ルバーブの生産者の畑の見学会を兼ねて、県の農業改良普及員の指導会を開催しました。
きれいに育っているところ、我が家のように虫の害に悩まされているところ・・・
(このページ、虫に弱い方はご注意ください!!)
今回の見学会は、松目集落の畑を中心に。
松目には、3人の男性の生産者とパノラマスキー場の畑があります。

今年の5月に株分けをしたKさんの畑です。
立派に育ってます。うれしい!! ^^

松目の畑は、みなさん下に藁をひいてあります。
こうしておくと、雨で泥跳ねなどがなく、茎の痛みも少ないですね。
でも、秋になり温度が下がった時、虫や病気の巣になる可能性もあるので、その頃にはよけた方がいいとの事でした。

Jさんの畑。
昨年からルバーブの生産を始めたのですが、研究熱心な方です。
赤いルバーブだけではなく、外国から種を仕入れて3種類ほどのルバーブを生産しています。
ある文献で「直射日光が強すぎると赤い色が出ない」と言うものを見つけ、寒冷紗をかけて実験中です。
さて、直射日光を避けたほうが赤さが増すのか・・・?
見学者の中でも意見の分かれたところです。^^

これが富士見町で特産化を目指している赤いルバーブ。

現在、よく見かける種類。一般的に流通しているのはこの品種だと思われます。
茎の下が赤いものです。
下だけ赤いものの中でも、もう少し赤い部分が多いものもあるようです。

こちらは、茎の部分が全部緑色です。
上のものと同じく、赤いものよりもずっと大きく茎も太くなります。
これなら収穫も簡単なんですけどね・・・

パノラマスキー場で管理している畑です。
後ろの山に見える色の草の色の薄い部分がスキー場の一部です。
パノラマでも、昨年より取り組みを始めてくれています。
レストランで、ジャムを作って、デザートのアイスやヨーグルトに添えて出しているそうです。
今年は、緑色のルバーブも取り入れ、色の違いをうまく利用したデザートもメニューに増えたそうです。
今度、行って報告しますね! ^^

パノラマの畑で、この一株だけ虫の被害の大きいものがありました。

↑どうやら、このヨトウ虫が犯人のようです。
「夜盗む」と書いて、ヨトウ虫と聞いていますが、日中堂々と、姿を現して葉を食べていました。
日中は土の中にいて、夜出てきて活動します。
初めてこの虫の存在を知ったのはルピナス。
葉が次から次へと食べられてしまい、丸坊主になってしまいました。
虫が見当たらないので、訳が分からず困っていたところ、
友人が「きっとヨトウ虫だよ」と言って、土をちょっと掘ってみると・・・
丸々と肥えた、真っ黒なこの虫が出てきました。上の写真よりも大きくなります!
理由が分かって納得したのと、あまりにもでかくて気持ち悪いその様相にぞっとしたものです。
我が家でも、昨年の秋にこのヨトウ虫がルバーブ畑に大発生して悲惨な状態でした。
「米ぬかに集まる」と聞いて、株と株の間においてみたところ、見事に集まったところもありました。
集まった虫を処分して、また米ぬかを置いておく。
広い畑のすべて、この方法でやるのはあまりにも大変で、私は途中で挫折しました。
パノラマの畑では、1株だけなので、この米ぬか作戦を試してみるという事です。

ちょっと分かりにくい間も知れませんが、黒い点々はすべてアブラムシです。
特に柔らかな出始めの葉は、ひどいものになるとアブラムシで真っ黒になります。
葉脈に沿って汁を吸われると、葉がだめになってしまいます。
でも、葉の何枚かがやられても、それに負けない勢いでどんどん新しい茎が育ってくるので、
アブラムシについては個人的にはそんなに気になりません。

我が家の畑です。
いろんな虫害があるので、いい見本!?

この我がたくさんいます。と、いう事は、これから毛虫の害からは免れるという事か!?
虫の害のひどさを愚痴ったら・・・
「有機栽培をやるんなら、虫がたくさんいるのは当たり前でしょう。
有機質を畑に入れれば微生物が繁殖する。その微生物を食べに小さな虫が集まる。
そういう農業を目指しているんでしょう・・・」
普及員にまた、言われてしまいました・・・^^;
そうだ! 虫に負けない元気なルバーブを育てればいいんじゃん!!
どんな資料を見ても、ルバーブには虫がつかないとあります。
ルバーブの原産地のシベリアには、きっとこんな虫たちはいないんですね。
我が家でも、ここ数年で作付面積を増やしたので、それに伴って虫たちもどっと増えたのかも知れません。
そんな時にいつも思い浮かぶのが、インドでであった植物学者の女性の事です。
このホームページの「2005.2.19 インド旅行から ~環境を考える~」で紹介しているスジャータさんです。
虫の害で落ち込んだりすると、彼女の話を思い出します。
私たちがどんな事を目指すべきなのか「弱音を吐いている場合じゃないぞ」と、奮起させてくれます。
上のページを読み返していただければ幸いです。