ある日、夕食を食べていると、町の有線放送のお知らせで「子育て座談会」と言う言葉を耳にしました。
「これは、面白そう・・・」
きっとたくさんの人が参加して、喧々諤々の議論がされるに違いない!
皆さんの意見を聞きたいので、開催場所などを調べて、傍聴するつもりで出かけて行きました。
ところが!!
行ってみると、参加者が少なくってちょっと寂しい状態。
参加者の子守のボランティアにいらっしゃっていた民生委員の方にも、座談会に参加していただきました。
有線放送をよく聞いていなかったのですが、この座談会は公民館の主宰で開かれたものでした。
公民館報が子育ての問題を多くの人と共有するために、公民館報の掲載を目的として開いたものだそうです。
まず子育て活動をしている団体の代表が活動の報告をし、その後に、参加者で話し合いました。
参加団体は、子育てサークルの「ヤミー」、「じゃがいもの会」、「子育て広場AiAi」、AiAiの運営をしている「富士見子育てネットワーク」、富士見小学校「で読み聞かせをしている「読み聞かせの会」
私も、幾つか、質問や意見を述べさせていただきました。
子供が、一番最初に社会に出るのが、保育園や幼稚園。
特に、一番上の子供のときには、親にとってもその時までが、孤立しがちです。
ちいさな子供と二人っきりで、子育てに悩み疲れているお母さんが多いのではないでしょうか。
保育園が始まると、送り迎えの時に顔見知りになったお母さんたちと友達になれます。
相談したり、愚痴を言ったり出来る相手って、子育てでとっても大切です。
その3歳までの子育てについて伺ってみたかったのですが、幼稚園でのお母さんのつながりも子供の関係まであって大変、という話になってしまいました。
それから、富士見町で行っているサービスについて質問してみました。
「フャミリーサポートセンター」が、子育て中のお母さんの支援のために立ち上げられています。
これは、保護者が何らかの都合で子供を預かって欲しい時に、有料(1人 1時間 700円)で面倒を見てもらえるシステムです。
(0歳~12歳)
面倒を見てもいいよ、と言う人が一定の講習を受けてから登録され、支援したい人と支援を受けたい人とを結ぶ役を果たします。。
お母さんが病気になった時や、美容院に行きたい時に使い勝手が良いんじゃないかと思っていました。
でも、この利用者が少ないんです。
私は、富士見町に引っ越す前は、千葉県の船橋市のマンションに住んでいました。
子供が同世代の仲の良いお母さんたちもいましたし、よく、お互いに子供を預けあってもいました。
でも、親しいとはいっても、相手も子育て中のお母さん。
頼んでばかりいるのも、気が引けます。
子供たちが小さい頃は、本当に「何とかしてくれ!!!」「誰でもいいから、助けて!!」
と、思うことがありました。
どんなに子供がかわいくて、子育てを楽しいと思っている人でも、きっと経験があると思います。
もし、そんな時に「フャミリーサポートセンター」のような支援があれば、私はお願いしていたんじゃないかと思うのです。
利用が少ない事が、とっても不思議だったので質問してみました。
すると、近くにご両親がいたら、そちらに預けるという意見や
「預けるのがちょっと心配」「自分の都合で子供を預けるのは気が引ける」というようなお返事をいただきました。
なるほど・・・
でも、ちょっと違うんじゃないかな・・・
そこで話の流れの合間をぬって、わたしの経験からお話をしました。
日本人って、「人に迷惑をかけてはいけない」って一般的には考えられていると思います。
勿論、犯罪や相手を傷つけるような事は論外です。
もうだいぶ前の話になりますが・・・(何しろ子供たちがまだ小さい頃でしたから・・・^^;)
新聞記事に「韓国人は、人に迷惑をかけて助け合う。日本人は迷惑をかけてはいけないと言われさみしい」と言うような内容の韓国人の方の記事を目にしました。
その時に、私の胸に落ちるものがあったんです!
「そうか・・・迷惑をかけてもいいのかもしれない」って・・・。
親だけの関係しか持っていないと、親の価値観の中だけで育つ事になります。
でも、いろんな人がいて、いろいろな考えがあることを、小さな子供も学ぶべきではないでしょうか。
家庭で事情も違うんだし、価値観も違う。
私は、お母さんがまず幸せであって欲しいと思います。
そうじゃないと、子供の面倒も気持ちに余裕をもって接する事が大切だと思うんです。
母親には許されない事がおばあちゃんには許されていいと思うんです。
子供は、そんな中から、人との距離の持ち方や接し方を学んでいくんじゃないかな。
私は、そんなふうに考えるようになってからは、
「そうそう・・・子供はみんなの力を借りて育てなきゃ」(なぁ~んて、居直っちゃって・・・^^)
「子供たちを泊まりに来させていいよ」とか「どこかに連れて行ってあげるよ」といわれた時に、ありがたく甘える事にしました。
子供を取り巻く大人が、みんなで子育てをすべきだと思うんです。
そういことがつながって、「地域が子供を育てる」って事になるンだと思っています。
私だけがしゃべっているわけにはいかないので、上記の内容の「迷惑をかけてもいいんじゃないか」と言う部分の話をしました。
すると、一人のお母さんが
「私は始めての子供のときに、どうしていいか分からなくって悩んだ結果、預けて育てました。
その時の事を思うと、今でも子供が、かわいそうでたまりません」と、おっしゃいました。
「どうやって育てたらいいんだろう・・・」ってまじめな人ほど、本当にこれでいいのかって悩んじゃう。
そんなお母さんに「大丈夫だよ!」って、言ってあげたい!
我が家の子育てがちゃんとできたか、なんて、全く自信はありません。
でも、4人の子供がいて、親としては同じように愛して同じように接しているつもりでも、
子供たちにとっては、そうは受け取られません。
「いつも自分ばかりが怒られていた」とか「あの時はこうだった」とか。
性格だって、正反対。
兄弟の力関係や友達との関係もある。
それぞれの子供の個性もある。
親のできる事は、「どんな時も君を愛しているよ」って伝える事と、「親も頑張って一生懸命生きています」って後ろ姿を見せるくらいのことじゃないでしょうか?
と、私は居直ってしまった訳です。^^;
私みたいに、きわめてドジでも子供はちゃんと育つし、
むしろ、親がちょっと抜けてる方が、子供たちはしっかりと育つかも知れない ^^;
その代わり、我が家では小さい頃から、子供にもちゃんと仕事の役割があったし、礼儀や感謝する事についてはしっかり教えてきたつ・も・りです。
子育てに、「これが正解」なんてありません。
子供を取り巻く大人たちがみんなで「社会の宝の子供を育てよう」って環境になるといいですよね。
この日の懇談会も、「地域の力」ってところにキーワードがあったようです。
座談会の内容は、3月の公民館報に掲載されるそうです。
お楽しみに!

教育委員会が発行している「子育てガイドブック」です。
子育て支援のための、町のサービスが載っています。
妊娠から学校関係、助成制度や相談窓口の案内があります。
分からない事は、気軽に相談しよう!

ふじみ子育て情報紙「AiAiつうしん」
内容は勿論ですが、いつもこのレイアウトのうまさに感心しています。
子育て中のお母さんたちが中心に、NPOを立ち上げて、AいAiの運営に当たっています。
ヤミーやじゃいもの会は、決まったメンバーの集まりのサークル。
AiAiは、開館中なら、だれでも自由に行って過ごせる場所です。
それぞれに役割があって、自分に合った支援や集まりを利用して、子育てを楽しんでいただけたらいいですね。
貼り主: chiyoko 日時: 2009年01月29日 23:52