1月25日に富士見町議会・全員協議会で、先日の柳平組合長の発表について報告がありました。
全員協議会の様子に、すっかり落ち込みましたが、富士見町長や富士見議会では、先日の「灰溶融炉の再検討」と言う判断はありえなかった、と改めて柳平組合長に感謝しました。
翌日・26日の長野日報の見出しは「溶融炉白紙に賛否両論」

矢嶋町長の報告に、他の議員からは
「今まで、富士見町の議会でも議決され、灰溶融炉の建設で決まって進めてきた事を、組合長の一存でひっくり返されるのでは、議会なんかいらないじゃないか」
「灰溶融炉の建設予定地の理事者として、翻意を促すべきだ」
などなど・・・
否定的な意見しか出てきませんでした。
それに対して、矢嶋町長も
「私も同じように考えているが、組合長の判断なのでそれに従う」と言った答えでした。
私は、「行政が進めてきた事業を覆ると言う判断は、大変に勇気のいる事で、組合長の決断を重く受け止めるべきだ」
「富士見町の議会では、すでに議会で議決したことに反対する事に非難が集中して、『灰溶融炉』その物の本質的な議論がまったく無かったことについて、大変に情けなく思っている」
「組合長が変わることによって、政治判断が変わることなどいくらでもある」
と発言しました。
矢嶋町長からは「反対してきた人たちは、土地の買収なども責任を持ってやってもらわなければ困る」
などと言う激しい口調での発言もあり、思わず
「町長、それは脅しですか」と、言ってしまいました。
ごみの減量に向けて、一緒に努力していくことなど、当たり前のことです。
それがやりたくって、今まで住民運動をしてきたのですから・・・
いけない、いけない・・・
町長と一緒に感情的になってはいけないと思いながら、つい大きな声を出してしまいました・・・
組合長の発表があった24日の夜には、富士見町長と建設課長で、休戸・花場集落に報告に行っているそうです。
その時町長は「自分が町長の間は、再び休戸に灰溶融炉の建設を提案する事は無い」と言う趣旨の発言もあったようです。
その場では「よかったよかった」と、皆さんと握手して帰ってきたとも聞いています。
24日に諏訪南の全員協議会で組合長の発表があった時には、議員さんたちから組合長の判断に対して、何の反対の意見はありませんでした。
富士見町から選出されている他の組合議員さんから、「組合長の判断を見守る」と言う意見がありました。
もう一つ、この日の富士見町議会で問題になったのが、前日の長野日報の記事。
25日の長野日報の見出しが、「溶融炉建設 白紙に」

25日の長野日報の記事にリンク
矢嶋町長は「計画を白紙に戻すことではない。再検討だ」と、強調しました。
他の議員からも「白紙などと新聞に書かれたのでは、地元住民から説明を求められたときに困る」
との意見がありました。
「白紙に戻す」と言う表現がそんなに問題になるのだろうか・・・
「灰溶融炉建設」と白紙に戻したからこその「再検討」
先日、柳平組合長をお尋ねして、署名を渡した時も私はその事を強調してお話してきました。
「灰溶融炉を選択肢の一つにするために、白紙に戻してください」と。
また、国からの交付金を使ってすでに事業がはじまっているので、交付金・起債を返さなければならない、と心配の意見が上がりました。
そのことについては、以前、環境省に行って確認しています。
灰溶融炉建設を前提に、旧焼却施設を壊したので、それに使ったお金については返還しなければいけません。
でも、使えなくなった焼却施設をいつまでもそのままにして置く訳にはいきません。いつかは壊さなければならなかった。
しかも、この施設そのものは、原村と富士見町の2町村の組合(南諏衛生施設組合)のものです。
それを茅野市も入った諏訪南行政事務組合で壊してもらったのですから、原と富士見にとってはありがたい事だったのです。
今まで国庫交付金は2005年度に2,090万円
起債は2005、06年度に 4,660万円 あわせて6,750万円
万が一、跡地をリサイクルセンターにでも利用すれば返す必要はありませんし、返さなければいけないとしても、各市町村での分担割合があります。
「富士見町の分担はいくらくらいになるのか?」質問しましたが、答えてもらえませんでした。
人口比率が 80%、均等割りが、20%ですから、灰溶融炉を建設する事と比べてみれば、それほど莫大な金額にはなりません。
いずれにせよ、富士見町長と富士見町の議会では、今回のような決断には決してなりませんでした。
そう、考えると改めて柳平組合長の英断に感謝するばかりです。
しかし・・・
議会って一体何なんだ!?
いつもの疑問が、また頭をぐるぐると回ってしまうのです・・・