茅野市・原村・富士見町では、3市町村の行政・事業者・住民が協同で諏訪南ごみ減量推進会議を立ち上げ、推進に向け話し合いがもたれてます。
その事は必要ですが、足並みをそろえることが目的ではなく、ごみの減量が差し迫っている事が問題です。
今、すでに実行中の政策を、まずは徹底して実行する努力は、今でもできるはずです。
9月議会の一般質問では、次の2点を、項目としてあげておきました。
①町村で足並みを揃えていくとの事だが、生活形態の違う地域で、足並みを揃える事は難しいと思うがどうか
②プラスッチックの回収を始めてからの効果は。また、その他の紙の回収率は。
富士見町でも、すでに努力の結果として、回収を始めているものがあるが、回収を始める前と後で、その効果はどのくらいあるのか
茅野市・原村・富士見町の3市町村で足並みを揃えていくとの事ですが、茅野市・富士見町・原では大きく捉えても、都市部と農村部に分けられるし、自治体の規模にも違いがあります。
また、ごみ減量に対する意識も、ごみの質にも違いがあると思います。
各自治体の一人当たり出すごみの量を見ても、茅野市は原村の2倍近いし富士見町の1.5倍以上で、その差は歴然としています。
たとえば農村部では生ごみはほとんどが自分の家で堆肥化しています。
その反面、家が広範囲に点在しているため、ごみの回収には労力とお金がかかります。
都市部では、個人で堆肥化はしていませんが、住宅が密集しているので回収することは容易です。
また、地域によって、ごみに対する意識や考え方にも大きな差があるように感じています。
それを足並みをそろえると言うことに無理があると思います。
でも、現在は、3市町村で「ごみ減量推進会議」を立ち上げているからと、今すぐにでも徹底すべきことでさえ、危機感が感じられません。
以前、塩尻市と下諏訪町のごみの減量化について、有志で視察させていただきました。
下諏訪町は、焼却ごみの中で、一番多い物から減らそうと言う事で、生ごみの減量に積極的に取り組んでいました。
塩尻市では、ごみの減量を地球温暖化から取り組んでいるので、CO2の削減が重要と、プラスッチク類のリサイクルに力を入れていました。
ごみの減量化をどう捉えるか、目的によっても取り入れる方法は変わってきます。
山形県の永井市では、生ごみを地域で回収・堆肥化して野菜を作る。それを又堆肥化すると言う様に、しっかりと循環するシステム「レインボープラン」が出来上がっています。
そのシステムの促進のために「レインボープラン農産物」の認証制度を設け、ブランド化も計っています。
そう言う方法は、都市部では無理ですが、農村部では可能です。
3市町村で取り組むべき大きな項目もあるでしょう。でも、地域地域の特性を捉えて取り組んだ方が効率よくできる事もあるのではないでしょうか
現在、富士見町ではごみ減量化に対する取り組みが停滞しているように感じられることが問題だと思います。
すでに取り組みの始まっている事業に対してはそれを徹底させる広報が必要です。
それが、3市町村で足並みをそろえることになった時にも、きちんとつながっていく事になると思います。
ごみ減量に意識の高い人も関心の無い人も、取り組めるような方法を協同で考えていかなければならないと思います。
でも、その方法を広報して徹底させていくのは行政の仕事・責任です。
ごみ減量に取り組んでいる先進的な自治体では、行政がまず各集落をを回って説明をしています。
塩尻市でも、何とか住民に分かりやすい資料をと手作りの資料を作り、毎年期間を決めて各集落を回っているとの事でした。
その、資料を拝見して、「なんとか分かってもらいたい」と言う気持ちが、よく伝わってきました。
そう言った努力が見えないと言う事です。
町長の答弁は
①
町長:「ごみ減量推進会議」を6月に設立。
可燃ごみとして収集している容器プラスッチックの分別・紙類の分別・生ごみの自家処理にによる減量等について検討している。
富士見町内でも生活形態は違う。
ごみの減量化で3市町村が足並みをそろえることは、避けて通れないし実施しなければならない。
②
町長:4月から新たに収集を始めたポリスチレン容器・色付きトレイのみを発泡スチロールとともに収集しているので、収集量は把握できていない。
発泡スチロールの収集量は前年同月よりも55kgほど増えている。
紙類は、新聞・雑誌類・ダンボールの分別をしている。
雑誌類などのその他の紙の収集は、 H14年度が178t。H15年度 185t。H16年度 219t。H17年度 169t。
可燃物の受け入れ重量の25%が紙類。更に徹底をお願いしていく。