2009年04月02日

諏訪南行政事務組合 ~今、なぜ一元化なのか?

3月30日に諏訪南の議会がありました。
H21年度の予算議会ですが、3市町村の議員に説明のあった
「今後のごみ処理の基本方針と事務手続きの規約変更」について質問をしようと思っていました。
ところが! 
「予算委員会だからそのことについて質問があっても受け付けない」と言われてしまいました。
しかも、原村では議会への説明をしたのですが、まだ結論が出ず、もう一度説明するとの事でした。

議会の前に、議長・副議長・特別委員会の委員長・副委員長の私で、当日の議事進行についての打ち合わせがあります。
そこで、原村は、まだ説明が終わっていない、と始めて聞きました。
「3市町村、足並みが揃っていないので、諏訪南では話ができない。
 しかも、今回は予算議会なので、質問をしても受け付けない」

「えぇ~!! だって、3市町村のごみ処理の基本方針ですよ。
 これに基づいて事業だってやるのに、どうして議論できないんですか」
がんばったのですが、だめでした。
がぁ~ん・・・

でも、何とか質問しなくっちゃ・・・
それから、私の頭はパニック状態で、予算の質問にこじつけられないかと、フル回転。
う~ん・・・ でも、なかなか思い浮かばない。
他の議員さんが質問してる間も、ぐるぐる頭は回っていました。

しかし、他に質問がなく・・・仕方ない・・・手を上げて、まず、3点質問しました。
・循環型社会交付金について
・昨年立ち上げて情報を公開していく、と言っていたHPについて
・負担割合について、協議会で話し合われているのか

*灰溶融炉を建設するために交付された循環型社会推進交付金は、まだ、継続中。
 灰溶融炉を建設するために富士見町にあった(南諏衛生施設組合)焼却施設を壊しています。
 この時に、交付金を使っているのですが、もし、その場所を使わないと交付金を返さなければいけません。
 返さなければいけない金額が全額なのか、交付された1/3なのか聞いたところ、使った1/3だそうです。
(この交付金については、環境省に質問に行った時の報告を、以前のページで書いています)
*HPは、とにかく現在ないので、何とか早く立ち上げていただけるようにお願いしていきましょう。
*負担割合については、事務方レベルでの話し合いが行われているそうです。

同じ内容の質問を2回目でした時に、とぼけて負担割合に関係している協議会での話として、ごみの一元化について聞きました。
昨年の9月の諏訪南の議会のときに、私が「何で今、協議会を立ち上げる必要があるのか」と質問したときに、
協議会長の柳平茅野市長が
「・・・これからの方向性を踏まえて諏訪南として今までの事業のほかに何をしなければいけないのか、すべきなのか、・・・・・
・・・ごみ処理の一元化の問題だとか、あるいは施設・・・
 ・・・・そういったことも含めて諏訪南の事業として、何をしていかなければならないのかというのを、この検討委員会の中で議論していただきたい・・・

そんな答弁をなさっているのです。

でも、検討委員会では、一度もごみの一元化について話し合われていません。
私も、本当は検討委員会の中で議論されるべきだった、と思います。

協議会長が「これから作るごみ処理基本計画で検討しなければいけない」
と、言われたので、もう一度
「基本計画をつくる中で、議論していくんですね」と、確認しました。
すると、センター長が立ち上がって、
諏訪南のつくる基本計画の上にある、上位計画で詠われているので、諏訪南の計画でもそのとおり盛り込んでいく、と言う回答をしました。

「上位計画で詠われていても、この地域にあったごみ減量化の政策を進めるべきだ」、
とは、言ったのですが、上位計画について調べていなかったので、要望にとどめました。

本会議でも、H21年度の予算については反対ではないので、賛成討論の中で要望としていくつかお願いしました。
まず、ホームページを早く立ち上げて、諏訪南で行っている、排ガスや土壌などのいろいろな調査結果を誰でもいつでも見ることができるようにすること。
特に、最終処分場近隣の皆さんには、これからも長くご迷惑をおかけすることになるので、情報公開については徹底していただきたいと言う点

もうひとつは、負担割合について排出割を入れるように、早く議論して欲しいということ

最後にごみの一元化については、一元化した場合としない場合とのシュミレーションを行い、そのデーターに基づいて議論する場所を設けること。

一元化を目指す規約変更については、各議員さんがたに、訴えました。
常に住民にとってどうなのか、と言う視点に立ち、住民からごみ問題が遠くなりかねない事務の共同についてそれぞれの議会で慎重に審議していただきたい、とお願いしました。

この、ごみ処理の一元化については、住民の皆さんにどのように訴えていけばいいのか悩みます。
「灰溶融炉」と、言うように、考える対象物そのものがあるわけではありません。
しかも小さな自治体でやるよりも共同してやったほうが財政的にも負担が少なくなる、と考えがちです。
でも、根本的に、ごみを減らしていく、事を考えると間違いです。

今、燃やすごみを減らすために、一生懸命に分別をしてリサイクルしています。
でも、リサイクルは、あくまでも途中経過で仕方なくするもので、目的はごみを減らすことです。
リサイクルすればするほど、自治体には財政的負担が増えます。

茅野市・富士見町・原村ともに、ごみ減量について、真剣に取り組んでいるその時期に本当に一元化に進むことが最良なのかは、とっても疑問です。
処理施設を行政で持たずに、業者に委託して、地域の産業として育てていくのも、選択肢の一つと考えます。

現在の私たちの決定により、将来を引き継ぐ人たちに、経済的にも環境面でも不利益が生じない選択が最も重要です。
どうやって皆さんに訴えていけばよいのでしょうか・・・・

貼り主: chiyoko 日時: 2009年04月02日 14:14
コメント

4/9付けの市民タイムスによると、
山形村は処分場の延命化のために
今年度から焼却灰の全量を埼玉の民間施設で
人工砂にリサイクルするそうです。
松本市や波田町も同じ埼玉の
民間施設で人工砂にリサイクルして
いるようです。
取り組みとしては、素晴らしいですね。

貼り主: 一般市民 日時: 2009年04月10日 17:23

一般市民さん こんにちは
コメントをありがとうございました。
お返事が遅くなって申し訳ありません。

実は、その記事も人口砂のことを知らず、なんとお返事をしたら良いのか悩んでいました。
昨日、その記事を読みました。

人口砂がどういったものなのか、詳しく調べていないのですが
私の感想を述べさせていただきます。

私たちが反対してきた「灰溶融炉」(又は多くの溶融施設)で作られる焼却灰を高温で溶かして固めるガラス状のスラグも、
建築資材などに利用されるというものです。

この、ブログでも書いていますが、私自信も最初はこれからの循環型の社会づくりに貢献するいい施設だと思っていました。
でも、あるお母さんから「本当に大丈夫でしょうか」と言われ、調べてみてこれはとんでもない方向に国は向かっていると分かりました。

高温で処理すると言うこと。
財政的・環境面での将来にわたる負担。
できたスラグの問題・・・などなど

国の定めるJAS基準ひとつとってみても、高温で処理されることに対応していません。
たとえばスラグの溶出試験は、・酸性雨・温度の変化・塩害、紫外線などの影響に対応していません。
国が基準を示しているのですから、基準をクリアすれば国中で使われることになります。

このスラグのことについては、「予防原則」と言うページで詳しく書いています。
http://www.angelchiyoko.net/mt/archives/000338.html
良かったら、読んでみてください。

私もすべてを反対するわけではなりませんが、
つまり、疑問に思うことが、次から次へと出てきて、その一つ一つに納得できる答えが見つからないのです。

この、人口砂も50年、100年と年月が経ってから、閉じ込めたはずの重金属が溶け出すなんてことにはならないのでしょうか・・・
アスベストが夢の素材だったように私たちの決定が、将来を担う子供たちに不の遺産とならないのでしょうか?
慎重にならざるを得ません。

そのことを考えると、今の段階では焼却灰を保管しておくと言う考え方が最良の方法だと思っています。

貼り主: エンジェル 千代子 日時: 2009年04月16日 09:32

お返事ありがとうございます。

私も色々と『人工砂』と言うものを調べてみましたが、
『溶融』や『スラグ』とは別物のようで、『焼成』と
呼ばれ、『溶融』とは違って、重金属等を閉じ込めるのではないようです。
埼玉の民間施設とは『埼玉ヤマゼン』と言う会社で、
埼玉県の『彩の国資源循環工場』と言う埼玉県の施設内に
あるリサイクル会社が集結した場所にある会社のようです。

私が調べたところでは、埼玉県内の市町村等やその他の県のほか、
長野県内でも山形村だけではなく、松本市・波田町・上田市等も『埼玉ヤマゼン』で焼却灰のリサイクル化を行っているようです。

いづれにしても、興味のある施設ですし、インターネットで
調べたところ、申し込めばいつでも見学が出来るようですので、
一度見学してみたい施設ですね。


貼り主: 一般市民 日時: 2009年04月21日 21:03