3月の定例議会に「富士見町の助役を増加する条例」と「富士見町収入役事務兼掌条例」の二つの議案が提出された。
人事権は町長にあるので、議員は普通 口出しする事が出来ない。今回は条例改正に関わる事なので、議会の議案として上がってきた。
皆さんが抱く疑問だと思う。なぜ助役が2人必要なのか?
ただ、人数が増えるわけではない。今までの収入役をもう一人の助役が兼掌するので、理事者の人数は今までどおり3人になる。
これは、収入役の事務を兼掌する2人目の助役として「新しい町づくり」担当助役を置き、町づくり全般における権限を与え、強力に推進するため助役2人体制とするもの。
この兼掌助役が担当する「町づくり係り」には、大きな期待を持っている。
今までの役場では難しかった「政策立案」を含め、町民と関わりを持ちながら、町づくりをして行く事が可能になる。
しかし、私が疑問に思うのは、そんな大切な係りなら、町長の直属にすべきではないだろうか、ということ。
2人助役にしても、趣旨は分かるが、町民の理解を得る事が出来るだろうか?
庁舎内も納得して、町長を先頭に気持ちを一つにしてこれからの町づくりに取り組む事が出来るのだろうか?
私は、その事が一番大切なことだと思う。
「厳しい財政状況」と言う言葉を耳にしない日はない。実際に補助金や交付金が大幅に削減されている中で、町民が考えるのは「まず、足元から精査せよ」と言うことではないだろうか。
先ず、必要なのは町民に理解を得る事で、強行に推し進める事がいい事だとは思えない。
「富士見町の規模では不可能」、と言うが本当に収入役をおかず、助役一人ではやっていけないのだろうか。
こんな声も耳にした。
「こんなに重要な事を今強引に進めるのは反対。町長の任期を考えるとその間に結果が出るのかも疑問。どうしてもやりたいなら時期町長選で、2人助役制をぶつけて出馬するべきじゃないか」
なるほど! そう言う方法もあり、ですよね。
議会でも随分、議論された。
疑問に思うことは皆さん同じだったと言う事だ。
結局、付託された総務委員長の委員会報告にもあるように
「前例がないほどの慎重審査の結果、政治生命を賭けた町長の強い信念が伝わり」議会では賛成多数で可決された。