「コルベ神父」は、1930年~36年まで、日本でも普及活動をしていたポーランド生まれの神父さん。
アウシュビッツ収容所で、処刑が決まった男性の身代わりになって餓死刑に処されました。
福島県の「アウシュビッツ博物館」にゆかりのある方のつながりで、
12月の22日~28日まで、南中学校のすぐ横の富士見町の古民家で原画展が開催されていました。
いつも、事後報告になってしまって、反省!
こんな企画は、皆さんに早くお知らせしなければいけんませんね。
この貴重な原画展、来年度から全国を回る予定だそうでが、それに先立って富士見町で開催されました。
アウシュビッツ強制収容所の歴史を伝える為に、福島県の白河市に「アウシュビッツ平和博物館」があります。
2003年に、その施設が移転され、建設やその後の運営に関わった有志グループの手で、今回の原画展が実現しました。
関わった方の話によると、富士見町内は勿論、県外からの来館もあったそうです。
コルベ神父は、処刑されることになっていた男性の身代わりを申し出て、餓死刑に処されました。
最後まで他の処刑者を力づけ続け、水や食料を断たれても2週間も最後の一人として生き続け、最終的には毒殺されたとの事でした。
その行いが、「人を思いやる」象徴として、語り次がれているんですね。
収容所で同室だった画家の手で、コルベ神父が身代わりを申し出ている場面や、死体の中でガリガリにや痩せてなお祈っている姿が描かれています。
収容所での様子を伝える、本当に貴重な資料でした。
身代わりになって助けられた男性のその後が気になったのですが、奇跡的に収容所から生還されていました。
身代わりに生き残った男性も言っているように、原画からも「語り継いで行かなければいけない」、と言う強い意思を感じます。
この原画展の行われた古民家は、南中学校のすぐ隣です。
子供たちも見に行ってくれれば良いのに・・・と、思っていたところ・・・
グループのメンバーのお一人が、南中学校の生徒たちに「見に来てください」と言うお手紙を書いて学校に届けてくださったそうです。
それを受け、すでに3年生全員で見学に行っていました。うれしい話ですね! ^^
この古民家、藤井さんと言う方のお宅なのですが・・・
実は、この家を拝見してすっかり惚れ込んでしまい、我が家は同じ大工さんにお願いした経過があります。
我が家で見学に行った時に、南中学校の子供たちの感想文をちょっと拝見したのですが、みんな正直な気持ちが書かれていて感激しました。
多くの子供は、神父の行動を、自分に照らし合わせて考えていました。
肯定的な感想だけではなく、中には「神父の行動がよく分からない。誰かが死ぬ事には変わりない。」と言う感想もありました。
子供たちにとって、真剣に「平和」や「死」についても考えた時間だったのでしょう・・・
藤井さんのおっしゃるように「人間の尊厳や強さ」についても考えずにはいられません。
本当に、いい機会を与えてくださったと、主催してくださったグループに・・・
そして、また、それに応じて下さった南中学校の先生に感謝です。
子供たちの感想には、藤井さんの人柄やお宅についても書かれていました。
藤井さんは世界中を旅していらっしゃる方なので、平和についてのお話だけではなく、子供たちには興味深い話をいろいろしてくださったようです。
また、日本の民家のよさを感じた子供たちが多かったようで、その事がまたうれしくもありました。
古民家のよさを再発見して、将来こんな家に住みたいと思った子供もいたようです。
我が家も、この農村の風景にあった家だと自負しています。
日本の農村の風景を美しいと思い「引き継いで行きたい」と思ってくれる次世代の若者を育てて行きたいものです。