2007年03月22日

「灰溶融炉建設について」 3月議会・一般質問・パート1

「灰溶融炉建設」と決めたのは一体誰なのでしょうか?

頭に浮かんだ言葉をそのまま言葉にしてしまったのですが、この問いは不適切だったな・・と後で反省しました。
決定の過程に民意が反映されていたのかどうかを聞きたいと思いました。

①溶融炉建設を決めたのはだれか
なぜ、現在の状態になったのかと考えました。そして、原点に返って考えてみようと思いました。
この「灰溶融炉建設」がどのように決まられたのか、そこから考えて見たいと思います。

議会の一般質問でも何度も出てくるように、住民との合意形成をしっかりと育まなければ、協働のまちづくりはありえません。
当然、、住民の社会参加も望めません。
私たち一般住民が知ったときはすでに灰溶融炉ありきの話となっていました。私は、そこが問題だったと思います。

灰溶融炉のように、建設する事によって、住民に大きな税負担のあるもの、住民の生活環境に大きな影響を与えかねないものについては、慎重に進めるべきです。
計画段階から住民に投げかけ、議論を尽くし作り上げていかないと後々禍根を残す事にもなりかねません。
協働の町づくりは時間はかかりますが、その段階を踏んで初めて住民も納得し、社会参加が望めるのではないでしょうか?

もう一つ、大きな不安があります。
灰溶融施設が建設され、公害防止協定を結んだとして、本当にきちんとした情報開示がなされるのでしょうか?
私はいくつか組合側に情報公開請求をしていますが、ほとんどが開示されません。
その理由は「内部情報であり、公開することにより、検討の公平克円滑な実施に著しい支障が生ずる恐れがあるため。」です。

公開条例の中にこうした条項が盛り込まれているように、公害防止協定でも同じことが言えるのではないでしょうか?
毎日のように、情報が開示されずに後になって発覚すると言うニュースが流れます。
残念ですが、それが実情です。


② 休戸・花場両区長から「同意書の撤回」の表明があったが、富士見町町長としてどのように受け止めるのか
H16年2月に休戸・花場両区長から「灰溶融炉建設に関する同意書」が提出されています。
この同意書の撤回が今年の1月15日に内容証明つきの文書が、南諏訪衛生組合長宛に送られています。
この表明を富士見町町長として、どのように受け止められるのでしょうか?

この同意書は、「富士見町富士見5240番地他の旧焼却施設を解体し、同地に灰溶融施設を建設することに同意いたします」と言うものです。
初めてこの同意書を見たときに「同意書というのはこんなに簡単なものなのか」と正直びっくりしました。
もし、町長の言うように、1度印を押したら、「撤回は受け取れない」と言う性質のものだとすると、これからは、そう簡単に「同意書」などというものに印は押せません。

同意書を取る時点で、すでに現在行われているような、灰溶融施設に対する詳しい説明が行われたでしょうか?または、ここで同意した場合、将来にわたってその同意が永久に効力を持つと言うことも説明されたでしょうか?

民間では、たとえば詐欺防止のためクーリングオフ期間や法的な義務関係など詳細の書かれた確認書への調印などと言うような処置を設けることが義務付けられています。
今回のような同意書も、同じような手続きを踏むべきではなかったでしょうか。
その手続きがなされていなければ、「同意書」の効力を立証することなどできませし、その撤回を認めないと言っても、法的には何の意味もないでしょう。
同意書を取る時にそう言った説明、或いは確認書の調印などはあったのでしょうか?


地元住民にそこまで責任を負わせてしまっていいのでしょうか。
私は、新聞にあった休戸の区長のコメントのようにその当時「事務手続きを進めても言いいですという意味だった」と言う見解は、同じ住民として多くの住民の理解できるものだと思います。
何度も灰溶融炉の説明会を聞き、判断した「同意書の撤回」が、地元の本物の判断、と言うことではないのですか?

いずれにせよ、同意書の提出は、自発的なもので、その撤回も「撤回とさせていただきます」と言う住民の宣言に変わりはないと思いますが、いかがでしょうか?

①の質問に対する町長の答弁は次のようなものです。

      町長:
      平成16年9月24日、南諏衛生施設組合定例会で、諏訪南行政事務組合に18年間の土地の無償貸付を可決した。
      南諏衛生施設組合の、旧焼却施設を解体し、3市町村で灰溶融施設を建設する内容。

私も、町長の答弁にある、平成16年9月24日の南諏衛生施設組合定例会に、出席していました。
「その時に賛成している責任はどうするんだ」と言うのが町長の返事です。

この平成16年9月24日、南諏衛生施設組合(富士見町・原村)定例会で決めたのは、
「南諏衛生施設組合(富士見町・原村)から、諏訪南行政事務組合(富士見・原村・茅野市)に土地を無料で18年間、貸します。」
と言う事です。

私もこの時に賛成しているので、確かに責任はあります。
でも、私が聞いているのは、「灰溶融炉建設」を決定したのはどこかと言う事です。

私が、灰溶融炉建設について「賛成」の議決に関わっていたので、町長はその事で今回の一般質問を責める作戦だったようです。
最初から最後まで、私が賛成をひるがえしたことに対する責任追及に終始して、私の質問には何も答えていただけませんでした。


今までに何度も言っているのですが、私も最初はこの灰溶融施設が必要な施設だと思っていました。
議員で視察に行った施設が故障で止まっていても、「こうして技術が進歩して、後から施設を建設する私たちは、もっと技術の進歩したものを造れるんだ」とも思いました。
でも、調べれば調べるほど、灰溶融炉には問題が多すぎます。反対する事が私の議員としての責任の取り方だと言ったら、
「これで、もし事業ができなくなったら、賠償責任も掛かってくる」と、町長に言われました。

今までも4年間ずっと議場で馬鹿にされ続けてきましたが、こんな脅しで来るなんて
驚きや怒りを超えて情けなくなってきました。

だったら、事故が起こった時に町長は責任を取ってくれるのでしょうか?
パノラマの事だって同じです。
矢嶋町長は選挙の時に「前の経営者の道義的責任を問う」と言って選挙に出ました。
でも、当選すると「法的責任が問えないので、道義的責任も問わない」と変わりました。
町長に裏切られたと思っている町民も多いはずです。
今、進められている支援計画についても、一体誰が責任を取るのでしょうか?

「パノラマだって同じことじゃないですか!?」と言いかけ、この責任問題にのめりこんでしまうと、時間がなくなってしまうので、次の質問に移りました。

議事録ができたら、読んでみてください。


貼り主: chiyoko 日時: 2007年03月22日 10:58
コメント

 以前は、国が灰溶融炉に補助金を付けて勧めていましたし、これだけ問題が多いということは、知られていませんでした。それが、分かったから政策の変更を提案することの、どこがいけないのでしょうか?以前にいちど賛成した一議員の責任を問うなら、灰溶融炉導入を決めた首長の責任はもっと重大でしょう。それを棚に上げて、「あのとき、あんたも賛成しただろう。」の一点で攻めるなんて、その感覚が信じられません。町長の答えは、質問には全く答えようとせず、論点をすり替えて相手を攻める、というまるでヤクザの交渉術のようですねえ。このようなやり取りが、町の議会で行われているなんてビックリです。誠意なく、説明責任も全く果たしておらず、このノリで莫大なお金の動く事業が決められているなんて、オソロシイ…。
 千代子さんは、これまでずっと議会でこんなやり取りをされてきたんですね。本当にお疲れ様です。せっかく町を良くしようとして一生懸命やっておられるのに、がっかりしますよね。でも、どうか情けない気持ちにならないでください。情けないのは、町長のほうです。富士見町は自然がいっぱいで、人柄がよくて、図書館も良いし、あぐりモールも楽しいし、大好きです。でも、町長は恥ずかしいです。

貼り主: いたちのいっちゃん  日時: 2007年03月26日 23:04

どうも、町長に言わせれば、議員は勉強してはいけないんだね。勉強をまったくしないで、町長が決めたことに賛成ばっかりしている方がずっと楽だけど、そんな議員は要らない。もちろんそんな議員に対して町長は責任云々などと言わない。町長にとって一番都合の良い議員だよね。
責任云々を言うなら、町長はどうだろう。5年前のパノラマ再建計画の失敗に対して責任を取ったんだろうか?大失敗に終わった合併推進の責任は?町民の税金を使って町民を訴えた下水道裁判で町民に精神的な苦痛を与えたと言う判決が出たのに、これに関しても全然謝らない町長には責任云々を言う資格は全くない。
エンジェル議員、町長のあまりにもみっともない脅しに屈せずに、これからもどんどん勉強して下さいね。そして自信を持ってこれからも活躍してください。

貼り主: 日時: 2007年03月27日 06:03
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