2009年03月27日

田んぼ組

我が家の目の前の田んぼをやらないかと、お誘いを受けました。
一枚でも田んぼを残したい! 自分の食べるお米くらい自分で作りたい!
どうせ作るなら、安全に拘った米作りをしてみたい。
そんな気持ちもあったので、友人に教わりながら自然農に挑戦しようかと決心しました。
最終的に、田んぼはもう一年、持ち主が作ることになり、正直ほっとしています。
でも、自然農は、今年一年間、勉強してみようかと思っています。
ちょっと遅くなりましたが、その一回目の様子をご報告。

三重県の赤目自然農法塾・川口由一氏の指導のもと、2年間自然農を学んだ知人がいます。
岩手県の遠野市で3年、小淵沢でしばらく自然農をやっていたのですが、昨年、縄文の里に強く惹かれて富士見町に引っ越して来ました。
夫婦で自然農の田んぼや畑の勉強会や学校を開いています。

無農薬・無肥料・不耕起の「田んぼ組」で、今年一年、学んでみようと思っています。
学校と言っても、校舎があるわけではなく、各自、1区画1畝の田んぼを学びながら実践していきます。
講習と共同作業が毎月一回、土曜日か日曜日の午前中にあります。
作業内容によっては、一日かかることもありますが、基本的には半日の作業。

この「田んぼ組」に参加しながら、我が家の前の1反部4畝の田んぼを作ってみようと思っていたのです。
興味のありそうな人に声をかけて、5~6人の協力が得られそうでした。
しかし、自然農は一つ一つの作業(つまり労働力)が大変そうで、やろうと決めてから、
今年一年の作業のことを考えるとかなりプレッシャーが掛かっていました。

田んぼをやったことがないのに、教わりながらにしろ素人が自然農の田んぼをやるなんて無謀だとも思いました。
もし、失敗したら、田んぼを貸してくれた大家さんにも恥じをかかせることに事になるんじゃないか。
でも、成功させて、ここら辺で田んぼを作っている人たちに、やればできるところも見せたい。
手塩にかけて育てたお米を、家族にも食べさせたい。
いろんな思いでがよぎり、考え始めると眠れなくなることもありました。

最終的に、田んぼのもち主がもう一年田んぼを作ることになり、
がっかりしたのが半分、ほっとしたのが半分と言ったところです。

「田んぼ組」のほかのメンバーは、みんな、自分が今年一年間作業する1畝の区画が割り当てられています。
でも、私は、我が家の目の前の田んぼを作るつもりだったので、区画を分けてもらっていません。
皆さんと集まって作業しながら学ぶのは同じなので、皆さんの作業を手伝いながら実践も学んでいこうと思っています。

1月に学習会と種籾の選別が終わっています。
参加していないので、後日指導してもらいました。

《3月7日》
さて、この日の作業は、田んぼの溝切りです。
090307 tanbonogakkou 1.jpg
最初にみなさん集まって、作業の手順について説明。
田んぼの水まわりや水はけを良くする為に、溝を切ります。
この溝は、各区画の境になり、人が歩く通路にもなります。

090307 tanbonogakkou 2.jpg
この畑は昨年、雑穀を作ったところだそうです。
実を収穫した後の茎などはそのまま畑に戻します。もちろん、耕しません。

まず、1畝ごとに紐を引いて、これから溝を掘る場所の枯れ草を八つ手で取り除きます。

090307 tanbonogakkou 3.jpg
表面の土には雑草の種などがあるので、表土の2~3cmを取り除きます。
くわで表土だけ取り除くのですが、結構難しい作業です。

090307 tanbonogakkou 4.jpg
スコップの幅に溝を掘るので、溝の両脇に切り込みを入れていきます。
溝の幅は約30cmくらい、深さは20cmくらいです。
表土を除いた土は、土嚢袋に入れて雨の当たらないところに取っておきます。
4月の種まきの時に、かける土として使います。

090307 tanbonogakkou 5.jpg
大方の説明を聞いてから、分かれて、各自の区画の溝を掘り。
1畝(5m×20m)ごとの区画割ができました。

最後に米ぬかを1畝あたり15kg~20kgまきました。
本来、自然農では無肥料ですが、この畑は何年も耕してきた畑なので、土を活性化させるために撒くのだそうです。
やせている土地では、1畝あたり40~50kg撒くこともあるのだそうですが、撒きすぎるといもち病になる恐れもあります。
その、見極めが難しいんですね。

090307 tanbonogakkou 6.jpg
これは、昨年自然農法でお米を作ったところ。
右端のわらが敷いてあるところは、種まきをする場所を準備してあります。
雑草の種を避けるために、今回と同じように表面の土を2~3cm削りわらを敷いてあるのだそうです。

さてさて・・・
これから一年間、お米を育てて、無事収穫する事ができるでしょうか・・・
楽しみです。

貼り主: chiyoko 日時: 2009年03月27日 20:19
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