4月12日
田んぼ組の「種おろし」がありました。
つまり「種まき」の事ですが、「種」を大切に土の上に「おろす」と言う言い方に、
また日本人の美しさを感じますね。 ^^

まずは、みんなで集合して、本日の作業の説明を受けます。
畑の脇の梅がきれいに咲いていました。
ここ何日かの暖かさで、富士見でもいっせいに桜が咲きました。
桜が咲く頃がお米の種まきの時期だそうです。
ここの地方では、編笠岳に雪がなくなったら、種まきをするという申し伝えがあったようです。
この日の編笠岳には、まだちょっと雪が残っていましたが、もみ殻薫炭で保温するので大丈夫との事でした。

自分が作る1畝(5m×20m)の田んぼの一角に苗床を作ります。
苗床の大きさは、3m×80cm
その周り四方に30cmくらいの通路を確保して、その外周30cmくらいの溝を掘ってモグラよけにします。
まず、苗床になる部分の草を根ごと、クワで削り取っていきます。
表面の土には、草の種があるので、草と一緒に土も削り取ります。

クワで5cmくらいの深さまで耕した後、カマの背などで土の塊を砕き、細かくします。

クワの背で、かなり力を入れてたたき、土の表面を平らにします。
草だらけだった場所が、見違えるようにきれいになりました。

種まきです。
手の中で躍らせるような感じで、上から振って全体に行き渡るようにします。
1畝の田んぼに、0.6合が目安だそうです。
でも、初心者は、少し多めに0.7合~0.8合くらい準備してあります。

さて、この人たちは、一体何をしているのでしょうか・・・???

それぞれの種籾の間隔が、2~3cmになるようにしています。
位置が決まったら、軽く押さえていきます。
この場所は、作業説明のためにみんなでやっていますが、自分の受け持ちは自分の責任でやらなければいけません。
つまり、3m×80cmの広さを、一人でこの作業をする人もいる訳です。
私は、半畝を分けていただいたので、1.5m×80cmに 0.3合~0.4合の種もみを蒔けばいいことになります。

どうです!
きれいに並びましたね。

3月に溝堀りをした時に取っておいた土を細かくふるいにかけます。
大きな塊が結構あって、しかも硬く、この作業も大変でした。

振るった土を蒔いた種もみの上にかけていきます。
土の厚さの目安は、土をしっかりと押さえたときに、大豆1個分。
う~ん・・・なかなか難しい・・・

土をかけた後は、しっかりとクワの背などで押さえつけます。
この作業も、発芽に影響するそうです。
しっかり押さえておかないと、すぐに乾燥してしまうのだそうです。
なるほど・・・・

種を蒔いたときの状態で、必要なら水をまいておきます。
この日は、乾燥していたので、表面が光るくらいに水をまきました。

さて、もみ殻薫炭の出番です。
厚さが1cmくらいになるように、全体に平らに広げます。

薫炭も、後でしっかりと押さえておきます。

保温と鳥よけのために不織布を掛けます。
端は、竹に巻いたり、板で押さえておきます。
隙間から、鳥が侵入しないように、土でカバー。
今回使用しているのは、とうもろこし繊維からできたものだそうです。
地温10度が10日間続くと発芽するそうです。
(つまり、積算温度が100度を超えると発芽する)

一連の作業の説明を受けて、各自、作業開始です。
私が半分やらせていただくことになったSさんは、溝きりの時に苗床の準備をしてありました。
表面の土を削って、米ぬかをまき、藁で覆った状態です。
藁を除けると、たくましい雑草が生えていました。

米ぬかをまきすぎたところは、写真のように白いカビが生えています。
これは、取り除いて、苗床をきれいにしました。
種を蒔いてから、土やもみ殻薫炭をかけて不織布で覆うまでは、
土が乾いてしまうので、一気にやって終わらせなければいけません。
私は午後から他の用事があったので、苗床の準備までをして、乾かないようにトタンを被せ、お昼まででこの日は終わりにしました。
他のメンバーは、午後も続けて作業を終わらせたようです。
作業の田んぼが近くって良かった・・・ ^^
貼り主: chiyoko 日時: 2009年04月15日 16:29