2008年07月06日

災害時の高齢者支援講習会

家庭看護法の講習会がありました。
~災害が起こったときにあなたが支援できること~

日赤の看護士さんによる講習会でした。

・災害により、高齢者はもちろん、妊産婦、乳幼児、外国人などは影響を受けやすいのできめ細かな支援が必要。
・大切な事は、正しい情報をきちんと伝える事。
・災害により避難所生活になった時に、災害によるショックと避難所生活による環境の変化によるショックと、二重のショックが重なる。
・避難所ではプライバシーがなく、同一場所での寝食で生活にメリハリがなくなる。
・トイレの使用が困難になるので、お年よりはトイレの近くにしたり、歩きやすい通路の確保が必要。
・お年寄りが寝たきりにならないよう、昼は毛布をたたむなどのライフスタイルを考える。
・接するときに、「励まし・慰め・どっこいしょ」は要らない。
 相手が関心を持って行くことが伝わる事が大切。
 相手の感情をありのままに受け止め、むやみに励まさない。
 話を途中できらない。時々あいづちをうち、質問はしない。(耳が痛い!!)
・生活支援の基本は自律支援。高齢者の出来ないところを支援する。
などなど・・・
避難所生活と言うプライバシーもない特別な空間での生活で、お年寄りを支援するときの心がけが、一つ一つうなずけました。
考えると当たり前の事ばかりなのですが、その立場になってみないと、分からない事ばかりでした。

話の後に、実際に避難生活で役立つ技術をいくつか指導して頂きました。
hako.jpg
新聞紙で作る、簡単な箱。
作り方を覚えておくと、避難所などで生ごみなどもこのまま捨てられて便利ですね。

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コップ1杯のお湯で作る、ホットタオルの作り方。
ビニール袋にたたんだタオルを入れ、この中に熱いお湯を100~120mlほど入れる。

上記のビニール袋をもう一枚のタオルでくるみ、まんべんなく揉む。
こんなに簡単に、ほんの少量のお湯でホットタオルか作れるんですね。
これで体を拭いたり、髪の毛を拭くだけでも、お風呂に入れない避難所の生活では違います。

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ダンボールにビニールを入れて、その中にお湯を入れて足を洗います。
あるもので工夫。
足を温めると血行が良くなり、疲労回復やよく眠れるようになるそうです。
「これだけで、一人のお年寄りをちょっと幸せにしてあげれます」と、講師の先生の弁です。

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風呂敷を二つ使って作ったリュックです。

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毛布で作るガウン
紐一つで、毛布をガウン風に着こなす事が出来ます。
まず、下半身を毛布で包むようして、腰のところを紐で止めます。
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たわみを持たせて、上半身を覆い、襟と袖口を整えると、立派なガウンです。
これなら、トイレにも行けて、便利ですね。

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避難所では、床で寝起きする場合が多く、立ち上がりが難しく寝転がっている事が多くなってしまいます。
起き上がりを支援する技術を教えてもらいました。
ヘルパーの2級を取るときに、随分教わった事ですが、日ごろ使ってないと忘れてしまいますね。
自分が起き上がったり、立ったりするときに体をどういう風に動かしているかを考えて支援すればいいんですよね。

この日、教えて頂いたのは、本当に簡単な事ばかりだったのですが、知っているときっと役に立つだろうと思う事ばかりでした。
人間、その立場になってみないと、なかなか分からないものですが、こうして自分の出来る支援を心がけておく事も必要ですね。

貼り主: chiyoko 日時: 2008年07月06日 19:52
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