農業従事者の高齢化・農作業の軽減のために富士見町でも水稲の直播栽培が推進されています。
我が家の目の前の田んぼで週末、直播が行われました。
水稲直播栽培と言うのは、苗を育ててそれを水田に植える方法ではなく、水田に直接種をまく方法です。
直播栽培のメリットとして、農作業の軽減や生産コストの低減が上げられます。
育苗しなくてもよいので、種まきや育苗ハウスの準備も不要になります。
当然、苗を管理や田植時の苗運びや田植えの作業もなくなります。
また、農機具費が削減されるので、生産コストの低減もみこめるという事です。
富士見町では、取り入れ始めてから今年で3年目。
昨年取り組んだところでは、従来の方法とほとんど差がなかったそうです。
田によっては、従来の方法よりも収穫量の多かったところもあったとの事。
富士見町の昨年の直播作付面積が20haで、今年は26haに増えているそうです。

直播用のトラクターです。
この日の田んぼは境地区でも広く、4haあります。
一度に走る距離が長いので、まっすぐに走るのにすごく気を使っていました。
車の両脇に小さな赤い輪が付いていて、往復したときにこの車輪の残した跡を中心にして走ればいいようになっているそうです。
この写真では、左側の車輪だけ下ろしています。

8条植えですが、4条植えまでの対応が出来るそうです。
もう一台は4条植で、小回りが利くので小さないびつな田んぼでも対応できます。
確かに四角くて大きな田は機械での作業も楽ですが、日本の美しい景色を作っているのは、曲線の美しい小さな田んぼ。
そんな田んぼを大切に将来に引き継いでいけるような農業であって欲しいです。

上のタンクに種を入れると、パイプを通って下りていきます。
タイヤと連動していて、走るスピードに関係なく面積あたりで落ちていく仕組みだそうです。
なるほど。
筋になって種籾が落ちていくんですね。
田の平均化が重要になってくるそうですが、レーダーで平均を見ながら平らにする「ラベラー」と言う機械まであるそうです。
すごい!!!

「平成19年度強い農業づくり交付金」の下に
(原油価格高騰対応省エネルギー型農業機械など緊急整備対策)と書いてあります。

種にカルシウムや鉱物でコーティングしたもの。
ぬるま湯に浸してちょっと発芽させた籾にコーティング。
もう随分芽が伸びたものもありますね。
海抜1,000mを超える立沢地区では、5日前に直播したものが発芽しているそうです。
発芽するまでは、酸素不足にならないように水を落とします。
発芽した後は、5cmほど入水。
この田んぼは先日このブログでもご紹介した盈さんの田んぼ。
「毎日の水の管理を手伝ってもらえる?」と、娘さんに聞かれたのでお手伝いの予定ですが
どうも、最初は水の管理が難しいようです。^^;
簡単になってからお手伝いしょう・・・っと。

田んぼの向こうのこんもりした森の真ん中にあるのが我が家です。
田んぼに水が入るとあたりの景色が一転してこの何日間かはワクワクしてします。
水が入った途端に、夜になると蛙が大合唱。
つくづく・・・
いいところに住んでいるなぁ~ ^^