先日のページでも触れましたが、麻生総理の「定額給付金」についての発言。
一国の総理大臣が、一つの政策について、平気で二転三転する発言をしています。
それで、昨年の暮れに話題になった、日本航空「JAL」の西松社長がバスで通勤したり社員食堂を利用しているという話を思い出しました。
定額給付金は、確か最初は、生活支援の意味合いが強かったはずです。
だから「貧しい人や困った人に渡す」と言っていたし、
「高額所得者がもらうことは『さもしいことだ』」とまで発言しているのです。
「景気対策の観点から受給・消費を促す考え」に変わったようです。
目的が、そんなに簡単に変わってしまったのでしょうか・・・
恥ずかしくないのだろうか・・・
それに伴って、総理が給付金を受け取るのか、受け取らないのか。
議員が受け取るべきなのか、そんな事が話題になっています。
はっきり言って、そんな低レベルの話でじゃないでしょう!
一国の総理大臣が、自分の発言をそんなに軽々しく変えていいものでしょうか。
そんな、総理大臣・政府を誰が信じるだろう・・・
恥ずかしく思う国民が多いはずです。
そんな簡単な事さえ、今の首脳陣は分からないのだろうか・・・
腹を立てている国民も多いと思うが、腹を立てても仕方ない、と無力感に陥ってしまう人も多いと思う。
そんな事を考えていたら、昨年の年末に話題になった、JALの社長の話を思い出しました。
『マネージン』の記事より ~
米CNNが先月放送した1本のニュースが米国のインターネットユーザーを中心に話題になっている。
そのニュースは、CNNが日本の航空会社、日本航空(JAL)の西松遥社長を取材したものだ。
ニュースでは市営バスを利用して会社に出勤し、社員食堂で一般社員と並んでランチを食べる西松社長の様子が放送された。
先月19日に米3大自動車メーカー(ビッグスリー)の首脳らが公的資金を要請するために、
デトロイトから豪華なプライベートジェット機でワシントンに乗りつけた件が国民の反感を買い社会問題となっている中、
世界トップ10に入る国際航空会社・JALの社長の倹約姿勢は、多くの米国民に驚きをもって評価されている。
米国企業のCEO(最高経営責任者)らが経営不振にもかかわらず高額の所得を得ていることについてCNNから意見を求められると
「日本では、トップと社員の賃金格差は小さい。企業はお金ばかり求めると経営は失敗する。それを私たちはバブルの時代に学んだ」
と答えた西松社長だが、とりわけ米国民を驚かせたのは、昨年の彼の給料が自社のパイロットよりも低い9万ドル(900万円)だったことだ。
自らの給料に対し、西松社長は 「(経営不振が原因で)早期退職した社員は私とだいたい同じ年代。私も彼らと痛みを分け合うべきで、給料を減額した」と 述べている。
このニュースが動画共有サイト「ユーチューブ」などにも投稿されると、短期間に4万回以上視聴され、
「米国のCEOは彼を見習うべきだ」「金融危機の時代にあって、経営者のモデルとなりえる」など多くのユーザーが好意的なコメントを綴っている。
10月には国内線で競合するリニア中央などの新幹線に対抗意識をあらわにし、会見で
「悔しかったら(新幹線で)ソウルまで飛んでみたら」 などと述べた発言が問題視された西松社長だが、
日本国内とは対照的に海外では高く評価されているようだ。 ~
★この西松社長、’06年から07にかけて、赤字を黒字に変えた、思い切った経営再建をやっています。
その一つが大規模なリストラ。
1200人以上の社員を削減。
最大60%の給与カット。
人件費だけで、一年間で500億円もの削減をしたそうです。
でも、自らがまず模範を示しています。
給料をパイロット(1954万円)の半分の960万円に。
社長車を廃止して、電車通勤に。
社長室を会議室の一室に。
また、土日は電車で空港に行き、お客様の話を聞く事もするとの事です。
西松社長がたとえ1000人以上のリストラをしたとしても、やっている事がパフォーマンスだと言う人がいても・・・
多くの人の心を動かすんじゃないでしょうか。
結局、人を動かすのは、その人の資質ではないでしょうか。
トップの姿勢が、社員も変えます。
どんなに厳しい状況化でも、トップで変わる事は可能です。
そういえば、オバマ氏も「チェンジ」で、アメリカ人の心を動かしましたね。
貼り主: chiyoko 日時: 2009年01月10日 16:38