2008年10月04日

ごみ処理基本方針検討委員会

茅野市・富士見町・原村、3市町村の「ごみ処理基本方針検討委員会」
9月30日に、第3回の会議があり、「ごみ処理システムの検討」などの議題について話し合われました。

前回の会議の決定事項などについての確認をした後、資料に沿って事務方からの説明がありました。


kentouiinkai 1.jpg
当日の資料です。
事務方からは、以下の説明がありました。
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◎「ごみ処理施設の検討について」
施設整備の比較検討
再生率、最終処分量の削減率、技術、事業コスト、環境保全などを〇△Xで3点、1点、0点として、合計の得点で総合評価する。
↓下記がのイメージ図です。
kentouiinkai 5.jpg

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◎「考えられるごみ処理システム」(ごみ処理施設の組み合わせ)
可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみのそれぞれについて、以下の3パターンで考える。
パターン① 現在の処理施設を利用する(新たな処理施設を建設しない。
パターン② 現在の処理施設を利用する + 新たな処理施設を建設する。
パターン③ 現在の処理施設を利用しない + 新たな処理施設を建設する。

★イメージがつかみやすいように、資料から表の例を画像で載せてみます。

↓下の表は上記の可燃ごみのパターン②の例です。
kentouiinkai 2.jpg

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◎「ごみ処理システムの絞込み」
↓下の表は、処理方法が3市町村で適用可能かどうかを考慮して絞り込んだ、一例です。
ガス化熔融や灰熔融は「処理技術として適用の可能性がある」と〇の判断になっています。
しかし、絞込まれたシステムでは、堆肥化や飼料化、メタン化は、採用は難しいとXの判断になっています。
kentouiinkai 3.jpg

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◎「ごみ処理施設の組み合わせの絞込み案」では、5パターンに絞り込まれています。

    ~資料から抜粋~
「以上のごみ処理システムの解析、前提条件を考慮した結果、現在の計画フレームである、①焼却施設 ②灰熔融施設 ③新リサイクルセンター ④最終処分場
の組み合わせを含め、考えられるごみ処理施設の組み合わせは、以下の5パターンとなりました。

①(可燃ごみ)焼却施設+灰熔融+最終処分場(既存)
 (不燃ごみ)新リサイクルセンター+最終処分場(既存)

②(可燃ごみ)諏訪南清掃センター+セメント化+最終処分場(新規整備)
 (不燃ごみ、資源ごみ)新リサイクルセンター+最終処分場(新規整備)

③(可燃ごみ)諏訪南清掃センター+最終処分場(新規整備)
 (不燃ごみ、資源ごみ)新リサイクルセンター+最終処分場(新規整備)

④(可燃ごみ)ガス化熔融施設+最終処分場(新規整備)
 (不燃ごみ)新リサイクルセンター+最終処分場(新規整備)

⑤(可燃ごみ)炭化施設+最終処分場(新規整備)
 (不燃ごみ)新リサイクルセンター+最終処分場(新規整備)

★下の画像は、上記の③と④のイメージ図です。
kentouiinkai 4.jpg

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★事務方の説明を聞いていると、導かれる結論は見えているように感じてしまいますが・・・ ^^;
検討委員会の中では、選択肢として生ごみの処理方法も幾つか議論の対象となっていくようで安心しました。

その他、処理施設の検討をどのように決めるのか、などについて話し合われ、
次回から、多くの方が活発に意見を出し合えるように、3つのグループに別れ議論をされる事になりました。

また、話し合いの中で、次のような意見も出されました。
「喫緊の課題として最終処分場の問題がある。その問題を優先的に話し合い、その他の施設については時間をかけて考えても良いのではないか」
「ここでシステムを絞り込むことが将来にわたって有効なのかどうか。決めたことが将来、負担になるのでは」
「茅野市でバイオ燃料を作る活動もある。システムをどこまで絞り込んでおけば良いのか確認する必要もある」

そして、
「システムがどうしても一つに絞り込めない場合は、両論の併記も必要」
「それぞれのシステムの持っている問題点や長所を中心に議論していく」
と言う方向で、今後は話し合われていくようです。

また、事務局から
「検討委員会で検討し、提案されたシステムを最終的に決定し採用するのは、協議会である」
と言う確認がありました。

今回、コンサルから提示された資料に沿うと、結論は決まっているな・・・と傍聴していて危機感を持ちました。
しかも、検討委員会としては、12月には協議会に提言を出すと、おしりが決まっています。
数回の議論で、本当にそこまで決められるのか、と言う不安がありました。

しかし、今回の検討委員会では、
「喫緊の問題は最終処分場」と言う事が確認され、「あと10年は持つだろう焼却処分場の問題については、もう少し時間をかけて議論する必要があるんじゃないか」
と言う雰囲気があったように感じました。

技術が日進月歩の中で、今回システムを決めたことが、将来、行政にとっても負担になるのではないか、と言う意見もありました。
「システムを決めたとしても、時代の流れの中で、当然変更も可能」と言う意見もありました。
当然ですね。

しかし、さまざまな問題と共に「灰熔融が時代に合わないのではないか」と言う、柳平組合長判断で、現在の検討委員会がもたれているはずです。
「もう、計画の変更は許されない」と言う雰囲気が、灰熔融を推進してきた人たちや行政の中にはあるのではないか、と私は心配です。

実際、富士見町長は、諏訪南行政事務組合の柳平組合長宛に
①ごみ処理方法における今後決定される事項について、行政はリーダーシップをとり、一貫性を持って対処すること
②設立協議会、検討委員会については、内容の情報公開を行うこと、
の2項目について、文書で申し入れをしてあるそうです。

そう考えると、今回の検討委員会で意見が出されたように、
最終処分場については、早急に結論を出し、そのほかのシステムについては時間をかけて議論する、
と言う方向が望ましいのではないかと感じました。


第3回検討委員会資料をPDFにしました。 

貼り主: chiyoko 日時: 2008年10月04日 22:03
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