下蔦木の集落では、サルの農作物被害対策として、富士見高校園芸科の生徒の発案、「さる・柿合戦」を展開中です。
集落内に取らずに放置された柿が、サルの格好の餌場となってしまいます。
その柿を収穫して、地域の資源としても利用しようと言うものです。
10月25日に第一回目の、 「富士見高校生が地域を元気にするぞ!さる・柿合戦プロジェクト」があり、柿取り用の竹ざお作りと柿もぎの作業が行われました。
27日に2回目の作業をすると言うので、高校生から元気をもらおうと、出かけていきました。

柿を取るための竹ざお
前回、お年寄りの指導で高校生たちと作った物だそうです。

竹ざおの先は20センチほど切込みがあり、ここに柿の枝を挟んで折って取ります。
この日は前回の取り残しと、もう一本の「甲州丸」と言う品種をもぎ取りました。

屋根を壊さないように、屋根の上に板を引いて・・・
足場は悪いし、首も痛くなる。竹ざおは結構重い。
やってみて初めて分かる、柿もぎの大変さ。
しっかり枝を挟まないと、途中で折角はさんだ柿を落としてしまうし、
そうかと言って切り込みの奥までしっかり枝が入ってしまうと、取る時に大変。
一度落としてしまうと、柿に傷がついてしまい売り物にならない。
随分、落としてだめにしてしまいました。

ちょっと離れたところから木を見ると、たわわに実が成っているのが分かるのですが、木の下に入ってしまうと枝と枝が重なって、しかも葉が茂っているのでどの枝を挟んだらいいのかもよく見えません。

「成功!」
上手く枝を挟んで折り取れました。こんな立派な枝が取れると大満足。
このくらい、熟した「甲州丸」は、干さなくても食べられました。
これが、しゃきしゃきの歯ごたえで、甘くって最高においしい!!!

干す時のために、枝をTに残して切り取ります。
流れ作業で、効率よく。

ダンボール詰め。美しくって惚れ惚れ・・・
新聞紙でし切って、もう一段並べます。

このチラシを入れて箱詰め完了。
裏面に晒し柿の作り方も紹介してあります。

前回とあわせて、予定していた50箱のダンボール分、目標達成!!!

柿をもぎ取らせていただきたお宅の裏側。
左手の端を渡ってサルの群れが山からやって来て、ここの柿を食べてしまうんだそうです。
これだけおいしい柿なら、変に納得。
サルにとっては、まさに格好の餌場となりうる訳ですね。

終わりの会。
最後に見せていただいた、お年寄りの柿もぎの技、さすがでした。
こうやって、みんなでわいわいしながらの作業なら楽しいのですが、一人ではとても大変な事ですね。
この日の完成品は、10月30日に下蔦木の 「道の駅信州蔦木宿」で販売。評判であっという間に売れきれてしまったそうです。
今後、子どもたちはお年寄りから、干し柿作りも伝授してもらう予定だとか・・・
こう言うプロジェクトがここから広がっていくといいなあ・・・と言うのは多分参加された皆さんの感想でしょう。
サル対策から地域のつながりが生まれて、何よりも若者が地域のことに関心を持って取り組んでくれた事に感謝です。