今回町から出された支援策を読んだ方から、「町民を馬鹿にしている」「議員はしっかりしろ!」と言う事を何人もの方から言われています。(時には酔っ払って電話をかけてくる人も・・・ ^^; )
もちろん私も皆さんのそんなご意見を議会でも伝えて行きたいと思っています。
でも、本当は多くの皆さんの声こそが行政を動かすんだと言うことも、どうか分かっていただきたいと思います。
今夜から始まる、たった5回の懇談会ですが、ぜひ参加して賛成でも反対でも意見を伝えていただきたいと思います。
H14年の、前回の「再建計画の町民説明会」の時に、夫のジェルミが説明会で読み上げた原稿が出てきました。
読み返してみると、今回の話とそっくり同じ事が言えるようで、夫婦で思わず苦笑してしまいました。
繰り返して言いますが、これは前回、平成14年度の再建計画・説明会の時のジェルミがこの原稿を元に読み上げた意見です。
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これで私は3つの説明と2つの勉強会に出席し、色々と口うるさく質問したりしてきましたが、今日は質問しません。もう最後の機会になるかもしれないので、意見を言わせて頂きたい。
というのは、このスキー場経営改善計画に関して町長は確か以前に「町民の総意が大前提」と言っていたし、6月議会の和田議員の質問に対して、「説明会で町民に判断材料を提供する」と言った。これは、住民の判断を請うつもりがある、と解釈したが、先日、7月30日の説明会で住民投票やアンケートを行うかどうかを問いただしたところ、行わないと言われた。つまり、この説明会も、判断材料を提供し、町民の判断を請うためのものではなく、すでに決まったことを説明するための、文字通り説明会だと言う事だ。
それ以上のことを期待した僕はやはり愚かだったが、年間予算70億ぐらいの町が一気に31億と言う今までにない膨大な借金をしようとしているので、当然町民アンケートぐらいは取ると思った。
しかし町長は先日私の質問に答えるとき、「こういう経済問題を町民の総意によって決めるのは間違っている、不可能」だと言った。どこが不可能なのか、さっぱり分からない。。新潟県の巻町だって、原発を立地しないのは住民投票によって決めたし、つい先日東京の杉並区は住民基本ネットのとりあえずの不参加をアンケートによって決めた。パノラマ継続は、たとえ100%までその結果を参考にしなくても、住民投票やアンケートによって町民がこの計画をどう評価しているか、客観的なデータを取るのは筋ではないでしょうか。31億円の借金だもん。専門家の意見も中立的な立場で大事だと思うが、すべての専門家は同じ答えを出すすだろうか?つまり専門家の意見を客観的材料と位置付けるなら、町民の意見も、それぞれ主観的な意見でも、それを全部合わせた町民全体の評価は、もう一つの非常に貴重な客観的材料。その判断材料をまったく得ようとしないのはいかがなもんでしょうか。
ここで、説明会でちゃんと町民の意見を聞いているのではないか、と言うかもしれないが、先ほど言ったように、町の方針はもう決まっている。これしかない、と、そうではないのに、町長ははっきりと言っている。
しかも説明会での意見を参考にするなら、もう、この計画をたちまち辞めるしかないと思う。だって、3回出席しているし、7月30日昼間の説明会の説明も聞いているが、今まで計画に賛成と言う意見は一つもない。まあ、たしかに、異議申し立てがあるからこそ、説明会に来ている人が多いかもしれない。ただ、出席していない町民はみんな賛成でしょうか、と言えばそうでもない。私の聴き取り調査によると、大部分は「賛成じゃないけど、もう決まったことだろう?」と説明会に出ても仕様がない、そっぽをむけている。でもその中で、内心怒っている人も多ければ、怒りを通り越して、呆れている人も非常に多い。
(中略)
町長はなんらかの納得行く形で町民の総意を得る努力をすると思って、説明会に期待していたが、結局そんなつもりはない。
パノラマスキー場の経営再建策は分からない点だらけだ。
「説明会」を開くと言うが、この「説明会」の位置付けは?再建策についての住民投票や住民アンケートが前提なら、その意味は分かるが、すでに決まったことを説明するなら、その意義は良く分からない。町長は「住民の総意は大前提」と言ったが、住民投票やアンケート無しでは、その総意を得たかどうか、どう分かるでしょうか?説明会を4箇所開き、意見を色々聞いただけでは、とても総意を得たとはいえない。これだけははっきりしている。
具体的にどう請うつもりでしょうか?それとも、この解釈は間違っているでしょうか?継続がすでに決まり、説明会が文字通り、単なる「説明会」と解釈すべきでしょうか?
住民投票がいやなら、町長は辞任して、この経営再建計画に賭けてもう一度選挙に挑んで欲しいと思う。なにしろ、継続推進を歌っていなかったからこそ、矢嶋候補に票を入れた町民は大勢いるはずだ。とにかく、30億円の借金を作る経営再建策の町民に対する影響を考えると、住民投票や町長選挙のやり直しぐらいの手段が必要。
共産党までほとんど全与党化され、とてもチェック機能を果たしていると思えない町議会の有様を考えると、なおさらだ。
町長はどうも、人が変わった気がしてならない。当選前、役所に新しい「民間」の発想を導入すると言ったが、一旦町長になったら、役所の論理しか聞かなくなった。答弁からは、住民と言う主体がすっかり消えてしまい、「権力」と言う言葉が横行するようになった。なるほど、人間は権力を手に入れたことでこうも変わるんだね、と言う印象を受ける。
国の融資を受けると言うが、「国から」と言うと、「補助金」と勘違いする人が多いと思う。間違いのないように、これは補助金ではなく、いずれ返さなければならない借金だ。
勉強会で「継続した場合、公団が計画通り賃貸料を払えなかったりした場合のシミュレーション、つまり思惑通りすべてがうまく行かない場合のシミュレーションは?」と聞いたら、収入役は「そうした失敗などをした場合は想定していません。事業ですから」と答えた。ビックリ仰天しましたね。自分のお金なら、それでいいが、何らかの形で町民がいずれ返済する、これから我々の子供や孫に重くのしかかる30億円の借金です。失敗しても責任は問われない、と言う前提でしか言えないことだな、と感じた。
この借金を返すのに、町の財政調整基金を崩していくしかないらしい。法律上、財政調整基金は「安全かつ合理的に」運用する義務があるらしい。戻ってくる保障無しでは、果たして「安全かつ合理的に」運用したと言うことになるのだろうか?
やっぱりどこを見ても、失敗した場合責任をとるものはいないようだ。町長を初め、この計画を推薦している方が個人財産をも賭けると約束するなら、もっと説得力はあるが、そこまで責任を重く受け止めてくれる人はいないと思う。どうせ失敗しても、その頃はすでに他の人たちにバトンタッチしている、とでも思っているでしょうね。
(中略)
継続は町長にとって一番「自然な流れ」かの知れないが、やはり、リゾートブームに狂った馬鹿どもの失敗のつけを後の世代に回せば、撥が当たると思う。こんな馬鹿なことを繰り返す町は将来がないと、出て行く若者もいるだろう。やっぱりこの問題は今こそ、けりを付けなければダメだと思う。
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この時の懇談会の新聞の記事が「賛成意見ほとんど出ず」とあり、そのことについて
「確かに反対意見もほとんど出なかったが、賛成意見もほとんど出なかったはずで、会場の雰囲気からすれば「賛成意見、ほとんど出ず」の方が適しているはずだ」と、新聞社にジェルミが抗議しました。
その結果、以下のような紙上対談をする事になりました。

H14年9月3日
H14年当時、公社は50億円の借金を抱えていて、町が公社から31億円で施設を買い取って賃貸する計画を建てました。
毎年3億円を10年間貸し付け、公社からは賃貸料で31億円を20年以内に回収を目指すと言うものでした。その年の7月から8月にかけて町民説明会が開かれれました。
その時の説明会でのジェルミの発言や、新聞記事が上記のものです。
その後、H15年2月には国からの起債の許可がされる見通しとなったことで、計画の変更となり、変更内容の説明会を2月に2回開かれました。
そして最終的には2月24日の臨時議会で再建計画に関わる議案が賛成多数で可決した訳です。
その間、当時議員だった藤田さんやほかの住民組織でも説明会を開催しましたし、何人かで町長宛に公開質問状を提出したりもしました。
「町民の理解が大前提」と言いながら、町のやり方に納得できなかったからです。
今回も、スキー場存続、そのものに反対するものではありませんが、町が提示した再建計画が唯一考えられる道とは信じられません。
こうなるだろう事を予測して、議員になってからことあるごとに住民への説明責任を果たすように言ってきました。
大きな計画の変更となる可能性があるので、早く町民に情報提供をして、町民の意見を聞いてほしいと訴え続けて来ました。
でも、本当に何にもならなかったと言う無力感だけが残ります。
議会でも、前回の支援策の話をすると「エンジェルは後ろ向きの話ばかりする」と言われます。
でも、今回も前回とまったく同じことですね。
全戸配布のチラシにも「ご意見をお寄せください」とありますが、方法はこれしかなく、すでに決まっている事です。
富士見町の目指す「協働のまちづくり」ってどんなことなんだろう。