を共同で行っています。
議会の後に施設の視察がありました。

《し尿処理施設》
090525 nansu shisatsu 1.jpg
丁度、処理した水を検査していていました。

090525 nansu shisatsu 2.jpg
し尿処理の工程で、処理水をろ過するフィルターです。
写真で見て、縦に3系列になっています。
1系列を毎年順番に交換しているそうです。

し尿処理場は平成4年に竣工されています。
その当時はまだ下水道がそれほど普及していませんでした。
確か今の接続率は97%くらいになっていると思います。
そのために、し尿処理の割合と、浄化槽などの汚泥との割合が大きく変わってきました。
すでに微生物などで処理されている浄化槽の汚泥には栄養分がほとんどありません。
しかも、し尿汚泥の物と違って、脱水してもうまく水分が抜けないそうです。

南諏衛生施センターでも微生物を使って処理しているので、浄化槽などの汚泥の割合がこれ以上多くなると、処理に問題が生じてきます。
現在の状態がぎりぎりのところだとのこと。

平成4年に施設が竣工していますが、処理能力は 
・し尿     :40k㍑/日 
・浄化槽汚泥: 2k㍑/日 
・合計     :42k㍑/日    し尿:合併浄化槽の割合が、「95:5」です。

ところが、平成20年度の処理実績は
・し尿     :4,526Kℓ 
・浄化槽汚泥:1,537Kℓ
・合計     :6,065Kℓ   し尿:合併浄化槽の割合が、「75:2」 になっています。
すでに、処理能力からするとかなりの不都合が生じています。

これから大きくし尿の量が減ることはないでしょうが、浄化槽汚泥が増える可能性はあります。
いろいろ研究して処理し、処理前にアンモニアを投与する方法など、今後検討中とのことでした。
し尿処理場の抱える、大きな問題です。

もし、浄化槽などの汚泥がうまく別系統で処理できる方法があれば最終処分場に行く灰も減らせます。
そんなうまい方法はないものでしょうか・・・

《粗大ごみ処理》
090525 nansu shisatsu 3.jpg
今年、大きな予算としてアルミ選別機の購入があります。
集められた缶類を破砕してから、ベルトコンベアーで上げてから選別そうです。
アルミ選別機はこの写真の左奥で、外見では見れない場所にあります。

090525 nansu shisatsu 4.jpg
丁度、粗大ごみの回収の日でした。
運ばれた粗大ごみを手選別しています。
大変な作業ですね。

090525 nansu shisatsu 5.jpg
5月現在の最終処分場。
070529 nansu . 5jpg.jpg
アングルがちょっと違うのですが、この写真は2007年5月に見学に行った時の同じ最終処分場の状態です。
現在は焼却灰の処理を外部にも委託しているので、それほど増えていませんね。

昨年の埋め立て量は、229㎥。
諏訪南からの焼却灰の搬入は1回で、後は処理できない粗大ごみの破砕した物が埋め立てられています。

この最終処分場の埋め立て可能容積は26,500㎥。
平成20年度末で         累計が17,385㎥です。

この最終処分場の新設が喫緊の問題です。
候補地を決めるところから大変な作業です。
各市町村で、まずは候補地を出してもらってはどうかと思います。
本当なら、各自治体、自分のところの灰は自分の所で処理する場所を持つのが理想ではないでしょうか。


貼り主: chiyoko 日時: 2009年05月31日 11:57
コメント
よかったらコメントを貼って下さい









上記の情報を記憶させますか?