10月はなんだか忙しくってHPがおろそかになっています。m(_ _)m
ゼロウエスト宣言をした町・徳島県上勝町の町長の講演会が御代田町であると聞き、思い切って夫婦で出かけて行きました。
以前、上勝のHPでゼロウエスト宣言を読んだ時に、胸が熱くなりました。
人を感動させる事のできる宣言をできる町なんて、本当に素敵ですよね。
はるばる御代田まで行って、良かったです。
話をお聞きしていて、いつも私が考えている事が更に明確になって来ました。
はっきりあれだけ言っていただけると、気持ちがすっきりします!
町長の講演をまとめて見ました。
上勝町はおよそ人口2000人 高齢化率48%の町です。
その、お年寄りがとにかく元気!
彩事業と言って、料理に添えるツマモノをお年寄りが出荷しています。
以前、生活クラブの雑誌で記事を読んだのですが、町の職員が都会の料亭で食事をしたときに添えられているもみじや笹の葉を見て
「こんなのなら、上勝にたくさんある」と目をつけた事が始まりとか・・・
そのほかにも
・CO2削減・森林の再生の取り組みとして
木質バイオマスを導入。木材チップのボイラーで重油から木質エネルギーでに変換
・ワーキングホリデー事業で、都会からの移住者も出てきている
・棚田のオーナー制度
ごみ問題に留まらず、町づくりの取り組みは、多岐に渡っています。
笠松町長の講演会は、「当たり前のことがしたい」と言うことから始まりました。
●「本当の事・よい事・美しい事を追い求めていく」のが政治理念
●上勝町の21世紀の基本構想は≪持続可能な地域づくり≫
「将来世代の公平性」・・・今、大きな借金をすれば将来につけを追わせる事になる。又、環境を壊してしまったら将来の人に申し訳ない
「生物と人間の共生」・・・私たちに課せられた大きな課題
「安定した経済と雇用」
「情報発信と直接交流」
「すべての活動を町づくりに生かす」
●21世紀の最大の課題は地球環境の保全・地球の温暖化防止。環境は一度破壊されると元に戻す事は難しい
環境への配慮
・エコホテルでは夏の冷房を金を掛けずに工夫している(話がいろいろあって、具体的にどうしたのか忘れました!^^;)
・チップボイラーと破砕機を導入して、売れないような木材・枝を破砕して利用。機械はオーストリアから輸入
・森林の管理・職場の確保として、国産材を使って3日間で立ち上げられる住宅を開発している。木製で壁も作る。一部特許も取っている
●地域の事は地域の人に考えてもらう。
≪いっきゅう運動会≫(1Q運動)
・「ひとつの問題を一九さんのように知恵を使って解決しよう」
・どんな地域にするかは地域の人が考えいる。町はお手伝いをする。
・勉強会を2ヶ月に一回くらい、町が主催する。
・「地域づくりの運動会」として、みんなで競って考えて実行する。
・たとえば、道路標識をみんなで作る。町がやると全地域やる事はできない。でも、一箇所が始めると広がって行く。地域によってはやらないところがあってもいい。
・事務局に役場の職員を張り付けている。
●彩(いろどり)事業
・つまの生産の全国の8割を占めている
・軽いからお年寄りでも無理が無い。
・日本には年間たくさんの行事があり、桃の花やススキなども合わせ、現在320種類ある・高齢者と女性が中心で出荷している
・行政防災無線を使っている。松山郵政局を農協が開発した。無線を町が使わない時間帯に使っている。このシステムがなかったらうまくいかなかった。
・もう一つはパソコンの開発。94才が最高齢。高齢者が使いやすいパソコンを開発。カラーでデーターが見える、売り上げなども分かりいい意味で競争心がわく。
・お陰で医療費も安い
●究極の環境・身近な環境ってなんだろう?
・自分以外のものはすべて環境。目に見えないものが一番恐ろしい。
焼却すると環境を汚染して、孫やひ孫に大変な付けを残す。「こんな事をしていいんかい」と思っている。空気は世界レベルで考えないといけない。
●H5年まで上勝も野焼きをやっていた。
・リサイクル計画を作り、町内のごみの性質。量などを調査した
・その結果、まず生ごみに着手。1万円の個人負担で処理機の導入を図る。大量に購入したのでメーカーに負けてもらい、5~ 6万ほどで購入。98%の普及
・H15年の9月議会でゼロウエスト宣言をした
≪ゼロウエスト≫は、ごみをゼロにする運動ではない。
「地球をよごさない人づくりに勤める」
「ごみの再利用・再資源に勤め、2020年までに埋め立て処分・焼却をなくす最善の努力をする」
「地球環境を良くするために世界中の仲間を作る」
このことは町ではできないので、役場の臨時職員を全国に募集して、6ヶ月臨時で、その後、昨年NPO法人を作った。
・経費は基金を作っている。町のごみの処理や住民の指導をお願いしている
・ごみステーションは四国電力の宿舎をそのまま利用。
・去年の3月までは町がやっていたが法人ができて今はそっちでやっている
・収集は毎日7:30~2時まで 粗大ごみは毎週日曜日
・ごみ収集車の走らない町。みんながごみを持ってきて、その場で分別する。
・収集ステーションにいけないお年寄りは、リサイクルボランティアが集めに回ってくれている。
●ごみはゼロにできる。法律が変わればできる。
・廃棄物処理法リサイクル方は悪法。見つからないように捨てたら得をする。
・逆にごみを持って行ったら500円くれたらどうか。ごみを拾ったら得したらどうか。
・資源回収法を作ればいい。「すべての商品は製造企業は有価で回収しなければならない」
・もとは高くてもみんな持っているからごみにならない。
・資源回収に関する法律を作ったら、ごみはゼロになる。
●上勝町ではお年寄りがスター
住民本位でやる事が大切

笠松町長とNPOセロ・ウエアストアカデミーの松岡事務局長
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最後に上勝笠松町長から、御代田の町長に「彩の本」のプレゼントがありました。
上勝のおじいちゃんやおばあちゃんの写真や、元気な取り組について書かれているそうです。
これもしゃれていて素敵でした。
★町長ははっきりした政治理念を持っていらっしゃって話を聞いていて、気持ちが良かったです。
「将来につけを残してそれでいいんかい!?」 その通りです。
私たちは、今のこの環境を、できるだけ壊さずに次の世代に引き継ぐ責任があるとはずです。
皆さんも、是非一度上勝町のゼロ・ウエスト宣言を読んで見てください。
http://www.kamikatsu.jp/zero-waste/frame.htm
でも、この宣言を満場一致で可決する議会もうらやましい・・・
上勝はゼロ・ウエストの町。
富士見はゼロ・リーダーシップの町。
その差は歴然としているね。
ここでははじめまして!
おつきゆきえさんの朗読会では何回かお会いしていると思います。
環境や平和について漠然と不安を感じるこの頃です。
こんな取り組みをしている町もあるんですね・・・
教えていただきありがとうございました。
初めまして、他ではお会いしてます。
上勝町の町長のような、人が此れからモット増えないと、地球は救われないよね。
最近の富士見町の空もくすんできたような気がします。
環境をこれ以上悪化させないよう皆で行動していかなければ!
と思っています。
灰溶融炉は断じて容認できません。
出来たらこの地域の将来が危ない。
他県にも迷惑を掛けるしね。
出来る限り、反対活動頑張りますから宜しく。
風路さん、かっちゃん、コメントありがとうございます。
上勝町、ほんとにすごいです。
一番すごいのは、いいことを実行する行動力だと思いました。
それって、強い信念がないと貫き通す事ってとっても難しい。
大きな力と戦ったり、利益のからんでいることですから・・・
でも、富士見町にもかっちゃんみたいな人がいてくれるので、心強いです。