昨年の暮れに「おつき ゆきえ」さんの『大人のための絵本の会』を始めて聞きました。
その初体験があまりにも衝撃的で、ぜひ富士見町でも機会を持ちたいと思いました。
そこで、関心のありそうな人に声をかけ、3月19日信濃境の清泉荘で「おつきゆきえ」さんのお話の会を計画しました。
「おつきゆきえ」さんは、日本で唯一の「おはなし」のお届けやさんです。
絵本と賢治の本の読み聞かせをして全国を回っています。
初めて彼女の「おはなし」のお届けを聞いた時に、本当に『目から鱗』状態でした。
「絵本ってこんな読み方があるんだ!」「こんなに自由に読んでいいんだ!」
「子どもたちにも聞かせてあげたい」
と言うのが、私の素直な感想です。
実は、うちの息子にも本当に頭が痛いのですが、活字を読む事がとっても苦手です。
お気に入りの漫画なら繰り返し繰り返し読んでいます。漫画がすべて悪いなんて思っていませんが、ほとんどが「会話」を読むのであって、文章を読み取る作業にかけています。
漫画も「本」も同じように親しんでくれるのなら心配はしないのですが、残念ながら読んでいるのは漫画だけです。
文章を読むことが苦手なので、当然テストでも「文章問題」が解けません。あるいは問題をしっかり最後まで読まずに、自分で解釈してしまうので間違えてしまいます。
たくさんの文章を読む事で、同じ事でもいろいろな表現や考え方があることを知ることが出来ます。
たくさんの引き出しを持っていれば、自分の想いを相手に伝えたいときにも豊かな表現で的確に伝える事が出来ますよね。
私自身、それでどれだけ苦労していることか・・・・偉そうなことは言えないのです。
そこで、子供たちが「こんなに楽しいいんだよ!」って、本を好きになってくれるきっかけになれば言いと思い、「子供のための絵本の会」を企画しました。
おつきさんを呼ぶには、
10人までの集まりは1万円。それ以上の参加は大人一人1000円、こども500円です。
まず、最初の10人になってくれる人を集めるために声をかけてみました。
何人かに声をかけた段階で大人が8人集まりした。
「小学生くらいを対象とした子どものための読み聞かせを」と、おつきさんにはお願いしてあったのですが、蓋を開けたら大人ばかりだった、と言う事になりそうでした。
実際にそんな事も過去にはあったようで、おつきさんは話をする焦点がぼやけてしまい困ったようです。そこで、路線変更をして「大人のための会」をお願いすることしました。
3月19日、場所は信濃境の清泉荘。
当日は、15人の大人と5人の子供が集まりました。
{この日のメニュー }
・もけらもけら (福音館)
・とさかにごはん (理論社)
・月夜のみみずく (偕成社)
・かあさんのいす (あかね書房)
・ザガズー (好学社)
・“わたしを束ねないで”より 「赤ちゃんに寄す」 (童話屋)
・“ポケット詩集Ⅱ”より 「花」 (童話屋)
これは体験していただかないと、どんな言葉を並べても、残念ながら私の表現力ではお伝えすることはできません。
聞いている人間の反応があまりにも良過ぎたために、おつきさんも乗ってしまい、それはそれは楽しい極上の時間でした。
一時間半、目いっぱい笑い、笑い過ぎて泣いて、最後はなぜか暖かい物で胸が一杯になります。
その時に初めておつきさんの言う「ほんとうのたべものやさん」の意味が分かるようになるんだと思います。
それで、気がつきました!
「子供たちじゃなくっていいんだ!」
大人がこれだけ絵本を楽しめたら、私がそうだったように「子供にこの楽しさを伝えたい」と思うはずです。
ゆきえさんが言うように「絵本は子供だけのものではない。それぞれの年齢でそれぞれの楽しみ方がある」訳です。
本当に、そのことを実感できる時間でした。
もちろん、子供たちにもあの楽しい時間を味あわせてあげたい、と思います。
でも今はそれ以上に、子供に絵本を読んであげるお母さんたちに知って欲しいと、痛切に願うようになりました。
また、企画をしたいと思います。
もし興味があって「ぜひ、一緒にやりたい」と言う方がいらっしゃったら、ご連絡お待ちしています。(@⌒ー⌒@)ノ