8月5日 引き続き「たまり場作り」
今回は≪藍の生葉染め≫

たまり場の参加者のおばさんたちがそれぞれのお宅で藍を育てていました。
花が咲く前の藍でないと染まらないとの事で、できるのはこの日しかない!
しかも、その日の朝に収穫した藍でないとうまく染まらないのだそうです。
本来の≪藍染め≫は藍を発酵させたりしてかなり難しいと聞きます。
この、生の葉で染める方法ですと、色は濃くなりませんが初心者でも簡単に染められるのだそうです。
収穫した藍を葉だけとって重量を計ります。
染めようとする布の重量の2倍、たとえば布が50gだと藍の葉が100g必要です。

葉をミキサーに入れ、攪拌できるくらいの水を加え、攪拌します。
攪拌したものを、洗濯用のネットの目のなるべく細かい物に入れ、絞り汁を搾り出すようによく揉み出し、1時間ほどそのまま置いておきます。
その後、汁をよく絞ります。

事前に湿らせておいた布を汁に浸し、液の中でよく振ります。
そのまま、10分ほど布を浸し、よく絞った後に天日で10分ほど干します。
この時に、空気に触れる事によって色がどんどん変わっていきます。

干した物をまた、液に浸しよく振り、10分浸して置いておいて、10分干します。
この工程を繰り返すことで色が濃くなるそうです。
大体2回くらいでOKだそうです。
最後に水3Lにつきオキシドールを10CC入れた液を作り、干した布を5分ほど浸して色の定着をします。
これは過酸化水素水の代用だそうです。
天日で5分ほど干して、染めの工程は終了です。
皆さんが持ってきた、布の種類で色もさまざまに染まりました。
白い絹の帯揚げや半襟等が美しく染まりました。
草木染は、たんぱく質に染まるのだそうです。
ですから、羊毛や絹だときれいに染まります。
木綿や化繊だと、この日もうまく染まりませんでした。
綿を染めたい時は、あらかじめ牛乳や呉汁(大豆の汁)に漬けては干す、を繰り返して、たんぱく質を繊維に染込ませて置くと、うまく染まるそうです。
化学ですね。すごい勉強になりました。
この方法は、すべて身近にあるものを使い、火も使いません。
私はシルクのスカーフを染めてみたのですが、淡いきれいなグリーンに染まりました。
その色を正確に写真でお見せできないのが残念です。
この日の参加者は、大人だけだったのですが、小学生でも高学年ならできそうです。
でも、まずは藍を各自で育ててもらうところから始めなければいけませんが・・・
また、来年!