2008年05月23日

森づくり

山の仲間たちが茅野市の薪ステーション開きのイベントをしました。
放置された山の手入れ、カラマツストーブや薪ステーションの紹介。
荒れた山をなんとかしたい! と言う熱いエネルギーの集まりでした。


灰溶融炉の問題で知り合った仲間。
こう考えると、灰溶融炉のおかげで本当にたくさんのすばらしい人たちとの出会いがありました。
感謝しなくちゃいけない・・・

声をかけてもらって出かけて行って感心しました。
イベント企画に長けたメンバーもいて、「若者の力ってすごいなぁ~」とまずはイベントそのものに関心。

手入れのされていない森に手を入れて、間伐材を薪として利用し、森林整備を行う事が目的。
そのために、この日は大きく3つの紹介がありました。
・地域の森を見直して、間伐など森林の手入れをしよう。
・間伐したカラマツなどの針葉樹を利用できる、カラマツストーブを普及させよう。
・同じく、間伐したカラマツなどの針葉樹の薪ステーションを開設することで、薪の安定供給を図ろう。
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このイベントは、「カラマツストーブ普及有限責任事業組」の主催。
山林所有者やカラマツストーブのユーザー、森の整備に関心のあるなど30人ほどが集まりました。

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*森林従事者から森づくりの話。
カラマツは水に強く生育が早いために、土木材・杭材などの利用に期待され戦後植えられた。
長野県では面積の約8割が森林が占めている。
そのうちのやく50%が人工林で、25%がカラマツ、14%がアカマツ。
密集していると根が伸びずに倒れてしまう。
防災の面からも、間伐して横に張る根を作る必要がある。
カラマツは、ヤニやねじれのために、建築用材としては不向きだが、ベニヤ材としては期待される。

まずは、自分の山がどこにあるのか、現状把握が第一歩。
境界の確認などが必要。
県の補助金制度などを利用して、森林所有者の負担なしでも整備は可能。
間伐をすれば、山の価値が上がる。

*薪ステーション構想
切り捨てられていたカラマツなどの間伐材を受け入れ、ストーブ用の薪作りを協働で行うステーション。
カラマツなどの針葉樹を安定的に供給する事が第一目的。

間伐中の小径木や曲がった材でも利用できる。
小径木や曲がり材などを1立方メートル当たり6000円(運送費を含む)で受け入れる。
原則、山作りを目的として伐採された用材に適さないもの。

ストーブ用の薪を必要としている人は、「薪仲間」の会員として登録。
会員は2種類に分けられている。
・自作会員   :自分で薪作りをしたい人には、薪ステーションでチェーンソーや薪割り機が用意されています。
・購入希望会員 :作業をせず、薪を購入するだけの会員。

「薪仲間」の年会費や販売収益等で、山からの原木調達などの集材の経費をまかなう予定だそうです。


*カラマツストーブの普及
カラマツストーブのホームページです

カラマツはヤニやタールが多く、高温燃焼のために薪としての需要がなかった。
間伐されたカラマツは利用価値がなく、大部分が切り捨て放置されていた。
しかし、カラマツストーブを利用する事で捨てられていた細い木や曲がった木でも有効利用できる。

《カラマツストーブの特徴》
・鋳物で1000℃~1400℃に耐えられる。
・焚き付けが簡単で、構造も単純なので長持ちする。
・熱効率がいいので、薪が少なくても済む。


        ★     ★     ★


★とん汁やカラマツストーブの上で焼いたお餅のサービス付きで、楽しい時間を過ごさせて頂きました。

富士見町の総面積は、144平方キロメートル。 森林面積は70%を占めています。
そのうちの民有林が77% 民有林の42%がカラマツ、17%がアカマツです。
公有林や財産区有林等の整備はすすんでいるのですが、規模が小さくで分散している個人有林の整備は進んでいないそうです。

長野県では、森林づくり県民税も導入されました。
今年度の予算額は、国庫補助が2億600万円、県民税で3億6,500万円、総額5億7千万円だそうです。

こうした森林を整備して、間伐材を利用出来るシステムを作る提案は魅力があります。
また、森林整備をしている若者たちの仕事に対する情熱や森を愛する気持ちに心が打たれます。
森の手入れって、やりがいがあるし気持ちがいいのだそうです。
きこりたちの会社「緑化創造舎」のホームページです。

CO2削減などの環境面でも、富士見町の産業の一つとして若者の働く場としても、林業に大きな期待を感じています。


 

貼り主: chiyoko 日時: 2008年05月23日 10:26
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