(2003年8月3日発行の第1号議員活動広報より)
先日、合併をめぐる講演会で「結婚相手の悪口は決して言ってはならない」と言っていました。その通り! ただ、結婚する相手がどんな人なのか、結婚して幸せになれるのか、そもそも自分は結婚したいのか、見極めることが今、大切です。なぜ“6市町村”と言う枠組みなのか?「時間がない」と急いで決めてしまっていいのでしょうか?
理由①富士見町の自然と文化が好きだから!
私は千葉市の出身ですが、もし千葉で合併の話があっても反対はしなかったと思います。この富士見町だからこそ、今回の話をきちんと受け止め判断したいと思います。富士見町には他の地区ではすでに失われてしまった豊かな自然、伝統文化がまだたくさん残っています。私たちはその財産を,今後いかに後世に伝えるべきなのか。そんな町づくりの議論がなされるために、この合併問題は本当にいいチャンスだと思っています。合併推進の背景には、都市部で票の取れない政治的な判断があるとも言われています。これからの日本、農山村を大切にしていかなければならないはずです。今回、その事が話題に上っているでしょうか。富士見町の将来には明るい夢がたくさん抱けると思います。この先、いずれにしろ財政は厳しいのです。
この町の将来を決める権限は残したいものです。
理由②小さな町のフットワークのよさを大切にしたいから!
合併してもきめ細やかなサービスを提供するため、地域局が設置されると言われていますが、10年、15年後はどうなるのでしょうか? 45年前の富士見町合併の際に最初はどう言う約束だったのかと言う事を考えれば、分かると思います。
任意協議会では、サービスは一番高い所に、料金は低い所にすり合わせ作業が進んでいます。でも、もともと財政のきびしい中、本当にそんな事ができるのでしょうか。実際、議員で視察に行った岐阜の東濃西部合併協議会では、「サービスは落とさないように、しかし、料金を一番低い所にするには無理がある。合併後、料金を上げれば市民を裏切る事になる」と言っていました。その時になって反対しても大方の事は手遅れでしょう。
それよりも小さな単位だからできることを大切にしたい。情報公開制度など、今までも小さな自治体が独創的な発想を全国に向けて発信してきました。合併しなくても、広域ですべき事は、広域で進める事は可能です。
理由③合併しても財政問題の解決にはならないから(ピンチをチャンスに!)
富士見町にはパノラマの大きな借金があります。でも、本来、自分たちのつけは自分たちで払うべきです。スキー場のために富士見町をなくしてしまっていいのでしょうか。確かに合併後15年ほどは特例措置で一息つけるかもしれません。でも特例債で借金が返せる訳ではないのです。特例債は新市建設計画の為に借りられるお金で、何に使えるかは細かく決まっています。特例債と言う飴のために新しい箱物を作り、新しい借金を作る事になるのではないでしょうか。しかも、合併すれば大きな市となり、作る箱物も大きくなります。地元の業者が潤うならともかく、結局大きな業者に仕事を持っていかれたという話を耳にします。合併は現在の財政問題の先送りと新しい借金をつくる事になるのではないでしょうか。借金を持ち寄って合併しても借金はなくなりません。
一番言いたい事
私は6市町村合併には反対です。でも、だからと言って賛成の意見を否定するつもりはありません。賛成の意見を聞いていて「おっしゃる通り!」と思うこともたくさんあります。
同じ“合併”について考えても、価値観や信念が違うのですから出てくる結論も違うはずです。でも、富士見町を愛する気持の強さに変りはないと思います。決して感情的にならずに大人としての議論を深めて行く事が大切だと思うのです。
みなさんもどうか合併に関心を持ってください。そして、賛成でも反対でも自分の意見をもって住民投票に臨んでください。それが自分たちの決めた事に責任を持ち、失敗しても決して他人のせいにしない大人の選択ではないでしょうか?
あまりにも大きく、なかなか分かりにくい合併の話ですが、町でも「出前講座」と言う啓蒙事業をやっています。五人くらい集まれば「こんな事について説明して」とか「初歩から教えて」でもOKです。小さな集まりで、お茶のみ感覚で呼んでみられてはいかがですか?
この合併問題に関わらずこれからは住民参加の町づくりが大切になって来ます。住民からの発案や役場と一緒にまちづくりに積極的に参加して行くことが大切だと思います。
私もできる限り、皆さんにそんな機会を提供していきたいと思っています。
2について
どこでもお題目の「サービスは高く 料金は安く」。合併して出来るなら どうして今のままでは出来ないの?こんな手品のようなことが出来るなら 日本はもっと良くなっているはずなのに。合理化・経費削減でサービスがアップした経験ないですね。
またまた騙されたら 悔しい。