2008年09月16日

携帯・IT時代から子供を守る

9月の一般質問でも取り上げた携帯・IT社会の問題。
「携帯・IT社会に大人が果たすべき役割を学ぶ」と言う研修会に参加しました。
~わが子がネット被害者や加害者にならないために~
NPO法人マザーボート・ITながの  理事長 中島 直美さん

私自身、一人の母親としていかに危機感を持たずに過ごしていたのかと、反省させられました。

「ネットの社会には、法律の介入がない、誰も責任を取らないような世界に子供を送り出していいのか!?」
「ネットの世界は一般常識の通用しない世界」
「知らなくてもいい情報を知ることになる」
最初から、衝撃的な言葉が続きます。
「ちょっと聞きに行ってみるか・・・」なんて、気楽に参加した私には、想定外の展開!


「便利だと思うことって一体なんだろう・・・
①答えがすぐ出ること
②連絡がすぐに取れること
③友達が簡単に増えること
④面と向かって言えないことも、簡単に言えること」


先日のNHKの番組でも、「コピペ」なる「コピー&ペースト」の問題を取り上げていました。
多くの大学生が、インターネット上にある情報をコピーして貼り付け、レポートを提出していると言う内容。
その問題を解決するために、レポートの提出ではなく、学生たちに議論させる方法を取り入れた先生が紹介されていました。

情報を収集すると言う意味で、ネットはすごく便利です。
知りたいと思う、キーワードを入力して検索すれば、世界中の情報が簡単に手に入ります。
いろいろな論文などから文章をコピーして、組み立てて自分の論文として提出してしまうのは、倫理に反していると思うけど・・・
でも、コピペをしている多くの学生たちが、特別問題意識もなく「コピー&ペースト」でレポートを仕上げていました。

苦労して、自分の言葉で書くことで、ようやく学んだことが自分の知識の引き出しの一つになるのに・・・
その引き出しを増やすことで、生きていく上で幅が広がり力となるはずです。
「わが子たちは大丈夫だろうか・・・?」と、ちょっと不安になったりもしました。・・・^^;

また、講演のなかで
「皆さんは引きこもりの人たちをかわいそうだと思っているかもしれませんが、彼らは幸せなんですよ」と言う話にはびっくりしました。
テレビは受身。時には見たくないものまで見せられます。
でも、ネットは自分の好きなものだけを見続けることができる。
自分にとって嫌なメールが着たら、消してしまえばいいんですよね。
確かに・・・

人に直接関わる必要もなく、知らないことを聞くことで恥ずかしい思いや、自分の嫌な体験はしなくって済んでしまう。

「実際にその場を訪ねなくても、世界中の情報が手軽に手に入る。
でも、本当に言ってみなければ分からない事がたくさんあるはずだ。
ある小学生は、夏休みの宿題に「海に沈む夕日を書きたい」と言う。
父親は海に連れて行かなければ、と思うが、子供はネットで捜したどこか外国の写真を参考に絵を書いてしまった。」
そんな事例も紹介されました。


母親がこんな社会に子供を送り出していることに、疑問を持たなければいけないということ。
私の場合、もう時すでに遅し・・・と言う感じですが・・・


080826 ITjidai kouenkai.jpg

そして、私たち大人はどうしたらいいのか、と言う話です。

「一生使うな」とは言えない。
こんなネット社会に子供を送り出す自覚と覚悟を持つべきだ。
与える時期と方法を間違えてはいけない
与える前に①善悪の判断をつける
       ②約束を守らせる
       ③思いやりの心を養う・・・見えない顔を想像する。
       ④我慢する心・自制心を養う

また、ネットの情報は、字が細かいし複雑な為、それを読み込むだけの国語の能力がまずは必要だと言うことでした。
確かに、私自身、細かい字で書いてあると飛ばし読みをしたり途中で嫌になってしまうこともしばしばです。
最後の最後に小さい文字で、一番大切なことが書いてあるかもしれないのですから、国語の能力は不可欠ですね。

「すでに与えてしまっている家庭は、後からでも、子供と戦うべきだ」
「一人前の社会人として育てることが親の愛」
「ゆるぎない大人の態度を示す時」だと言うお話でした。

携帯を持たせるためにどうしたらいいかではなく、「持たせるかどうかの選択をすべきだ」と言うことでした。

富士見町でも、知人の知り合いの小学校1年生がすでに携帯でゲームに夢中になっていると言う話も聞いています。
こんな田舎に住んでいるんだから大丈夫、と言う事はすでにとっくに通用しなくなってしまっています。

私も試しに講演会の話に出てきた言葉をネットで検索してみたら・・・
「げっ!?」・・・・・・
絶対クリックしたくないようなアイコンがたくさん並んでいました。

知らないって恐ろしい・・・
まずは、子育て中の親が危機感を持つことが一番大切だと思いました。

それに加え・・・
携帯には電磁波の問題もあり・・・(携帯電話でポップコーンができる!?)
せめて小学生には持たせないで欲しい・・・

まずは家庭での対応。
でも、毎日のようにパソコンを使っていても、「まったく別の世界の話」と言う親も多いのではないでしょうか。
幸い、富士見町の教育長はこの問題に関して危機感を持ち、保護者への啓発活動を重視したいとの事です。

貼り主: chiyoko 日時: 2008年09月16日 22:42
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