富士見町では、7日の日曜日に町長選挙がありました。
ずっと「無投票になるんじゃないか」と、言われていましたが、ぎりぎりの28日に立候補者の出馬表明があり、選挙となりました。
私は、町長の対立候補の新人の佐久さんを応援しました。
このページにも、選挙のことなど書きたかったのですが、選挙期間中の選挙運動は厳しく制限されており、また、選挙中に政治的な活動をする事も出来ません。
インターネットでの選挙運動は違反。
残念ながら、選挙が終わるまで書くことが出来ませんでした。
結果は
矢嶋民雄(70歳 現) 4,932 当選 有権者 : 12,616 投票総数 : 8,537
佐久健司(64歳 新) 3,475 投票率 : 67.67% 無効 : 130
今回の町長選については、随分以前から候補者の名前が何人も上がっていました。でも、最終的には誰も立つ人がいなかったと言う事です。
佐久さんは、前3回の町長選の時には、先頭に立って矢嶋さんを推してきた人です。
ところが、町長になった矢嶋さんが、後援会の声に耳を傾けなくなったと、今回、もう一人Hさんと後援会を脱退して対立候補を探していました。
お二人が後援会を脱退する時に、会の皆さんあてに送った文章を拝見したのですが、私は筋が通っていると思いました。
一番問題にしているのはパノラマの問題
「3回の選挙で最大の要点としたのはパノラマの問題であり、町長に当選したら内部調査をして町民に明らかにし、道義的責任を問う、と言っていたのに完全に裏切られた」と言っています。
同じような事を以前から何人にも聞いています。
「矢嶋さんは、前回の選挙の時に、パノラマの事を整理するような事を言っていたから票を入れたのに、裏切られた」
今回、矢嶋さんが再選したので、矢嶋町長にとっては「今までの政策が町民に受け入れられた」と言う解釈になるでしょうね。
それは、「パノラマの上下分離方式にして起債を借りた」事も、「助役2人制」も、「健康診断の個人負担」などなど・・・についても、です。
今の私の一番の不安は「今回の選挙で町民の理解は得られた」と、議会に突然に「パノラマへ公費投入」と出てくることです。
6月議会の私の一般質問で「公費投入となる時には住民投票も視野に入れるべきではないか」との問いに、町長は「議会に諮る」と言っています。
それで本当にいいのでしょうか?私は違うと思います。
話を今回の選挙に戻します。
「こんなぎりぎりの時期になって立候補するなんてただ選挙にするためじゃないのか?」と、随分言われました。
でも、そんなことはなく、佐久さんをは本気で町を変えるたいと願って町長に立候補しました。
私も彼らが必死になって候補者を探していたのは知っています。「どうしても見つからなかったら、ご自分で立つしかないですよね」とは言っていましたが、本当に立ってくれるとは思いませんでした。
それだけ責任感が強かった、想いが強かったと言うことだと思います。
私が佐久さんと関わりを持ち始めたのは合併運動の時からです。一緒に反対の運動をしました。
それに続き、乙事でのヒルサイドホテルの温泉排水問題。
実際に行動できる嘘のない人だと思いました。
人当たりがいいかと言えばあまりよくないと思います。べらんめい調で話し始めると止まらない! がらも悪い。
でも、関わってみて非常に誠実で正直な人だと思いました。
正直に言って私も佐久さんがベストだとは思っていませんでした。(佐久さん、失礼をお許し下さい!) m(_ _)m
でも、 「町民の声を聞かない」 矢嶋さんに怒って候補者となった人です。
公約にも 「町民の意見・要望をリアルに吸い上げるために 『意見集約機関』 を設置する」 と言っていました。
私も町づくりを考えるなら、何よりも住民の声を聞く事が基本だと思います、
また、 「健康診査に掛かる個人負担の廃止。財源は理事者報酬の30パーセントカットで対処」 だとも言っていました。
「先ず、理事者が足元から」 と言う発想は、30年前に自ら企業を起し、現在20人の従業員を使うまでに育ててきた企業人としての発想だったと思います。
実際に 「理事者報酬の30パーセントカット」 するためには超えなければいけない手続きのハードルは高いかも知れない。
でも、実際に同じ様な事を実施している自治体もあるのですから、やろうと思えば実現可能なことだと思います。
矢嶋さんはいつも 「財政の厳しい中、使うなら弱いところに金を使う」 と言っていました。だったらなんで健康診断の個人負担をはじめたのか?
財政の厳しいこれからの時代、住民への負担は避けられない物だと思います。
でも、行政の姿勢として、町民の健康づくりを重点項目と上げるなら、そこには手厚くお金を使うって事ではないでしょうか?
健康診断の目的は早期発見です。今回個人負担になったために金額の安い個人負担になさった方が多いのですが、その為に見たけられたはずの病気が発見が遅れると言う事にはならないでしょうか?
私も保健補導員を4年間経験しましたが、生活習慣病は増加傾向にあり、中でも脳血管疾患(脳出血・脳梗塞など)、 心疾患(心筋梗塞・狭心症・心不全)などは県下でも死亡率が高かったと記憶しています。
また、住民の声に耳を傾ければ、 「これは、負担しても納得できる」 「こっちは、どうしても町からの援助が必要」 というものが出て来るんではないでしょうか?
「町民の意識を高めるため」 と言ってももっと先にやるべきところがあったはずです。言ってることやる事が違うんじゃないのか?と、私の感想です。
佐久さんが言っていたことで 「なるほど」 と、納得させられた事。
「農業は富士見町の基幹産業だ。なのに農林課をなくして産業課と統合したのはおかしい。自分が町長になったら農林課を設置する」
これは、実際に実感としてあります。
これも同じことですが、一体行政がどこを見ているのか、と言うことだと思います。
佐久さんが書いた会報で私が一番うれしかった事。
「以上の約束を計画・実行するためには、公僕として入社した職員が自分の仕事に生き甲斐とプライドを持って、仕事が安心して出来る職場環境作りをする事が理事者の使命である」 と、書いてあるところです。
これって私がいつも思ってた事。
議員の視察なんか行くと役場の担当職員が対応してくれるわけですが、先進的なことをやっているところって職員も生き生きとしてます。
自分の仕事に誇りと自信を持ってやってるな・・・って感じます。
矢嶋町長は全職員にレポートを書かせて、一人一人面接をして人事にあったっている。と言うのですがそれが裏目に出ている感じを受けてます。
町長になってすぐに 「役場は権力を持っている」 と言った事が、私には未だに釈然としません。
「権力」 って言葉にすごく違和感を感じます。 「権力」 には 「支配する」 と言う事が含まれている訳で、たとえ法的に使い方が間違っていなくっても、それって違うと私は思います。
この 「権力発言」 については以前の議事録を調べたところ、町長も 「言葉がきつかった」 と、反省する発言をしているので、あえて町長には言っていませんが、やはりずっと心の中では引っかかっています。
「選挙」 については、いろいろと疑問に思う事が多いです。
私自身の選挙の時にも随分悩みました。
選挙活動として法的に出来る事も厳しく制限があります。
今回のように、ほとんど無名の「佐久けんじ」を、どうやって短い選挙選の中でその人の考えを知らせることが出来るのでしょうか?
前回の町長選の時は、友達2人と 「公開討論会」 を企画しました。
町民にとっては候補者が同じ場所でそれぞれの考えを述べてもらう機会があれば、一番分かりやすいと思います。
それぞれにの候補者は 「個人演説会」 を開いていますが、それは 「この人を推そう」 と言う後援会の集会で、「どちらの候補者に票を入れようか迷っている」 人が行くには勇気の要るものです。
「候補者同士の政策論議を行い、政治家を選ぶ新しいルールを日本に根付かせるため」 「リンカーン・フォーラム」 と言う組織があります。
リンカーン大統領の掲げた 「人民の人民による人民の為の政治」 と言う民主主義の理想の実現のために組織されたものです。
この会に相談をして、細かい所まで十分に注意を払って準備を進めていました。
事前に各候補者に公開質問状を送って、それを元に討論会を開く準備、記者会見の手配、会場での配慮などなど・・・
でも、 「告示前」 だと、第3者の主催の 「公開討論会」 が出来るのですが、 「告示後」 になってしまうと開催できるのは 「合同個人演説会」 で、主催はあくまでも候補者。第3者主催では開けなくなります。
最終的に、時間が押してしまい、「告示後」 の候補者主催の 「合同演説会」 になってしまい、開催する事は出来ませんでした。
今回の選挙選でも、「合同個人演説会」 を開きたい、と言う他の会の動きはあったのですが、 「開く」 「開かない」 は候補者の判断なので開催には至りませんでした。
私も、個人的には 「ぜひ開いて欲しい」 と佐久候補の選対にはお願いしていたのですが、機会を作ってもらう事が出来ませんでした。
結局、あまりにも時間がなく 「どうやって少しでも多く票に結びつく事をするか」 が大切で、 「佐久さんを知らない、どっちに入れるか迷っている人のために話を聞く機会を持つ」 事は重視できない、と言う事でした。
立候補すると決めてから選挙当日まで16日間。
本当にご本人にとっても周りの人にとっても嵐のような時間だったと思います。
選挙告示当日、選挙活動に入る前に佐久さんの陣営では、目の前の乙事神社で必勝祈願のお払いがありました。
正直に言って、従来の選挙活動は好きではありません。
でも、このお払いの儀式はかなり気に入りました。


何年も木やりの大会で金賞を取っていたと言うおばあちゃんの木やり。かっこいい!! \( ̄▽ ̄)/
この夏はお会いできてよかったです。折があたらまたお出かけください。10月末から11月はじめまで八ケ岳に滞在します。
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