6月6日、国土交通省と全国水環境マップ実行委員会の呼びかけで、「身近な水環境」の全国一斉調査が行われました。
富士見でも、富士見の“水”の水質がどのような状況にあるのか調べ“水”について考えるきっかけにしたいと、乙事、神戸、高森の3ケ所でこの調査に参加しました。
それに先立ち、5日、ヒルサイドの温泉排水を乙事汐に流す予定で問題にもなっている場所を中心に水質調査が行われました。

ヒスサイドの温泉排水はトレンチ方式で地下浸透しますが、能力を超えたものがオーバーフローして流れ出しています。
この排水と生活廃水を合併浄化槽で処理したものを一緒にして、今回乙事の汐に流したいと言う計画が持ち上がりました。
現在は地元住民の反対でストップしています。
なるほど、ここから流れ出している排水は手で触るとまだ暖かかったです。

各調査場所で水温を計り、水を採取します。

岡部牧夫さんが自前の器械で「電気伝導度」を調べています。

乙事の汐沿いに林の中を歩きました。「気持ちいい!!」

因果関係ははっきりしませんが、排水を地下浸透するようになってから、林の斜面の一部からいつもこのように水が染み出しているのだそうです。

現地から帰って、乙事公民館で各班に別れ、水質の調査です。

キットの手順通りに検査していくと、水の色が変化し、物質がどのくらい含まれているのかが分かります。

水質調査の結果のまとめを早川恵理さんがしてくれました。
・海面活性剤の0.5はひどくはないがまずい数値。
・ヒルサイド排水溝の電気伝導度の2,600.今の時点では何が含まれているのか分からないが「何か」はあるので、調べる必要がある。
・ヒスサイド排水溝のヒ素0.5は注意
その後参加者から意見、感想を聞きました。
・一度の検査、憶測で決め付けてはいけない。ヒスサイドの排水がきっかけになって、いるが地域としてどう解決していくのかが問題。
・見た目の感覚で決めるのは危険。子供にも教育委員会を通じて教えて行く必要がある。
・ヒルサイドは地域の活性に貢献している面もある。敵対関係ではなく、環境をどう守るのか、地域と企業が同じ土俵に乗って話し合えばいい。
・今日のような会に地域の人がもっと参加してくれればいい。
・現場を見たのは今日がはじめて。昔の人は農業のためとは言え、汐を本当によく作った。困っているから流そうと言う発想が安易。動脈に静脈をつけようとしている感じ。
・この問題が起こったことで、水の環境についてもみんなが関心を持った事はうれしい。
・乙事汐は八十八夜から二百十日まで水を流すのが慣例。5,6,7,8月のみ水が流れる。そのことについても理解して欲しい。
・話し合いの席に行政も顔を出して欲しい。

*電気伝導度とは?
電気を通すことで、電気の通りやすさを計ると電解性の物質が何か入っていると言うことが分かる。(水温が高いと通りやすくなるので、温度によって調整を必要)
きれいな湧水や地下水だと大体40~50
あとの水質調査の項目については、早川恵理さんがの説明資料を作ってくださったので、紹介します。

