5月8日 青少年健全育成町民会議がありました。
その中で、「青少年の自主性と社会性を育む地域づくり」と言うビデオ鑑賞があり、とても興味深い内容でした。
茨城県の真壁町では 中学二年生、14歳のときに「立志のつどい」が行われます。
昔の元服の行事が現在も受け継がれているのですね。
この「立志のつどい」の主催が1995年から町民会議から中学生に委ねられました。
桃山中学では実行委員会が組織され、まず二年生にアンケートを取り、テーマやプログラムが検討されます。
職場体験の発表、創作劇、未来へのメッセージなど、それぞれのプログラムに担当が決まり、自分たちで会を作り上げていきます。
自分たちで企画し、思い悩みながら作り上げた「立志のつどい」は保護者や一年生の前で披露され、感動を与えます。
14才、この歳にこの集いが、子供たちの力で行われることに大きな意味があるような気がしました。
たとえば、卒業式や入学式を、はじめから子供たちの手に委ねたら、どんなものになるのでしょうか・・・?
千葉県の市川市,ここでは中学区ごとに地域の大人たちが運営委員会を組織して、子供たちの体験の場作りを進めています。
その中に高校生を中心として、子供たちが自ら企画し実行していく教室があります。
ビデオで紹介されていたのは、小学生を対象とした「チョコレートのお菓子作り」教室。
リーダーの高校生を中心に、「何を作るか?」から、材料の計算、買出し、参加者の募集などなど細かな作業が積み重ねられていきます。
当日は会場の準備、会費の徴収から、お菓子作りの指導まで、すべてが自主的に運営されます。
リーダーの高校生の仕事振りをそばで見ながら、中学生たちは、その運営方法を学びます。
なかなか忙しくて、準備段階には参加できなかった仲間の当日だけの参加でも、混乱することなくお菓子作りの教室が進められていきます。
お菓子作りに参加した小学生たちは「お姉さんたちが、やさしくて面白かった」と、感想を述べ、高校生のお手伝いをしていた中学生は
「私も、あんなふうに教えられるようになりたい」との感想でした。
同じお菓子作りでも、大人から教わるのと高校生のおねえさんやお兄さんが教えてくれるのでは、楽しさが違うでしょうね・・・
てきぱきと仕事をこなす高校生をそばで見ていた中学生にとっては、高校生がなんと大人で素敵に見えたことでしょうか。
今度は、その中学生たちが高校生になったときに、自分より小さな子供立ちに、その活動を伝えて行くことができる。
これって、すごいですよね!
私も富士見町に存在している地域の人材を何とかもっと生かして、その知識や素敵な生き方を子供たちに伝えて生きたいと思っています。
その第一段階として、子供たちが育つ環境を見つめなおそうと、「教育委員会の出前講座」を企画しました。
「高校生から中学生、小学生に伝えるもの」も、ぜひ実現したいと思っています。
これについては、また詳しくお知らせします。