12月議会での一般質問で、パノラマを取り上げました。
50年に一度、100年に一度の異常気象が当たり前のようになった近年。
パノラマスキー場の行く末を心配していない町民はいないと思います。
現在の町が国からの起債(借金)を借りて、施設を買い取り、公社からの賃料でその借金を返して行くと言う方法は、公費負担つまり皆さんの税金は使いません。と言う説明をして始めた事です。
でも、もし 今年の営業成績が悪かったら、今度の3月議会には、この問題が上がってくるかも知れません。
その前に、私としてはぜひ皆さんへの説明責任について聞いておきたいと思いました。
★1ヶ月ぐらいすると町のHPの議会の所に議事録が載ります。ここでは、おおよその内容をお知らせいたします。
私が議員になってからの説明を聞いていると
「町民が一丸となってパノラマを盛り上げて行かなければならない」と言う事を強調しておしゃるのですが、それは無理があると思います。
なぜなら
今までの経営姿勢が町民を向いていなかったからです。
たとえば、オリンピックの選手を富士見町から出すんだと、子供たちのスキー指導、育成に力を入れてきたでしょうか?
(ちなみに我が家の子供たちがまだ小さかった時、保育園の子供は大人料金と同じでした。)
町民が楽しみ、本当に愛せるようなスキー場経営をしてきたのでしょうか?
名取助役も以前の説明会でおっしゃっているように
「多くの町民は今までの経営に不信を抱き、わだかまりのある状態」だと思います。
この先、もし公的資金を投入せざるを得ない状態になったとしたら、今までの反省を踏まえ、十分な説明を町民にすべきと思います。
町長がよくおっしゃるように、いくら水の所に馬を引いていっても飲む気のない馬に水を飲ませる事はできません。
この前の町政懇談会でも、本当に住民の皆さんの出席が少なく悲しい状態でした。
集落を回って説明をしても人が集まらなかったら「仕方がない」で、町として説明責任を果たした事にはならないと思います。
町民が出向いてくれないのなら、アンケートもひとつの方法だと考えます。
以前もお話したように、協同の町づくりをすすめる志木市では、徹底した情報公開を実践しています。
たとえば、プールを今後どうするかと言う問題が上がったときに
このプールを存続するにはいくら掛かるか、改修するにはいくら掛かるか、
温泉プールにするにはいくら掛かるか、寄付された土地を売って、壊したらいくら掛かるか、
いろいろな選択肢を町民に提示して町民がどんな方法を望んでいるのかをきちんと拾う事をしています。
そして、これも大切だと思うのは「このアンケートは意見徴集のひとつの方法で、アンケート結果ですべて決めるのもではありません。」と、きちんと説明しています。
住民の立場に立った町づくりとは、そう言ったものではないでしょうか?
★このことについては町長も同じ認識だそうです。
「説明しなければ前には進めない」とのお返事でした。
「方法はいろいろあるのでその時に一番いい効果のある方法を選んで」と言う事です。
★もう一押ししました。
もし、今後公的資金を投入すると言う事になれば、当然その後も毎年、1億、2億のお金を投入していく事は目に見えています。
その時、今度「公的資金を投入すると言う事」は、パノラマの経営の歴史の中でも、大変に大事な事となるはずです。
町民が何を考え、望んでいるのかをしっかり調査すべきだと思います。
公的資金を投入したらどうなるのか?
ゴンドラを止めたらどうなるのか?
グリーンシーズンの経営だけ止めたらどうなるのか?
本当に民事再生法を適用するような事になったらどうなるのか?
いろいろな選択肢があるはずで、その後のシュミレーションを町民に示す必要があると思います。
そして、議論を尽くし次に進まなければ不信感やわだかまりは募るばかりです。
起債をおこす計画は、6市町村合併の上で成り立っていた計画のはずです。
それが崩れた今、再びきちんと町民に向いて、説明をする責任が町にはあるはずです。
起債を起こすときに、町民にどのような説明をしたのでしょうか?
特別会計を作ったときに、当時の議員さん方が提出された決議書にも「他会計からの繰り入れを避ける事」とあります。
起債の申請書にも
「これにより町は施設購入時において、その購入費を負担(起債)するものの、その後のスキー場経営は開発公社の経営努力に帰属し、町は元利償還金等に相当する部分を貸付料として開発公社より受け入れ、それを原資として購入費を返済することになり、それ以外の負担は想定されない」と、はっきりと書いてあります。
「想定する」とは、「ある一定の状態や条件を仮に思い描くこと」と、あります。
つまり、仮に思い描く事もしない。と言うことになります。
この起債を借りる時の町民への説明は
「これが一番いい方法です」「公費負担はありません」と言って説明をして回ったのです。
今回の話は、「公費負担はない」ところから始まっているのです。
教育長が最近よくおっしゃるのですが
「お互いを非難しあっていても決して解決にはなりません」
いろいろな意見はあると思います。だからと言って話し合う事を避けてはいられません。
今回のことをパノラマの今後を考えるチャンスとして、議論の場を作っていただきたいと思います。
★この事については
「ごもっともです」
「最初から返せないと思って借金をする人はいない」
「富士見の町民に怪我の少ない方法をとる」
「手を離せという議論は解決にならないのではずします。」と言うお返事でした。
町長がおっしゃるように、70億の予算を組むときに50億の借金が富士見町にはあります。
しかも、今回の三井議員の一般質問での答弁によると、3年先の平成19年度の予算規模の試算ではもう10億円ほど下がり、62億円程度を見込んでいるのだそうです。
私もどうしたらいいのか分かりません。
でも、62億の予算規模になっても毎年何億ものお金をつぎ込むなんて、今のまま営業を続ける事は無理だと思います。
夫は起債を借りるときからグリンシーズンは営業するべきではないといっています。
スイスや欧米では冬はスキー場で夏は放牧地なんてところが結構あるんだそうです。
何人かの正規職員で、後は冬の作業の暇な農家の方に臨時職員として働いてもらうのだそうです。
また知人で経験が豊かなスキー場関係者も、ゴンドラを止めるべきだとおっしゃっていました。
それが町長の言うとおり、「感覚」ではなく、具体的に実施可能だと言う数字として表せると強いのですが・・・
どなたか、そう言った才能をお持ちの方はいらっしゃいませんか?
あの時、富士見の町民は一生懸命に考えて議論をしたんだと言えるような場をぜひ作って頂きたいと思います。
貼り主: chiyoko 日時: 2004年12月22日 17:56