諏訪市議会の議会改革検討委員会が、議員定数を現行の23人から8人減の15人に削減する最終報告を行ったと、4月23日の長野日報で報じられました。
富士見町でも議会改革検討委員会が立ち上げられ、全員協議会でも何度か話し合われています。
時代の流れからすれば、議員削減は当然のこと、町民にも納得の行く話です。
でも、削減すれば、今以上に若い人や女性が出づらくなるでしょう。
議会が町民の代表なら、広く町民の意見を拾えるシステム作りがセットでないといけないと思います。
富士見町の議員定数は現在16人。この数が多いのか少ないのかは考え方で一概には言えないと思います。
広く町民の意見を反映させる為にはある程度の人数は必要か、とも思います。反面、町民の意見をきちんと反映させるシステムが作られているなら議会はいらなくなるかもしれません。後はどう行政をチェックするかです。
私が常に思っているのは、今の議員の報酬では本当にやる気があっても働き盛りの若い人は議員で家族を支えることは出来ない、と言う事です。
ちなみに昨年の私の報酬は 3,392,643円です。 毎月の報酬は 201,000円。
6月と12月は期末手当が付きます。6月 462,300円。 12月 491,193円
そこから皆さんも同じだと思いますが、共済掛け金、議員会に、親睦会費、所得税と引かれますので、私の口座に振り込まれるのは、毎月154,400円になります。
なので、合計 2,667,502円が去年、私の口座に振り込まれた額です。
うちは夫が一家の柱として働いてくれているので、4人の子供がいても何とかやっていけます。
でも、いくら意欲があっても20代、30代、40代の一家の大黒柱となる人が「今の仕事を止めて議員になろう」と言うには勇気のいる額ですよね。
議員に立候補するためには仕事を止めなければならないかも知れないし、そうだとすると落選した時にまた、職場に復帰できるかどうか。
あるいは、一期か二期議員をやって止めた時にはたして仕事はどうするのか。
現在の富士見町には40代の男の議員が2人います。彼らは農業をやっていたり、ほかに職業を持っていて生計を立てているようですが、私個人的にはこの年代の人が「よくぞ議員になってくれた」と感謝しています。
じゃあ、一体どうすればいいのか、と言う事ですが私の個人的な考えです。
私も、本当に専門的な知識を持っている議員は絶対に必要だと思います。そう言った人たちは5人くらいでいいんじゃないでしょうか。
その人たちに議員で生活できるくらい、家族を養えるくらいの報酬(たとえば今の倍くらい?600万くらいかなあ・・・?)にする。
あとは広く町民の意見を聞くためにボランティアの議員で構成するって言うのはどうですか?
ボランティアであることで、ひょっとしたらもっと気楽に「なってみよう」と思う人もいるかもしれないし、いろいろな世代のいろいろな立場の意見を拾うことが可能になるんじゃないかと思っています。
議員でなければ出来ない事って何だろう・・・いつもいつも考えてしまう事です。
議決機関であること、チェック機関であること・・・・と突き詰めて考えると、今自分のやっていることは議員じゃなくても出来ることなんじゃないか?と思うことが多いのです。
ただ、議員じゃなくってボランティアで時間を割いてそこまで出来るか、と言うとそれは出来ません。
「時間」と言えば、議員自身が議会などで拘束される時間は確かに限られています。
議会は3月、6月、9月、12月。それに今回5月にあるよう時には臨時議会がある事もあります。でも、役場に行って調べたり話し合ったり、勉強会、会議に出たり、皆さんからの要望をどんなふうに活かせるのか思案したりと、結構忙しい。
しかも、疑問に思って調べていると、どんどん深みにはまってしまう。
いろいろ考えると定数ひとつ、本当に町民の意見を反映させる為のシステムってどんな形が望ましいのか、とっても難しいです。
私が一番大切だと思っているのは、私たちはたまたま現在議員であるわけですが、議会は町民みんなのもの。
私たち議員だけで議会改革を決めるのではなく、町民みんなで議会のあり方について考えて行くべきだと思います。
また、そうしていかなくてはいけませんよね。