2003年07月03日

原村・小林峰一さん: 合併勉強会の資料

役場の合併に関しての「出前講座」を聞いた皆さんの「今度は反対の意見も聞いてみたい」とのご意見を受け、原村の小林さんをお招きし、勉強会を開きました。その時の資料を紹介いたします。

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原村の小林峰一さん

合併問題は地域を見つめ直す良い機会
-これからの地域のあり方を考える-

まず、合併について考える時に、次のようなプロセスで考えるべきだろう、と小林さんはフローチャート方式を使って説明してくれた:
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たぶん大半の有権者はまだ[A]の流れ、つまりまだ合併についてあまり深く考えたことがなく、「何だかよく分からないが、今のままだと財政的にやっていけないようだ」と思っている。
しかし住民投票で合併するかしないかを決めるのは私たちだから、[A]だけは禁物だと思う。
小林さんは「Bに進んで初めて『合併について考えた』と言えるでしょう」と言う。
[B]に進んでしっかり考えましょう!

次に小林さんは人口推移などのグラフを描きながら、次のような点を展開して話した:

1. はじめに
・ 合併は地域づくりを考える選択肢の一つ
・ 考え方の基本

2. 合併問題での視点
・ 合併問題を議論することは、地域を見つめ直す良い機会。選択はゴールではなく、スタート。
・ 合併した場合、新市で受けられる地方交付税は、合併しなかった場合、各市町村で受けられる合計額より少なくなる。
・ 合併は本来最後の手段のはず。それがなぜか合併ありきで動いている。
・ 合併しても、しなくても財政規模は小さくなる。自分たちで決める権限を残すのと、人任せにするのとどちらを選択しますか?
・ 依存体質からの脱却と新たな仕組づくりが求められる
・ 効率化より、税金を効果的に必要なところに使う仕組づくりが大切
・ 自治体とは、地域に必要な仕組を作り機能させることができる最小単位のコミュニティ。役場はその指令塔
・ 合併しなかった場合、改革は確実に行われる。しかも自主的に。合併した場合は??
・ 合併で職員が減り効率化されるというのは、短期的には?。長期的に見ても問題あり。
・ 小さな自治体における、大きな問題は、大きくなった自治体にとっては、ある地区の小さな問題となる。
・ 人は身近な事にしか関心を持たないし、真剣になれない。
・ 業務の専門家より、地域の専門家
・ 地域の活気が日本の再生を促す

3. 豊かさとは
・ 豊かさの源は人にある。絆で結ばれた地域コミュニティの大切さ
・ 住民参加型社会の構築は、人々の新たな生きがいや喜び、豊かさにつながる。
・ 生活圏の中に複数の自治体があるからこそ、自治体間での知恵競争がおこり、それが住民サービスの向上へとつながる。
・ 旅に出かけた時、各地域で多様な特色あるまちづくりがされていた方が遥かに楽しいし、新たな刺激を受ける。

4. 合併の本当のねらいとは…
・権限をなくした後、地域に起こることは何か

5. 未来の子供たちに
・ 私たちは未来の子供世代に対して、700兆円もの借金を作った。この上、地域づくりを自由に行う事のできる権限すら奪おうとしている。
・ 地域を設計し、デザインできる権限を残す必要性
・ 地域に育てられた
・ 郷土、ふるさとを愛する心


貼り主: chiyoko 日時: 2003年07月03日 13:02
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