2004年06月18日

町政懇談会・コミプラ

17日から町政懇談会が始まりました。
私はかねてから、町長はもっと町民の中を回り、町民の声をじかに聞くべきだと思っているし、町長にも事あるごとにお願いしています。
ですから、この町民懇談会には大きな期待を持っていました。

ところが、懇談会の初日。コミプラに集まったのは私の数えたところでは27人。
そのうちの7人が、一般の住民でした。後は役場職員と議員。
しかも、17日は、手話通訳と要約筆記ついたので聾唖者に動員がかかり7人のうちの3人が聾唖者の出席です。

翌日の境小学校の参加者は3人でした。

この参加の少なさはいったい何なのでしょうか?
「どうせ言っても仕方ない」のか関心がないのか・・・?

この懇談会は「富士見町が合併をせず、自律してやっていく為の将来の町づくりを、町民の皆さんとともに考えて行きましょう」と言うものだと私は理解しています。
町民が、理事者と直接ひざを交えて話すいい機会だし、行政側にとっても、町民が何を望んでどんな問題を抱えているのかを知る、またとないチャンスだと思います。

ところが、本当にびっくりするくらいに参加者が少ないのです。

懇談会の内容は大体次のようなものです。

 1)当面する町の事業について
   ①清泉荘デイサービスセンターの建設
   ②本郷保育園の前面改築について
   ③新しい町づくり係りについて
   ④観光貸付事業について

 2)その他
   ①公務局の統合と跡地利用について
   ②少子高齢化の進んでいる地区(落合地区)活性化
   ③構造改革特区について
 
3)パノラマスキー場の経営状況について

17日の懇談会で出された意見、質問を簡単にまとめてみました。

Fさん:今日のパノラマの資料として、新聞記事が出されているが、自分たちで作ったものを出さないとちょっと違うんじゃないのか。
   また、聞くだけでは数字も頭に入ってこない。年度別のものが一目瞭然で分かる資料と、今後3年の経営見込みが書いてある資料を作って欲しい。

A:パノラマに関しては今までも何回か町人の皆さんに配ってある。広報にも出した事もあり、今回は要約した資料でいいと思う。

Fさん:今度の冬を黒字転換にして行く方策は?
A:特別損益がなくなる事。減価償却がほとんどなくなる事。金利も半分くらいになることなど、いろいろな積み重ねで。
  方向性は見せたと思う。今までリゾート産業に詳しい人間がいなかったが、去年一人入ってもらえた。
  公社内で、いろいろのプロジェクトチーム(レストランのメニュー、ゲレンデなど)を立ち上げ検討している。
  いずれにせよ、年間20万の人が来てくれているのは事実。

Fさん:町に対する賃貸料は払えないことはありえない事から、この話は始まっている。
   今後も町民負担はない、と町長に明言して欲しい。

町長:可能性としてはある。つぎ込まない努力をして行く。「町民負担はない」とは申し上げられない。申し上げたらうそになる。

Fさん:確か6月の議会の挨拶で「パノラマは厳しい状態にある。町としては最大限の支援をして行く」と言うような内容を言っていたと思うが、今まで町長が言ってきた内容とは違う。
   すでに公社の資産を買い取る、と言う最大限の支援をしてきたが、具体的にどう言う内容なのか?ちかぢかあるのか?

町長:言葉通りに受けて下さい。

名取助役:Fさんにお願いしたい。パノラマは大きな借金、負をしょっているが、これからどうしたらいいのか、建設的な意見も出して欲しい。
Fさん:パノラマの事は誰もが心配している事。この事について聞いてはいけないのか?
   町に都合の悪い意見は排除しようとしているように思える。

町長:この、借金は誰も返してくれない。われわれが努力していくしかない。


Q:合併が反対と言う結論になって、これからの町の将来は?
A:予想はしていたが、それ以上に国からのお金は削られてきている。
 お金なしで、富士見町がどうやって行くのか。
 町づくり係りでも、どんな事が富士見町に有利なのか?どうすればお金が儲かるか?お金が少なくてできる事業はなにか?など、町民の幸せに貢献できる事を探しているところ。

Q:町民から集められた税金で、町以外に支出するものと町内で消費されるものの割合は?
A:割合は確かな事を言えないが、基本的には町内に落ちる。
  みんなのために使われず、町外に出て行くお金はない。
Q:大きな事業など、経験がないとできなが、富士見町の業者が請け負えるようにできないか。経済の循環を重視し、できるだけ町内で支出するようにして欲しい。
A:考えは同じだが、皆さんからいただいたお金を使うのに、一円でも安いところにと言う風にも考える。

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最初のパノラマに関する質問は前議員のFさん。
さすがに質問が鋭い!と感心させられました。
確かに彼は以前議員をやっていて、よく知っているはずだし、パノラマの理事をやっていた事ともあります。
だからと言って「議員をやっていて、分かっているはずだ」とか「文句ばかりではなく、もっと建設的な意見の言ってくれ」
と言うのは、町の姿勢としていかがなのもでしょうか?
富士見町にとっても、彼のようにきちんと意見の言える人は大切な存在のはすです。
議員をやった事のある人間が 懇談会でものを言いにくいような状態にする事事態、間違ってはいないでしょうか?

Fさんの言うように、「町にとって言われたくない事は排除しようとしているのか」と受け取られても仕方ない。
ほとんどの町民は、よく分からずに懇談会に出席するのだと思うのです。その時に、他人の質問、それに対する答えを聞くことで理解できる事も多いはずです。
「Fさんばかりの意見ではなく、他の人の意見も聞きたい」と言うのは分かります。
でも、時間も終了の時間までまだかなりあって、他に誰の意見もないのなら、続いていても同じ人からでも質問・意見を受けるべきではないでしょうか?
いったい何の為の町民懇談会なのか?

3月に私の議会報告会をしました。
その時も、ほとんどの方の意見は「富士見町が自律するとなった今、一番の心配はパノラマ」でした。
その後、すぐに助役のところに行き、その旨を伝え「パノラマに関しての出前講座」をやって欲しいと相談しました。
その時、丁度「町民懇談会で町内を回り、パノラマについても説明する予定だ」と言う事を知り、それでも納得できなかったら 出前講座をお願いすると言うことになりました。

また、町は町民に知らせる「広報機関」を持っています。
それが、最大の利点ではないでしょうか?
今回の町民懇談会についても、この関心のなさに危機感を感じて、もっと必死になって町民に知らせる姿勢があって当然だと思うのですが・・・

Fさんに対する態度と言い、釈然としない思いのみが残ります。

貼り主: chiyoko 日時: 2004年06月18日 09:47
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