富士見町で回収されているプラスチックの行方は?
富士見町で処理をお願いしている中間処理業者、茅野市の南信美装に見学に行ってきました。

この施設では、プラスチック、缶類、紙などの中間処理を行っています。
富士見町で処理をお願いしているのは、プラスチックと紙類です。

この日の午前中に、富士見町で回収された容器包装プラスッチック等です。
このプラの山の向こうで、袋を一つ一つ開け、3人の方が手選別しています。
手選別されたものが、奥のベルトコンベアーに乗って、右奥の機械で圧縮梱包されます。
ここでは、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、アクリル、ABS、ペットの6種に分類しています。

プラスッチックの中に、いろんなものが入ってます。

洗って出してくださいね。

カップラーメンの油がこれくらい付いているとリサイクルとしては使えません。
焼却ごみにまわされます。
このように焼却にまわされるものが、大体いつも1割くらいあるそうです。
ひどい時には生ごみが入ってきたり、お弁当がそのまま入ってくる時もあるそうです。
袋を一つ一つ開けて手選別しているので、回収車であまり強く圧縮してしまうと、開けられません。
今は、改善して圧力を調整しています。
それにしても・・汚いものが入っていると、きれいに分別されたものまで全部汚くなってしまいます。
説明してくださった社長さんも、「洗って出すのを迷うようなものは、焼却ごみとして出していただいた方がいい」とおっしゃっていました。

原村では、この袋に回収時に持ってきた袋から空けて、回収しているそうです。
富士見町では、町の焼却ごみ回収の袋でも受け入れています。
回収の方法にも、検討の余地あり、ですね。

こちらのプラ容器は、破砕してリサイクルします。

発泡スチロール
紙ははがしてくださいとの事でした。

上の発泡スチロールで作られたインゴット
結構重い! 7~8kgあるそうです。
上の写真の山くらいで、2本くらい出来ます。

アルミ缶とスチール缶も圧縮。
同じくらいの大きさでも。アルミ缶は20kgくらい、スチール缶になると80kgあるそうです。

圧縮されたプラスッチックが外に積まれていました。
これらは、北海道の発電所に燃料として運ばれています。
火力が落ちるので、濡れているものや汚れているものは使えないんだそうです。
臭いのひどいものがあると、トラックごと受け入れを断られてしまうそうです。
厳しいですね。
折角、分別したものが燃やされているなんて・・・と、がっかりしている人もいました。
でも、中間業者で選別され、付加価値を付けて、燃料として生きているます。
他のエネルギーを使わずに、捨てられてごみとして燃やされていた事を考えると、CO2削減にも大きく貢献していると思います。
北海道に運ばれているのには、少々驚きましたが・・・
紙類は、処理の過程でホッチキスなどの金属類は除くことが出来るのですが、テープ類は機械に巻き付いてしまい困るそうです。
処理している所を見ながら、問題点を聞くと胸に落ちます。
見学は、事前に相談すれば受け入れていただけるそうなのです。
多くの方に、関心を持って見ていただきたいですね。