2008年06月25日

ごみ処理基本方針検討委員会

6月24日。茅野市・富士見町・原村の3市町村によるごみ処理方法の検討委員会の第一回目の会議がありました。
傍聴に行ったのですが、2人しかいなくってしょっと寂しかったです・・・

「茅野・富士見・原ごみ処理方針再検討 委員会が初会合」長野日報の記事です。

午後1:30からだったのですが、最初に委嘱書の交付、自己紹介や正副委員の選出があり、入室が許されたのは40分くらい過ぎてからでした。
全部で23人の委員のうち、長野県地方事務所環境課長が欠席のようでした。

委員さんを見回してちょっとびっくりしたのが、女性の委員さんが富士見町の公募委員、一人しかいない事。
ごみ問題を議論するのに、日ごろ一番ごみを関わっている人が少なすぎるのでは?
と、思ったのですが、「ボクは分別もちゃんとやってますよ」と、ある委員さんに後で言われました。
我が家でもごみ捨てはジェルミがやってます。
が、それでも、公募委員にいなかったら他でちょっとバランスを考えても良かったのでは、と言うのが感想です。

私たちが傍聴を許された時は、すでに委員長・副委員長が決まって議題に入っていました。
・「諏訪南ごみ減量推進会議」で出された提言が、どのように反映されているのか?
・ごみ処理基本計画から見直すのか?
・すでにごみ処理基本計画の目標値を達成できていないので、そこから検討しなおすべきだ。
・ごみを出した後の議論だけでなく、出し方から検討すべきではないか。
・この検討委員会に、どこまで付託されているのか?
・処理のシステムの中に減量化も含めないと意味がない。        などなど・・・活発な意見交換がありました。


「諏訪南ごみ減量推進会議」の提言を元に、茅野市・原村・富士見町の各市町村の審議会で具体的な処理について話し合われています。
富士見町の審議会には、なるべく傍聴に行くようにしていますが、現在は具体的な目標数値を話し合っています。

具体的な施策については各市町村で話し合っているので、今回のこの協議会でも話し合うと整合性を持たせるのに問題になりますね。

すでに焼却灰を民間に委託しているので、12月までには検討結果をまとめて欲しいとの組合長から委嘱されているとの事です。
ごみの減量化と処理については切り離して議論する事は出来ませんが、この検討委員会では、やはり処理方法についての方向付けが大切な役割になるのでしょう。

ごみはとにかく減らす事。
それでも出てくるごみは、現段階ではストーカー炉で焼却するのがいいと思います。
長い歴史もあり、技術も安定していて年々精度も良くなっているのでダイオキシンなどについても安心だという事です。

焼却灰の処分は、どうしても最終処分場が必要です。
管理型・保管方の最終処分場が、現時点では最良の選択だと思います。

大きな施設を造れば、その施設に見合ったごみが必要になります。
NEDOの補助でバイオマスエネルギーの施設なども各地で造られていますが、問題は同じです。
大きな施設を造れば、ガスを発生させるために生ごみや紙などが必要になります。


過渡的な処置として、最小限の施設は必要だと思いますが、最終的に目指すべきなのは、ごみを最小限まで減らす事。
そして、小さな単位で地域の中で循環できる仕組みを作る事だと思います。

行政的発想をすると、小さなところが集まって、スケールメリットを考えて広域化になります。
でも、広域化する事で、施設は大きくなり、運ぶためのエネルギーが必要になります。
大きな施設は、建設や維持管理にお金がかかります。

そんな、議論も検討委員会の中でしてもらえるとうれしいな・・・


ところで!
委員長の藤吉氏は、(財)日本環境衛生センターの常務理事だそうです。
このHpの2007年12月27日 「時事通信の記事」ガス化溶融炉で維持管理費が自治体を圧迫している事を書きました。

その中で紹介している「神戸新聞」の記事に次のような記述があります。
「■メーカー、技術追いつかず
 「業界内の競争が激しく、かなり急いで開発しなければいけない状況だった」。
国のダイオキシン規制は、突如年間数千億円規模の市場を生み出した。
多くのメーカーがガス化溶融炉の受注合戦を展開。しかし、運転開始後はコストがかさみ、「高い買い物」になったケースも。
営業担当者の一人は「もっと技術的な検証が必要だった」と振り返った。
 旧厚生省が焼却炉の新設で「溶融、固形化施設を有すること」を補助金の条件としたのは一九九七年四月。
国が事実上、ガス化溶融炉か「灰溶融炉」かの二者択一を迫り、業界に巨大市場をもたらす決定だった。
 当時苦境に陥っていた製鉄や造船業界なども次々と参入。しかし、稼働したものの計画性能を発揮しない施設が現れた。
日本環境衛生センターの藤吉秀昭理事は「メーカーは性能を高くうたい過ぎた」と指摘する。」

委員長の藤吉秀昭氏は、当初溶融化を進めていらっしゃった方です。
現在は、東京二十三区清掃一部事務組合「溶融処理技術検討委員会委員」でもあり、ちょっと不安ではあります。^^;

でもでも、神戸新聞のコメントにもあるように、「溶融化」について拙速すぎた事を指摘しています。
きっと今回は「溶融化」には慎重な立場で参加してくださっているのだろうと、期待しています!


 
次回は7月31日 (木)  午後1:30~
茅野市議会棟 です。
時間を作って、傍聴に行こう!!

貼り主: chiyoko 日時: 2008年06月25日 14:13
コメント

エンジェル千代子様 ダイオキシン東日本ネットの藤原です。ご無沙汰しております。再検討委員会の行く末には関心を持っております。この件で相談したいことがありますので後ほどご連絡を差し上げます。

貼り主: 藤原寿和 日時: 2008年07月07日 11:02

藤原さま

お久しぶりです。
お願いする時ばかり連絡して、ご無沙汰していて申し訳ありません。

検討委員会の行方は、私たちも大変に重要なものだと捉えています。
今の検討委員会のメンバーで決まった事を覆すのは、「灰溶融炉建設」を白紙に戻すより、ずっと困難だと思います。
溶融化に向かわないようにするためには、どうしたらいいのか・・・
皆さんと、知恵を絞って行きたいと思います。

また、お力を貸して頂けますよう、よろしくお願いいたします。

貼り主: エンジェル 千代子 日時: 2008年07月08日 07:50

富士見町でも広域によるごみ処理問題があったこと、藤原さまの情報で知りました。
北アルプス広域では(大町市、白馬村、小谷村で、広域化した)ごみ焼却場を白馬村のど真ん中に作ると言う計画が突然、一年半前に新聞報道されまして、私どもは今、戦いの真っ只中におります。行政の偽りにもうんざりですが、そうも言っておられません。。
富士見の再検討委員会の委員長は藤吉氏なのですか。先日、こちらの広域で講演会をした時の講師です。「安全、安心。日本はお金持の国だから、こういうものにはいくらでもお金をかけられます。」と言うくだりには??でした。話はうまいですが、信用出来る人かどうか?です。「行政のマフィア」だと言う人もおります。
(ホームページは我が家で経営しているログコテージの広告です。失礼ですね、ごめんなさい。)

貼り主: 小澤秀子 日時: 2008年08月07日 10:49

小澤さん

こんばんは コメント、ありがとうございます。
北アルプス広域のお話は、関口先生から伺っています。

そちらの広域で藤吉氏が講演した、と言うことは行政側が主催で講演会をしたのですか?
いや、すごいことを言う方なんですね。

こっちの検討委員会も、委員長が司会をするので、ちょっと心配です。
まあ、それに負けないような人たちもいるのですが・・・

また、お互いに情報交換しながら住民運動を地道に続けていけたらいいですね。

貼り主: エンジェル 千代子 日時: 2008年08月08日 00:24
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