2005年04月25日

高原病院・診療所の保存

3月の議会に「富士見高原療養所(富士病棟)保存を考える会より
「富士見高原療養所・富士見病棟保存に関する陳情」が提出されました。

陳情の主旨は
築80年近くなる富士見病棟は和洋折衷様式の建築物として町の重要な文化財である。
初代医院長の正木俊二(不如丘)氏の志した結核療養所は単に治療だけではなく、多くの文人や芸術家と接する場ともなっていた。
病院を題材とした小説や映画を生み出した富士見病院療養所を富士見町の文化発祥の地として原型のまま現地保存をして欲しい。  という事です。

議題として上がってくるとは聞いていましたが、富士見病棟を見学した事がありませんでした。
そこで、3月6日「保存する会」で行った見学会に参加させていただきました。

「あららぎ」に入る手前の左の建物です。
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2階に見学できるよな部屋がいくつかあります。・・・・・・・・・

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ある当時の模型です。かなり広かったんですね。
この一番手前の「本館・富士病棟」が現在残っている「富士病棟」だそうです。

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机の上に無造作にアルバムなどの資料が積み重ねられています。このアルバムをちょっとだけめくってみて感激しました。
当時の「写真同好会」の方々が催しなどを写真に収めて残してあります。
見学に訪れた人たちが(私たちのように)アルバムを見ていくので,損傷が激しいとの事。
アルバムひとつをとってもすごい価値のあるのもだと感心しました。


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当時の療養所の風景や映画の写真など展示されていました。

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畳を引いた木のベッドです。
取っておく場所がなく、現在残っているのはこれひとつ! 

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こういった楽しい絵もいくつか残っています。

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これからは1階の様子です。   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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1階部分は、現在も使われています。

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一階にあるタイル張りの柱です。こういった柱も貴重なもですね。

★見学してやはりこれも残すべき富士見町の大切な財産だと感じました。
本当に知らないことって多いなあ・・・と思います。聞いてはいましたが、実際に見学してみると「なんとか保存して行かなくては」と言う想いがよく分かります。
貴重な資料としても保存するべきでしょうが、もっとちゃんと見学するような物にすれば観光の資源をしても重要なものだと感じました。
「建物全体を現地で保存したい」との事だったので、2階を見学してから現在も使われている1階も見せていただきました。
医局や事務所として使われています。この機能をいったいどこに持っていくかも大きな問題です。
  
議会で付託をされた社分では会の代表者の出席頂き、説明を受けました。
年間だいたい500人~600人の見学者があるそうです。ただ、現在のままでは二階に10人以上あがることも制限しているそうです。

その後の担当課からの説明にとると、H17~18に掛けて県が「近代遺産総合調査」を実施する予定で、その候補のひとつとしてこの診療所をあげてあるそうです。
これは、明治以前の遺産については今までも保護をされて来たのですが、明治維新以降の建築物を残していこうと言うもの。富士見町では17件の候補をあげてあるとの事。

議会では、土地や建物が町のものではないので町長部局へ陳情をあげる性質の物ではないと言うことで、陳情を採択をするにとどまりました。


貼り主: chiyoko 日時: 2005年04月25日 10:01
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