2008年02月08日

市町村ブランドセミナー

2月5日 長野県企画局企画課の主催で
「市町村ブランドセミナー  ~ブランドで地域を元気に!~ 」があり、役場の職員と一緒に勉強に行ってきました。
「なるほど!」と、うなってしまう話ばかりでした。

このセミナーのタイトルは「ここが足りない、あなたの市町村」
講師は、ブランド総合研究所 代表取締役社長 田中章雄氏
全国の実例と、3万人以上の消費者のアンケートの調査データーを元に、市町村のブランドづくりのヒントをいただこうと言う企画です。

実例の一つ
茨城県の「おみたまプリン」
こだわりの究極のプリンを作ろうと始まった企画

この地域は養鶏が盛んで、その卵を生かしたプリンを作ろうと言う事になった。
有機飼料で育てられた平飼いの鶏の卵。
でも、いまどきそのくらいの卵ならいくらでもある。
そこでこだわったのが、初生卵だけを使って作るという事。
初生卵と言うのは、鶏が始めて産む卵の事。
卵が小さく、一般的に流通していない。
小さいが、こくがあると言われている。めったに手に入らない卵。

その上に、こだわりにこだわって、一流のシェフやパティシエの作ったのプリンを
世界的に有名なデザイナーの器を茨城県の天心焼陶芸のうつわに入れて販売した。

一羽の鶏が一生に一度しか産まない卵だから、数もたくさんは作れない。
月に限定 70個 
2個組みセットで 1万円!!
贈答用・最高級品の 「おみたまプリン」
でも、この値段でも利益はほとんど出ない。 

(★こんな高いプリンを誰が買うんだ!?)

ところが、朝のニュース番組で取り上げられた事から全国的に有名になる。
こだわって作ったプリンが、「希少性」「神話性」「物語性」「話題性」と言う付加価値がついて、消費者が勝手に行動してくれるようになる。

しかし、一時的に話題になってプリンが売れても、地域活性化にはならない。
そこで、地域資源の卵・牛乳・にら・米を生かした体験型のアグリカルチャーショッピング施設の「KURENAI」事業が展開していく。
地域資源を集めて、そこにしかない資源を作り出す、組織づくりが大切

★すごく面白い話でした。
こだわりが多ければ多いほど、それが消費者には付加価値となってブランドとなる。
差別性・優位性をいかに付加価値として商品に乗せていくのか、と言う事が大切なんですね。

講演の後はパネルディスカッション
安曇野市と佐久市の事例発表

住民参加でブランドをつくる ~安曇野ブランド構築に向けて~
安曇野市は、5市町村が合併して誕生。
本年度、新たに「安曇野ブランド推進室を新設
公募により、元映画プロデューサーの中川氏を推進室長に迎えて、まず市民の声を聞くことからブランド構築に挑んでいる。


もう一つの事例発表は佐久市の「ぴんころ地蔵」
衰退する商店街の活性化のために「山門市」を復活させ、「ぴんころ地蔵」を建設
昨年、11・12月で、問い合わせのあった参拝者だけで2万人の集客。
そのほか、「ぴんころグッズ」も多種にわたり、好調。
ここのポイントは、なんと言っても誰でも一度聞いたら覚えられる「ぴんころ地蔵」と言うネーミング。
ブランドシンボルの「ぴんころ地蔵」のアイコン化がポイント。


講演のキーワード
こだわりが消費者に伝わると「ブランドになる」
「ブランド」とは何か?  「商品と組織に対する消費者からの評価と期待である」

貼り主: chiyoko 日時: 2008年02月08日 15:29
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