灰溶融炉の建設再検討が決まり、一年間の猶予が出来ました。
この間に、ごみ減量化の政策を皆さんとの議論で進めて行かなければなりません。
1月30日、民主党議員の岡崎トミ子参議院議員に、国としてもこの問題に早急に真剣に取り組んでいただけるよう、お願いしてきました。
1月24日の組合長の発表で諏訪南行政事務組合の進めていた灰溶融炉の建設は、再検討となりました。
諏訪南の事業はここで急展開を迎えたのですが、友人の一人がずっと民主党でもこの問題を取り上げて欲しいと要望を続けていました。
昨年の党大会では、鳩山代議士に直訴(ご本人の表現です。^^)し、話を聞いていただく事になったそうです。
でも、国会自体が空転していて、とても自分には時間が無いので、環境委員でもある岡崎さんを紹介していただいたとの事でした。
私自身は、特別に民主党を支持している訳ではないのですが、この問題に取り組んでもらえるなら、党派は別に問いません。
岡崎さんもお忙しい中、ご本人がせっかく時間を取ってくださるとの事。
諏訪南の事情は変わってきましたが、国の事情は何も変わっていません。
先日の時事通信社の全国調査の結果もあることですので、今まで私たちの壁に立ちふさがった、国の政策についてお願いに行くことにしました。
すでに東京に出ている友人と、環境会議すわの代表・塩原さんと3人で面会に行きました。
これで参議院会館が2度目の訪問ですが、前回の顔見知りの川田龍平さんのときと違って、初対面の方なので、かなり緊張!
でも、岡崎トミ子参議院議員 はとっても気さくな方で、私たちの話を真剣に聞いてくださいました。
「審議しなければならない法案がいくつもあるが、議員提案の法案の中にかけて質問も出来る」
と言うような、具体的なお話もいただけました。
昨年の2月27日に環境省に提出した要望書を元に、私たちが運動してきた中で感じた溶融化政策の問題点についてお話してきました。
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≪灰溶融施設についての疑問点として≫
a 生活環境影響調査のあり方について
4000万円をかけながら内容が貧弱で疑問が多い。また最初に施設建設が決まっている調査では意味がありません。
b. 事故やトラブルが多発し、爆発事故まで起きていることについて
日本各地で深刻な事故が多発し技術そのものがまだ確立していない事を物語っています。しかも、地元住民の通報によって始めて事故が明るみになる事など、安元対策に対しても、今だ多くの問題を残しています。
c. 排ガスによる大気・土壌・水質などの環境汚染や、それによる健康被害について
ダイオキシンの測定が年一回、4時間しかない事。また高熱溶融することで発生が指摘されている重金属やダイオキシン類似物質については何の基準もありません。信頼性の高い長期連続摂取の技術がドイツやベルギーで義務化され、日本にもすでに導入例があります。
d.スラグの安全性と使用方法について
JIS化の溶出試験では酸性雨に対応していません。スラグは鉛やヒ素など、多くの有毒な重金属を含んでおり、現在も日本中に降り注ぐ酸性雨によって溶出する事が、公共機関の試験で証明済みです。また、4年間でわずか136日間しか稼働していない山梨県大月市の灰溶融炉に似た例が全国には沢山あります。
e.建設費とランニングコストについて
建設費23億円、ランニングコストは年3億円。これだけのお金をかければ、循環型の環境にやさしい、ごみ減量化政策に貢献できます。
f.地球温暖化防止に逆行する施設であることについて
多い機種では、一時間にドラム缶4本もの灯油を使い大量の二酸化炭素を排出します。地球温暖化が深刻さを増す時代に逆行する施設です。
g.溶融化政策とごみ問題を解決させるために必要な政策との矛盾点について
このような施設を造る事により灰が必要になり、ゴミの減量への意欲が損なわれます。
h.融炉の導入により地域の経済が疲弊することについて
溶融化政策で一企業が潤うよりも、小さな規模で循環型のゴミ減量政策を進めることにより、地域の雇用を産むべきです。
i.ドイツでは灰溶融炉が稼動していないことについて
ドイツでは、灰溶融について研究・応用した結果、経済性・安全性など、どの面からもメリットを見出せずに導入を止めています。
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上記の主に、b,c,d について資料を添えてお話してきました。
今回持参した資料の中の、「JISの溶出試験」をウエブアルバムに載せてみました。
スラグの溶出試験
いままで集めた資料の中で、皆さんにお役に立ちそうなものについては、なるべく公開していきたいと思っています。
ウエブアルバムもようやく使えるようになったし・・・^^;