先日お知らせした「第4次総合計画(素案)」に対する住民意見の募集の
募集状況と意見に対する回答が発表されました。
総合計画は、町の今後10年間の一番大きな柱となるべきものです。
それに基づいて5年後との前期・後期の計画が立てられます。
それもたえず、1年分をプラスして3年ごとに見直しがされて各事業の実施計画が作られ、各年度ごとの予算が付くのです。
他の議員さんの中には、きちんとした目標数値も掲げるべきだ,と言う人もいます。
でも私は、総合計画には、数値目標よりもきちんとした富士見町としてのビジョンを掲げるべきだと思います。
議員も様式に沿って意見を出すように言われていましたので、私も一つ意見を提出しました。
以下が私の意見です。
【意見趣旨(目標、実施計画名等)】 エンジェル 千代子
今後10年間の総合計画には、町が進もうとしている大きな目標やビジョンを語るべきではないか
【意見本文】
住民との協働で築きあげる手法は大変重要で、高く評価している。しかし、本来なら今までの住民との議論の中から、今後富士見町が進むべき夢を語るべきではないのだろうか。財政の厳しい中、「何ができるのか」と、型にはまってしまいそうだが、本当なら「どんな町にしたいのか」から議論を進めるべき事だと思う。
大きな町のビジョンが定まれば、おのずといろいろな政策もそれに沿ったのもになるはずだ。
たとえば、「ゼロウエストを目指す町」となれば、ごみ削減を筆頭に農業や観光も環境に配慮した政策が中心になる。「富士見町で子供を育てよう」と言う目標を掲げたなら、子供の視点、子供を育てる側の視点に立った政策が重視される。地域で子供を育てる環境づくりや農村留学など、目標に沿った政策に力が入るはずだ。
「世界に開かれた高原の文化都市」では、抽象的過ぎて分かり難い。今の素案では、今までなされてきた事業の踏襲が主で、富士見町は、一体どんな方向に進もうとしているのか、そのビジョンが全く見えてこない。大きな町づくりの理念やビジョンがあってこそ、総合計画ではないだろうか。富士見町は一体どんな町づくりをめざしているのか。日本中、どこにでもある町づくりではなく、どこにも負けない富士見町を目指したい。
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☆~また、夫のジェルミもいつも言い続けている「景観」について意見を提出しました。(景観についてだけではありませんが・・・)
前回の第3次総合計画でも景観形成基本計画でも、景観形成の条例化はしっかりと明記されています。
都市計画マスタープランの中では「まちづくり条例」の策定が盛り込まれており、「開発規制」についても明記されています。
その中では、富士見町のゾーニングもされており、次の段階としてはそこに規制を掛けるための条例化を進める事が当然の流れです。なのに、その肝心な「条例化」はなぜか今回の総合計画の素案から抜け落ちていました。
前の10年間で目標として掲げられていたものが達成できなかったのに、次の4次総合計画ではっきりとした目標としてあがってこないのは納得できません。
その時代に即さなくなって見直しされたのならともかく、この事は事業の後退ではありませんか。
以下が、ジェルミの提出した意見書です。
【意見趣旨(目標、実施計画名等)】 ジェルミ エンジェル
景観形成条例策定を明記してください
美しい景観づくりの推進の「113-01 適正な規制と統一を目指す」について、「景観形成条例の策定」を総合計画の中で明記する必要がある。
【意見本文】
富士見町が将来に渡って経済的にも精神的にも潤って行くために、その美しい景観を守り、さらに形成していく事の大切さはもはや異論はないと思うが、念のために以前に書いた文章を添える。ぜひこの意見と一緒にして読んでいただきたい。 ここで特に論じたいのはその中での条例化の必要性だ。
素案では「適正な規制と統一を目指す」としているが、「景観形成条例」(あるいは名前が違っても、その趣旨の条例)があって初めて、「適正な規制と統一」が可能になり、条例無しでは、適正な規制の適用は無理だ。よって、本格的に富士見町の景観形成に取り組むつもりがあるとしたら、条例の策定を明記するはずである。明記しなければ、景観形成のやる気の無さが浮き彫りになるだけだ。
しかも条例化は、すでに第3次総合計画(p.36)と景観形成基本計画(p.42)に明記されている。更に、都市計画マスタープラン(p.88)でも、「景観形成条例」と趣旨がほぼ一致している「まちづくり条例」の策定が盛り込まれており、その中で「開発規制」の必要性もうたわれている。これらの計画に条例化が明記されているのに、第4次総合計画に明記しなければ、なぜ明記しないかについて説明責任が発生すると思われる。
平成17年3月の定例会の議場に於いて、景観形成条例の策定について質問を受けた町長は「私権との制限があることから、町としては、公募により町民が平成14年に策定した景観形成基本計画で定めたガイドラインを基準とするとともに、町環境保全条例を遵守し、景観形成を推進したいというふうに考えております」として、条例化に否定的であった。
町長の上記の姿勢に対して指摘したいのは:
1. 環境保全条例をいくら遵守しても、その目的が違うので、景観作りにはほとんど役に立たない。環境保全は住民の健康にかかわる非常に大事な課題で、その条例を遵守することの大切さは言うまでもないが、環境保全条例で景観を形成すると言うのはスコップで魚を釣ろうとするようなものだ。
2. 景観形成基本計画は、私もまちづくり研究会の会員として参加したマスタープランと共に平成14年度に策定されたが、それからの4年間、その中にうたわれている事項が実行されている気配がまったくない。富士見町の景観も当然、よくなった気配はまったくなく、むしろさらに壊れて行っている一方だと言う気がする。これは富士見町全体の価値の低下をも意味する。景観形成基本計画はマスタープラン同様、多くの住民の参加を呼びかけながら、何一つ実を結んでいない、絵に描いた餅に過ぎない。(形だけの住民参加はもうゴメンだ。)
3. 上記のように、景観形成基本計画にも条例化が明記されているので、「そのガイドライン」を基準とするなら、当然条例化も推進すべきである。
4. 「私権との制限」に関して、景観が100万円単位の札束の価値がある時代には、その景観を不適切な建造物や開発で壊すと言うのは、まさに周囲の住民の私権を踏み潰し、財産の価値を目減りさせる行為で、景観形成先進国、人権先進国では考えられないことだ。添付した原稿にも書いたが、景観を壊す開発は町全体の地価、町民全員の財産価値を目減りさせる。逆に景観を守り、更に良いものになるように形成していくことは町全体の価値(地価だけではなく、観光収入、「癒し効果」など)を増やし、町民全員の財産価値を増やすことにつながる。
息の長い仕事(山形県金山町は100年計画を立てて実行している最中)ではあるが、町民の財産と町の将来性を考えると、絶対にやらなければならない課題であり、条例でその基本姿勢を示し、スタートすべきである。よって、第4時基本計画での条例化の明記を強く求めたい。
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☆~今回の意見募集には、合わせて10件の意見が寄せられました。
そのうちの4件が「景観」や「景観条例」に関する意見でした。
それを受け、総合計画に「条例化」がきちんと位置付けられる事になりました。
皆さんの意見が計画にきちんと反映されたと言う事です。うれしいですね。 \(@⌒ー⌒@)/
詳しい意見の内容や回答は富士見町のHPでご覧になれます。
http://www.town.fujimi.nagano.jp/riyosite/somu/kikaku/publickaitou.pdf
その一覧表です。
http://www.town.fujimi.nagano.jp/riyosite/somu/kikaku/publicichiran.pdf
今後は、7月20日に各分野からの住民参加(11名)による第2回目の審議会が開かれ、同会議で8月上旬に答申内容の議論がされる予定。
その後、20日の全員協議会で説明され、9月の議会で議案として提出される予定との事でした。