2008年01月09日

人を動かす力

1月7日の朝日新聞の「ポリティカにっぽん」の欄。
和解打ち切りになりそうだった薬害C型肝炎の政府の対応の変化を「自民党の懐の深さ」と書かれていました。

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なぜ、この急転劇が起きたのか。
「原告団の訴えと野党の終結。内閣支持率の急落。
だが、もう一つ、自民党と言う政党の意外な懐の深さがある」
と言います。
「水俣病、薬害エイズ、ハンセン病、中国残留孤児・・・そこに携わった人脈がぎりぎりのところで知恵を絞る。
野党は侮るなかれ、自民党政権が倒れそうで倒れなかったのは、そのあたりにあったかもしれない。」


なるほど・・・懐が深かったのか・・・
だったら、今回の案でも救済の対象外になる人たちについても、早急に対処して欲しいものです。
報道によると
「同じ血液製剤で肝炎に感染しても、血友病治療などで投与された患者については『治療としては有効だった』として対象外。」
「また1万人以上と推定される血液製剤による感染者のうち、法案の対象はカルテや投薬証明が残る人らに限られる。原告以外では800人程度にとどまるとみられる。
 350万人前後と推定されるB型・C型肝炎患者・感染者の多くは、輸血や注射針の使い回しなど医療行為が原因とみられるが、政府は薬害と認めていない。
幅広い肝炎患者が対象の措置は、特定の肝炎治療について新年度から7年間医療費を助成する制度に限られる。」


まだまだ戦いは終わっていない。


それにしても・・・
やっぱり、人を動かすのは、「次の選挙」などの損得に関係ない、純粋な精神から生まれ出る行動なんだと改めて思いました。

以下も朝日新聞の「ポリティカにっぽん」から。
「12月19日、首相官邸前。参議院議員川田龍平は朝から日がとっぷり暮れるまで寒空の下にいた。
『福田さんに会いたいと申し込んだ。時間がないと断られた。でも原告の患者も時間がないんです』。
少年時代薬害エイズをカミングアウト、国と戦った川田は原告を支援する国会議員の先頭に立つ。
民主党の管直人、家西悟、共産党の紙智子、社民党の福島みずほ、辻清美らが次々と駆けつけて『一律救済』を求める演説をした。
昨年7月の参院選で当選したばかりの無所属議員なのに、身をもって薬害を告発する川田の存在の重さが野党結集の形を作った。」


弱者と同じ目線で戦える龍平さんの存在って、すごいと思う。
龍平さんの今までの生き方が、人の心をゆり動かすんですよね。
利権や名声などの大きな力が実際この世の中を動かしているようなその中枢部で、龍平さんの存在そのものがどれほどの価値のあるのもなのか・・・
それだけに、大変だろうなぁ・・・


10日には、厚生労働委員会で薬害肝炎関連法案について質問をする予定だそうです。
龍平さんの所属するのは、環境委員会。
所属する委員会でも、いくつもの政党から質問時間を何分かづつもらって質問していると聞いています。
国会の仕組みは良く分からないのですが、所属もしていない委員会で質問するなんてすごいことなんじゃないでしょうか?

当選当時、「無所属で一人で何が出来るんだ」と、言われたこともありました。
でも、記事にもあったように、7月に当選したばかりの無所属議員でもすごいことが出来るんですね。

貼り主: chiyoko 日時: 2008年01月09日 16:35
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