議員になって会議に出席すると突然に委員長になったりする。
「本当に必要としてる人が中心となって運営して行った方がいいんじゃないか?」
と、提案してみたが、あっさり断られた。
それなら、と、お受けした。
この前、見学させて頂き、関わっていらっしゃる方々が、本当に一生懸命になさっているのはよく分かった。特に、施設長のN先生は誠心誠意尽くされていて、本当に頭が下がる思いだ。
現在行われている作業内容は、
わかめスープの袋詰、薪割り、薪の箱詰、ハーブの枝葉のp整えと束ねる作業等
今年から、それに加え,県の作業所の有志で始まった「仕事おこし」で、牛乳パックで作られたトイレットペーパーの販売も始めた。これは1個売れると16円の収入になるとの事だ。
私が、今まで、この富士見に来てから障害者の方々と関わって来て、一番望むのは、もっと地域との関わりを持つ事だ。知らない人間って怖いものだ。どんな人か知らなければ、見た目の判断でひょっとしたら、とんでもない誤解をしてしまう事だってあるだろう。
たとえ、お隣に住んでいって、知らない人では、なんだか怖い。それが、障害者となれば、もっと距離があるはずだ。まずはお互い、知り合う事だと思う。
その為には、当然、知り合うチャンスが必要だ。
以前、諏訪養護学校で、こんなお話をさせて頂いたことがある。
「私の居たムツゴロウ動物王国では子猫が鹿のお腹の中で寝ていたり、熊と犬が遊んでいたりしていました。どうしてそんな事が可能になるのかと言うと、小さい時から、一緒に育てているからです。そうする事で、遊びながら、お互いに『ここまでは許せる。ここから先は許せない』と言う付き合い方を学んで行くんだと思います。お互いに顔を合わせる事がなかったら、到底ありえない事です」
動物と人間を一緒にするなんて・・・と、非難する方もいらっしゃるかも知れないが、実際、多くの事を動物たちから学んだ。子育てだってそうだ。子供を愛し、自立させるため育てて行く姿は人と何の変りもない、と思う。
話がそれてしまったが、知らないもの同士はまず、慣れることから始まるはずだ。一緒にいる事で、そのうちにお互いどんな風に付き合っていけばいいのか自然に学んでいくはずだ。
だから、赤とんぼの皆さんにも、もっと地域に出かける時間があったらいいのに、と思う。しかし、実際には作業に追われ、時間がつくれないのが現状だ。
将来はグループホームの構想もある。その為に、少しずつでも、自立のための練習が組み込まれていけばいい、とも思う。みんなで食事を作ったり、洗濯をしたり、些細な事の積み重ねも必要なんじゃないかと思う。
少しずつ、時間をかけて、そんな活動も出来るようになるといいな。と、改めて考えさせられた会議だった。