現在、茅野市・原村・富士見町の「諏訪南行政事務組合」の広域事業として、焼却灰をもう一度高い温度で溶かし無害のガラス状のものにする計画が進められています。
このために建設予定地の、花場にある旧焼却施設では解体工事進行中、18年度からはその跡地に灰溶融施設を建設、平成20年3月には完成を目指しています。
「諏訪南行政事務組合」では茅野市の施設で、平成11年から可燃ごみの処理を行っています。富士見町のゴミも茅野市の施設で焼却されている訳です。
その焼却灰を富士見と茅野の埋め立て処分場に埋めていますが、茅野市の処分場が早ければ平成20年には、富士見町でも5年後には一杯になってしまうそうです。
灰溶融施設について、先日の町政懇談会での質問に町長は次のように答えています。(富士見町のホームページで町政懇談会の議事録はごらんになれます)
「灰をもう一度焼く施設の計画がある。1300℃焼き、無害のガラス状のものができる。ダイオキシンは除去される。灰の処分場は5年で一杯になる。この施設で減量し、15年の延命を図る計画である。各関係集落には説明してある。これに伴い南諏衛生センターを専門業者が取り壊す。広報をしてない。安全等をできれば広報したい。」
私も、議員になりこの計画を聞いた時に、建設にかかるその巨額な費用とその後の維持管理費の高さ、償却灰を溶融化しても容積が半分から三分の一にしかならない事など、疑問に思いました。
1000度を越す高温で溶かすので、炉内の耐火煉瓦が持たず、場合によっては毎年レンガの交換だけで2億ほど掛かる施設もあるとも聞いています。
何よりも疑問に思ったのは、そう言った施設を作る前に一番大切なのは 「ゴミを減らす、出さない」事です。
以前、講演をお聞きした池田こみちさんのお話にもあったように、「大きな施設を作ってしまうと燃やすためのゴミが必要になる。ごみを減らす為には、そう言った施設を作らない事。」
でも、広域での事業ですし、実際に毎日出てくるゴミや灰の始末はどうするのか。「迷惑施設はうちにはいやだよ。」と言うような話ではおかしいと思います。
しかも、広域で勧められている事業で、すでに国からの補助金も決まっていると言うことです。
今まで「今更、何を言っても仕方ないんじゃないのか」と、あきらめていたと言うのが正直なところでしょうか・・・
でも、去年の秋ごろから、何人かの方から、「今度広域で作る予定の灰溶融か施設について心配だ」「今まで作られた施設ではこんな問題が起こっている」と言う問題提起をしていただきました。
「こう言った事を、もっと早く住民に情報提供して欲しかった」とも言われ、反省しました。
私も今まで行政の説明どおりに安心・安全な物と思っていましたが、ちょっと調べてみると、すごく多くの事故がおきている。
そればかりではないと気が付きました。
行政側からの説明と、それとは別の意見も聞いて見る必要がありそうです。
確かにすでに動き出した計画ではあります。でも、決めるのは住民のはずです。
合併の問題の時にも、「大きな流れで反対しても無理だ」と思っていました。
でも、やはり最後に決断したのは住民でした。
このまま、ほとんどの住民が知らないまま事業が進むのはやはり違うと思いました。住民には知る権利もあるし、行政はきちんとした説明責任をはたして住民の意見を聞くべきです。
最終的には、計画どうりに施設が建設されたとしても、住民が問題意識を持つためにも、あるいは住民の意思の表明のためにも、今から 「灰溶融炉とは一体どんな物なのか?」 から勉強をして皆さんに情報を提供したり意見交換をする機会を作っていこうと思います。
幸運にも、同じような思いの人たちが何人か集まり、これから活動していく事ができそうです。
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先ず初めに、有志で諏訪の豊田にある諏訪湖流域の終末処理場・クリーンレイク諏訪を見学に行きました。
この終末処理場では、運ばれてきた下水をきれいにして諏訪湖へ放流しています。
また、汚泥を濃縮し、消化槽で菌を使い汚泥を腐らせる事で汚泥の一部をガスに変え汚泥の量を減らしています。そのガスは同施設で燃料として使われています。
私たちは、主に灰溶融施設について説明してもらい、見学させて頂きました。
上記の消化槽で発酵させできた消化汚泥を、その後どのように処理するかの過程が分かりやすい図になっていましたのでそれを紹介します。

焼却灰
汚泥脱水機 脱水ケーキ 焼却炉 溶融炉 溶融スラグ 結晶化炉 人工骨材
(字が読みにくいので説明文を紹介します。)
汚泥脱水機
汚泥を高速で回転させ水分を取りのぞくための機械です。水分を取り除いた汚泥を脱水ケーキと言います。
焼却炉
焼却炉汚泥を燃やして灰にするものです。この灰を焼却灰と言います。
溶融炉
灰を熱して1450度位にすると灰は溶けて溶岩のようになります。この溶けたものをゆっくり冷やすと黒いガラスのような物になります。これを溶融スラグと言います。
結晶化炉
溶融スラグを1050度に熱して6時間すると、硬い石のようになります。これを人工骨材と言います。

一般の溶融施設ではスラグ化(写真右)された状態が最終で建築資材に利用可能となります。
でも、この施設に運ばれる下水には温泉水が多く、処理してできたスラグも砒素の含有量が高くなります。
その為に、砒素が固形化された状態の中に完全に封じ込められるようにするために、ここではもう一度熱をかけ人工骨材(写真左)と言う状態にまで持っていくのだそうです。

灰溶融炉で重要な物の一つが煙突から出る気体から有害物質を取り除く≪バグフィルター≫と呼ばれるフィルターです。
バグフィルターで気化したダイオキシンや重金属類などの有害物質を除去します。
バグフィルターは交代で使えるようにいくつかあり、付着した有害物質を掃除をします。
バグフィルターの掃除で、おおよそ過去6ケ月間で出た物が写真にあるドラム缶に収められているそうです。結構な量になるんですね。
これは、大変に危険性の高い物なので、専門の業者に引き取られるそうです。

人工骨材は施設内でこうして砂利のように敷き詰めて使われていました。
そのほか下水工事の時の埋め戻し材として混ぜて使われたりしているそうです。
これから、このページでも勉強会などの内容を随時お知らせしていきたいと思います。
私たちが生活しているいじょう、ゴミは出ます。100円ショップでほとんどの物が手に入るような現在の生活の中で、物を大切に使う気持ちも忘れがちです。
全国的にも、「ゴミゼロ運動」があちこちの自治体で展開されています。
自分たちの出すゴミについてはやはり自分たちで責任を持つ意識が必要とされています。
先ずは、一人一人の小さな努力の積み重ねから! ゴミの減量を意識した生活に切り替えてる事が大切ですね。
ゴミ問題を考えるために、この灰溶融炉の問題も皆さんと一緒に考えて行きたいと思います。
はっきり言ってこれは山梨県に作るものと言っても
過言ではありません
地図上の県境からたったの数百m
何かあったら影響は富士見より山梨 白州にあります
それなのに山梨県民 北杜市民 白州町民はつんぼさじき
ただで済ますわけには行きません
きっちり型つけさせて貰います
八ヶ岳南麓からはじめまして。こちらで地域や環境などをテーマにやブログを運営してる者です。
休戸に建設予定の灰溶融炉のことで、隣接する北杜市の市民が動き出しました。むしろ富士見町よりも熱くなっているようです……。この件について、エンジェルさんに寄せられる町民の反応はいかがなのでしょうか。よろしくお願いします。
2月15日の午後6時にNHKで放送された灰溶融炉ニュースの動画をUPします。
http://www.kaikoma.jp/misc/haiyouyuuro.wmv
貼り主: 謎の中澤 日時: 2006年03月01日 19:043月9日の午後6時にNHKで放送されたニュースの動画をUPします。
http://www.kaikoma.jp/misc/haiyouyuuro2.wmv
貼り主: 謎の中澤 日時: 2006年03月10日 21:12